【11】昼も夜も美しい街並み(エストニア:タリン)☆バルト三国10日間

2016/12/29 - 2016/12/30

ラトビア：リガのアパートに滞在中、カメラとショルダーバッグひとつで気軽に訪れたエストニア：タリン。

今日は再び飛行機に乗り、リガへ戻ります。

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアバルティック
• 旅行の手配内容: 個別手配

小高い『トームペアの丘』にはいくつか展望台がありますが、こちらは『Patkuli Vaateplats』の展望スペースです。

すぐそこにタリン港も見えました。

『ピック・ヤルク通り』を下ります、時刻は20時。

再びラエコヤ広場に出てしまいました。

昼間街中で見かけた観光列車トーマス号、夜は電飾列車に。驚きの変貌です。

人々はまだごった返していますが、この時間になると半分以上の店舗が閉店していました。

２度３度と足を運んタリン旧市街のクリスマスマーケットよ、さようなら。

温かな優しい時間をどうもありがとう。

宿に戻る途中でコンビニRimiに立ち寄りました。

Made in エストニアで、カシューナッツがカリカリのはちみつキャラメルでコーティングされています。

これがものすごく美味しい！

(１個＝1.20ユーロ)

宿に着き相方と『おやすみなさい、ではまた明日m(__)m』の挨拶を交わし、それぞれ自分の部屋にイン。

何気なく出窓のブラインドを上げたら、そこには夢のような景色が広がっていました。

翌朝チェックアウトして、空港行きのバス停を目指しながら歩きます。

まずは旧市街一番北の『ふとっちょマルガレータ』から街歩きスタートです。

リガにもあった中世の住宅『三人兄弟』。

どれが三兄弟か忘れてしまったので、４棟まで入れて撮っておきました。

こちらオレフ教会展望スペースからのトームペアの丘方面の眺め。
とても素晴らしく楽しみにしていたのですが冬季閉鎖で残念。

朝からカップルだらけ(^-^)

フォローさせて頂いてる方のお写真と同じ扉を発見です！嬉しいな(^0^)

『ブレーメンの塔』辺りの、かつての城壁。

Googleのストリートビューで見たら、夏場はこちらに出店が軒を連ねとても賑わっていました。
今は何もありません。

その横のトンネルから『ウース Uus通り』に入ります。

先ほどの通りとは少し雰囲気が違い、道幅が狭くて車通もなく歩きやすい。

そして可愛らしい建物が続いていました。

お気に入りの扉を見つけながら歩く。

こちらの看板娘は怖い。

『セーターの壁』でのデキゴト。

遠目に写真を撮っていたらある店主さんに『写真はダメよーー！』とモーレツに怒られてしまった(;_;)
一緒にカメラを向けていた相方の逃げ足は速い(笑

確かに買いもしないのにイヤな気分ですよね。

後味の悪さを旅に残すのもイヤだったので、ごめんなさい言いに店主さんに近づいたら、目も合わせない。相当怒っています！

私『こんにちはーこれいくらですかー(^-^)？』
店『20ユーロ！』
私『これめっちゃかわいいですねー(^-^)』
店『15ユーロだけど！』

そんなやり取りをしていたら、店主さん心を開いてくれました！

店『YOUはドコからエストニアへ？』
私『日本です！とても遠かったですよー。』

すると店主さん急に笑顔になる。
海外旅行をした方ならば一度は経験あるだろう、某アジアの大国の人と間違えられる件。

それから店主さん、テレビで観たと言うアジアの大陸の人々の様子を熱っぽく語る。もう本当にうんざりするほど大キライなんですって。

そんなこんなで『職人の中庭』へ。

中庭と言うだけあって本当に中庭。

枯れたツル系の植物が目立ち、少しだけひなびた感が漂っています。

振り返ると旧市庁舎。

中庭にある『ショコラテリア』。もう何杯目でしょう？ホットチョコレートをこちらでも頂きます。

グラスの内側にチョコレートが回し入れられていて、それを長いスプーンで削りながら飲む新しいタイプでした。(4ユーロ)

温かくてとても美味しい、もぅシアワセです！

美味しそうなケーキもあります。

タリンの旅もこれにて終了。あとは空港行きのバス停を目指すだけです。

と思いきや、ヴィル門手前でバイオリン弾きの女性に出会う。

彼女は街の雑踏の中で、静かにアヴェ・マリアを弾いていた。
その美しくもあり切なくもあるこの曲を聴いて、なぜか５年前に他界した母を思い出しました。

帰国後、誰かに旅の土産話をするのがあまり得意ではないけれど、母は私の下手な話をいつも楽しそうに聞いてくれた。

『いつか一緒に外国行ってみたいわね。』

その願い叶わず60代前半でこの世を去るなんて、実はまだ自分の中でちゃんと消化できていない。

どこの国でも楽しみながら歩いてゆける強じんな足腰を造ってくれたのは、3歳のころから登山を教えてくれた父のおかげ。

帰省して帰る時に必ず『仕事をがんばってね。』って母がいつも言ってくれたから旅の資金を作ることができた。

今この場所に居ることができるのは、自分の行動力なんて微々たるもので両親のおかげが一番大きいんです。

そんな事を考えていたらポロポロと涙が止まらなくなってしまった。

さて明日はいよいよ年の暮れ。大晦日です！年越しは、大好きなリガの街で。


つづく。

この旅行記へのコメント （2）

• mom Kさん 2021/10/17 14:01:52

  私も同感

  　父に母に、この6月逝った叔母を旅先でよく思います。そうして一緒に旅している気分も。
  　タリンかあ。遠いなあ。このホットチョコレートに会いにいってもいいなあ。
  
  　このグリーンの扉も模様もそっくりなのを北ドイツで見ています。驚きました。

  usakoさん からの返信 2021/10/17 22:58:05

  RE: 私も同感

  mom Kazukoさま
  
  コメントお寄せ頂き有難うございます^^
  
  共感して頂けて光栄です。
  特に旅に出ると、旅先で色々と思い起すことがありますよね。
  その時不思議とネガティブなものではなく、懐かしい思い出…
  
  北ドイツでそっくりな扉をご覧になったのですね、
  古い扉でしたので、何か繋がりがあるのかもしれませんね^^
  
  usako