【４】凍える身体・ホットチョコレートに癒された吹雪の街(リトアニア：ビリニュス)☆バルト三国10日間

2016/12/27 - 2016/12/27

バルト三国ではラトビアが中央に位置し、その下方にあるのがリトアニア共和国です。

旧市街地はコンパクトそう？手荷物はショルダーバックだけ。サクッと行ってサクっと帰って来よう。

リガからバスだと値段は安いが、片道約４時間半。
リガから飛行機だと値段は高いが、片道50分。

私たちは後者を選び、airBalticでビリニュスへ向かうことにしました。

リガ国際空港　→　ビリニュス国際空港　

航空会社：エアバルティック（airBaltic）
フライト時間：片道50分
航空券：往復58.97ユーロ（預け荷物なし、座席指定なし）

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預け荷物：有料（片道１個＝34.99ユーロ）
座席指定：有料（片道１席＝約3ユーロ）
チェックイン：カウンターでのチェックインは有料（30ユーロ）
※webチェックインもしくは、空港のセルフチェックイン機ですと無料です。

さて現地のお天気予報は『　吹　雪　』です。

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアバルティック
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラトビアのリガ国際空港から50分間の空の旅。
飲み物も出ず、あっと言う間に到着です。

風が強い。
猛吹雪とはまでは行かないが、予報どおり本当に吹雪でした。

『tenki.jp』と言う日本の天気予報のサイト。はるかリトアニアの天気を的中、お見事。

ビリニュス国際空港。

旧市街へはバスと鉄道の二通りで向かうことができます。

私たちは鉄道乗車体験をしてみたかったので、
頭上の電車マークの案内板を頼りに、ビリニュス空港駅へ向かいます。

空港駅に到着。
とても小さな駅ですが、ちゃんとモニターがありました。

事前に調べたところによると１時間に２本とありましたが、時間帯によっては１時間に１本。

あと10分で電車が来る！あやうく１時間も待つところでした。

１両編成でパンタグラフのないディーゼル車がやって来ました。
このエンジンの音がとても懐かしい。

ちなみにお客は私たちだけです。

一番後ろに車掌さんがいらして、発車する前に運賃を徴収しに来ました。
事前の調査で0.72ユーロとのことでしたので、
0.72ユーロピッタリ揃えて渡すと、2セント返されました。ﾅﾝﾃﾞ(?_?)

『2セント負けてくれたんだね。』
『やるね車掌。』
『そう吹雪だしね。』
『うんうん、私たちしか乗ってないしね。』

と、いつでもプラス思考な私たち。
のちに帰りも0.70ユーロでしたので、運賃が変わったようです。

ビリニュス駅（旧市街地の駅）には、ひと駅７分で到着します。

世界の車窓から的な雰囲気味わうことなく、つかの間の鉄道の旅。

ビリニュス駅に到着。

各ホームを結ぶ通路からの眺めです。
カメラにトイカメラのエフェクトモードがあるので撮ってみました(^―^)

駅を出て右手方向に歩くこと７分。『夜明けの門』から旧市街へと入ります。

吹雪もおさまり雨に。

『聖霊教会』の入り口。

旧市街で一番輝いていた建物は『国立フィルハーモニー』です。

その隣のトンネル通路は、私が抱いたビリニュスの旧市街のイメージそのもの。
パステルカラーの淡い色がとてもよく似合う街です。

その先に『オールセイント教会』が観えました。

『ロシア正教教会』もふんわりパステルカラー。

短時間で本当に天気が良く変わります。

傘を持って来なかった私たちは心身共に冷たくなり、会話も途切れ無言状態に・・・。

私の方は言わなかったけれど、片足だけ靴の中がびしょびしょ(;_;)
新品のスノーブーツだったのにハズレだったようです。

と、身も心も冷え切った私たちを温かく迎えてくれたのが、事前リサーチしていたcafe『AJショコラダス』。

パソコンで変換すると毎回『ショコラだす』になってしまいちょっとウケる。

『ショコラダス』と言うことだけあって可愛らしいチョコレートがずらり。

しかも破格なお値段。

100g＝3.5ユーロ
1kgだと35ユーロ

あれっ単純に倍になってるだけですね。

そしてスタッフさんもとても素敵な女性でした。

笑顔でキビキビと仕事をされていて、立ち振る舞いがとてもエレガント。
居るだけでその場がお花畑です。

彼女は傘持って来なかったずぶ濡れアジア女２人に、

『あなたたち温かい飲み物を飲むべきだわ。』
『そうね、これとこれがオススメ。』
『ケーキもセットにするとお得なの。』

私もこんな素敵な接客をしたい。

相方の所に来たガブ飲みサイズのカプチーノにすごく笑った。
私のホットチョコレートは、今まで生きて来た中で一番美味しかった。

ドリンク＆ケーキのセットが4.20ユーロ。

二人に会話が戻った。ありがとうAJショコラダス。

気持ちも新たに、街歩きスタート。

緑豊かな頃、美しさもきっと倍増ですね。

クリスマスマーケット会場がある大聖堂・王宮前の『カテドゥロス広場』まで来ました。
本日の行程、半分クリアです。

中央の大きなツリーを取り囲むようにして露店が軒を連ねています。

白一色！

各店舗が景観を損なわないホワイトカラーで統一されていて素晴らしい。

りんごにチョコレートをコーティングしてデコってます。１本2.5ユーロ。

パリパリとしてとても美味しかったです。

お顔出しOKな飴細工売りのお姉さま。

売ってる時はコワモテでしたが、カメラ向けたら『ちょっと待て』と言い、可愛い棒飴見つくろってこのお写真です。

ライブカメラで観た夜のこの場所のイルミネーションがとても綺麗で、帰路は夜遅くのフライトを選びましたが、
11月になって突然airBalticからメールが。

当初予約していたフライトが欠航になってしまったとのこと。

振り替え便がなんと16：45発。

残念ながら観ることができませんでした。また次回に！

ちょっとした風景がかわいい。

両サイドの街路樹が緑だったらと想像してみました。それはとても素晴らしい景観でした。

今回は吹雪・みぞれ・雪・雨の繰り返しにたたられ、上を見上げる余裕がありませんでしたが、
店先のつり下げ看板も可愛らしいものが多かったです。


つづく。