ハノイからハロン湾へツアーバスで行く（交通事情）

2017/01/21 - 2017/01/21

水墨画の様な世界が見れる中国の桂林に２度行きました。ハロン湾は「海の桂林」とも呼ばれ世界遺産にもなっています。ハロン（降龍）湾までのバスの旅でベトナムの交通事情を垣間見て来ました。ハロン湾へは１８０㎞４時間見ています。途中休憩時間も入って居ます。ベトナムの交通手段はバイクが８０％、自転車は少なく、自家用車はビッツで４００万円程、高くて庶民は買えません。バイクは安い物で１０万円程、若者の月給は３.５万円ですので高額な買い物です。しかしバイク無しでは会社にも行けません。バイクのほとんどはホンダ、ヤマハ、スズキといった日本企業が占めています。ホンダがトップブランド。交通事故による死者も年間１万２０００人（昨年は９０００人程）に達し、２０００万台以上のバイクが走っているというバイク大国ベトナムで、スピードは30キロ程度と一寸速い自転車です。ハノイ市内でも信号は少なく、ベトナム式交通ルールに従うのがコツだそうです。安全にバイクを運転するコツは「流れに乗ること」だそうです。バスの周りすれすれにバイクが走っていて私はハノイで車の運転は出来ません。バイクの死亡事故を減らす為2010年頃にヘルメット着用の法令が出来て違反者に高額の罰金が課せられ、全員がヘルメットを着用するようになったそうです。でもこのヘルメットは中国製で300円程、プラスチック製で保護機能は全く無いそうです。可愛いキャラクター（パクリ）が沢山路面で売っています。観光客はこのバイクの流れの中、信号の無い道路をどうしたら渡れるのでしょうか？一定速度でバイクの流れに足を出せばバイクが避けてくれます。決して立ち止まったり、走り出してはいけません。「迷わず進む事」バイクと人との阿吽の呼吸です。まずは地元民と横に並んで渡って下さい。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

ハロン湾は遠いのでホテルを早朝７時２０分に出発。土曜日は半分出勤だそうです。オートバイで出勤する人々。皆さんヘルメットを被っています。違反者に高額の罰金が課せられます。捕まったら警官と罰金の値切り交渉して半額以下で現金を払ってお終い。現金は警官のポケットへ入るそうです。公務員は裏金が多いが、公務員に成るのは難しいそうです。

ハノイは大きな河に囲まれています。ハノイとは河内と書きます。

日本のイオンショッピングセンターがあります。高級品を扱っています。

鉄道の線路があります。単線で電化していません。ハノイからホーチミンまで３０時間、１７００ｋｍあります。新幹線が欲しい。中国が各国の高速鉄道を日本を押さえて受注してますが、ことごとく失敗しています。尻拭いを日本に持って来ないで欲しい。

途中まで高速道路で行きます。

北上すると中国国境です。右端にバイクが走っています。時速50㎞で走行可能です。人もヒッチハイクなのか高速道路に立ち入って来ます。物売りも出て停車している車もあります。

郊外は農村です。主力産業は農業です。

高速を降りて、右に一般道路をハノイ湾へ。

新興の工業団地。日本企業も中国からシフトしています。

佐川急便。

キャノンの工場。

キャノンの工場。

キャノンの工場。

郊外は農村です。主力産業は農業です。

アヒルが泳いでいます。

ハロン湾への道沿いの街

大きな広場。

お土産屋さんでトイレ休憩。車が空いていたので１時間休憩。普通は交通渋滞で10分～15分程です。ガイドはハロン湾のクルーズ船に連絡して早目に舟が出られるように手配しました。

大理石で造った動物や、仏像、オブジェが並んで居ます。我家では置く所が有りません。

土産物屋の入口、象の像が両脇に有ります。

大理石で造った動物や、仏像、オブジェが並んで居ます。

刺繍作業中。

刺繍作品の販売。

この生地でアオザイを作るのでしょう。

クッション。

ファッション。

シルクのネクタイ。

シルクのガウン。

宝飾品。

食品。

無料休憩所のお茶とお菓子。

早くも田植えが始まります。北は２回、南は３回米が採れる。

日本と違い機械は有りません。手作業です。

ハロン湾が近くなりました。昔のセメント工場跡、採りつくして他へ移転しました。

この橋を渡って島の桟橋へ行きます