2016/10/27 - 2016/10/28
307位(同エリア4052件中)
れいろんさん
この日のホテルは、パラッツォ ジョヴァネッリ エ グラン カナル(Hotel Palazzo Giovanelli e Gran Canal)。
「Palazzo=宮殿」を冠した、16世紀の貴族の館を改装したホテルです。
2010年のGWに夫と宿泊して気に入ったので、叔母にもゴージャスな雰囲気を楽しんでもらおうと1泊だけ予約しました。
叔母とはたいそう喜んで「それなら、着物で過ごそうかなぁ」と、和装一式を持参しました。
タイトルの「着物で歩く」は、あくまで叔母のことです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
アカデミア停留所から1番のヴァポレットでサン・スタエ停留所へ。
サン・スタエ教会前の広場が大運河に面していて、その一角に停留所があります。 -
今日のホテル。、パラッツォ ジョヴァネッリ エ グラン カナル(Hotel Palazzo Giovanelli e Gran Canal)は、サン・スタエ停留所から小さい運河を渡った正面の建物です。
鋼鉄製の橋で運河を渡り、小路にある小さいマークに従って左折すると・・・ -
・・・路地に面して高い塀と木の扉(何時も開いています)があり、そこがホテルの入口です。
「Palazzo=宮殿」との名乗りはだてではなく、16世紀の歴史的建物は、モーツァルト一家やデンマーク王クリスチャン4世などの名だたる下宿人を迎えた歴史があるとのこと。 -
12時前に到着したのですが、すぐ部屋に入ることができました。
私、6年前にもこのホテルに泊まったのよ。「おお、わかっているよ。今回もこの前と同じ部屋さ。」
大運河をのぞむ2階(日本式3階)のジュニアスイートです。 -
今回は1泊2人朝食込みで523ユーロ(+市税)
以前、夫と泊まった時は265ユーロだったので、今回はおよそ倍額!(たまたま為替は同じくらいでした。)
更に、市税も高く一人1泊4.50ユーロ(ムラーノ島の宿は同2.40ユーロ、カーサアカデミアは2ユーロ)でした。 -
でも、たまの贅沢なので「良し」です。
この部屋は、メイン階(1階=日本式2階)の上(2階=同3階)で、天井や梁に残る雰囲気のある古い絵を見ることができます。
色はだいぶ褪せてしまっていますが、かつては鮮やかだったのでしょう。 -
部屋の窓から見下ろす大運河。
この眺めのために、この部屋に泊まりたかったのです。 -
窓から身を乗り出して、何枚も何枚も、青空の下の大運河を写してしまいます。
-
空は青く、運河はきらきら。
今日のお天気に感謝です。 -
バポレットや水上タクシーが行き交う、生活感あふれる大運河を、元貴族の館から眺める贅沢。
・・・でも、叔母にはあまり共感が得られなかったもよう。 -
むしろ、内装などが気に入ったようで、「ベネチアの風景を描いた画が飾ってあるのねえ」などと。
叔母は書き物をするので、この机が気に入ったようでした。 -
このホテル、水回りなどはきれいに改装されていて、不都合はありません。
・・・と、いうか、この旅で一番のバスルームです。 -
でも、地盤沈下によるものでしょうか?
床が全体的に若干傾いています。(建物の一部が沈み込んでいるようです。)
6年前より傾きが強くなったように感じました。 -
クローゼットなどはベッドルームの裏にあります。
たった1泊だし、雰囲気のいいベッドルームなので、個人の小物などはこちらに置いておきましょう。 -
サン・スタエ停留所からバポレットを利用して大運河を渡りカ・ドーロ停留所へ。
ぶらぶら歩いて、目星をつけていたトラットリアへ向かいます。 -
路地裏にある Trattoria Ai Promessi Sposi へやってきました。
アーモイタリアで知ったお店。こじんまりと可愛い店内です。 -
叔母も私も、肉より魚介の方が好きなので、お料理は合わせやすいです。
何を頼みましょうか? -
「パンが紙袋に入ってくるんだねぇ。面白いね。」と叔母。
-
白ワインをカラフェでとって、ミックスサラダと・・・
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魚介のフリット(Frittura mista di pesce)を二人でいただきます。
ポレンタが付いてきました。 -
パスタも一皿を2人でシェア。手長海老のスパゲッティ。
これで、お腹いっぱいです。 -
このお店、お料理も美味しかったですが、なにより、スタッフがフレンドリーで、楽しく食事ができました。
-
今日は良いお天気です。
緑が美しい、Campo Santi Apostoli 。 -
もう少し散策していきましょう。
サンタマリア・ デイ・ミラーコリ教会(Chiesa di Santa Maria dei Miracoli )。 -
足の向くまま、ゆっくり北の方へ。
カラフルなタオルが干された光景が良いですねぇ。 -
井戸とその上の蔦が、大好きな雰囲気。
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お花屋さん。
水の上の都ベネチアですが、どこも花があふれています。 -
シックなレストレストランと、その前の井戸。
-
北の海岸に出ました。
あれはサン・ミケーレ(San Michele)島かなぁ? -
バポレットに乗って、一度ホテルへ戻ります。
-
今日もお昼寝の時間をとりますよ。
(私はこの天井と梁がとても気に入っているので、何枚も写真を撮りました。) -
大運河に周囲の建物の影。日が傾いてきました。
そろそろ夕方のお散歩に出ましょう。 -
叔母の準備(和装)も整ったようです。
-
パラッツォ ジョヴァネッリ エ グラン カナル(Hotel Palazzo Giovanelli e Gran Canal)の重厚な扉を出て・・・
-
サン・スタエ停留所から、バポレットに乗って・・・
-
リアルト橋へ。ここは見ておかないとね~。しかし、すさまじい人・人・人 !!
ここで叔母とはぐれてしまい、一生懸命探したのですが、金髪や銀髪のおかっぱの熟年女性(外国人)の多いこと。
なかなか叔母を見つけることができませんでした。 -
ベネチア最後の夜ですよ。夕飯食べに行こう~?
叔母は迷子事件で疲れてしまったのか、「出かけるより部屋でゆっくりしていたい」と。
うん、そうしましょう、お茶でも入れましょう。
部屋から大運河の眺めを楽しみながら・・・ -
ゆっくりしましょう。
ほんとうに、この部屋からの眺めはとても素敵です。 -
翌朝。叔母はすっかり元気になりました。
まだ、うす暗い中、着物で朝散歩へ出かけます。 -
小路、細い運河、短い橋。
素顔のベネチアです。良いです。 -
せっかく叔母が着物を着たので、たくさん写真を撮りましょう。
-
朝、低い橋の下、船が大運河の方へ走ります。
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ベネチアの裏路地、最高です。
叔母もにっこり。 -
広いカンポ・サン・ポーロ(Campo San Polo )に着きました。
-
明るくなってきましたが、まだ朝は早く、人影はまばらです。
-
叔母ちゃ~ん、もう少し背筋を伸ばした方が素敵だよ。
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バポレットの停留所へ向かう旅行者、犬の散歩の地元の人たち。
犬好きの叔母の目線は犬たちに向いています。 -
サン・スタエ教会前に戻ってきました。
奥の建物が・・・ -
・・・宿泊しているパラッツォ ジョヴァネッリ エ グラン カナル(Hotel Palazzo Giovanelli e Gran Canal)。
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ゆっくり朝の散歩を楽しみました。
ホテルへ戻りましょう。 -
ホテルの本当の正面玄関は、大運河に面したこのホテル専用の船着場ですね。
ここへ、直接、水上タクシーで到着するのに憧れます。 -
朝のお散歩でお腹はぺこぺこ。
こじんまりとした朝食ルームでビュッフェ式の朝ごはんを。 -
たっぷり食べちゃいます。
-
ホテルのバーコーナー。
昨夜、着物を着ているうちに、一杯、飲みに来れば良かったねぇ。 -
ホテル パラッツォ ジョヴァネッリ エ グラン カナルは、エレベーター(リフト)完備ですが、幅の広いゆったりとした階段も素敵です。
-
チェックアウトは11時。
ぎりぎりまで部屋からの眺めを楽しんだら、荷物を預かってもらって・・・ -
街歩きを再開。
今日はスロベニアへ移動するのですが、トランスファー・サービスを利用するので、疲れてしまっても大丈夫。
まず、市場を見学します。 -
屋内は魚屋さん。
あふれる海老が美味しそう! -
新鮮なエラを強調して並べられた魚たち、奥にはヒラメかカレイか。
ホタテ貝、8ユーロとは1KGのことなのかな? -
蛸も美味しそう。
地中海沿岸で、いつも感じるのこと=「魚屋さんには男性客が多い。」。 -
屋外の八百屋さん。カラフル!
丸くてでっかい(大きい)茄子もパプリカもつやっつやです。 -
カリフラワーもたんて多彩。紫、オレンジ色、白。
-
葉付きのオレンジ、白葡萄、洋梨は奥の棚に並べられ、緑のインゲン、そして真っ赤な唐辛子。
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唐辛子の束~!? 凄く綺麗!
(上の写真とは別のお店です。) -
イチオシ
オレンジ、黄色、赤紫、緑・・・。
光を集めて、まるで花束のよう。 -
美しく力強い食材は、美食の国イタリアならでは!
市場見学、楽しかったねぇ。 -
ゆっくりカンポ・サン・ポーロ方面へ歩いて行きましょう。
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カンポ・サン・ポーロの南側に有名なアイスクリーム屋さん(Amo Gourmet)があります。
Amo Gourmet で買ったアイスクリームを手に、広場を横切ってくる叔母。 -
今度は小さな食料品店でパイを購入。
昨夜のリアルト橋での迷子が良い効果だったかもしれません。
叔母が一人でできることが増えてきました。 -
ムラーノ島1泊、本島3泊(アカデミア2泊、サン・スタエ1泊)のベネチア滞在も終了です。
ホテルで荷物を引き取ってローマ広場(Piazzale Roma)へ。
ローマ広場からは、送迎サービス「 Go Opti 」を利用して、スロベニアのポストイナへ移動します。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- クサポンさん 2020/05/21 20:59:43
- リベンジなるか?
- れいろんさん
クサポンです
その後のカタールどうなりましたか?
ゴールデンウィークのイタリア
7月のヨーロッパをキャンセルしました。
8月のスイスは友人との旅行は中止しましたが、未練たらしく航空券はまだ持ってます。
れいろんさんの旅行記見てたら、行くはずだったムラーノ島、ブラーノ島、ベネチアの情報たっぷり(^^)
来年のゴールデンウィークにイタリアリベンジにポチしちゃいました(^.^)
往路はイギリス経由でベネチアin
復路はローマからカタールです。
コロナも航空会社もどうなってるかわからないけど気持ちだけでもテンションあげよう作戦です。
貴族の館いいけど1人だとちょっと高いね(^^;; 今回キャンセルに応じてくれたホテルに泊まろ~行けたらね(^◇^;)
Stay Home 家飲み楽しんでます(o^^o)
- れいろんさん からの返信 2020/05/22 14:21:15
- RE: リベンジなるか?
- クサポンさん、こんにちは。
そろそろ緊急事態宣言地やらも明けそうですが、なかなか生活が元通りになるのは難しそうですねぇ。
外出自粛に関して、もう少しどうにかなればいいので空けれど。
カタール航空は乗るべきフライトがキャンセルされた、先が読めないのでリファウンドしました。(返金には3か月からいかかるらしい。)
その復路便のLOTもフライトキャンセルになったため、払い戻しかバウチャーをもらうか悩み中です。
ベネチアですが、下の旅行記のラ・パランカが、先日お勧めしたレストランです。(ただし昼のみなので、昼飲みしてください。)
↓
https://4travel.jp/travelogue/11223532
クサポンさん、8月スイスはいけるんじゃないかな。
私は9月、イタリア乗馬ですが、こちらも大丈夫と信じています。
ただし航空券は未手配なんです。←やっぱり不安よねぇ。
れいろん
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