2017/05/25 - 2017/05/26
162位(同エリア17030件中)
ベームさん
標題の”最後の海外旅行となるか”は旅行前の予感と旅行後の実感です。
その予感で死ぬまでにもう一度パリとパリの美術館を見ておきたいと思うので今年はフランスにしました。
5月25日から6月15日、足掛け20泊22日。パリには前後12泊しましたが、地方へ出かける拠点としたほかは専ら美術館巡りについやし、パリの街歩きはその合間にしました。傘の出番は1度だけ、しかもほんの20分程度で連日日本より暑い日が続きました。暑さは一番こたえます。
前回2014年のようなストライキやペテンに逢わず旅程はすべて順調にこなし一応目的は達しました。が、同時にもはや私は海外旅行には向かないことを悟りました。とにかく口に合うものが無い、長時間歩けない、好奇心の減退等。それに気質の異なる人種の間で行動するのも煩わしくなりました。。
でもせっかく撮ってきた写真です。ブログに投稿するうちにまた気力が湧いて来るかもしれません。
最初はパリで5連泊した第1日目です。ルーヴル美術館に行きました。
写真はルーヴル美術館、ガラスのピラミッド。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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訪問地。19の町を巡りました。
5/25~5/29:パリ。
5/30:パリ~サン・マロ~ディナン。
5/31:ディナン~レンヌ。
6/1:レンヌ~カンペール。
6/2:カンペール~カルナック~ヴァンヌ。
6/3:ヴァンヌ~パリ。
6/4:パリ~サン・ジェルマン・アン・レー~シャトゥー~パリ。
6/5:パリ~シャルトル~パリ。
6/6:パリ~ポワティエ。
6/7:ポワティエ~サン・サヴァン~ブールジュ。
6/8:ブールジュ~パリ。
6/9:パリ~ポントワーズ~パリ。
6/10:パリ~クリュニー~マコン。
6/11:マコン~スミュール・アン・ノーソワ。
6/12:スミュール・アン・ノーソワ~ヴェズレー~パリ。
6/13:パリ~モレ・シュル・ロワン~パリ。
6/14:パリ~帰国。6/15:羽田空港着。 -
5/25(木)、1日目。
出発は羽田空港。 -
今回は発着とも羽田空港、成田まで行かなくて済むのは便利なことです。
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オンラインでチェックインは済ましてありますが、念のため係員に搭乗方法を訊きました。
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出発ロビー。
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一寸構内の商店街を見て回りました。
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11:45発CDGシャルル・ド・ゴール空港行き、全日空NH215便。
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機体はB787。
これから退屈な約11時間半のフライトです。座席は窓側3列を一人で使えました。楽でした。荷物はいつものとおり機内持ち込みのバッグ一つとリュック。 -
ようやくドイツあたりの上空に到着。
モニターに面白いのが無く、本を読んだり音楽を聴いたり、少しは眠ったかもしれません。 -
フランス上空。
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フランス上空、着陸間近。
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シャルル・ド・ゴール空港到着。現地時間16時50分。快晴。
食事は2回。羽田空港離陸後しばらくして、と着陸2時間前に軽食。ファースト、ビジネスクラスの食事はいざ知らず、エコノミーの食事はほんとに美味しくない。
アルコールを慎んでいるので飲み物はトマトジュースとお茶で通す。
私の斜め前の男性、飲まなきゃ損とばかりにビールをやたらと注文している。いささかさもしい感じ。 -
ながーいエスカレーター。
これからの旅に期待と多少の不安を覚えつつ。フランスは6回目とはいえ言葉と食べ物とストライキ(2014年には困らされました)と足腰に不安がありますから。
こういう気持ちはいつ空港に降り立っても感じるものです。 -
到着ロビーの観光案内所でパリ・ミュージアム・パス4日間用を購入、62ユーロでした。あすから4日間フルに使います。
パリ市内には鉄道線・RERで行くのでCDGVAL(シャルル・ド・ゴール・ヴァル)でターミナル1駅からターミナル3駅まで移動。
案内標識だけが頼りです。見落とさないようキョロキョロしながらひたすら歩きました。 -
RER(エルウーエル)はターミナル3駅に乗り入れています。
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CDGVALの車内。
数分間隔でシャトル運転しています。幅が狭いです。 -
ターミナル3駅でRER・B線に乗換え。
切符はパリ市内まで10ユーロ、自動販売機でカードで購入。
RER車内は黒人が多い。アコーディオンを弾いたり演説をしたりして、その後で紙コップを持って車内を廻る。殆どの人は無視するが小銭を入れる人たまにもいる。 -
ダンフェール・ロシュロー駅で地下鉄6号線に乗換え、エドガー・キネで下車。
パリ市内ではRER,地下鉄間切符1枚で乗り換えできます。
ようやく駅から1~2分のホテル・アポリネールに到着。5泊と2泊、計7泊お世話になります。とにかくホテルに着いて荷物をどさりと投げ出すとホッとしますね。
今回ホテルは初めてセーヌの左岸、モンパルナスとリヨン地区にしました。フランス中部に行くのにモンパルナス駅とリヨン駅を使うからです。
アポリネールの名に惹かれましたが、詩人を感じさせるような雰囲気はありませんでした。 -
エドガー・キネ駅前。
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地下鉄から地上に出ると目の前にモンパルナス・タワーが聳えてるのにびっくりしました。
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ホテルにチェックインして付近の様子を探りに外出。
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お腹はすきませんが何も食べないわけにはいかないので、街角のカフェで軽く。
無事ホテルに着いて一安心なのでワインを飲みました。水は水道水なのでタダです。ユヌ・カラフまたはカラフ・ドォー・シル・ヴ・プレと云えば持ってきてくれます。私は幸いフランスでもドイツでも水道の水は飲めます。むしろ日本の水道水より柔らかくておいしいです。 -
無事ホテルに到着し、今日はもう寝るだけだ、明日から旅が始まるんだ、という解放された気持ちでワインなどを楽しむ。何とも言えません。アルコールに弱いので、少し飲むだけで陶然とします。
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駅前にオデッサというホテルがあり、こんな看板が架かっていました。
「画家藤田が1913年ここで暮らし仕事をした」。
藤田はふつう”HUJITA”でしょうが、フランス語ではHは発音しないので”ウジタ”となってしまいます。それで”FOUJITA"と書いてるのでしょう。 -
ホテル・オデッサ。
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翌朝、オデッサの下のカフェでプチ・デジュネ/朝食。
搾ったオレンジジュース、コーヒー、クロワッサン、ジャム付きパン/タルティーヌ。9,9ユーロ。
どこでも同じようなものです。ロトンドとかクーポールみたいな有名カフェでは12~13ユーロします。
フランスのホテルはドイツと違って一般にホテル代に朝食は含まれていません。朝食を頼むと安ホテルでだいたい10ユーロ程です。
私は朝スタートが早い時はカフェで、ゆっくりの時はホテルで摂りました。 -
5/26(金)、2日目。快晴。パリ滞在中連日30度ほどの暑い日が続きました。
今日から四日間はパリ・ミュージアム・パスを使って美術館を訪ね、その間隙にパリ市内を歩くつもりです。
最初はルーヴル美術館。 -
カルネ(地下鉄の回数券。10枚で14.5ユーロ)購入。単券で買うとたしか1枚1.9ユーロです。
地下鉄モンパルナス・ビヤンヴニュから地下鉄12号線でコンコルドまで。
コンコルドで1号線に乗換えパレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴルまで。 -
地下鉄1号線の車両。
パリの中心部を横断し東京の丸ノ内線か銀座線の様なもの。一番古く以前は汚い車両でしたが今回乗ってみると、ドアの開閉は自動化され綺麗になっていました。
でも総じてパリの地下鉄は汚い。特に構内、通路。ついでに言うと乗客も汚い。 -
ルーヴル美術館。
何処で撮ったのかまだ入館前なのにピュジェの中庭が覗けました。 -
ピエール・ピュジェ:クロトナのミロ。
1670~1682年。 -
外から撮っています。
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ガラスのピラミッドのある広場に来ました。
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静まり返った広場。
フランスに来るたび、ルーヴルに寄ります。でないとフランスに来た気がしない。 -
8時20分ころでまだほとんど人はいません。。
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広場の向うにカルーゼル凱旋門。
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カルーゼル凱旋門。
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ルイ14世騎馬像。
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ピラミッドの入り口からエスカレーターで降りたナポレオン・ホール。
9時オープンの前には沢山の人の行列が出来ました。パリ・ミュージアム・パスなど事前に入場券を持つ人とこれから購入する人の列が違います。
ここからドノン翼、シュリー翼、リシュリュー翼のどれにも行けます。またこのフロアで日本語の館内案内図も貰えます。でも回っているうちにどこに居るのか分からなくなり、何度も係員に案内図を見せながら「ここは何処ですか?」と訊きました。 -
効率よくドノン翼、シュリー翼、リシュリュー翼と周るつもりです、というか周るつもりでした。
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まず、たいていの人が向かうドノン翼のサモトラケのニケ像へ。
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早く入館したのにもうこの人だかり。
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サモトラケのニケ。
紀元前190年頃。大理石。高さ328㎝。
ロドス軍の海戦勝利を記念してエーゲ海、サモトラケ島の神殿を飾っていたもの。 -
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サモトラケのニケの先からグランド・ギャルリーにかけイタリア絵画の展示が始まります。
アレッサンドロ・ボッティチェリ(1445~1510):若い婦人に贈り物を捧げるヴィーナスと三美神。
1483年頃。フレスコ画。
以下ルーヴル美術館の展示品の写真がずっと続きます。適当にご覧ください。 -
ボッティチェリ:ヴィーナスによって7人の学芸女神たちに紹介される若者。
1483年頃。フレスコ画。
画名は一般に流布されているもの以外は辞書をひっくり返しながら訳しましたので間違っている物もあると思います。ご勘弁ください。 -
ボッティチェリ:聖母子と若い洗礼者ヨハネ。
1475年頃。
なるべく同じ画家の絵を並べましたので、必ずしも展示順とはなっていません。 -
ベルナルディノ・ルイーニ(1485~1532):羊飼いたちとキリスト降誕。
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ベルナルディーノ・ルイーニ:洗礼者ヨハネの首を受けとるサロメ。
ガリラヤのヘロデ王のもとにいた洗礼者ヨハネは、王と王妃ヘロデヤ(死んだ王の兄弟の妻)は不倫の関係であると非難し牢に繋がれる。
王の誕生日、ヘロデヤの娘サロメの舞に喜んだ王は娘に何でも望みの物を与える、と約束した。サロメは母と示し合せヨハネの首を所望した。 -
ベルナルディーノ・ルイーニ:幼子イエスの眠り。
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ジョット・ディ・ボンドーネ(1267~1337):聖痕を受けるアッシジの聖フランチェスコ。
1300年頃。板絵。
聖痕とはキリストが磔刑の時手足に受けた傷の跡。信心深い聖フランチェスコの同じ場所に傷跡が現れます。 -
ジョット・ディ・ボンドーネ:キリスト磔刑。
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チェンニ・ディ・ペーポ、通称チマブーエ:6人の天使に囲まれた荘厳の母子像。
1280年頃。板絵。 -
グィド・ディ・ピエトロ、通称フラ・アンジェリコ:聖母戴冠。
1432年頃。板絵。
死して天国に被昇天した聖母マリアがキリストの手により天の女王として戴冠される場面。 -
ヤコポ・デル・セライオ(1442~1493):アシュエルス王によるエステルの戴冠。
1490年頃。 -
ジロラモ・ディ・ベンヴェヌート(1470~1524):パリスの審判。
1500年頃。
あるいきさつから一番美しい女神は誰か、という事になった。審査の場で黄金の林檎を与えられたものが一番美しい女神となる決まり。ヘラとアテナとヴィーナスが争った。審判長はゼウスから指名された後のトロイの王子パリス。
3人の女神は自分を選んでくれたら次の物を与えると約束する。ヘラは世界の支配権を、アテナは戦における勝利を、ヴィーナスは世界一の美女を。
パリスはヴィーナスに黄金の林檎を与えた。これがのちのトロイ戦争の端緒となったのです。 -
ピサネッロ(1395~1455):エステ荘の若い王女の肖像。
1440年頃。 -
ロレンツォ・ヴェネチアーノ:薔薇の聖母。
1372年。 -
ドメニコ・ギルランダイオ:聖母マリアの聖エリザベス訪問。
1491年。
マリアとエリザベスは従姉妹同士。共に無原罪のお宿り(処女懐妊)している二人は再会を喜びます。
マリアから生まれたのがイエス、エリザベスから生まれたのが後の洗礼者ヨハネ。それでイエスとヨハネは又従兄弟となります。 -
ギルランダイオ:老人と少年の肖像。
1490年。 -
グランド・ギャルリー。
イタリア絵画の傑作がずらりと展示されています。 -
マンテーニヤ(1431~1506):聖セバスチャン。
1480年。 -
マンテーニヤ:キリスト磔刑。
1459年頃。 -
マンテーニヤ:勝利の聖母マリア。
1496年。 -
ピエロ・ディ・コシモ(1462~1522):鳩と聖母子。
1490年頃。 -
バルトロメオ・ヴェネト:キリスト割礼。
1506年。 -
フランチェスコ・マルミッタ:聖ベノイトと聖カンタンと二人の天使の間の聖母子。
1505年頃。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品もラファエロも目の前に。信じられません。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519):洗礼者ヨハネ。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ:岩窟の聖母。
1486年頃。 -
聖母が肩に手を置いているのが後の洗礼者ヨハネ、右下がキリスト。右の女性は天使。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ:ある女性の肖像、通称麗しのフェロニエール。
1499年頃。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチ:聖アンナと聖母子。
1510年頃。
後の女性アンナはマリアの母。したがってこの絵は親子3代が描かれています。アンアもマリアを無原罪のお宿りで生みました。 -
ラファエロ・サンツィオ(1483~1520):聖母子と幼い洗礼者ヨハネ、通称美しき女庭師。
1508年頃。 -
ラファエロ:幼い洗礼者ヨハネと聖母子、通称青い髪飾りの聖母。
1512年頃。 -
グランド・ギャルリーから横に入った一室は特別な部屋です。
レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザとヴェロネーゼの大作カナの婚宴の展示室です。
比較的早い時間ですが雑踏していて少しずつ前へ。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチ:ラ・ジョコンド、通称モナ・リザ。
1503~1506年。
柵に囲われていて近づけず、防弾ガラスに覆われていて鮮明な写真が撮れません。 -
ヴェロネーゼ:カナの婚宴。
1563年頃。
もとイタリアのある修道院に飾られていたものをナポレオンが取ってきたそうです。 -
信者の結婚式に招かれたキリストが、ワインが無くなった時甕の水をワインに変える奇跡を顕した場面です。
モナ・リザの小さな絵と壁一面のカナの婚宴の大きな絵が向かい合っています。 -
再びグランド・ギャルリーへ。
ティチアーノ(1488~1576):エマオの巡礼者たち。
1530年頃。 -
コレッジジョ(1489~1534):サテュロスに見つけられたヴィーナスとアモール。
1525年頃。
サテュロスは好色な獣神。 -
コレッジョ:聖セバスチャンの前での聖カタリーナの神秘の結婚。
1526年頃。 -
カラヴァッジョ(1571~1610):女占い師。
1595年頃。 -
グランド・ギャルリー。
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ギド・レーニ(1575~1642):ゴリアテに勝ったダヴィデ。
1605年頃。 -
ギド・レーニ:受胎告知。
1629年頃。 -
外の眺め。カルーゼル凱旋門。
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ドノン翼の向かいにリシュリュー翼。
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ミケランジェロ・アンセルミ(1491~1554):洗礼者ヨハネと聖エティエンヌの間で至福を受ける聖母マリア。
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ウジェーヌ・ドラクロワ(1798~1863):7月28日、民衆を導く自由の女神。
1830年。
1830年7月革命を描いています。旗を振る女性はフランス共和国の象徴マリアンヌ。 -
ウジェーヌ・ドラクロワ:サルダナパールの死。
1827年。
アッシリア王サルダナパールは敵に攻められてまわりの愛妾、近習などを兵士に殺させ、それを眺めながら死んでいきました。 -
ドラクロワ:キオス島の虐殺。
1824年。 -
部分拡大。
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ドラクロワ:アルジェリアの女たち。
1834年。 -
堂々と模写するだけあって上手ですね。
模写するには特別な条件は無く申請し許可を受ければよいようだが、その申請が大変らしい。ルーヴル美術館のテレビでは簡単なように報じられていたが。 -
ジェリコー(1791~1824):メデューズ号の筏。
1819年。
フランス海軍のメデュース号が難破し筏で漂流した僅かの生存者が救出された事件を基にしている。 -
アリイ・シェッファー(1795~1858):ダンテの前に現われたフランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊。
1855年。 -
鏡。
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ドミニク・アングル(1780~1867):ランス大聖堂のシャルル7世聖別式でのジャンヌ・ダルク。
1855年。 -
アングル:アンジェリクを救うルッジェーロ。
1819年。
十字軍と回教徒が争う時代。海辺の岩に繋がれあわや海獣の餌食にされようとしているアンジェリクをサラセンの勇者ルッジェーロが救う。
「鎖に繋がれたアンドロメダ」とモチーフが似ています。 -
アングル:アンジェリク。
1819年。 -
アングル:オダリスク、通称グランド・オダリスク。
1814年。 -
角度を変えて。
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アングル:スフィンクスの謎を解くオイディプス。
1808年。
父テーバイ王に捨てられたオイディプス、長じて「父を殺して母を妻とする」というアポロンの神託をうける。放浪の途中ふとした争いから知らずに殺した相手は父だった。テーバイに入ったオイディプスは、町の住民が怪獣スフィンクスに苦しめられていると聞きスフィンクスの懸ける謎を解き退治する。
スフィンクスを退治した者には王位と王の未亡人イオカステを与える、との摂政の宣言でオイディプスはテーバイ王となりイオカステを妻とした。イオカステはオイディプスの母だった。
ここにアポロンの神託は実現した。
のちこの事実を知ったオイディプスは我と我が両目を突いて盲目になりイオカステは自殺する。
スフィンクスの懸けた謎とは「朝は四足、昼は二本の足、晩は三本足で歩く者はなにか」。答えは「人間」です。赤児の時は四肢で這い、成人して二本の脚で立ち、老いては杖を第三の足とする、からです。 -
アングル:カロリーヌ・リヴィエール嬢。
1805年。 -
アングル:左リヴィエール嬢、右リヴィエール夫人。
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ピエール・ポール・プリュドン(1758~1823):プシケの誘拐。
1814年。 -
ピエール・ポール・プリュドン(1758~1823):皇妃ジョイゼフィーヌの肖像。
1805年。
世継ぎを生めなかったジョゼフィーヌはのちナポレオンから離縁されます。それを予期してか物思いにふけった表情です。 -
アンヌ・ルイ・ジロデ・トリオゾン(1767~1824):ピグマリオンとガラテア。
1819年。
キプロスの王ピグマリオンは彫刻が得意で、理想の女性像を造りガラテアと名付けた。その内この彫刻に恋をしてしまう。哀れに思ったヴィーナスはこの彫刻に命を吹き込み生身となったガラテアとピグマリオンは目出度く夫婦となった。 -
ルイ・ダヴィッド(1748~1825):ヴィルヌーヴのジュリエット・ブレ。
1824年。 -
ダヴィッド:レカミエ夫人。
1800年。
レカミエ夫人は銀行家の妻で当代一の美人だっだそうです。 -
ダヴィッド:ナポポレオンの戴冠。
1807年。
大勢の人で近づけない。ダヴィッドはナポレオンのお抱え画家みたいなもので、ナポレオンの失脚後は苦労したそうです。 -
ダヴィッド:サビニの女たち。
1799年。
サビニの女たちを略奪したローマ軍と、それを取り返そうとするサビニ軍の争い。略奪された女たちが両者の間に割って入り戦いを止めさせようとしている。 -
ダヴィッド:ホラティウス兄弟の誓い。
1784年。
戦にはやる男たちと対照的に部屋の隅で女たちが悲しみに暮れています。 -
ダヴィッド:パリスとヘレネの恋。
1788年。
トロイの王子パリスの審判でヘラとアテナとヴィーナスのうちからヴィーナスを選んだパリス。ヴィーナスはパリスに世界一の美女を与える、と約束した。のちスパルタ王メネラオスの妃ヘレネを見たパリスはこれぞ世界一の美女と思い、ヘレネを略奪しトロイに帰る。怒ったメネラオスは兄アガメムノーンとともにギリシャ全軍を率いトロイを攻める。
トロイ戦争の始まりです。 -
ヴィジェ・ル・ブラン(1755~1842):ヴィジェ・ル・ブラン夫人とその娘。
1789年。
ブランはマリー・アントワネットの寵愛を受けました。それでフランス革命後は国を追われるなど波乱の生涯を送りました。 -
ヴィジェ・ル・ブラン:ブラン夫人と娘ジャンウ・ルーシー。
1786年。
容姿に自信があるのかよく自分の絵を描いています。実際綺麗です。 -
ヴィジェ・ル・ブラン:モレ・レイモンド夫人の肖像。
1786年。 -
サビニの女たちとナポレオンの戴冠がある部屋。
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古代ギリシャ・ローマ部門に入り込んだようです。このころは何処をどう歩いたか分からなくなっていました。
悲劇のミューズ。 -
半ば横たわった男性像。
3世紀中頃。 -
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石棺。
紀元220~230年頃。大理石。 -
ミロのヴィーナス。
紀元前2世紀末年頃。大理石。高さ2.02m。
1820年、ギリシャ、メロス島で発見された。 -
完璧な美。
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後姿にもエロスを感じます。
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アフロディティ、通称カピトル。
2世紀頃。大理石。ローマ。 -
アテナ/ミネルヴァ像。
1~2世紀。ローマ。 -
アテナ像。
1世紀。イタリア・ヴェレトリ。 -
副葬品の甕。
2世紀。ペルガメ。 -
狩りの女神アルテミス、通称ヴェルサイユのディアーヌ。
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まどろむヘルマフロディトス。
紀元前200年頃の作品を200年頃ローマ時代に複製した物。 -
ギリシャ神話のヘルメスとアフロディーテの子供。
泉のニンフがゼウスに頼んで思いを寄せる美少年と合体させてもらったという伝説もあります。 -
したがって両性具有です。
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チェルヴェテリの夫婦像の棺。
紀元前6世紀。テラコッタ。古代エトルリア・チェルヴェテリ。
夫婦で宴席にはべっている姿です。
後ろの窓の明るさで見えませんがそこに夫人の頭部があります。 -
ちゃんと頭があります。カタログより。
この夫婦の笑みをアルカイック・スマイルといいます。 -
骨壺:寝台に半身を横たえる夫婦。
紀元前500年頃。テラコッタ。チェルヴェテリ。 -
ケラミエスのコレー。
紀元前570~560年頃。大理石。サモス島・ヘラ神殿。192㎝。
コレーとは衣をつけた若い女性のこと。アルカイック彫刻の典型です。 -
オーセールの婦人像。
紀元前630年頃。石灰岩。クレタ島。75㎝の小さな像です。
オーセールの美術館で発見されたのでこの名が付いた。 -
クラテル(混酒器)。
紀元前530年頃。エトルリア。
古代ギリシャでは宴会などでワインと水を混ぜるのにこういった大型の甕が使われた。 -
紀元前580年頃。エトルリア。
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アンフォラ。
二つの取っ手と長い頸が特徴の甕。古代ギリシャ・ローマ時代オリーヴ、ワイン、穀物などの貯蔵に使われた。紀元前690年頃。アテネ。 -
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キリスト十字架降架。
13世紀。イタリア・ラティウム。 -
受胎告知の天使。
15世紀前半。シエナ。 -
聖母子。
15世紀前半。フローレンス。 -
ヤコポ・デラ・ケルチア:聖母子。
15世紀前半頃。シェナ。 -
伝サンティ・ブグリオーニ:聖アンナと聖母子。
16世紀中頃。 -
伝ドメニコ・ド・パリ:福音者ヨハネとマグダラのマリアに礼拝される死せるキリスト。
15世紀。テラコッタ。 -
伝ルカ・デラ・ロッビア:オリーヴ山のキリスト。
16世紀。 -
リミニの祭壇画の工匠:悲しみの聖母マリア/ピエタ。
1440年頃。ヴェニス。
まだまだ有ります。その2に続きます。
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この旅行記へのコメント (7)
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- frau.himmelさん 2019/07/24 23:59:16
- しばらくベームさんのご旅行記参考にさせていただきます
- ベームさん、こんばんは。
9月の終わりからフランスに行こうと思っています。パリに4泊して美術館三昧のつもりです。
表題と、冒頭の文章を拝見して、まさに今回私がそんな心境です。
チケットは取っているものの、なんだか気が乗らず、まだホテルなどは全く手が付いていません。
旅行って興味があるときでないと準備などもやる気にならないものですね。
ざっまいきたいと思い、
- frau.himmelさん からの返信 2019/07/25 00:07:08
- あれ、途中で飛んでいってしまいました
- 変な文字も入っていますが気にしないでください。
そろそろ腰を上げなければと、ベームさんのパリご旅行記を思い出した次第です。やっぱり素晴らしい。大変参考になります。
これからちょくちょく、お邪魔して参考にさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
パリの後はベルリンの壁崩壊30周年のドイツに行くつもりです。
船頭さんと一緒の旅になりますが、こちらも私と同じように齢をとって活動的ではなくなりましたので、ちょうどいい静かな旅になるのかもしれません。
himmel
- ベームさん からの返信 2019/07/25 10:43:07
- Re: しばらくベームさんのご旅行記参考にさせていただきます
- himmelさん、
ご無沙汰いたしました。
ウワー! フランスに行かれるのですか、羨ましい。パリでじっくり美術館巡りなんて。
やみくもに街を歩き回るより、ゆっくり名画を見る方が年相応の過ごし方かもしれませんね。絵を見て歩くのも結構疲れますが。4日間あればかなり回れますね。ご予定に入れておられるとは思いますが、ポンピドーセンターの国立近代美術館とマルモッタン・モネ美術館はよかったですよ。
高い尖塔のないノートルダム大聖堂の後姿も見られることでしょう。パリも物騒になりました、お気を付け下さい。でも心強い船頭さん同伴ですから。
梅雨が開けた途端、猛暑になりそうです。私の街歩きもお休みです。旅行記お待ちしています。
ベーム
-
- gumikoさん 2017/08/29 08:37:17
- お久しぶりです
- ベームさま
長らく自分のページを放っておいたのですが、また旅の記録を書いておこうと思い立ち久しぶりにログインしました。
ベームさまの最新の旅行記を少しずつ拝見しているところですが、今回のタイトルと海外旅行に向かないというコメントに驚いているところです。
いろいろなご経験やご事情を経てのお気持ちなのだろうと思ってはおりますが、、、ベームさまの旅を応援してる一人としては寂しい限りです。
久しぶりに登場して勝手なことを申しますが、どうぞまた、楽しみが溢れる旅に巡りあえますよう心から願っております。
- ベームさん からの返信 2017/08/29 17:45:58
- RE: お久しぶりです
- こちらこそお久しぶりです。
励ましていただいて有難うございます。
あんなタイトルをつけて早まったかなとも思いました。でも今度ばかりは時間が経ってもどうも意欲が湧いてきません。私の場合食べ物が一番のネックで、夕方になって足を引きずりながら食欲のわく食べ物屋は無いか探して歩くのがとても辛く感じるのです。ちょっと異常かも知れませんが年々ひどくなってきます。
それと好奇心の減退です。世界で私が見たいと思っていた所は見尽くしたという思いがあるのです。ドイツ、フランス、スイスだけで随分視野が狭い話ですが、私にはそれ以外の地域には関心が向きません。
目下は以上の様な心境ですがいつまた変わるかもしれません。来年になってのこのこ新しい旅行記が始まるなんてことがあるかもしれません。
gumikoさんも旅行記再開されたそうで、楽しみにしています。
ベーム
-
- 薔薇の咲く庭さん 2017/07/02 13:25:11
- ルーブル美術館
- ベーム様
「最後の海外旅行」というタイトルに驚き、拝見させていただきました。詳しい解説でルーブルの再発見が出来たように思いました。ルーブル美術館を3回訪れましたが、ベーム様の解説ように辞書を片手に見るなどというエネルギーはありませんでした。
まだまだお元気で、海外に出かけられるのではないかと旅行記から拝察されます。今後も体調を維持されて読者を鼓舞する旅行記を書かれることを願っております。
薔薇の咲く庭
- ベームさん からの返信 2017/07/02 20:24:14
- RE: ルーブル美術館
- 薔薇の咲く庭様、
メッセージならびに励まし有難うございます。
これまでも、もう最後かな、と思いながら続けてきましたが今度は本当になりそうです。
絵ばかりの写真でご退屈でしょうが、幸い絵がお好きなようで嬉しいです。
時間が掛かると思いますがぼちぼちアップしますので引き続きご覧頂ければ幸いです。
ベーム
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