2016/12/12 - 2016/12/12
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kojikojiさん
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メラーノを午後4時過ぎに出て、ボルツァーノからトレントを経由してヴェローナに着いたのは午後7時過ぎでした。ここも町外れの墓地近くでバスを降りて、アディジェ川のアレアーディ橋を渡ってアレーナに向かいます。街中は霧に覆われて視界は20メートルもあったでしょうか。城壁が無かったら迷子になりそうです。しばらくすると霧の中からローマ時代のアレーナが浮かびあがってきました。これはとても幻想的で感動しました。20年前にイタリアを1カ月ほど旅していたことがありました。その後半でヴェネツィアにいた時にやはりひどい風邪をひいて寝込んだことがありました。予定ではヴェローナに行くはずでしたが、予定変更してミラノへ真っすぐ移動してしまい、それ以来来る機会の無かった町です。ロミオとジュリエットの舞台というロマンチックな町なので妻と一緒に来れて良かったです。アレーナまで全員で移動して、ここで約1時間の自由行動となりました。アレーナの「流れ星の軌跡」で記念写真を撮りました。これが見たかったのですから。その後はマッツィーニ通りをぶらぶら歩いてシニューリ広場周辺のマーケットを巡りました。そして最後に「ジュリエットの家」の前まで行きますが、無残にも門には鍵が掛かっています。でも何とか像を見ることは出来ました。プラ広場まで戻って全員集合して晩御飯のレストランへ移動です。ちょっと街外れのピッツエリアでパスタとローストポークの晩御飯です。ここではワインをカラフェでいただきました。気分的には横の窯でピッツアを焼いているので、そちらの方が良かったです。そしてまたお墓まで戻ってバスに乗って15分くらいは走って、隣町のホテルに着いたのは午後11時を回っていました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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到着したヴァローナのアディジェ川は霧で包まれて幻想的な景色でした。そして同じ方向に並んだカモメが数百メートルにわたって延々と並んでいます。
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中世の城壁に沿ってアレーナに向かいます。壁の一部は建物の中に取り込まれています。
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ブラ広場の城壁は大きく刳り貫かれ車道になっています。ここに到着した時点ですでに午後8時20分です。
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ブラ広場のクリスマスマーケットも霧に包まれています。
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6メートルくらいの長さになった風船はもう少し増やせば空飛べそうです。
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霧の中からアレーナが浮かびあがった時は感動しました。
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20年前に一度来る予定があったのですがヴェネツィアで風邪をひいてしまい、予定が変わってしまったのでそのままミラノへ移動してしまいました。ヴェローナと風邪はつきもののようです。
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マツッイーニ通りの入り口で解散になりました。ここでも約1時間の自由行動になります。
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まずはクリスマス市の時期に恒例となった「流れ星の軌跡」を観に行きます。これも霧の中に浮かび上がって幻想的です。
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久し振りのツーショットです。今回マーケット巡りでは2人で行動しているので添乗員さんに写真を撮ってもらう事はありませんでした。
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本当に彗星が飛んできたような感じです。旅行中の妻はいたって元気でした。
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これはクリスマスの時期だけに設置されているのでしょうか。
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クリスマスが近づくとこの辺りも屋台が並ぶようですが、12月上旬では閑散としていました。
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自撮りしてみました。仲良しカップルみたいです。
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霧が掛かっていてとても良かったです。
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アレーナを1周してみたい衝動にかられますがそんな時間はありません。もちろん午後8時を過ぎているので中も見ることは出来ません。
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マンツッイーニ通りに入っていきましょう。お店はすべて閉まっていますが1軒だけタバッキが空いていたので絵葉書は買えました。
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この通りも霧が掛かって幻想的でした。
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肉眼で見るとワイヤーや電源コードが見えなくてライトが浮かんでいるようでした。
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エルベ広場のマーケットは全部閉まっていました。ここはクリスマスマーケットではなくて本物の市場です。エルベってイタリア語で野菜ですからね。街灯のようなアンティーカの石柱と霧の中から青い光が降り注ぐようで綺麗でした。
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白とピンクの大理石の小堂「トリプナーラ」(さらし台) で、罪人を繋いで見せしめにしたところですがこの時期はプレセビオが飾られていました。
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奥にクリスマスツリーが輝いていましたが、広場の奥まで行く元気も時間も無く先へ進みます。
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シニョーリ広場に向かいます。霧の中にランベルティの塔が浮かびあがります。
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ヴェローナで亡命生活を送ったダンテの像がありました。ダンテの像と言えばラヴェンナには霊廟もあったし、パリのプチ・パレの地下にもありました。ダン・ブラウン原作の「インフェルノ」はもうすぐ日本で公開されるので楽しみです。妻が読み終わるまで時間がかかりそうなので、ギュスターヴ・ドレの挿絵入りのダンテの「神曲」を先に読み返そうと思います。
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シニョーリ広場の中はクリスマスマーケットの屋台で埋め尽くされていました。
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ここにもケーテがありました。メラーノにあったケーテのお店と同じ造りでした。
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ロマネスク様式の小さな壁龕には棺が置かれていました。12世紀に造られたスカラ家の廟でした。その手前の鉄柵に囲われた小さい塔は益ティーの2世の廟でした。周りに人の姿もなく、霧が立ち込めているとヨーロッパの古いホラー映画のような感じがして不気味でした。
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こんな表に面したところに棺が置かれています。
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その前には鹿のハンティングトロフィーがリースに囲われて輝いています。「エクソシスト」のチューブラー・ベルズと「ミスト」のホスト・オブ・セラフィムが頭の中に流れてきます。
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サンマルコのレリーフを見るとヴェローナもヴェネツィア共和国の一部だったことを思い出させます。
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ここもちょっと訳の分からないものが売られています。クリスマスに関連したものだけではないところがイタリアっぽいですが。
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そうかと思えばこんなデコラーティブなお店が隣にあったり。
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霧が少し晴れてランベルティの塔が浮かびあがりました。
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ヴェローナももう一度来ないとならないなと感じました。
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最後にジュリエットの家に来ましたが午後9時前では開いている訳もありません。壁には世界中の恋人たちが書いた落書きで覆われています。
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20年前はヴェローナに来ることも叶わなかったけど、今回は来ても中に入ることは出来ませんでした。
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望遠レンズに変えてジュリエット像だけでも写真に収めておきます。確かジュリエットの胸に触りながらお願いするとれないは成就するとか。
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自由時間も終わって再集合してレストランに向かいます。
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門の脇にシェークスピアの胸像が置かれていました。何を見上げているのでしょうか。ロミオとジュリエットがすえーくすピアノ戯曲だという意外に理由があるのでしょうか。
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下町っぽいところにポツンとあるピッツェリアで晩御飯のようです。。
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中は本格的な窯がありました。アマルフィのタイル絵が飾られているので出身なのでしょうか。残念ながらピザが食べられる訳ではありませんでした。
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500ミリの白ワインのカラフェをもらいました。それとスパークリングの水も注文します。
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乾杯!
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北イタリアと言えばタリアテッレですね。トマトとツナのソースでした。
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ローストポークとサラダです。体調が悪かったので晩御飯が付いていて良かった面もありましたが、やっぱり好きなものが食べたかったというフラストレーションはありました。その点前年のミュンヘンのクリスマスマーケット巡りは面倒だけど好きなものを食べられた満足感がありました。
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アンズジャムの乗ったデザートです。
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食後はまた全員で霧の中をバスまで戻ります。
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相変わらず霧が濃いです。
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15分くらいバスに乗って隣町のヴィッラフランカ・ディ・ヴェローナまで移動しました。「ホテル アンタレス - スポーツ ビューティ & ウェルネス」という長い名前のホテルです。必要なものは揃っているきれいなホテルでした。
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ビューティ&ウェルネスというだけあって部屋のバスタブにもジャグジー機能が付いていました。
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別途シャワーブースも付いています。この夜はシャワーを浴びずにすぐに寝ました。ホテルに着いたのが午後11時前でしたから。
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翌日行くベルガモは最低気温-2℃で最高気温が4℃。ミラノも同じような気温です。
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山の中のボルツァーノやトレントの方が暖かいようでした。
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翌日の朝ご飯です。イタリアのホテルにしては品数は多かったと思います。
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朝早くから食事しているのは我々のツアーだけでした。
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パンにチーズとハムとスクランブルエッグを挟んでトマトケチャップをたっぷりかけて食べました。昨日は朝ご飯を食べなかったので体調が最悪だったので無理してでも食べなくては。
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このホテルの内装や調度品のセンスが微妙に変でした。多分社長の奥さんが世界中を旅行して買ってきたものを置いているのではと食事しながら妻と話が盛り上がりました。庭のプールに仏像の頭が置かれたりしていました。
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さあ最後の1日頑張りましょう。結婚前にヴェネツィアのVenetia Studiumという店でお土産に買ってきたシルクのショールを大切に使ってくれています。高かったですからね。
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この日も霧が濃かったです。
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部屋に戻ってお湯を沸かして永谷園の「あさげ」を飲むことにしました。やっぱり日本人ですね五臓六腑に染み入りました。この湯沸かし器もヴェネツィアの駅前の橋を渡ったところにある電気屋で買ったものです。
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午前10時にホテルを出発です。少しゆっくりできたので助かります。最後のマーケットはベルガモでその後ミラノの空港へ一直線で帰国です。このまま帰国できるのか心配なほどの体調です。
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