2015/05/18 - 2015/05/24
1611位(同エリア17017件中)
ありママさん
2015年が明けました。
夫は年末年始はイタリア一人旅、シフト勤務の子ども達は2人とも新年早々出勤なので、50代最後の新年をひとりで迎えたのでした。
誕生日が来たら還暦です。
残りの人生を考えると、あと何回海外旅行に行けるだろうか?
たとえ長生きしても足腰の丈夫な時間は限られている。
だから、一回一回の旅行を大切にしよう。
これからはできれば一人旅を充実させたい。
自分の旅行は自分でプロデュースする。
自分の24時間は自分でプロデュースする。
行きたい時に行きたい場所に行き、食べたいものを食べたい時間に食べ、或る時は気ぜわしく観光して回り、或る時は公園のベンチに腰掛けて、のんびり地元民をウォッチング。
旅先で出会った人との一期一会を大切にしよう。
なんてことを考えていたら、善は急げ。
すぐにでもどこかへ飛んでいきたくなりまして、世界ふれあい街歩きを見て&KLMのキャンペーンのメルマガを見て行き先を決定。
フランス・アルザス地方のコルマール、リクヴィール、リヴォーヴィレ、ストラスブール5泊7日と、私にしては短期旅行ですが仕方なく、これで手打ちです。
5月18日 福岡~アムステルダム~パリ
5月19日 パリ~コルマール
5月20日 コルマール、リクヴィール、リボーヴィレ
5月21日 コルマール~ストラスブール
5月22日 ストラスブール~パリ
5月23日 パリ~帰国
5月24日 福岡
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5泊7日の短期旅行の荷物は、ソフトバンクホークス・ファンクラブ ハイグレード会員入会特典でもらった、機内持ち込み可のスーツケースに詰めました。
福岡空港は、航空会社カウンターに並ぶ前に、荷物のセキュリティチェックがあります。
この日は平日にもかかわらず、今までに経験したことのない物凄く長い行列が出来ていました。
福岡空港は午前中にアジアへの出発便が多いので、朝はいつも混雑するのです。 -
福岡から唯一のヨーロッパ直行便であるKLMで、アムステルダムで乗り換えてパリへ。
キャンペーン料金だったので、トータル82,600円でした。(クレカ払い手数料含む)
燃サが31,100円もしたのですよ。
福岡空港は税金が900円+消費税なのが嬉しいです。
博多駅からの近さも魅力的なのは言うまでも有りません。
これは、飛行機型のイヤホン(ヘッドフォン?)
可愛い~。
持って帰りたかったワ。 -
1回目の機内食&白ワイン
2014年春にも利用しましたが、その時よりもかなり空席が目立っていました。
私は直前に座席をWEB予約。
窓側3列全部空席だったので、ヨーロッパ線では珍しく窓側を選択。
結局隣2席は空席のままだったので、食後はアームレストを上げて、横になっていました。
いわゆるエコノミー・フルフラットっちゅうヤツですね。 -
座席後方のギャレーには、ドリンク各種と・・・
-
オランダ産のお菓子が。
機内では、北九州市出身の直木賞作家 葉室麟さん原作の映画『蜩の記』を見ました。
原作は読んだことはありませんが、不覚にも涙が出ました。 -
2回目の機内食
1年前と同じく、トマトソースのペンネでした。
赤ワインを頂きます。 -
無事アムステルダム・スキポール空港到着。
パリ行きへの乗り換え時間は1時間15分。
イミグレを通過し、出発ゲートへ向かう途中のホールにある両替所。 -
私は、どこに行くにも両替はせず、キャッシングばかり。
使い慣れたGWKのATMでユーロを借金します。
昨年の残りは10数ユーロだけだったので、これで安心してパリへ行けます。
もちろんパリ・CDGにもATMは有りますよ。 -
キャッシングもスムーズに終わり、パリ行き出発ゲート C-5へ。
-
日本、特に地方空港ではお目にかかれないエアラインの機体を見るのも、海外旅行の楽しみの一つです。
ここからどこの国へ飛んで行くのかしら?
どこから飛んで来たのかしら?
あれこれ想像しながら眺めます。 -
スキポールからパリCDGまで1時間15分のフライトですが、KLMではお菓子やドリンクが出ます。
もう少し遅い便だと、サンドイッチが頂けます。 -
この旅行の数ヵ月後、福岡~アムステルダム便が廃止になる、と発表があったのですが、そんなこととはつゆ知らず。
KLMのロゴを撮影したのは結局これが最後となってしまいました。 -
パリ シャルル・ドゴール空港 ターミナル2に到着。
荷物は機内に持ち込んだので、ターミナルを直ぐに出てバス停へ。シャルルドゴール空港 (CDG) 空港
-
ロワシーバスでオペラまで行きます。
バスは出たばかりとみえて、中々次が来ません。
来るまで、ルーマニア人の若い女性とお話をして時間を潰します。
彼女は、半年前まで、フランスの日産で働いていたとのこと。
今はパリの大学で経済学を勉強中。
「日産はとっても良い会社よ、日本人も沢山いたよ。」だそうです。
私のことも話しました。
日本の南の福岡って所から、アムステルダムで乗り換えてパリに着いたこと。
今夜はパリに泊まり、明日コルマールへ行くこと。等等。
フランス語は話せるか?と聞かれ
「ボンジュール、メルシー、オールボワール、アンシャンテ・・・それくらいしか喋れないワ」と言うと、
「それだけ言えれば充分よ、充分!」と太鼓判を押されました。(笑)
そうこうするうちにバスがやって来ました。
彼女とはオールボワール。シャルルドゴール空港 (CDG) 空港
-
バスの中では、イタリア出身のマダムとお話しました。
3年前に日本を旅行したそうです。
「東京、河口湖、信州、京都、そして南の方のナントカ、う~ん思い出せないわ」
って言っていました。
お陰で退屈せずに、オペラ座前に到着。
本日のお宿は、ギャラリーラファイエット裏の、3☆ホテルです。ロワシーバスや地下鉄利用には便利 by ありママさんホテル アンティン トリニテ ホテル
-
狭いけど、一人なので充分です。
パリはお宿がお高いので、これでも14,000円ほどでした。 -
ホテルを出て、オペラ界隈で夕食を。
途中で小雨が降り出したので、慌てて近くのレストランへ逃げ込みました。
昨年、オペラ鑑賞前に、夫と娘と3人で夕食を摂ったレストランです。
L'ENTRACTE OPERA
窓の外、左にパリ・オペラ座ガルニエが見えます。 -
メニューには英語表記がありますが、どんなお料理か想像がつかないので、クロックマダムを頂きます。
それとビールね。
おつまみにプレッツェルが付いていました。
あ~お腹いっぱい。
ホテルへ戻ります。 -
おはようございます。
コルマールへ行く前に、午前中の数時間だけパリ観光です。
ホテルから徒歩で行ける、聖トリニティ教会へ行きましょう。 -
7時45分頃でしたが、前方でミサが執り行われていました。
聖職者による朝の聖務日課でしょうか?
信者さんらしき地元の人々の気配が感じられませんでした。
撮影許可を取りたかったのですが・・・ -
ステンドグラスの写真はこれ1枚だけ撮りました。
-
シャッター音を立てるのも憚られるくらいの静まり返った教会ですが、”大好物”のパイプオルガンは撮らずにはおられない。
私がこの教会に来たかった理由は、フランスの現代音楽作曲家、オルガニスト、宗教家であったオリビエ・メシアン(1908~1992)がここのオルガニストだったそうで、
興味を持ったのでした。
メシアンの名は、クラシック音楽ファン以外には馴染みが無いと思いますが、とても親日家で、来日した折に訪問した奈良・山中湖・宮島・軽井沢、そして雅楽からインスピレーションを受けて『七つの徘諧』と言う作品を残しています。
また音楽教育者としても、多くの日本人作曲家を指導したそうです。
これは彼も演奏したオルガンなのでしょうか? -
ぶれていますが、この方がメシアン先生です。
記念に、ここのオルガン演奏のCDを買いたかったのですが、誰もいなかったので諦めて外へ出ました。 -
ホテルをチェックアウトするまで、パリを散策。
フラゴナールで練り香水を、お土産店で絵葉書を買いました。
絵葉書はホテルで書いて、友人に送りました。 -
11時半過ぎにホテルをチェックアウトし、メトロでパリ東駅へ。
-
これが東駅です。
北駅ほど素敵ではありませんね。パリ東駅 駅
-
12時55分発の列車でコルマールへ。
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ここに限らず、人が集まる場所には、このような迷彩服を着て、銃を携えたお兄さん達が何人もパトロールしています。
パリ東駅 駅
-
エキナカのPAULと言う、有名ベーカリーでパンとサラダとヨーグルト、そしてエヴィアンを買って、乗り込みます。
チケットは出発前に自宅のパソコンで購入済み。
IPHONEのパスブックに入れて、車内で検札に来た車掌さんに見せます。
なんて便利なシステムなんでしょう。
日本も少しは見習ったらどうかしら? -
だんだんアルザス地方に近付いて来たようです。
のどかな田園風景がひろがります。 -
見渡す限りのぶどう畑。
ワインの美味しい地域です。
それも楽しみの一つです。 -
そうこうするうちにコルマールに着きました。
赤レンガ造りの駅舎に、いきなり萌え~。コルマール駅 駅
-
駅の目の前に建つ ベストウエスタン・グランドホテル・ブリストル
ここに2泊します。
・・・続くベスト ウェスタン グランド ホテル ブリストル ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
-
- sanaboさん 2020/08/14 00:26:05
- 残暑お見舞い申し上げます。
- ありママさま、こんばんは
先日ちょこっと覗いて、新作をアップしていらっしゃらなかったので
そのまま帰って来てしまいましたが、あしあとを見つけて下さったのですね。
ありがとうございました♪
猛暑とコロナ渦の日々、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
ありママさまも今年の海外旅行のご予定をキャンセルされましたでしょう?
我が家は6月の夫とのクロアチア旅行を諦め、しかも肩身の狭い
東京人ですから国内旅行にも行けず、ずーっとステイホームしています(T_T)
今日は2015年の「ロンリーアルザス旅行」にお邪魔いたしました。
どこがロンリー?と思うほど、軽やかで楽し気な足取りのありママさまの
お姿が目に浮かぶようでした。
地元愛を感じる『I LOVE 福岡』のステッカーに思わずふふっ(´艸`*)
アルザスは私も大好きで2年連続で訪れてしまったほど。
可愛らしい家々とこの時期でしたらお花も沢山咲いていて
乙女心をぎゅっと鷲掴みにされたことでしょう。
また楽しみにお伺いさせていただきますね♪
ご自愛なさり、今年の猛暑もお元気で乗り切られますように☆彡
sanabo
- ありママさん からの返信 2020/08/14 21:53:19
- RE: 残暑お見舞い申し上げます。
- sanabo様、こんばんは☆
お忙しい中、いつもながらの温かいメッセージをありがとうございます。
GWに予定していた、ギリシャ&ブルガリア旅行をキャンセルしました。
6月末に、ドイツ、オーストリア、スイスの小さな町への、オペラ鑑賞一人旅と、8月のアイスランド旅行は、予約寸前でコロナが広がり断念。
キャンセルの煩わしさから逃れられたので、却ってラッキーでした。
そんなこんなで、意気消沈したままどこにも行けない夏を過ごしています。
4トラもすっかりご無沙汰しています。
台湾旅行記の続き(残り1編なのに)と年末年始のタイ旅行の記録をまとめたいのですが・・・
sanaboさまの次回ご訪問時には、お土産を持って帰って頂けるよう、久々に旅行記を作成しようかしら・・・
新コロに加え、熱中症の心配も重なりますが、くれぐれもお体大切にお過ごしくださいませね。
追伸:アルザス旅行では、すっかりアルザスワインにはまってしまい、今月だけで、2本も飲み干しました。エヘヘ・・・
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