比良山頂で琵琶湖の絶景を見る

2017/05/03 - 2017/05/03

ロープウェイ山頂のホテルの庭が「琵琶湖テラス」にリニューアールして
テラスから見下ろす絶景が盛んにテレビCMで流れています。

ランチやコーヒー・アイスクリームなどのメニューがあるらしい。

ワラビ取りをして、高速大型ロープウェイで山頂に一気に登り、テラスでアイスクリームを食べて、満開の水仙の丘を楽しみ、少しはエネルギー消費もしなければならないので、徒歩で下山する。

非の打ちどころのないような春のプランを立てて４人の仲間と行ってきました。

エリア 志賀(滋賀)

• 旅行の満足度: 3.5

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

湖西線志賀駅で降りると、びっくりするほどの人が争って改札を出て、バス停にダッシュ。
ロープウェイ乗り場までのバスはピストン輸送していますが
それでも長蛇の列

今日の最初の行動はロープウェイ乗り場までワラビ取りをしながら行く。
バスの混雑なんか関係ありません。

ワラビは開いてしまったものが多かったけれど、それでも、草むらをかき分けて、みんな黙々と取ります。

原始時代からのDNAのなせるわざか、どうしてこんなに夢中になっちゃうんでしょう。

やっとロープウェイ駅に着くと満開の八重桜がお出迎え

乗り場に行って又びっくり
切符を買うのも大混雑。
１21人乗りのゴンドラが１０分置きぐらいに動いているのに
４０分待ちの表示。
歩けば２時間半。山頂に着くのは2；00？

切符を買って駅を出て、長い桟橋をぐるりと回って、行列は静々と進みます
皆さん、お行儀のいいこと

改札では１21人カウントする毎にゲートを閉めます。
わたしの数人前でゲートが閉まり、ラッキー

ちょっと待っても、ゴンドラ一番乗りができれば
琵琶湖を見下ろす窓際に立てます

ゴンドラが着き乗客が下りるのを待ちます

秒速12ｍ　日本一のスピードで1783ｍの長さをあっという間に登ります
あちこちから「早い！」の声が上がります。

駅前の混雑も、段々畑のようにある満車の駐車場もあっというまに識別不能
楽器の、琵琶のネックのようにくびれた琵琶湖で一番細い対岸が見えます。

ちなみにその細い首を対岸まで架かる琵琶湖大橋は約１キロあります

ぼーと見えるのは、淡水湖の島で、日本で唯一人が住む沖島です。
幼稚園も小学校もあります

あっという間に山頂着いたら気温１０度　寒い、風よ吹かないで

琵琶湖テラス行の通路はゴンドラ駅から大行列

そんなに待てない、寒すぎる　というわけで
ベンチが置いてある無料テラスでパチリ。

怪しい雲が漂っています

中央付近にぶら下がっている怪しい人影
ジップラインです

やりたい、怖い　やりたい、怖い　年甲斐もない

と数年指をくわえて。今日も眺める人です

わーい！　
手を繋いで、はしゃいで元気が爆発

ジップラインは数秒で滑りぬけ、山頂付近を一周する次のコースに移動します。

だいぶ慣れたところで最後は、琵琶湖を眼下に、１０００メートルの谷底の上を飛ぶところ。みんな、はしゃぐ余裕なんかないようです。

あれ、やっぱり怖い。見るだけにしておこう

白いのは雪。真黄色になる水仙の丘はまだ一分咲き。
ゴマ粒のように見える人たち。
ちびっこ用のクライミングウォールやバスケのゴールや
サッカーゴールは子供がいっぱい

シュートしたって、バスケのゴール失敗したって
みんな坂に設定してあるから、ボールは勝手に転がって戻ってきます

玉拾いしなくていいので楽ちん

雲が怪しい。

寒いよー

満開を想像してください

ここが一番咲いています

眼下で子供も大人も犬も走り回っています。

専用ゲージでワンコも乗れます。こんな広いところを走り回れて

ワンコも幸せそう

寒いから、多少でも風あたりの弱い窪みでとっととお弁当を食べて
笹の登山道から下ります。

雪の上ではありませんよ。そんなところに乗ったら命はないでしょう

雪が解けたところにスミレが。
本当に植物はたくましい

「もうカタクリは残っていないわね」
言い終わらないうちにカタクリ第一号発見

馬酔木も満開

「山の春は遅くって待ちわびたぜ」と花たちが独り言

こんな岩陰にも

ここは群落は作らないけれど、あっちに一輪
こっちに二輪

下山しながら、「有った。こっちは美人。これは蕾」
と品評会をしながら降りるのが楽しいのです

これでカタクリはおしまい。間もなく林道に出ます

木々の芽吹きを縫って

林道に降りて。

ここから駅まで一時間半ぐらいかなあ。

達者な足に感謝。

沢を少し入った堰堤でおやつタイム

実際は、もっと隠れた絶景ぽかったけれど、まあいいか。

ちなみに「まあいいか」はわたしの口癖だという人がいますが、
まあいいか！

今日のワラビはこんな物

一番のスポットの入り口に
1.5ｍ以上ある多分アオダイショウ
（気持ち悪かったけれど思い出してネットで調べました）
つの字に曲がって日向ぼっこ

あんな番人がいたら草むらには入れません。

まあ、山菜取りは欲張らず、品よく楽しむのがベターです。

脳天気なゴールデンウイークでした