2016/12/11 - 2016/12/12
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kojikojiさん
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インスブルックを夕暮れ時に出発して一路ブレンナー峠を目指します。旅行前はワクワクする峠越えでしたが、風邪をこじらせたためにバスへ戻ると体が温まって具合が悪くなります。表も真っ暗なので社内では静かに寝ていました。気が付くとすでにボルツァーノの近くでした。更にしばらく走ってようやくこの日の宿泊地のトレントに到着です。小さい街なので中心部にあるホテルまでバスで行くことが出来ません。鉄道駅近くで手荷物だけ持ってホテルまで300メートルほど歩きます。チェックインした後はすぐに再集合になって、近くのレストランまで移動して晩御飯です。ここまでの2晩はホテルのビュッフェだったので趣向が変わって良かったです。店がビッレリアだったので生ビールを注文しましたが、考えたらスプマンテのフェッラーリの産地なのでスプマンテでも良かったかなと後悔します。料理は濃厚なチーズのペンネとローストビーフのような1皿でしたが、パンとサラダも付いていたので満足いく晩御飯でした。そのまま部屋に戻るのもつまらないので大聖堂広場まで出てみました。するとプロジェクションマッピングが美しく広場を飾っていました。観客はほとんどいませんが、ネプチューンの噴水の縁に座っている若いカップルには目に入っていないようです。マーケットは夜9時を過ぎているので閉まっているという事なのでホテルに帰ります。この辺りで手持ちの風邪薬も底をつき、見かねたツアーの方々がいろいろ薬をくださり本当に助かりました。薬を飲んでゆっくり寝たのですが、翌日が一番体調が悪くなりました。朝食も食べる気がしませんでしたし、マーケット見学も止めてロビーでゆっくりしようかと思ったくらいです。とはいえトレントに来ることもないだろうと頑張って歩きました。街は魅力ありましたが、体調がすぐれなかったのでよい写真が少ないのが残念です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
インスブルックを出た後は風邪の具合が悪くなりバスの後ろで寝ていました。他の方に風邪をうつさないように極力離れていたので皆さんとあまり話が出来なかったのが残念でした。ブレンラー峠も暗かったのと寝ていたのとでいつ超えたのか分かりませんでした。途中信号で止まった車窓から銀行の看板が見えました。トレント銀行ボルツァーノ店とイタリア語で書かれ、トリエント銀行ボーツェン店とドイツ語で書かれています。この辺りの町はイタリア名とオーストリア名の2つを持ったところが多いようです。
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トレントに着いたのは午後8時頃でした。予定通りと言えば予定通りですが鉄道駅近くでバスを降りて、手荷物を持ってホテルまで300メートルほど歩きました。トランクなどはホテルのバンが運んでくれました。ホテルはサンタ・マリア・マッジョーレ教会の裏側の「アカデミア」というアルベルゴでした。こじんまりとしていますが4星のホテルでした。個人的にはこういったホテルの方が好きです。
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部屋にはベットが3つありかなり広めでした。といっても1晩だけの滞在ですからあまり気になりません。ホテルの名前の入ったハンドタオルがイタリアっぽいです。
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そしてトイレにビデが並んでいると強くイタリアを感じます。イタリアだと安いホテルで冷蔵庫が無くてもビデはありますね。若い頃の1人旅では安ホテルに泊まって、冷蔵庫が無いとフルーツなどをビニール袋に入れたまま、ビデに水を張って冷やしたものです。
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部屋に荷物を置いたらすぐにロビーに集合です。ホテルには朝食のレストランだけなので近所のレストランへ移動です。他の方に風邪をうつすといけないので1人で表で待っていました。サンタ・マリア・マッジョーレ教会のバシリカのアプス(身廊東端部)の外側の曲面がよく分かります。そしてこの方角が東向きになります。
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教会の広場に面した「ビッレリア・ローサ・ドーロ」というビアレストランで晩御飯です。ここまで2晩ホテルのビュフェだったので趣向が変わってよかったです。
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建物の中庭にもう一度入り口があります。
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テーブルにはミネラルウォーターが置かれてあります。
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すぐに料理が出てきました。チーズとパンチェッタのたっぷり入ったペンネです。
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チーズの濃厚な味が体に滲みます。やっぱりイタリアンは美味しいです。
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お店がビッレリア(Birreria)なのでビールを注文しました。
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体調は最悪ですがビール飲んじゃいます。1リットルの大ジョッキです。
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レーベンブロイ(Lowenbrau)はドイツのミュンヘンのビールです。よく考えたらトレントと言えばフェッラーリというスプマンテの産地なので飲んでも良かったかなと後悔です。でもグラスであったかどうかは分かりません。
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セコンドはローストビーフでグレービーソースがおいしかったです。付け合わせはポレンタです。お米の栽培できない北イタリアの山間部の主食です。トレントにはよく合うなと思いました。料理の味付けもイタリアンというよりはオーストリアやドイツを感じさせます。もっともトレントがイタリアになったのは第1次世界大戦後の1918年の事ですから。
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サラダとパンが付いてお腹いっぱいになりました。
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食事の後はホテルに戻らずに、少し街中を歩いてみました。美味しいバン後はを食べたら多少大著が良くなりました。サンタ・マリア・マッジョーレ教会の前には白木で造られたプレセビオがありました。
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トレントのサンタ・マリア・マッジョーレ教会はトレント公会議で有名な場所です。宗教改革運動のマルティン・ルターは決して最初から新しい教会を作ろうとしていたわけではなく、カトリック教会の自己改革を呼びかけていました。その中で彼は公会議の開催をも要求していました。この日インスブルックで観たルーカス・クラーナハはマルティン・ルターの友人でしたし、同じ時代の大好きな画家のアルフレヒド・デューラーもルター共鳴し、彼の生まれたニュルンベルグにも昨年の暮れに行きました。昨年の夏に旅したベルギーの画家ピーテル・ブリューゲルは人間同士の愚かな行為が繰り返されれば、いつかは天罰を受け崩壊していくであろうバベルの塔を描いています。そんなことを考えながら教会を眺めていました。
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少し散歩しているとドゥオーモ広場に出ました。ほとんど誰もいない広場にプロジェクション・マッピングだけが元気に動き回っていました。
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広場には18世紀のトレンティーノの彫刻家による美しいネプチューンの噴水がありますが、これはレプリカで本物は市庁舎の中庭に置かれているそうです。
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雪の結晶の模様がきれいです。
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誰も見ていないのがもったいないです。
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ネプチューンの噴水の水盤の縁に座っている若いカップルには色の変化は見えていないようです。
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クリスマス・マーケットは閉まっているという情報なのでホテルに帰ります。
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翌朝にホテルのロビーなどの写真を撮っておきます。チェストの上に飾られた地図は17世紀のトルコの地図でオリジナルでした。売ってくれるなら買いたいくらいです。
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ここはカフェとしても使うのでしょうか。本がたくさん置かれてました。
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朝食は半地下のダイニングでした。イタリアの割にはチロル地方でオーストリアに属していたこともあるので品数は多かったです。昔は天井にフレスコ画とか描かれていたのかなと思わせます。
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でも食欲がなかったので妻にお願いしてヨーグルトだけ部屋に持ってきてもらいました。無理してでも食事をとれば良かったのですが、この日移動したボルツァーノでは体調が最悪になりました。寝ているだけならこれでも良かったかもしれませんが。
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今日も雲1つない快晴です。マーケット巡りをした5日間とも天気が良くて助かりました。風邪をひいていて雨だったりしたらと思うと恐ろしくなります。バスから降りられなかったかもしれません。
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全員集合してマーケット巡りに出掛けます。ホテルからベレンツァーニ通りを横切っていきます。この通りの両側の建物はとても立派です。
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青空市場では寄生木(やどりぎ)が売られていました。ケルト神話や北欧神話ではヤドリギは幸福と安全と幸運をもたらす聖なる木とされていて非常に縁起の良い植物だったことに由来しますまた北欧神話でヤドリギが神に対し「地面に触れない限り、誰も傷つけない」と約束したと言われており、その名残で今でもヤドリギは足元には置かないことになっています。(市場では床積みされていますが、ここでは柱にかけられています。)
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そこでヤドリギの小枝を吊るし、その下を通るときに幸福と安全と幸運を願うという習慣が生まれたことから転じて未婚の男女は幸せな結婚を願い「ヤドリギの下で出会った男女はキスをしても良い」という習慣が生まれました。「不死鳥の騎士団」の映画でハリー・ポッターがチョウ・チャンとキスするときに頭の上で伸びてくる枝葉はこのやどりぎです。
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石を積み上げただけのプレセビオです。これなら盗まれたりしないだろうけど。
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狭い道路の上は渡り廊下でつながっています。
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イタリアでよく見掛ける工事現場の注意事項のピクトです。好きなのは中心に小さく描かれたキューソ(chiuso)マークです。
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教会の塔というよりは敵の侵入を監視する物塔のようです。
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トレントのドゥオーモ、サン ヴィジーリオ大聖堂はロンバルディア・ロマネスク様式とゴシック様式が混在した壮麗な建築です。プレトリオ宮殿と司教区博物館が併設されています。
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要塞のような外壁の表に張り付く様にクリスマスマーケットの屋台が出ています。
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ドゥオーモ広場で一度解散になって30分くらいの自由時間がありました。
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青空にネプチューンの噴水が映えますが、なぜこんな山の中でこの題材だったのでしょう。
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ドイツやオーストリアに多い外壁をフレスコ画で飾った館が多いのは100年ほど前まではイタリアでなかったということを感じさせます。
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さあ1時間の自由時間です。
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チロルの山並みをバックにとても美しい広場です。
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テカテカの石畳に朝陽が反射して眩しいです。ドブロブニクのメインストリートのプラツァ通りを思い出します。あそこの通りの夕方の石畳の美しさは忘れられません。
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トレントの城壁は中世の姿のまま残っています。大聖堂のある左側が市内で右側が市外になります。
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その城壁の市街側にクリスマスマーケットがあります。午前10時まではゲートが閉まっていては入れません。
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こじんまりとしていますがきっと夜は賑わうのでしょうね。昨晩到着が遅くて夜のマーケットを見ることが出来なかったのが残念です。
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時間があまりなくてお店を見る時間はありませんでした。
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ドライにしたフルーツや果物の皮を吊るしたお店があります。
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素朴な木彫のお店です。プレセビオも飾ってあったけどちょっと素朴すぎたかな。
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イタリアではホットワインはヴィンブルレ(Vin Brule)と呼ばれるけれど、朝一番からでは飲む気になりませんでした。
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あと1時間くらいじっくり買い物がしたかったマーケットです。この日はこの後ボルツァーノまで戻って、さらにメラーノを往復した後ヴェローナまで出るというハードスケジュールです。1日で4つのマーケットを巡る訳です。
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食べ物屋さんは朝早すぎて準備が出来ていません。お昼に向けて準備するのでしょうね。
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以前ブダペストで同じような飾りを買ったけれど、あまり香りがしませんでした。でも可愛らしいです。
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陶器製のベルまでついて1本20ユーロくらいだったと思います。
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そろそろ戻らないと集合時間が気になります。
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トレントはスプマンテのフェッラーリを生産する街ですが、町中では見掛けませんデした。イタリア最初の町だったので絵葉書を買って、切手も買おうとしたけれどイタリア国内かヨーロッパ圏内用の切手しかないと言われました。5軒くらい聞いたけどどこもダメで郵便局へ行く時間もありません。
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大聖堂の広場に戻ってくると幼稚園くらいの子供たちが空き缶をガラガラ引いています。これが石畳の上でとても良い音がして周囲の建物に反響します。カウベルのような音でしたが何を意味するのか分かりませんでした。
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ネプチューンの噴水の周りをグルグル回っています。
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とりあえず一緒に1周回ってみました。
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イリーは1935年にハンガリーからトリエステへ出てきたフランチェスコ・イリーが起こした会社です。トリエステも第1次世界大戦まではオーストリアの領土でしたからこの辺りと似たような境遇の都市です。
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そろそろ集合場所のホテルへ向かいましょう。
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最後にサンタ・マリア・マッジョーレ教会へ行ってみましたが、扉は閉まっていました。
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看板によると7つのクリスマス・マーケットがあるようです。この広場にはプレセビオとカフェが1軒しかありませんでしたが、時期がクリスマスに近づくともっと店が出るのでしょうか。サンタ・マリア・マッジョーレ教会広場とダンテ広場とトリニータ通り、大聖堂広場とガリバルディ通り、トゥン館、ミラーナ塔の7つのようです。立ち寄ったのは3つか4つだけでした。
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ホテルに戻って手荷物だけ持って出発です。トランクやキャリーバックはホテルのスタッフがバンで運んでくれています。
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トレントで注目すべきモダニズム建築である鉄道駅が見えました。他に中央郵便局局舎も建築家アンジョーロ・マッツォーニの手によるもので、1936年に竣工した鉄道駅はイタリア鉄道建築のランドマークでもあります。ここに立ち寄る時間も無く、元気だったら朝早くに出掛けてくるところですが、この日が旅行中で体調が最悪な日でした。
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トレントを出発して、昨日真っ暗な中に来た道を戻り、ボルツァーノへ向かいます。
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以前ウィーンからヴェネツィアに入って、そのまま車で北上してコルチナ・ダンペツッオへスキーに行ったことがあります。もう20年位前の話ですがその時見たドロミテの山々の美しさに魅了され、次はボルツァーノからいろいろ足を延ばしたと思っていたところです。
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残念ながらドロミテの山々を巡ることだ出来ませんが麓の町ボルツァーノへ向かいます。
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旅行記グループ 2016 クロアチア・スロヴェニア・オーストリア・イタリアのクリスマスマーケット巡り
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