西国三十三観音 第六番札所
- 5.0
- 旅行時期:2017/02(約9年前)
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by azuraさん(非公開)
御所・葛城 クチコミ:7件
御本尊は半眼では無く、パッチリと目を
見開いた観音さまです。
その為、こちらの観音さまは目の病気に
ご利益があるそうです。
それに因んだ歌舞伎でも有名なお話が壺阪寺に
伝わっています。
目の不自由な沢市には、美しいお里という
奥さんがいたそうです。
二人は仲睦まじく暮らしていましたが
毎夜お里が出掛けるのを「浮気」を心配して
問いただしたところ、沢市の目が治るようにと
観音さまに祈りに行っていたとの返事。
お里に感謝する一方、自分さえいなければ
お里の苦労が無くなると考えた沢市は
身を投げてしまいます。それを聞いたお里も
生き甲斐を無くしたと沢市の後を追ったそう
です。
それを見ておられた観音さまは、二人を
生き返らせ、沢市の目も治して下さったそう
です。その後二人はより仲良く暮らしたと…
境内に二人が身を投げたとされる場所が
ありますが、このお話をして下さったご住職は
「皆さんは決して飛び込まないで! 誰も助けてくれませんから…」と。
これを聞いて誰も助けてくれないのか…と
少し悲しい気もしましたが、自殺がダメなのは
勿論、助けてもらう事を期待して飛び込むのは
もっとダメですね。苦笑
でも、本当に何でもお見通しなのでは…?!
と思わせられる御本尊様でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 1.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/03/03
いいね!:2票
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