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2010年に続き、紅葉最盛期、人もごった返す11月後半の京都へ。<br />…ということで今回は車での京都旅行は断念し、素直に新幹線で向かいました。<br />今回こそ「そうだ京都へ行こう」by JR東海を実現。<br /><br />~今回のルート~<br />【一日目】<br />JR新横浜→JR京都駅→JR奈良線いなり→伏見稲荷大社、千本鳥居→<br />東福寺通天橋→一華院 依稀松(いきまつ)の庭(抹茶 和菓子 休憩)→<br />三十三間堂→豊国神社→祇園の宿「舞風館」<br />夕食 祇園「花咲」で京懐石<br /><br />【二日目】<br />清水寺(早朝)→「東山荘」にチェックインして荷物預け→八坂神社→<br />祇園散策→建仁寺→清水順正「おかべ」湯豆腐→清水寺(昼)→東山荘→<br />清水寺(夜間ライトアップ)→東山荘<br /><br />【三日目】<br />雨のため舞妓体験は翌日に変更、嵐山方面へ。<br />京都長屋「しらふじ庵」に荷物預け。<br />しらふじ庵→壬生寺→二条城→北野天満宮→金閣寺→京長家「しらふじ庵」<br /><br />【四日目】<br />八坂の塔近く舞妓体験「花音」、周辺散策→清水坂→新京極→JR京都駅→JR新横浜<br />夕食は新京極の「京おばんざい」<br /><br />~詳細~<br />新横浜からのぞみで京都へ。しっかりと新幹線はしっかりと進行方向右側座席を予約。富士山をしっかりと拝んで京都へ。<br /><br />先ずは京都駅でJR奈良線に乗り換えていなり駅へ。<br />今ではすっかり海外の方にもおなじみとなった、連続した朱塗りの鳥居が印象的な伏見稲荷大社へ。<br />雰囲気をたっぷりと味わったところで初日メインの東福寺へ。<br />いなり駅から電車で一駅ですが、東福寺自体は東福寺駅といなり駅の中間にあたるので、伏見稲荷参道から徒歩で移動。東福寺近くのお蕎麦屋さんでにしんそばを食して東福寺に到着。<br />まだ紅葉には若干早いかと思ったが、それでも人、人、人。通天橋は通勤ラッシュさながら。ここは列が進むまでひたすら左側に並ぶか、手前で詰まり奥のほうが比較的人が空くのでそこまで一気に進んでしまうか、迷うところです。<br />皆写真撮影に夢中で紅葉側は全然動きません。<br />殺伐とした雰囲気の通天橋から脱出したところで疲労度マックス。<br />ひとまず休憩という事になり、出口すぐ近くの一華院にてお抹茶と和菓子を戴きつつ依稀松(いきまつ)の庭でしばし休息。<br /><br />庭園を見て十分に癒されたところで、京都駅方面に出発。<br /><br />三十三間堂で仏像群を眺めた後、真田丸でもおなじみの豊臣秀吉ゆかりの豊国神社を経由して祇園へ。<br />初日の宿である祇園の宿「舞風館」にチェックイン。<br />夜は祇園の京懐石のお店「花咲」で京懐石を堪能。奥座敷から芸者遊びのお囃子が聞こえて、風情あり。<br />丁度お座敷あがりの舞妓さんと初お目見え。本職の舞妓さんを間近に見る機会を得ました。<br /><br />近年外人に追っかけまわされ問題になっている舞妓さんですが、生粋の京都の方はほとんどおらず、ほとんど県外から舞妓さんにあこがれてなっているみたいです。だからたおやかな京言葉は練習して身に着けているんですね。<br />これは沖縄にも言えるんですが、地元の人は都会にあこがれどんどん地元を離れ、都会で疲れてバカンスで来た人が魅せられて定住する。だから観光産業の担い手は県外の方というのが多いのですよね。<br /><br />二日目は清水寺三昧<br />まずは早朝、人通りの少ないうちに清水寺に参拝。旅館に戻ってチェックアウト。<br />荷物を持って東山荘へ。荷物を預けてから、八坂神社から祇園散策したあと、京都最古の禅寺である建仁寺へ。俵屋宗達の風神雷神図屏風、他、双龍図、雲龍図を見て迫力に圧倒されました。<br />その後再度清水寺方面に向かい、順正「おかべ」で湯豆腐を堪能して昼の清水寺へ。早朝と違って観光客でごった返す中、なんとか清水寺へ。初めて紅葉の時期の清水寺に行きましたが、凄い人出でした。<br />再度東山荘に戻って、清水寺の夜間ライトアップに備えて休憩しました。<br />休憩しているうちに外が騒がしくなり、列に並ぶ指示の声が聞こえたため表を見ると、夜間拝観の列が東山荘の前まで届いており、慌てて準備して列に並びました。<br />まぁ列の長い事長い事。でも夜の清水寺も雰囲気があって良かったです。<br /><br />清水寺のためだけに宿泊したような東山荘でしたが、中央の流し場の話し声が部屋まで聞こえてきたりで、あまりくつろげる環境ではありませんでした。立地は良いだけに、ちょっと残念な気持ちになりました。<br /><br />三日目は朝から雨だったため、予定していた舞妓体験を翌日に変更。<br />仕方ないので、雨でもできる観光に切り替え。まずは宿泊予定のしらふじ庵に移動して荷物を先に預けました。しらふじ庵は京都の古民家を改築して、貸し切りで宿泊できるようにした長家です。<br />京都に長期滞在するのであればホテル以外に一泊は風情のある長家に泊まってみるのも良い経験だと思います。裏には小さいながらも庭園もあって風情がありました。<br /><br />さて雨も次第に止むという予報だったので、じっとしていても勿体ないので観光に。<br />まず手始めにすぐ近くにある新撰組ゆかりの壬生寺へ。新選組隊士の墓である壬生塚があります。<br />ここでしばし幕末に思いを巡らしました。<br />幕末から近代にかけての歴史は大好きなのですが、幕末の英雄とされている国家転覆の立役者坂本某よりも時代に翻弄された新撰組のほうが好きです。<br />今日ではだいぶ見直されてきましたが、勝てば官軍の倣いにもあるように、勝者が作った歴史は敗者に対して事実を捻じ曲げて伝わるので、納得がいかない点が多いのです。<br />正義が勝つのではなく、勝った方が正義となる。一転して評価が逆転してしまうという事実。<br /><br />だいぶ話がそれましたが、壬生寺観光の後に世界遺産になった二条城へ。<br />二条城内部見学後に裏手の外堀隅にある高台から全景を見渡すと、ところどころ赤や黄色に色づいた景色が望むことができます。<br />いつの間にか雨が上がったので、一気に足を延ばして北野天満宮に行き、もみじ苑に。晴れていればもっと鮮やかだったのでしょう、雨上りの少し暗めの紅葉で少し残念でした。<br />そこからバスで、もはや何度目になるでしょう金閣寺で締めとしました。<br /><br />四日目<br />「花音」で舞妓体験。<br />舞妓さんに変身すると人目も引くし、外人からも一緒の写真撮影をねだられたりで人の多い観光シーズンにやるのは結構大変なことになります。<br />またつけ慣れていない鬘をずっとつけていると頭が痛くなるので、あまり長時間はねばらないほうが良いかと思います。<br />舞妓体験の後、帰りの新幹線まで時間つぶしの新京極。<br /><br />のぞみで一路横浜へ帰。<br />

そうだ京都へ行こう…②新幹線で行く紅葉最盛期三泊四日の旅

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2014/11/23 - 2014/11/26

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タマちゃん

タマちゃんさん

2010年に続き、紅葉最盛期、人もごった返す11月後半の京都へ。
…ということで今回は車での京都旅行は断念し、素直に新幹線で向かいました。
今回こそ「そうだ京都へ行こう」by JR東海を実現。

~今回のルート~
【一日目】
JR新横浜→JR京都駅→JR奈良線いなり→伏見稲荷大社、千本鳥居→
東福寺通天橋→一華院 依稀松(いきまつ)の庭(抹茶 和菓子 休憩)→
三十三間堂→豊国神社→祇園の宿「舞風館」
夕食 祇園「花咲」で京懐石

【二日目】
清水寺(早朝)→「東山荘」にチェックインして荷物預け→八坂神社→
祇園散策→建仁寺→清水順正「おかべ」湯豆腐→清水寺(昼)→東山荘→
清水寺(夜間ライトアップ)→東山荘

【三日目】
雨のため舞妓体験は翌日に変更、嵐山方面へ。
京都長屋「しらふじ庵」に荷物預け。
しらふじ庵→壬生寺→二条城→北野天満宮→金閣寺→京長家「しらふじ庵」

【四日目】
八坂の塔近く舞妓体験「花音」、周辺散策→清水坂→新京極→JR京都駅→JR新横浜
夕食は新京極の「京おばんざい」

~詳細~
新横浜からのぞみで京都へ。しっかりと新幹線はしっかりと進行方向右側座席を予約。富士山をしっかりと拝んで京都へ。

先ずは京都駅でJR奈良線に乗り換えていなり駅へ。
今ではすっかり海外の方にもおなじみとなった、連続した朱塗りの鳥居が印象的な伏見稲荷大社へ。
雰囲気をたっぷりと味わったところで初日メインの東福寺へ。
いなり駅から電車で一駅ですが、東福寺自体は東福寺駅といなり駅の中間にあたるので、伏見稲荷参道から徒歩で移動。東福寺近くのお蕎麦屋さんでにしんそばを食して東福寺に到着。
まだ紅葉には若干早いかと思ったが、それでも人、人、人。通天橋は通勤ラッシュさながら。ここは列が進むまでひたすら左側に並ぶか、手前で詰まり奥のほうが比較的人が空くのでそこまで一気に進んでしまうか、迷うところです。
皆写真撮影に夢中で紅葉側は全然動きません。
殺伐とした雰囲気の通天橋から脱出したところで疲労度マックス。
ひとまず休憩という事になり、出口すぐ近くの一華院にてお抹茶と和菓子を戴きつつ依稀松(いきまつ)の庭でしばし休息。

庭園を見て十分に癒されたところで、京都駅方面に出発。

三十三間堂で仏像群を眺めた後、真田丸でもおなじみの豊臣秀吉ゆかりの豊国神社を経由して祇園へ。
初日の宿である祇園の宿「舞風館」にチェックイン。
夜は祇園の京懐石のお店「花咲」で京懐石を堪能。奥座敷から芸者遊びのお囃子が聞こえて、風情あり。
丁度お座敷あがりの舞妓さんと初お目見え。本職の舞妓さんを間近に見る機会を得ました。

近年外人に追っかけまわされ問題になっている舞妓さんですが、生粋の京都の方はほとんどおらず、ほとんど県外から舞妓さんにあこがれてなっているみたいです。だからたおやかな京言葉は練習して身に着けているんですね。
これは沖縄にも言えるんですが、地元の人は都会にあこがれどんどん地元を離れ、都会で疲れてバカンスで来た人が魅せられて定住する。だから観光産業の担い手は県外の方というのが多いのですよね。

二日目は清水寺三昧
まずは早朝、人通りの少ないうちに清水寺に参拝。旅館に戻ってチェックアウト。
荷物を持って東山荘へ。荷物を預けてから、八坂神社から祇園散策したあと、京都最古の禅寺である建仁寺へ。俵屋宗達の風神雷神図屏風、他、双龍図、雲龍図を見て迫力に圧倒されました。
その後再度清水寺方面に向かい、順正「おかべ」で湯豆腐を堪能して昼の清水寺へ。早朝と違って観光客でごった返す中、なんとか清水寺へ。初めて紅葉の時期の清水寺に行きましたが、凄い人出でした。
再度東山荘に戻って、清水寺の夜間ライトアップに備えて休憩しました。
休憩しているうちに外が騒がしくなり、列に並ぶ指示の声が聞こえたため表を見ると、夜間拝観の列が東山荘の前まで届いており、慌てて準備して列に並びました。
まぁ列の長い事長い事。でも夜の清水寺も雰囲気があって良かったです。

清水寺のためだけに宿泊したような東山荘でしたが、中央の流し場の話し声が部屋まで聞こえてきたりで、あまりくつろげる環境ではありませんでした。立地は良いだけに、ちょっと残念な気持ちになりました。

三日目は朝から雨だったため、予定していた舞妓体験を翌日に変更。
仕方ないので、雨でもできる観光に切り替え。まずは宿泊予定のしらふじ庵に移動して荷物を先に預けました。しらふじ庵は京都の古民家を改築して、貸し切りで宿泊できるようにした長家です。
京都に長期滞在するのであればホテル以外に一泊は風情のある長家に泊まってみるのも良い経験だと思います。裏には小さいながらも庭園もあって風情がありました。

さて雨も次第に止むという予報だったので、じっとしていても勿体ないので観光に。
まず手始めにすぐ近くにある新撰組ゆかりの壬生寺へ。新選組隊士の墓である壬生塚があります。
ここでしばし幕末に思いを巡らしました。
幕末から近代にかけての歴史は大好きなのですが、幕末の英雄とされている国家転覆の立役者坂本某よりも時代に翻弄された新撰組のほうが好きです。
今日ではだいぶ見直されてきましたが、勝てば官軍の倣いにもあるように、勝者が作った歴史は敗者に対して事実を捻じ曲げて伝わるので、納得がいかない点が多いのです。
正義が勝つのではなく、勝った方が正義となる。一転して評価が逆転してしまうという事実。

だいぶ話がそれましたが、壬生寺観光の後に世界遺産になった二条城へ。
二条城内部見学後に裏手の外堀隅にある高台から全景を見渡すと、ところどころ赤や黄色に色づいた景色が望むことができます。
いつの間にか雨が上がったので、一気に足を延ばして北野天満宮に行き、もみじ苑に。晴れていればもっと鮮やかだったのでしょう、雨上りの少し暗めの紅葉で少し残念でした。
そこからバスで、もはや何度目になるでしょう金閣寺で締めとしました。

四日目
「花音」で舞妓体験。
舞妓さんに変身すると人目も引くし、外人からも一緒の写真撮影をねだられたりで人の多い観光シーズンにやるのは結構大変なことになります。
またつけ慣れていない鬘をずっとつけていると頭が痛くなるので、あまり長時間はねばらないほうが良いかと思います。
舞妓体験の後、帰りの新幹線まで時間つぶしの新京極。

のぞみで一路横浜へ帰。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
ショッピング
4.5
交通
4.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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