【世界一周】16-8.ひろいねドイツ ⑧きてみてよかったベルリン

2015/05/07 - 2015/05/11

ベルリン街歩き。

ドイツの旅では、歴史ある美しい街並みや壮大な自然にすっかり魅せられましたが、近代・現代史に触れる上でもこの場所は欠かせないですね。
アウシュビッツを経てやって来たベルリンでは、ちょうど第二次世界大戦後70年記念の展示がいろんな場所で行われていて、老若男女がじっくり見入っていました。

壁崩壊後四半世紀の変化は著しいのでしょうが、4泊中3日の夜を同じお店で過ごしでみると、日常はどこにでもある日々の時間の年月の積み重ねだなーと思ったり。

来てみてよかったな、ベルリン。

エリア ベルリン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

到着翌日は、ベルリンの壁を見に、シュプレー川までやって来ました。

いろんな種類のペインティングがたくさん。

大通り沿いに出ると、みたことのある壁画が続きます。

イーストサイドギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

イーストサイドギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

壁を両側から見たところには、ロケする人たちの姿もちらほらありました。

まっすぐだと想像していた壁は一直線ではなく、複雑に蛇行しています。一夜にして築かれた東西を分けた壁。自分の勝手なイメージにハッとさせられました。

イーストサイドギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

2015年のヨーロッパ・チャンピオンズリーグのファイナルの会場はこちら。地元チームは関係ないからか？、決勝はまだ先だからか、ここで足を止める人はいません。

イーストサイドブリック 地元の料理

オーバーバウムの鉄橋を電車が走ります。左側に川を渡りきればベルリンの壁があった場所を超え、旧東ドイツエリアに入ります。

オーバーバウム橋 建造物

次は、テロのトポグラフィーへ。

この場所にあるベルリンの壁の下側はナチス時代の地下牢だった場所だそうです。この隣にある展示館とともにヒトラー政権前後の歴史を記しています。
ちょうど戦後70年の特別展示も行われていて、日独伊三同盟国であった日本のことも記されていました。

テロのトポグラフィー 博物館・美術館・ギャラリー

ポツダムプラザへ。周りにはソニービルやペルリンフィルホールなど高層ビルがそびえています。

ポツダム広場 広場・公園

この空間にも70年前の様子を紹介するパネルが展示されていました。

アルカーデン (アーケイド) ショッピングセンター

今回利用しなかった中央駅ですが、やっぱり見て見たいなー。

ベルリン中央駅 駅

運河沿いの素敵な駅でした。電車が入るのを待って。

美術館に行ったり、ウロウロしていたら、煉瓦造りの素敵な建物。多分医学部系の建物でした。

ブランデンブルク門 建造物

パリ広場 広場・公園

ベルリンフィルの本拠地にも行ってみます。

ベルリン フィルハーモニー 劇場・ホール・ショー

コンサートには行けませんでした。心残りをまた一つ。

でもこれをきっかけに、ベルリンフィルのネット年間会員になりました。
時差の関係でリアルタイムでライブを聴くのは困難ですが、オンデマンドやアーカイブを満喫できるのですよ。

ベルリン フィルハーモニー 劇場・ホール・ショー

ベルリン・ユダヤ博物館へ。2001年にオープンしたそうです。

ホロコーストの生存者の子供　ダニエル・リベスキンドによって設計されたこの建物は、不規則に折れ曲がったり、傾いたり、閉塞的だったりする通路を通って行くにつれ不安で落ち着きません。歴史の中でのユダヤ人の苦悩などを表現しているそうです。

展示スペースでは、2000年の間に、国を追われたユダヤ人がどのような歴史を辿って来たのか、なぜ存続し続けて来られたのか、なぜ幾度となく迫害を受けることになったのかなど、彼らの暮らしや文化なども通じて知ることができます。

ユダヤ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ベルリンには4泊5日の滞在だったので、このほかにも美術館に行ったり、ショッピング街を覗いたりで、首都ベルリンのいろんな顔を見ることができました。

今度来るときは、ベルリンフィルのコンサートやもっといろんな美術館に行ってみたいな。

この旅も残す所半月。スペイン、ロンドン、バンコクへ向かいます。