2020/02/14 - 2020/02/16
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RAINDANCEさん
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長野県北東部、下高井郡山ノ内町の湯田中・渋温泉郷を訪れました。「地面を掘ればすぐお湯が出てしまう」と言われる豊富な源泉温泉を誇り、志賀高原や地獄谷野猿公苑も至近で、海外からの観光客にも注目度の高いエリアです。
★2016年7月訪問:渋温泉
・渋温泉の旅館に泊まり、外湯巡り。宿でボリューム満点の田舎料理。
・夏の志賀高原、青の大沼池までハイキング。
★2020年2月訪問:安代(あんだい)温泉 …up!
・安代温泉の宿に泊まり、安代と湯田中の温泉街を散策。
・スノーモンキーを目当てに「地獄谷野猿公苑」へ。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎志賀高原ビール
◎根曲がり竹と鯖缶の味噌汁(竹の子汁)
◎信州そば
◎温泉まんじゅう
◎信州りんご(お土産)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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★2016年7月の旅行記
関越道から上信越道経由で、湯田中・渋温泉郷へ。 -
夜間瀬川水系に沿って「湯田中・渋温泉郷」が連なります。安代(あんだい)、角間(かくま)、上林(かんばやし)、沓野(くつの)、地獄谷(じごくだに)、渋(しぶ)、新湯田中(しんゆだなか)、星川(ほしかわ)、穂波(ほなみ)、湯田中温泉(ゆだなか)...10の温泉からなる温泉郷。今回泊まるのは渋温泉です。
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開湯伝説によると、およそ千三百年前にある僧が発見したらしい。戦国時代には武田信玄の隠し湯として、川中島の戦で傷ついた兵士を癒やしたとも。
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この日の宿は、渋温泉街にある「月見の湯 山一屋」。
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フロント。
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ロビーラウンジ。
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客室は広く、テレビや金庫等の備品...料金のわりにいい部屋だと思います。
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洗面台とトイレ。
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窓から見下ろす渋温泉街。
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さっそく、温泉街を歩いてみましょう。
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外国人の方もちらほら。ここは、外国人に人気のスノーモンキーが近いですから。
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渋温泉は外湯が9つあります。渋温泉に宿泊すれば、外湯巡りの鍵を貸してくれます。こちらは「三番湯 綿の湯」。
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軽く浸かってゆきましょう。
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「二番湯 笹の湯」。
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小さいですが、しっかり源泉かけ流し。
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古い温泉街でおなじみの射的。
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ずいぶん広い射的場ですね。
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湯めぐり再開、「一番湯 初湯」。
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木の壁にスノコが敷いてあり良い雰囲気。
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温泉街も歴史を感じさせる風情ある街並み。
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旅館「金具屋」、国指定有形登録文化財に指定されている、昭和初期の建物だそうです。
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「九番湯 渋大湯」、ここだけは宿泊者でなくても入れます。
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画像はありませんが、風呂は少し大きめです。建物が鉄筋で味気ないですね。
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かつてこの地を訪れた若山牧水の碑。(昭和62年建立)
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「八番湯 神明滝の湯」。
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こんな感じ。
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「七番湯 七操の湯」。
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ここは比較的新しいつくり。
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「六番湯 目洗い湯」。
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「五番湯 松の湯」。
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「四番湯 竹の湯」。
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9湯すべての外湯めぐり(一部は見るだけ)を終えて、旅館の前の商店へ立ち寄り。
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志賀高原ビールの生を見つけてしまったからには、もういただくしかありません。
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風呂上がりの一杯、最高です。
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...で、目の前の宿に帰還。
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夕食前に、宿の上階にある露天風呂へ。まさに温泉三昧。
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源泉豊富な渋温泉。
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夕食は個室です。
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ボリュームが凄すぎ。
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この豚しゃぶと野菜はおまけだと思いますが、食べ切れませんでした。
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締めのごはん。
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杏仁豆腐。
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夕食後は大浴場へ。
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これがまた、古湯の雰囲気が溢れる良い感じの風呂。
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もちろん源泉かけ流し、良いお湯でした。
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翌朝...朝食はシンプルながら充分。
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チェックアウト後、大湯の上「夢ぐり願い処」という場所へ。
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行基の碑がありました。
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足湯もあり。
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ここで、朝市が開かれていました。
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この場所の山側には急な石段。
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石段を上ると「渋高薬師」。
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高薬師から見下ろす風景。
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続いて向かったのは、東の端にある「温泉寺」。その「山門」。
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ここに「番外湯 信玄竈(かま)風呂」があります。が、閉鎖中。
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「楼門」。
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この寺は、嘉元3年(1305年)に、虎関師練国師が訪れた際に草庵を設けたのが始まりだそうです。
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旅館をチェックアウトし、渋温泉を後にします。
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さて、渋温泉から国道292号を少し登ると、すぐに志賀高原。
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このような天空ロードを走ります。
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志賀高原の蓮池。名前の通り蓮だらけ。
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蓮の花がキレイです。
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池めぐりも考えましたが、時間の関係で大沼池のみのハイキングに。大沼池入口の近くにある清水公園に車を駐め、遊歩道へ。
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木陰の中を進みます。
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しばらく歩くと大沼池に到着。ここは北の端。青いですね...ただ、曇っているので、やや暗い青です。
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池の周りに沿って歩きます。
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ひとたび陽が差すと、ご覧の様に鮮やかな青に。この青は、硫化物イオンによるものだそう。
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浅瀬は透明度抜群、硫化物イオンがもたらす酸性の強さ(pH4.4)により生物が棲めません。
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湖畔のレストハウスで休憩。
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広い店内。
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おでんとビールでいっぷく。
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志賀高原で採れた「根曲り竹」を、鯖の水煮と煮た竹の子汁。当地の郷土料理とのこと。
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再び大沼池へ。浅瀬から深くなるにつれて青味が。
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池の向こう岸に鳥居。黒姫伝説にまつわる大蛇神社の鳥居です。
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志賀高原エリアは、湯田中・渋温泉が宿場町として栄えた昔は雪深く厳しい草津街道の難所でしたが、近代においては国際的な山とスキーの有名スポットになりました。今度は雪の季節に訪れたいと思います。
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★2020年2月の旅行記
今回も関越道から上信越道へ抜け、長野市方面へ。目の前には浅間山。 -
浅間山、四阿山をぐるっと回って長野県北部まで行くのは、首都圏からだと結構な距離になります。もう少し近ければもっと頻繁に来たいのですが。
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信州中野ICにて上信越道をOUT。
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ICから湯田中温泉までは10kmと少し。
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夜間瀬川(よませがわ)。
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この夜間瀬川水系に沿って「湯田中・渋温泉郷」が連なります。安代(あんだい)、角間(かくま)、上林(かんばやし)、沓野(くつの)、地獄谷(じごくだに)、渋(しぶ)、新湯田中(しんゆだなか)、星川(ほしかわ)、穂波(ほなみ)、湯田中温泉(ゆだなか)...10の温泉からなる温泉郷。
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今回はまず、湯田中の温泉街を歩いてみます。
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「旧湯田中駅舎」。現在は「楓の館」としてリニューアルされています。
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志賀高原にちなんだ山小屋風の駅舎は、開業当時の昭和初期当時はモダンでは大変な人気だったらしい。旧湯田中駅舎は各温泉や志賀高原への玄関口として多くの客を迎え入れてきたが、昭和31年(1951年)に国鉄の上野・長野間の急行列車の乗り入れにより、ホーム反対側の現駅舎に利用が移ったとのこと。
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隣接する「楓の湯(平成15年4月開湯)」に併せ、旧駅舎を建築当時の配色に極力近いものでリニューアルしたそうです。
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交流室や展示室としても利用されてます。
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この駅は、長野電鉄長野線の終点。
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駅の脇からのびる「かえで通り」、これが湯田中温泉のメイン通りの様です。
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通り沿いの「湯宮神社」。湯田中温泉の開湯の歴史は文献によると約1350年前まで遡り、7世紀頃に僧により発見されたと残されています。この僧は、発見した温泉を「養遐齢(ようかれい)」と名づけたことから長命長寿の湯として知られるようになったとのこと。
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その湯は、現在もこの「湯田中 大湯」として残されてます。大湯の後ろは、湯田中温泉を代表する旅館「よろづや」の本館。
この旅行記を作っているまさにその最中(2021年2月)、このよろづや本館の裏手にある「松籟(しょうらい)荘」の火災のニュースが…国有形文化財の焼失は残念ですが、従業員の方は軽傷で済んで不幸中の幸いでした。 -
隣には既に休業してしまった「見崎屋」。大湯を囲む「よろづや」「見崎屋」そして向かいの「湯元旅館」が、湯田中で最初に営業を始めた老舗中の老舗ということです。
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かえで通りの突き当りには「梅翁寺(ばいおうじ)」。
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江戸中期寛保年間(1741~43年)創建の曹洞宗の寺とのこと。
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境内には「延命湯けぶり地蔵尊」があり、温泉を手拭いに浸して身体をさすることでご利益があるとのこと。
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境内入口右手に小林一茶の句碑、境内に接して「湯けぶりの足湯」があります。
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湯田中温泉の東のはずれにそびえ建つ、高さ約25mの「平和観音」。その高さは東洋一の観音像とも。
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平和観音の傍には、最近建て替えられたという「弥勒の湯」。”26(フロ)の日”以外は、地元の方しか入れない共同湯。
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そろそろ、湯田中温泉街を後にし、渋温泉の隣の安代(あんだい)温泉へ。
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なぜならば、此処にこの日の宿「山崎屋旅館」があるからです。
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帳場。
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休憩室。
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客室の写真を撮り忘れました。
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トイレは共同です。
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チェックイン後、宿の向かいの「安代大湯」へ。安代温泉の中心的共同湯です。
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宿泊者は宿で鍵を借りることができますので、軽く入ってみることに。
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半円上の大きめの風呂。お湯は熱めでした。
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安代大湯のすぐ近くに、もう一つ共同浴場の「開花湯」。
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こちらはこじんまりとした風呂でした。
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安代の温泉街を少し散策。射的の「面白屋」。
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温泉饅頭の「甘精堂」。
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山崎屋旅館に戻り、今度はゆっくり浸かります。
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こちらも熱めで良い湯でした。宿泊客が少なかったようでほぼ貸切。
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温泉の後は夕食。
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熱い温泉の後は冷たいビール。
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馬刺しに川魚の刺身など、山里らしい料理。
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茶わん蒸しに豆腐。
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川魚のホイル焼き。
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牛サイコロステーキ。
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特筆するような名物メニューはありませんが、旬の信州の素材を用いた素朴な手料理で満足でした。
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夕食後はもう一つの内湯へ。こちらは小さい方。風呂はどちらも熱めなので少し加水しないと入るのがつらい場合があります。
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窓で少し夜風にあたって就寝。
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翌朝...
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朝食は品数充分。
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チェックアウト後、「地獄谷野猿公苑」へ向かいます。2月なら、スノーモンキーが見れるだろう...との企み。ですが、暖冬で雪が少ない...
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駐車場から1.5kmほど歩きます。横湯川の対岸に見えるのは、湯田中・渋温泉郷の一つ「地獄谷温泉 後楽館」。隠すものは何もなく、完全にネイキッドな紳士が猿と一緒にお湯を楽しんでいることがありますので、ご婦人は目線にご注意を。
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野猿公苑へ。
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居ました、猿たち。こう暖かいと温泉には入ってくれない様です。残念!
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親子猿。
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人気はやはり子猿です。
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子猿を見守る母猿。
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川べりで抱き合う猿。
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夫婦でしょうか、親子でしょうか?...人類では分断が囁かれる時代ですが、彼らはいつまで見ててもただじっと抱き合ったままでした。
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町へ戻りました。
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気が付けばもうお昼時、町外れにある手打ちそば処「羅臼庵」へ。
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たまたま見つけて入った店です。
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妻は「吟醸そば」、付け合わせで「季節の天ぷら」も。
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天ぷらは、山芋・とうもろこし・きのこ・南京。
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私は、羅臼庵そばをかけで。邪道と言われようが、温かいのが好きなのです。
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ランチの後は沓野温泉地区をぶらり。こちらは「天川(あまがわ)神社」。
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7年に一度の”御柱祭”では、渋温泉からこの神社に御柱が運ばれるそうです。
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拝殿。本殿は享和3年(1803年)に建てられたとのこと。
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「弥生乃湯」。おそらく地元の方しか入れない共同湯。
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こちらの「熱の湯」も。
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「醸造元 玉村本店」、清酒「縁喜(えんぎ)」の銘柄で知られる、文化2年(1805年)創業の酒蔵です。
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玉村本店では、”志賀高原ビール”も手掛けています。その醸造所。
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横湯川の南岸にある沓野温泉地区は高台になっており、渋・安代の温泉街を見下ろせます。
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そろそろ、湯田中・渋温泉郷をあとにします。最後に、上信越道から来ると温泉郷の玄関口にあたるといっても良さそうな「道の駅 北信州やまのうち」に立ち寄り。
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信州だけにリンゴがたくさん...お土産にひと袋。
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温泉地だけに温泉まんじゅう。これもひと箱。
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温泉猿は見れなくて残念でしたが、温泉は志賀高原を挟んで草津の反対側なのでさすがの湯量でした。古来から湯治場として栄えた街並みも風情がありました。それにしても、上信越の周囲には良い温泉が多いですね。
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