西国三十三観音巡り 第三回・葛井寺･壷阪寺･岡寺･長谷寺　2017年 2月

2017/02/11 - 2017/02/11

前回が第一回、なのに何故第三回？
このバスツアーは、一番札所から順番に
回っていくようです。
が、第二回に含まれる西国一の難所と
言われる施福寺には、２月にはとても
行けないそうで、第二回と第三回が
入れ替わっているとのこと。
どんな凄いとこ？！と、ちょっと心配ですが
とりあえず、今回のツアーに集中！

西国巡りの発起人である、徳道上人を
ご本尊にする番外札所 法起院から長谷寺
岡寺、壺阪寺と奈良のお寺を巡り
最後に地元大阪の葛井寺（ふじいでら）へ。
奈良の雪景色も楽しめました。

エリア 奈良

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

前回はキャンセル待ちのビリ参加
今回は不催行による日程変更と
中々思うように予約が取れない
西国巡りですが... 汗
本日も一日頑張ります！ ^^

天王寺を出発したバスは、まず長谷寺の
門前へとうちゃこ！

前回に引き続き、本日も寒波に見舞われ...
しかし、この辺りは屋根の上に
積もっている程度ですんでいます。

長谷寺の参道にある、法起院。

法起院 寺・神社・教会

先ずは厠へ

めっちゃ雪積もってるやん ♪

お地蔵さまの帽子にも、雪 ♪

手水舎も凍ってる...

多羅葉樹
昔は、この葉っぱの裏側に
手紙を書いたそうです。
だから『葉書』なんだね。

ふわっといい感じに積もってるね。

立札の下にある、黒い石の上に履物を脱ぎ
弊の裏にある松の木に登り、徳道上人が
天上界へ旅立たれたと伝わる場所です。

本堂
ご本尊はここを開かれた徳道上人。
西国観音巡りの発起人でもあります。

コンパクトカメラの限界

長谷寺に到着。
山門は修復中ですね。

長谷寺 寺・神社・教会

長谷寺灯籠

牡丹の時以外に来たことなかったわ。。
と思っていましたが、寒牡丹の時期でした。

雪景色が綺麗

階段を登る楽しみでもあります。

長谷寺 登廊 寺・神社・教会

階段に残っているこの穴は、牛が石を
運ぶ際に開けられたものだそうです。

重かったやろね。牛さんに感謝。

本堂に到着。
今回の先達さんは、この観音様に
出会われたのがきっかけで西国巡りを
始められたそうです。

観音像としては国内最大仏。
前回は観音さまの足元まで行けました。
春と秋に特別公開されているそうです。

舞台側にまわり、皆さんで般若心経を...
その後は解散となりました。

五重塔と開山堂

いつ見ても美しい灯籠

雪も溶け始めています。

帰りは自由拝観なので、寒牡丹鑑賞も。。

牡丹らしい色。。
寒いから傘をかせてもらってるね。。

やっぱり、長谷寺って好きやわ ♪
と思った景色

御詠歌

帰りはお土産屋さんも覗きながら
各自バスへ。

このお家、かなり屋根が歪んでる...
味がある気もするけど、大丈夫なのかな...

前回、太っ腹な試食をくださった
お餅屋さんで、やはり草餅を購入。
ここのは、よもぎ餡と小豆の餡子なので...

寶園堂 グルメ・レストラン

今日のバスです。真っ赤で目立つ！

座ったら、お弁当が配られて来ました。
前回よりは豪華。
(前回はツアー料金も半額だから仕方ないね)

三つ目のお寺は、岡寺

岡寺 寺・神社・教会

最初の厄除け寺院だそうで
先ずは、厄除けの鐘を突きます。

お寺の鐘は、本堂参拝前に着くのが正式。
帰りに突くのは、｢戻り鐘｣と言って
良くないそうです。

そして本堂へ。
こちらのご本尊は、粘土で作られた
日本最大・最古の塑像観音像だそうです。

本堂の前の龍蓋池には
悪龍を閉じ込めたという伝説があり
この石の下に、その龍がいるそうです。

本堂で善哉が売っていました。
｢善哉発祥の地｣と言われているそうで
一休さんに、小豆をお砂糖で煮て
お出ししたら、気に入られたようで
｢善き哉、善き哉｣と仰ったので
この食べ物が｢善哉｣となったそうです。

出雲大社も発祥って...
今の様に情報が行き交わない時代
それぞれが発祥の地ということで
丸く治めときましょう♪

三重塔と大師堂

白梅が甘い香りを漂わせています。

樹齢500年の皐月『緋ノ司』
どんな花をさかせるのかな...

三門前に無人の特産品売場があり
あすかルビーが売っていたので
こちらも購入。あまり赤く無かったので
一瞬迷いましたが、350円だし...と。
お味は甘くて美味しかったです♪

四つ目のお寺、壺阪寺。
バスが山道に入った途端、景色が一変。
急に雪国になりました。
クネクネ道を大型車バスで...しかも雪道...
運転手さん、お疲れ様です。
よろしくお願い致します。

壷阪寺(南法華寺) 寺・神社・教会

雪に覆われて、みんなも寒そう...
天竺渡来の「壺阪大佛」

山の上だけあって、積もってますね。。

大きな観音様...

本堂へ上がり、パッチリお目を見開いた
ご本尊様にお参り。
半眼ではない珍しい観音様で
その為こちらの寺院は、目の病気平癒の
お寺としても有名だそうです。

そして、目の病気繋がりで
歌舞伎の題材にもなっている
｢お里沢市｣の舞台でもあるそうな...

目の見えない夫 沢市に、献身的に仕える
妻 お里。二人で支えあい生きていましたが
自分が死ねば、お里の苦労が消えると思い
沢市がここから投身。

夫の訃報を聞いたお里は、生きる支えを
失ったと後を追って、自らもここから投身。

二人の様子を見ていた観音様が、二人を
迎えに行き、戻った時には沢市の目も
治っていて、その後も仲睦まじく暮らした
というお話。

現住職は、決して皆さんは飛び込まないで！
誰も助けてくれませんから... とのこと。笑

人が通る場所には
融雪剤が撒かれていました。

この道の奥の階段を上がり大観音さまへ
近付ける様ですが、本日は無理でした。
階段は凍っていたので、危険と判断
又気候の良い時にでも改めてお参りに来ます。

こちらの階段も気をつけて降りないとね。。

全面凍っておりますね。。

見晴らしも良かったですよー！

私にとっては、今年一番の雪になりそう…
見納めです。。

奈良を離れる前に、柿の葉すしのお店に
立ち寄りました。
晩御飯様に、穴子、トロ鮭、鯛、鯖を
各一本ずつ買って、家に報告しました。

柿の葉すし本舗たなか 桜 吉野店 グルメ・レストラン

雪景色は嘘のように無くなり
最後のお寺、葛井寺に到着。

葛井寺 寺・神社・教会

こちらのご本尊は
十一面千手千眼観世音菩薩さま。

実際に千本の手を持ち、その裏側にも
40本の手があるそうです。
その全ての手には目があるそうです。

更に頭の上には、10個の頭があり
11個の頭で皆を見、ありとあらゆる手を使い
救って下さるという大変ありがたい観音さま。

普段は秘仏ですが、毎月18日には
そのお姿を見る事が出来るそうです。

この松の葉は三つ又になっていて
三鈷の松だそうです。

楠木正成が、三人の息子たちを鼓舞した
エピソードもあるとか。

松と鐘楼、絵になってます。

少ししか咲いてないのに、存在感大でした。

トイレの神様！

16:00過ぎには天王寺へ戻りました。
母がお吸い物を作って待っていてくれたので
お土産を全部出して晩御飯を頂きました。

帰ったら、第二回も私の希望日は不催行と
通知が来ておりました。涙
別の催行決定日に移行手続きです。

西国一の難所...
少し歩く訓練と、体力作りをして
備えておかないと...
来月は、良い気候に恵まれますように。。