JALビジネスクラスで行く北ドイツ ⑤ 世界遺産リューベックの旧市街を散策(2)2015年にオープンした新観光スポット『欧州ハンザ博物館』、リューベックで人気の北ドイツ料理店【シッファーゲゼルシャフト】&市庁舎地下にある伝統ドイツ料理店【ラーツケラー】でディナー、リューベックの穴場の観光スポット「Gang(ガング)」&「Hof(ホーフ)」巡り(後編)
2016/07/17 - 2016/07/20
8位(同エリア189件中)
リンリンベルベルさん
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北ドイツ旅行の2日目の続きです。
リューベック(正式名称:ハンザ都市リューベック)は、バルト海に面した
北ドイツの代表都市で、12~17世紀にかけてハンザ同盟の盟主として大きな
繁栄を誇り、1987年に旧市街が「ハンザ同盟都市リューベック」として
世界遺産に登録されています。
本旅行記は、1987年に世界遺産に登録されたリューベックの旧市街の散策、
2015年にオープンしたハンザの歴史に捧げた世界最大の博物館である
『欧州ハンザ博物館』、1535年に建てられた船員のギルドの館を利用した
リューベックで人気の北ドイツ料理店【シッファーゲゼルシャフト】、
14~18世紀にかけてワインの貯蔵庫兼販売所として機能していた市庁舎地下
にある伝統ドイツ料理店【ラーツケラー】、1806年創業の老舗菓子店&カフェ
【ニーダーエッガー】の本店などをご紹介します。
また、リューベックの穴場の観光スポットである「Gang(ガング)」&
「Hof(ホーフ)」巡りの続編もご紹介します (^^♪
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ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』の写真。
ブライテ通りを北に向かって歩いていると、正面に尖塔(112.04m)
がそびえ立つ『聖ヤコビ教会』が見えてきました。
このひとつ前の旅行記はこちら↓
<JALビジネスクラスで行く北ドイツ ④ 世界遺産リューベックの
旧市街を散策(1)『聖ペトリ教会』(塩商人の教会)の
塔の上からの眺望、市庁舎地下にある伝統ドイツ料理店
【ラーツケラー】でランチ、リューベック名物マジパンの
老舗菓子店【ニーダーエッガー】本店でカフェタイム、
リューベックの穴場の観光スポット「Gang(ガング)」&
「Hof(ホーフ)」巡り(前編)>
https://4travel.jp/travelogue/11337172 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』の外観の写真。
逆光のため画像をクリックして拡大してご覧ください。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』の写真。
1334年に建てられたリューベックで3番目に大きい船乗りのための教会です。
聖ヤコビ教会は、第二次世界大戦による破壊を免れた数少ない教会でもあります。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』
聖ヤコビ教会のご案内の写真。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』の写真。
こちらから聖ヤコビ教会に入場します。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』
聖ヤコビ教会のエントランスの写真。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』
聖ヤコビ教会の開館時間の写真。
<開館時間>
月曜~日曜日 10:00~18:00
<入場料>
無料
http://www.st-jakobi-luebeck.de/ -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』
聖ヤコビ教会の主祭壇の写真。
近づいてみます。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』の写真。
主祭壇には、大理石で作られた彫刻、聖母マリアがイエス・キリストの死体を
抱きかかえている「ピエタ」で飾られています。 -
主祭壇の反対側には、パイプオルガンがあります。
-
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』のパイプオルガンの写真。
1465~66年にパイプオルガンが造られ、その後改修を重ねて現在の形になりました。
第二次世界大戦時には、パイプオルガンを解体して防空壕代わりのチャペルの中に
保存されていましたが、戦後元の場所に戻されました。
1981~1984年には大改修が行われ、1673年当時の姿が再現されました。 -
聖ヤコビ教会のパイプオルガンをズームします。
素晴らしい装飾が施されたパイプオルガンです。
何とパイプのアッパーリップ(音が出る穴)が人間の口に模した装飾になっています。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』
画像をクリックして拡大してご覧ください。
北側のパイプオルガンの右下に位置する場所には、海で遭難した乗組員の
追悼記念碑が設置されていて、この場所に救命ボートも安置されています。
この救命ボートは、1957年に乗組員を乗せたまま行方不明となったリューベックの
練習帆船「パミール号(PAMIR)」の救命ボートです。
(86人の乗組員のうち、助かったのはわずか6人だったそうです。)
追悼記念碑はドイツ政府、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州、
教会の信者たちの要望で、2007年に設置されました。
こうした背景は、聖ヤコビ教会が船乗りのための教会である由縁ですね。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』の内部の写真。
画像をクリックして拡大してご覧ください。
木樽が設置されたスペースであり、船乗りのための教会であるという雰囲気を
醸し出す空間となっています。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』の床面の石畳みには、
文字が刻まれているものがあります。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』内に設けられた小スペースの写真。
壁面に飾られた絵画は・・・。 -
ドイツ・リューベック『聖ヤコビ教会』の壁面に飾られた絵画の写真。
額上には、ラテン語で「Soli Deo Gloria」と表記されています。
画像をクリックして拡大してご覧ください。
「Soli Deo Gloria」(ソリ・デオ・グロリア)は、「神にのみ栄光」という意味で、
プロテスタント宗教改革で基本的な信仰をあらわすために提示された5つのソラ
(five solas)の一つです。
この強調は、当時のカトリック教会の教えと対照的だったと言われています。
因みに、ヨハン・ゼバスティアン・バッハは自身の自筆譜に「Soli Deo Gloria」の
頭文字をとって「SDG」とサインしていたことでも知られています。 -
ドイツ・リューベック【Peter Pane】
『聖ヤコビ教会』のすぐ横にあるカフェレストラン【ピーターパン】の写真。
テラス席は沢山のお客さんで賑わっていました。
<営業時間>
月曜~日曜日 11:00~閉店まで
http://www.peterpane.de/restaurants/luebeck-altstadt/ -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
1535年に船員のギルドハウスとして建てられた【シッファーゲゼルシャフト】
(船員組合の家)の写真。
ハンザの面影を残す建物が並ぶ旧市街の中でも最も美しく有名な建物の一つで、
レンガ造りに階段状の破風飾りというハンザ都市特有の建築様式に加え、
金の風見鶏やロココ調のドアなど細部まで趣向が凝らされています。
http://schiffergesellschaft.com/ -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
【シッファーゲゼルシャフト】の入り口に設けられた門柱には、
バルト海で最大の島でもあるゴットランド島で切り出された石灰岩が
使用されています。
余談ですが、宮崎駿監督のアニメ映画「魔女の宅急便」に登場する「コリコ」の街は、
スウェーデンの首都ストックホルムと共に、このゴットランド島にある
「ヴィスビー」の街をモデルにしていることでも知られていますね。
12~14世紀の間にハンザ同盟の一つであったヴィスビーの街並みは、
1995年に「ハンザ同盟都市ヴィスビュー」として世界遺産に登録されています。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
【シッファーゲゼルシャフト】のエントランスの上部には、1535年に
船員のギルドハウスとして建てられたことを示す年号と帆船の絵画が
描かれています。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
船員のギルドハウスとして建てられた【シッファーゲゼルシャフト】(船員組合の家)
の解説の写真。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
【シッファーゲゼルシャフト】は、歴史的建造物であると同時に、16世紀当時の
インテリアで飾られた博物館のような店内で、北ドイツの名物で船乗りの
食べ物だった「ラプスカウス(Labskaus)」や美味しい魚料理などをいただける
リューベックで人気のレストランでもあります。
昨日(リューベックに到着した日)もこの人気レストランに夕食を食べに来ましたが、
北ドイツ料理に惹かれて昨日に続いて再訪しました ((o(^∇^)o))
<営業時間>
10:00~翌日1:00
http://schiffergesellschaft.de/en/ -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
1535年に建てられた船員のギルドの館を利用したリューベックで人気の北ドイツ料理店
【シッファーゲゼルシャフト】の店内の写真。
食器が残っているので分かるように、入店した際は満席でした。
昨日、ディナー時に来た際も混雑していました。
薄暗い照明の中に浮かび上がる中世時代のインテリア、天井から吊り下げられた
大きな帆船模型やランプ、船板で作られた重厚なテーブルに紋章が彫られた長椅子、
アンティークの船具など、まるで船の中にいるような独特の雰囲気の店内です。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
北ドイツ料理店【シッファーゲゼルシャフト】の店内の写真。
レストラン内は幾つかのエリアに分かれていて、一番広い「歴史的ホール」
(Histrische Halle)」の他にも、より落ち着いたインテリアの
「キャプテンのサロン」(Kapitaenssalon)や「ハンザの部屋」(Hansezimmer)
などがあり、全部で約400席といった広さです。
昨日に引き続き、活気あふれる一番広い「歴史的ホール」のテーブル席に
案内されました。
写真右のペアで座れるテーブルに並んで座ります。 -
天井から吊り下げられた帆船模型は、実際に存在した船のミニチュア版だそうです。
中世にはハンザ同盟の盟主として栄えたリューベックですが、このレストランの空間は
「バルト海の女王」と呼ばれたハンザ時代を彷彿させますね。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
シッファーゲゼルシャフトのビールのメニューの写真。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
シッファーゲゼルシャフトのスープのメニューの写真。
クラムチャウダーと魚の燻製のクリームスープを注文します。
メニューの解説では、「当時の船員や普通の市民が食べていた豪勢ではないけれど
美味しい料理」を中心とした料理がラインナップされているようです。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
シッファーゲゼルシャフトの特選ホルスタイン(ドイツのホルスタイン地方の乳牛)
のメニューの写真。
店員さんがお薦めした名物の北ドイツ料理「ラプスカウス(Labskaus)」を
注文します。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
シッファーゲゼルシャフトの魚料理のメニューの写真。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
シッファーゲゼルシャフトの番外編のメニューの写真。
画像をクリックして拡大してご覧ください。
Unsere Empfehlung(お薦めの食前酒)、Vorspeisen(前菜)、Hauptgerichte
(アントレ)、Dessert(デザート)のメニューです。
アントレのメニューの中から魚料理を注文することにしました。
◆ Duett vom Heilbutt und Lachs(ヒラメとサーモンのデュエット) -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
【シッファーゲゼルシャフト】でいただいたものの写真。
それぞれスープを頼みました。ドイツパンも提供されます。
◆ JEVER PILSNER(イェーヴァーピルスナー) 3.2ユーロ
イェーヴァーピルスナーは、北海に臨むフリースラント地方のイェヴァーの街で
造られたドイツ北部を代表する銘柄です。
日本でも人気のあるビールで、苦いビールの代名詞的存在でもあります。
昨日は、ドイツのケラービール(自然環境の天然酵母で醸造し、地下の低温所で
熟成したビール)である「Aktien Zwick'l Kellerbier」(アクティーエン・
ツヴィッケル・ケラービア)というビールをいただきましたが、
やはりドイツビールは美味しい (゜∇^d)!!
◆ SELTERS classic(0.75L) 5.9ユーロ
ドイツの炭酸入りナチュラルミネラルウォーター。 -
ドイツ・リューベック【シッファーゲゼルシャフト】でいただいたものの写真。
◆ Lubecker Fishsoup 7.8ユーロ
魚の燻製のクリームスープです。 -
ドイツ・リューベック【シッファーゲゼルシャフト】でいただいたものの写真。
◆ Munkmarscher Clam Chowder(クラムチャウダー) 7.8ユーロ
私は濃厚なクラムチャウダーを。おいしいんですよ (゜∇^d)!! -
ドイツ・リューベック【シッファーゲゼルシャフト】でいただいたものの写真。
◆ Duett vom Heilbutt und Lachs 23ユーロ
「ヒラメとサーモンのデュエット」という魚料理です。
マッシュポテトも一緒に提供されました。
魚料理の下にはグリルされた野菜が敷かれていて、中々食べ応えがありました。 -
ドイツ・リューベック【シッファーゲゼルシャフト】の店員さん一押し!
北ドイツの郷土料理「ラプスカウス」の写真。
メニューの解説には、塩漬け牛肉のブリスケット(肩ばら肉)、じゃがいも、
目玉焼き、レッドビート、タマネギで作られたものと記載されています。
どうやって食べるのかなぁ。地元ならではの食べ方があるのかな?と思って、
店員さんに尋ねてみたところ、「普通に皿に取り分けて食べればいいんだよ」
とのことでした。
◆ Labskaus(ラプスカウス) 16.9ユーロ -
名物の北ドイツの郷土料理「ラプスカウス」をズームします。
見た目通り、コーンビーフ(牛肉を塩漬けにしたもの)とマッシュホテトを混ぜ込み、
目玉焼きをのせたものです。
元々は船乗りの賄い料理だったそうです。
コーンビーフやじゃがいもといった保存ができて、栄養豊富な食材を使うところが
いかにも船乗りの手軽な料理ですね。
因みに、ジャガイモに含まれる豊富なビタミンCが当時、船乗りの間で恐れられていた
壊血病の予防に役立ったという説もあるようです。 -
写真右の魚料理は、北ドイツの郷土料理としても知られている「マチェスフィレ
(Matjesfilet)」というニシンを樽で酢漬けしたものです。 -
北ドイツの郷土料理「ラプスカウス」をスプーンを使って混ぜ混ぜします。
-
そして、食べやすいようにお皿に盛り付ければ完成です。
料理の味は「う~ん」という感じですが、元々は船乗りの賄い料理だったというのが
分かる気がします。
でも、「ラプスカウス(Labskaus)」と「マチェスフィレ(Matjesfilet)」の2つの
北ドイツの郷土料理をいただくことができて良かったです。 -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
シッファーゲゼルシャフトのデザートのメニューの写真。
食後にデザートを食べることにします。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。 -
やはり折角、リューベックを訪れていることもあり、リューベック名物のマジパンを
使ったケーキを注文しました。 -
◆ Travewave 9.5ユーロ
リューベックの名物であるマジパンとトリュフのケーキ(パフェ)、砂糖漬けの
チェリーとベリーのコンポートです。
まあまあかな。 -
◆ Skippers Choice 9.5ユーロ
パイナップルのキャラメリゼとダークチョコレートです。
上品なデザートですね。
【シッファーゲゼルシャフト】でいただいたものの会計は、計83.6ユーロ
(約9,781円)でした。
※1ユーロ=約117円で計算(2016年7月17日現在) -
ドイツ・リューベック【Schiffergesellschaft】
シッファーゲゼルシャフトで北ドイツ料理を堪能した後、リューベックの
穴場の観光スポットである「Gang(ガング)」&「Hof(ホーフ)」巡り
の続きに向かうことにします。 -
市庁舎裏の南北に走る「ブライテ通り」の東側(写真の赤い丸で囲んだ
エリア)には、「Hof(ホーフ)」と呼ばれる美しい中庭が幾つかあり、
また、それに対して「ブライテ通り」の西側(写真の青い丸で囲んだ
エリア)には、トラヴェ川の港に向かって緩やかに下る道が数本あり、
それらの道は「Gang(ガング)」と呼ばれる抜け道でつながっています。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。
本旅行記では、「ブライテ通り」の西側(写真の青い丸で囲んだエリア)
にある「Gang(ガング)」巡りをご紹介します。
なお、「ブライテ通り」の東側(写真の赤い丸で囲んだエリア)にある
「Hof(ホーフ)」巡りは、一つ前の旅行記で紹介しました↓
<JALビジネスクラスで行く北ドイツ ④ 世界遺産リューベックの
旧市街を散策(1)『聖ペトリ教会』(塩商人の教会)の
塔の上からの眺望、市庁舎地下にある伝統ドイツ料理店
【ラーツケラー】でランチ、リューベック名物マジパンの
老舗菓子店【ニーダーエッガー】本店でカフェタイム、
リューベックの穴場の観光スポット「Gang(ガング)」&
「Hof(ホーフ)」巡り(前編)>
https://4travel.jp/travelogue/11337172 -
【シッファーゲゼルシャフト】(写真左)の隣りに位置する
エンゲルスグルーペ(Engelsgrube)の通りをトラヴェ川に向かって
歩いて行きます。
因みに、「Gang(ガング)」とはドイツ語で「通路」の意味です。 -
ドイツ・リューベック「Engelshof(エンゲルスホーフ)」
エンゲルスグルーペ(Engelsgrube)沿いにある「エンゲルスホーフ」
のエントランスがある外観の写真。
こちらのエリアにも「Hof(ホーフ)」と呼ばれる美しい中庭が
ありました。 -
ドイツ・リューベック「Engelshof(エンゲルスホーフ)」
エンゲルスグルーペ(Engelsgrube)沿いにある「エンゲルスホーフ」
のエントランスの写真。
こちらの「Hof(ホーフ)」は残念ながら閉まっていました・・・。 -
ドイツ・リューベック「Backer Gang(ベッカー・ガング)」
「ベッカー・ガング」のエントランスがある外観の写真。 -
ドイツ・リューベック「Backer Gang(ベッカー・ガング)」
「ベッカー・ガング」のエントランスの写真。
中世に建てられたレンガ造りの美しいリューベックの旧市街の
街並みの中に、迷路のように張り巡らされているのが「Gang(ガング)」
と呼ばれる入り組んだ通路です。
土地が狭いリューベックでは、商人たちは通りに面して大きな館を建て、
その脇に細いトンネルを作って、奥に従業員たちが住む小さな長屋を
幾つも建築しました。
時と共に、長屋の数は増え、また、新しい通路も次々にでき、
リューベックの旧市街には、現在も80箇所以上の「Gang(ガング)」
が残っているそうです。
因みに、ガングの証明としてエントランスの上部には名前と番号が
記述されています。 -
ドイツ・リューベック「Backer Gang(ベッカー・ガング)」
「ベッカー・ガング」の写真。
ガングに足を踏み入れると、そこにはかわいい中庭があって、
とても素敵な空間が広がります (*^O^*) -
ドイツ・リューベック「Backer Gang(ベッカー・ガング)」
「ベッカー・ガング」の写真。 -
ドイツ・リューベック「Backer Gang(ベッカー・ガング)」
「ベッカー・ガング」の写真。 -
ドイツ・リューベック「Lungreens Gang(リュングレーエンス・ガング)」
「リュングレーエンス・ガング」のエントランスの写真。 -
ドイツ・リューベック「Kettner's Gang(ケトナーズ・ガング)
フィッシャーグルーペ(Fischergrube)沿いにある「ケトナーズ・ガング」
のエントランスの写真。
「Gang(ガング)」の探索も意外と楽しいです ((o(^∇^)o)) -
ドイツ・リューベック『Heiligen-Geist-Hospital(聖霊養老院)』
ブライテ通りからケーニヒ通りに向かった突き当りに位置する1280年に造られた
5つの塔と切妻が優美な『聖霊養老院(ハイリゲン=ガイスト病院)』の写真。
ハンザの商人たちがお金を出し合って建設資金を集めて造った救貧院と病院を兼ねた
ドイツ最古の福祉施設だったのですが、現在は聖霊病院の一部は老人ホームと
介護施設になっています。
『聖霊養老院』は一部見学することができます。 -
ドイツ・リューベック【PENNY-Markt Discounter】
ドイツのスーパーマーケット【ペニー】の写真。
『聖霊養老院』の前を通って旧市街の北端に位置するブルク門方面にちょっと進んだ
グローセ・ブルク通り沿いにあります。
<営業時間>
7:00~22:00(定休日:日曜日)
http://www.penny.de -
ボルヴィック(Volvic)を購入することにします。
1Lのボルヴィックで0.79ユーロ(約92円)でした。
※1ユーロ=約117円で計算(2016年7月17日現在)
・ 1Lのボルヴィック(6本) 4.74ユーロ
・ 1Lのボルヴィック 0.79ユーロ
・ 1.5Lのボルヴィック 0.85ユーロ -
ドイツで最も親しまれている正方形の形をした「Ritter Sport」(リッタースポーツ)
のチョコレート(0.99ユーロ/個)の写真。
日本でもよく食べています。
リッタースポーツ(通称、リッター)は、1912年にドイツ・シュトゥットガルト郊外で
創業したリッター家による家族経営のチョコレートメーカーで、正方形の形をした
板チョコ(100g)はバリエーションが豊富です。
因みに、正方形のチョコレートは、「どんなスポーツジャケットのポケットにも
収まり、ポケットの中で割れたりしない正方形のチョコレートを。」といった
コンセプトから誕生したそうです。
昨日、『ハンブルク国際空港』内のスーパーマーケット【EDEKA(エデカ)】で
販売されていた「Ritter Sport」のチョコレート(1.19ユーロ/個)よりも安いです!
写真のマカダミアナッツ入りのチョコレートを各々2個ずつ購入することにします。
・ マカダミアナッツ入りのホワイトチョコレート 0.99ユーロ(約116円)×2個
・ マカダミアナッツ入りのミルクチョコレート 0.99ユーロ(約116円)×2個
大好きなマカダミアナッツが丸ごとぎっしり詰ったホワイトチョコレートと
ミルクチョコレートで激ウマです (゜∇^d)!!
日本では定価350円(1個)なのですが、本家のドイツでは半額以下で購入できます!
ミルクチョコの方が好みの味。 -
こちらの「Ritter Sport」は0.79ユーロ(約92円)です。
しかしながら、私の好みの味ではなかったのでスルーです。 -
可愛いミニサイズの「Ritter Sport」のチョコレートの詰め合わせ(7種類9枚入り)
の写真。
日本では定価500円(1個)なのですが、この商品も約62%オフの金額で購入できます。
・ ミニリッターアソート 1.64ユーロ(約192円) -
グローセ・ブルク通りを通って旧市街の北端に位置するブルク門方面に向かって
歩いて行くと、左側に立派な煉瓦造りの建物と緑色の尖塔が見えてきました。 -
煉瓦造りの建物の敷地内に入れるようです。
ちょっと中に入ってみましょう! -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
ハンザの歴史に捧げた世界最大の博物館である『欧州ハンザ博物館』の敷地に続く
エントランス(グローセ・ブルク通り側)の写真。 -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
『欧州ハンザ博物館』の複合施設の案内図の写真。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。
欧州ハンザ博物館は、本館(博物館のチケット売り場、ショップ、
レストラン【NORD】)、リューベック城修道院、一般の方がアクセス可能な敷地で
構成されていて、長く波乱に富んだハンザの歴史の多くの痕跡が
合計7,405平方メートルの敷地内に取り上げられています。 -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
ハンザの歴史に捧げた世界最大の博物館である『欧州ハンザ博物館』のエントランス
(旧市街の北端に位置するブルク門と逆側)の写真。
とても綺麗に整備された施設&敷地です。
『欧州ハンザ博物館』は、旅行ガイドブック等にも紹介されておらず、当初は
計画していなかったのですが、ちょっと立ち寄ってみることにします。
(帰国後に調べてみたのですが、『欧州ハンザ博物館』は2015年にオープンした
ばかりの施設でした。) -
写真右は『リューベック城修道院』です。
リューベック城修道院の手前を右折するとグローセ・ブルク通りに出られます。
そして、写真左の建物は・・・、 -
小部屋が幾つか設けられたこの建物は「Confessional building」です。
当時、懺悔室として利用されていた建物みたいですね。 -
「Confessional building」(懺悔室の建物)の案内図の写真。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。 -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
『欧州ハンザ博物館』の本館のメインエントランスに向かいます。 -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
2015年にオープンしたばかりのハンザの歴史に捧げた世界最大の博物館である
『欧州ハンザ博物館』の本館(博物館のチケット売り場、ショップ、レストラン
【NORD】)の写真。
写真手前のショップの奥にコインロッカー(使用時に1ユーロ必要ですが、使用後に
返却されます。)があります。
<営業時間>
4月1日~10月31日 10:00~18:00
11月1日~3月31日 10:00~17:00(定休日:12月24日)
http://www.hansemuseum.eu/language/en/ -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
『欧州ハンザ博物館』のチケットカウンターの写真。 -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
『欧州ハンザ博物館』の入館料の案内の写真。
大人:12.5ユーロ、小児(6~16歳):7.5ユーロ
片親(1名)+小児:18.5ユーロ、両親(2名)+小児:31ユーロ
『欧州ハンザ博物館』の入館チケットで本館と『リューベック城修道院』
(Castle Friary)の双方に入館することができます。 -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
『欧州ハンザ博物館』のパンフレット〔英語版〕(写真左)と入館チケット(写真右)
の写真。
入館チケットは、ハンザ博物館の展示物の情報を読み取るためのキーを兼ねています。
ハンザ博物館内に設けられたモニターの横にあるキー(入館チケット)と
同じシンボルマークが描かれたリーダーに、キーをかざすと壁面にハンザの歴史の
概要の解説が浮かび上がるシステムです。
このキーを使用して、ハンザの歴史に関する研究を行なう(=ハンザの歴史を学ぶ)
という訳です。 -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
先ず最初に、『欧州ハンザ博物館』のエントランスホール内に設けられた写真の
タッチパネル式の機材を使って、ハンザ博物館でのツアーのための準備をします。
以下の操作をして、一つ上の写真のキーの設定をします。
(操作にあたっては、ハンザ博物館の従業員の女性が付き添ってくれて、
英語で丁寧に解説してくれます。)
<キーの設定方法>
1.4つの言語(ドイツ語、英語、スウェーデン語、ロシア語)から一つを選択する。
2.50のヨーロッパの都市から一つの都市を選択する。
3.4つのトピックから一つを選択する。 -
キーの設定が完了したら、いよいよハンザ博物館のツアーの開始です。
ガラス張りのエレベーターに乗って一つ下のフロア(地階)に下がります。
写真はエレベーターに乗ってからエントランスホールに設けられたタッチパネル式の
機材がある方向を撮ったものです。 -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
『欧州ハンザ博物館』の本館のフロア案内の写真。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。
一つ下のフロア(地階)は、以下のシーン(テーマ)で構成されています。
写真に表記された矢印の順路に従い、各シーン毎にハンザの歴史を学んでいきます。
<地階におけるシーン(テーマ)>
・ 城跡の発掘現場(リューベックの起源とキャッスルヒルの歴史的な地層)
↓
・ 1193年頃のネヴァ川に向かって(広範囲に及ぶ連盟)
※ネヴァ川:ロシア北西部のラドガ湖からサンクトペテルブルク市内を流れ、
フィンランド湾に注ぐ全長約74kmの川
↓
・ 1226年頃のリューベック(都市の急成長と社会の変化)
↓
・ 1361年頃のブリュージュ〔ベルギー〕(ハンザの名における経済政策)
↓
・ 1367年頃の疫病〔ペスト〕(社会と経済の危機)
↓
・ 1500年頃のロンドン(影響力のある太いパイプ)
↓
・ 1518年のハンザ会議(外交と対立)
↓
・ 宗教と貿易(商業倫理)
↓
・ 新時代(現代の始まりにおけるビジネス、グローバル化と知識) -
写真のガラス張りのエレベーターに乗って、エントランスフロアから一つ下のフロア
(地階)に下りました。
画像をクリックして拡大してご覧ください。 -
ドイツ・リューベック『欧州ハンザ博物館』の「城跡の発掘現場
(リューベックの起源とキャッスルヒルの歴史的な地層)」というシーンの写真。
画像をクリックして拡大してご覧ください。 -
各シーンの開始時にハンザ博物館内に設けられたモニターの横にあるキー
(入館チケット)と同じシンボルマークが描かれたリーダーに、キーをかざすと
壁面に、各々のシーンにおけるハンザの歴史の概要の解説が浮かび上がります。 -
ドイツ・リューベック『欧州ハンザ博物館』の「1193年頃のネヴァ川に向かって
(広範囲に及ぶ連盟)」というシーンの写真。
暗いので画像をクリックして拡大してご覧ください。 -
ハンザの歴史を語る様々なシーンが登場します。
画像をクリックして拡大してご覧ください。 -
中世時代のハンザの姿を残す煉瓦の壁(写真左)とITを駆使した近代的な機材(写真右)
のギャップが面白い・・・。 -
これは何のシーンだったかな?
-
まだあまり知られていない施設のためか、とても空いていてゆっくり見学することが
出来ました。
画像をクリックして拡大してご覧ください。 -
この階段を上がると『欧州ハンザ博物館』のエントランスホールがある向かい側の
フロアに出てゴールです。 -
『欧州ハンザ博物館』の入館チケットで本館と『リューベック城修道院』
(Castle Friary)の双方に入館することができます。
今回は本来予定していなかった『欧州ハンザ博物館』の本館に入館して、
時間的に余裕がなくなってしまったこともあり、本館のみに入館し、残念ながら
『リューベック城修道院』には入館しませんでした。
因みに、『リューベック城修道院』でのツアーでは、写真のような展示を
見学することができるようです。 -
ドイツ・リューベック『European Hansemuseum』
『リューベック城修道院』のフロア案内の写真。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。
13世紀に建築された歴史的な建物の『聖ドミニコ会修道院』は、デンマーク王の
ヴァルデマー2世がリューベックの街を支配した際に、聖ドミニコ会が城跡の上に
修道院を建設したことが始まりです。
(中央にある中庭の四方を囲むように建てられています。)
1893~1896年の間に『リューベック城修道院』の一部は、「裁判所&再拘留された
捕虜の拘置所」と統合され、1962年まで使用されていました。
0階(地上階)は、『リューベック城修道院』の「診療所 → 大広間 → 食堂 →
教会の聖具保管室 → 修道院の回廊 → 教会 → 参事会(牧師団)会議場」を
見学することができます。
1階(2階に相当)は、本館の続きとして以下のハンザの歴史に関する更なる
研究のための部屋と「裁判所&再拘留された捕虜の拘置所」を見学することができます。
・ 1669年の最後のハンザ会議(ハンザ同盟の解散)
・ 1764年のベルゲン〔ノルウェー〕(ハンザの最後の商業施設) など -
『リューベック城修道院』の案内図の写真。
リューベック城修道院は、ドイツ語では「Burgkloster」(英語:Castle Friary)
という名称です。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。 -
ドイツ『リューベック城修道院』の写真。
写真中央下にある扉が『リューベック城修道院』のエントランスです。
写真左の0階(地上階)が修道院の診療所だった場所です。 -
「Court & remand prison」(裁判所&再拘留された捕虜の拘置所)の案内図の写真。
裁判所&再拘留された捕虜の拘置所は、『リューベック城修道院』の1階(2階に相当)
の奥側の場所に位置します。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。 -
『リューベック城修道院』の真ん前にある「Prison yard」(拘置所の中庭)には、
右足を鎖で繋がれた捕虜の女性像のオブジェが展示されています。 -
『欧州ハンザ博物館』の「Roof terrace」から『リューベック城修道院』の側面を
撮った写真。
屋上テラスと言っても、欧州ハンザ博物館とリューベック城修道院がある場所は
高低差があることから、リューベック城修道院の地上階と同じ高さです。
『ハンザ博物館』と言えば、1979年に「ブリッゲン」として世界文化遺産に
登録されているノルウェーのブリッゲン地区の南端に位置するベルゲンに残存する
1704年に建築されたハンザ同盟時代の木造の館、『ハンザ博物館』が有名です。
(地元のハンザ商人が住まい兼倉庫として使っていた建物)
2015年にオープンした『欧州ハンザ博物館』は、どの旅行ガイドブック等にも
まだ紹介されていませんが、今後、新観光スポットとして脚光を浴びるでしょうね。 -
再びグローセ・ブルク通りを旧市街の北端に位置するブルク門に向かって
歩いて行きます。 -
ドイツ・リューベック『ブルク門』
1444年に完成したリューベックの旧市街の北の玄関口であるブルク門の写真。
中世には市壁に囲まれていたリューベックには、4つの門があったそうですが、
現在は西側にあるホルステン門と北側にあるブルク門の2つのみが残っています。
当時はこのブルク門は歩いて旧市街へ入る唯一の門だったとのことで、重要な役割を
担っていたそうです。 -
ブルク門の下を通り過ぎ、旧市街を出てすぐのトラヴェ川とカナル通りの写真。
旧市街の北端にあるブルク門は、西端にあるホルステン門よりも高地にあることから、
この位置から撮った写真はトラヴェ川を見下ろす状態になります。 -
ブルクトーア橋を渡ります。
ブルクトーア橋の上から撮ったトラヴェ川の写真(進行方向に向かって左側)。 -
ブルクトーア橋の上から撮ったトラヴェ運河の写真(進行方向に向かって右側)。
-
ドイツ・リューベック『Holiday Inn Lubeck』
ブルクトーア橋を渡ってすぐ左側にある4つ星ホテル『ホリデイ イン リューベック』
の写真。
このホテル前でUターンをして、再び旧市街に戻ります。
https://www.ihg.com/holidayinn/hotels/us/en/lubeck/lbcge/hoteldetail -
ブルクトーア橋から旧市街の北端に位置するブルク門方面を撮った写真。
ブルクトーア橋の手前に獅子(ライオン)像が設置されています。
1159年にリューベックを建設したのは、ドイツ君主の一人である
ザクセン・バイエルン公ハインリヒ(獅子公)であり、自身の紋章に動物の
ライオンが描かれていることから、獅子公と呼ばれていたのは前述した通りです。
リューベックの街を発展させた人物を偲んで、ホルステン門広場の入口や
大聖堂の前などには、獅子像が設置されていますが、旧市街の北の玄関口であった
ブルク門の手前に設置されたこの獅子像もその一つなのでしょうね。 -
旧市街をブルク門の外側から見るとブルク門から煉瓦造りの市壁が左右に続いていて、
いかにもドイツの古い街並みという雰囲気です。 -
ドイツ・リューベック【Rathaushof】
聖マリエン教会の近くまで戻ってきました。
写真下のレストランは、ゴシック様式の立派な建物である市庁舎(Rathaus)の
名称が由来となっているレストラン【Rathaushof】です。 -
ドイツ・リューベック『市庁舎』の写真。
マルクト広場に面した市庁舎に戻ってきました。 -
マルクト広場の隅っこにも、世界遺産に登録されているリューベックの旧市街が、
トラヴェ川とトラヴェ運河によって囲まれた南北に長い楕円形の中州であることを
模った形状のオブジェがありました。 -
ドイツ・リューベック【Ratskeller zu Lubeck】
14~18世紀にかけてワインの貯蔵庫兼販売所として機能していた
市庁舎地下にある伝統ドイツ料理店【ラーツケラー】です。
ランチに引き続き再訪しました。
ランチ時は地上のテラス席でいただきましたが、今回は伝統ドイツ料理を
市庁舎地下にある店内でいただくことにします。
<営業時間>
11:30~23:00(1~2月の日曜日 11:30~15:00)
http://www.ratskeller-zu-luebeck.de/eng/index.php -
ドイツ・リューベック【Ratskeller】
伝統ドイツ料理店【ラーツケラー】の地上エントランスの写真。 -
ドイツ・リューベック【Ratskeller】
赤い絨毯が敷かれた階段を下りて、市庁舎地下にある伝統ドイツ料理店
【ラーツケラー】店内に入ります。 -
ドイツ・リューベック【Ratskeller】
伝統ドイツ料理店【ラーツケラー】の店内の写真。
アンティークなインテリアで飾られた店内は、歴史を感じさせる空間となっています。 -
ドイツ・リューベック【Ratskeller】
【ラーツケラー】の店内に置かれたワイン樽の写真。
以前は、この木樽にリューベック名物の赤ワイン「ロートシュポン(Rotspon)」が
入っていたのかな?
リューベックがハンザ同盟で栄えていた中世時代に、近郊のリューネブルクで
採れる塩をリューベックの帆船がフランスのボルドーへ運び、帰りに空になった木樽に
ボルドー産のワインを詰めて持ち帰りました。
そして、そのままリューベックの塩倉庫へ置いておいたところ、熟成されて元の
ボルドー産のワインよりも美味しくなっていたことから、一躍有名になりました。
その後、数世紀経った後にナポレオンがリューベックに侵攻した際に、「本国の
ワインよりもうまい!」と絶賛したことで「ロートシュポン」は益々有名になり、
リューベックの名物となったとのことです。
ちなみに、「ロート」は赤、「シュポン」は木樽という意味だそうです。
ランチ時にロートシュポンをいただきました。
<赤ワイン>
◆ ロートシュポン(Rotspon) 5.50ユーロ -
ドイツ・リューベック【ラーツケラー】の店内の座席の写真。
ラーツケラーの店内は、中央に大きなホールがあり、ユニークなのは周囲には
リューベックの街にゆかりのある人物の名前が付いた4~6人掛けの
ボックスシートがあるところです。
ボックスシート内には、それぞれの人物の写真や資料が飾られており、
ノーベル賞作家のThomas Mann(トーマス・マン)のボックスシートもありました。
これらのボックスシートは、やはり人気が高いようで全て予約済でした。 -
店内には帆船模型も飾られています。
-
私たちは4~6人掛けのボックスシートの向かい側にあるこちらの半ボックスシートに
案内されました。
こちらのシートも中々、趣きのあるシートでした。 -
4~6人掛けのボックスシートには、リューベックの街にゆかりのある人物の名前が
付いていましたが、私たちが案内された半ボックスシートに掲げられた表記は
何だったのでしょうか・・・。
人物の名前ではないですよね?? -
ドイツ・リューベック【Ratskeller】
【ラーツケラー】のメニュー(15:00~18:00)の写真。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。
時間限定メニューだけあって、とてもリーズナブルな値段で伝統ドイツ料理を
いただくことができます。
2人とも下から3つ目のドイツ名物のシュニッツェル(豚肉のカツレツ)を
注文することにします。
付け合わせとしてスモールサラダとフライドポテト&ベーコンがサーブされます。
◆ Schnitzel Wiener Art(ウィーン風シュニッツェル) 14.9ユーロ×2 -
先ずはカールスバーグのビールをいただきます!
◆ Carlsberg(カールスバーグ) 3ユーロ
⇒ 世界140ヵ国以上で愛される世界第4位のデンマークのビール会社である
「カールスバーグ」のブランド
お酒が苦手な友達はこちらでもお水を。
◆ Apollinaris(アポリナリス) 2.2ユーロ
⇒ ドイツのミネラルウォーター -
250mLの目盛りのラインを大幅に超えて、ビールがグラスに並々と
注がれています。
カールスバーグのビールを飲んだ後、リューベック名物の赤ワイン
「ロートシュポン」を再度飲もうと思ったのですが、ランチ時に
飲んだので飲むのを止めました・・・。 -
ドイツ・リューベック【ラーツケラー】でいただいたものの写真。
ドイツ名物のシュニッツェル(豚肉のカツレツ)の付け合わせのスモールサラダです。
◆ Schnitzel Wiener Art(ウィーン風シュニッツェル) 14.9ユーロ×2 -
ドイツ・リューベック【ラーツケラー】でいただいたものの写真。
写真中央は、豚肉のカツレツの付け合わせのフライドポテト&ベーコンです -
「ウィーン風シュニッツェル」は、オーストリアやドイツの伝統料理であり、
ドイツではとてもポピュラーな料理です。
元々は、北イタリアで食べられていた「ミラノ風カツレツ」という料理が
オーストリアに伝わったという話しがあるように、見た目も味も「ミラノ風カツレツ」
と非常によく似ていました。
本来は仔牛肉を使い、観音開きにして厚さ約4mm程度になるまで叩いて伸ばして
調理した料理であることから、ドイツでは仔牛肉を使ったものを「Wiener Schitzel
(ウィーナーシュニッツェル)」と言い、また、豚肉を使ったものを「Schnitzel
Wiener Art(ウィーン風シュニッツェル)」と言います。
【ラーツケラー】でいただいたものの会計は、計35ユーロ(約4,095円)でした。
※1ユーロ=約117円で計算(2016年7月17日現在) -
ドイツ・リューベック【NIEDEREGGER】ブライテ通り店(本店)
リューベックの市庁舎前にある1806年創業の老舗菓子店
【ニーダーエッガー】の本店の外観の写真。
休憩をするために【ニーダーエッガー】の本店に再訪しました (*^O^*) -
ドイツ・リューベック【ニーダーエッガー】ブライテ通り店(本店)の
1階の店内の奥に設けられたカフェの写真。
2階のカフェはテーブル席までオーダーをとりに来てくれますが、
1階のカフェはカウンターでオーダーして自分でテーブル席まで
運ぶという方式です。 -
ドイツ・リューベック【NIEDEREGGER】ブライテ通り店(本店)
【ニーダーエッガー】の1階の店内の奥に設けられたカフェのケーキの写真。
カフェのショーケースにはケーキが並んでいます。
もちろんアーモンドクリームをマジパンでコーティングした名物ケーキもあります。
私はこれにしようっと!
・ ヌストルテ(Nusstorte) 3.3ユーロ -
ドイツ・リューベック【NIEDEREGGER】ブライテ通り店(本店)
【ニーダーエッガー】の1階のカフェのドリンクメニューの写真。
画像をクリックして拡大してご覧下さい。
アルコールメニューもあります。 -
ドイツ・リューベック【ニーダーエッガーカフェ】ブライテ通り店(本店)の
1階店内の座席の写真。
右奥のテーブル席に座ります。 -
ドイツ・リューベック【NIEDEREGGER】ブライテ通り店(本店)
【ニーダーエッガー】のカフェでいたいだたものの写真。
◆ ヌストルテ(Nusstorte) 3.3ユーロ(約386円)
◆ アールグレイ 2.5ユーロ(約293円)
◆ マジパンのカットケーキ(MARZIPANSCHNITTE) 3.1ユーロ(約363円)
◆ バニラティー 2.5ユーロ(約293円)
※1ユーロ=約117円で計算(2016年7月17日現在) -
アーモンドクリームをマジパンでコーティングした名物ケーキ「ヌストルテ(Nusstorte)」
の写真。
ふわふわのクリームとマジパンが口の中で溶け合って評判通りの美味しさです。 -
紅茶は小さいお皿で蓋をした状態でサーブされるので、小さいお皿は
紅茶のティーバッグの受け皿として使用します。
【ニーダーエッガー】でいただいたものの会計は、計11.4ユーロ(約1,334円)でした。
※1ユーロ=約117円で計算(2016年7月17日現在) -
リューベックの旧市街の散策を満喫した後、トラヴェ川の橋を渡って、
『ラディソン ブル セナトール ホテル』に戻ることにします。
写真右は、16~18世紀に建てられた破風屋根を6つ連ねた煉瓦造りの
建物群の『塩の倉庫』の一部です。 -
『ラディソン ブル セナトール ホテル』のすぐ横に位置するリューベックの
シンボルでもある『ホルステン門』(市歴史博物館)に戻ってきました。 -
トラヴェ川に面した『ラディソン ブル セナトール ホテル』の中庭から臨む
夕暮れ時のリューベックの旧市街の街並みの写真。
写真右の尖塔は、先程、塔の上(展望台)に上がった『聖ペトリ教会』で、また、
写真左の尖塔は、『聖マリエン教会(聖マリア教会)』です。 -
『聖マリエン教会(聖マリア教会)』と破風屋根を持つ煉瓦造りの建物が見事な
旧市街(北側方面)の街並みです。
この素晴らしい世界遺産の旧市街の街並みをしっかりと目に焼き付けます。 -
グローセ・ブルク通り沿いにあるドイツのスーパーマーケット【ペニー】で
購入したものの写真。
・ ボルヴィック(Volvic)〔1L〕 0.79ユーロ(約92円)
・ マカダミアナッツ入りのホワイトチョコレート 0.99ユーロ(約116円)×2個
・ マカダミアナッツ入りのミルクチョコレート 0.99ユーロ(約116円)×2個
⇒ ドイツの「Ritter Sport」(リッタースポーツ)のチョコレート
※1ユーロ=約117円で計算(2016年7月17日現在) -
1806年創業の老舗菓子店【ニーダーエッガー】でお土産用に購入したものの写真。
・ オレンジマジパン(without chocolate)〔8個入り〕 3.4ユーロ(約398円)
・ マジパン(with dark chocolate)〔16個入り〕 6.8ユーロ(約796円)
・ チョコレート掛けヘーゼルナッツが載ったマジパン 5.4ユーロ(約632円)
※1ユーロ=約117円で計算(2016年7月17日現在) -
私は『ラディソン ブル セナトール ホテル』のウェルカムスイーツで貰った
【ニーダーエッガー】のチョコ掛けマジパンを食べてみましたが、あまり口に合わず。
なので自分用には購入していません。普通のチョコレートの方が美味しいです(^-^;
お次は首都ベルリンに次ぐドイツ第二の都市であるハンブルク市内の散策、
ショッピング&美術館鑑賞に続きます↓
<JALビジネスクラスで行く北ドイツ ⑥ ハンブルクで街歩き&
高級ブランド街でショッピング、『聖ミヒャエル教会』の塔の上からの眺望、
ドイツ最大級!『ハンブルク市立美術館』&『ハンブルク美術工芸博物館』、
ハンブルク国際空港の『ルフトハンザ セネターラウンジ』&
『ルフトハンザ ビジネスラウンジ』、ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス
(ハンブルク-フランクフルト間)の機内サービス編>
https://4travel.jp/travelogue/11187320
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この旅行記へのコメント (2)
-
- あまいみかんさん 2016/11/18 09:13:19
- はじめまして。
- リンリンベルベル様、
セレブの方(!!!!!)に書き込むご無礼をお許しください。
リューベック旅行記、丁寧な説明に、沢山の美しいお写真。
見どころ満載で、行ってみたくなりました!!
(っと言っても、疑似旅行〜)。
北ドイツの風景写真に、フェルメールの**デルフト眺望**の
空気感を感じました。
これからリューベックを訪れる人に、とても役に立つ情報ばかり
ですね。
丁寧な旅行記に大拍手です。
失礼致しました。
有難うございます。
あまいみかん
- リンリンベルベルさん からの返信 2016/11/18 23:51:30
- セレブ〜って
- 誰の事でしょう(笑)
私は全く違いますよ(;'∀')
写真が多くなってしまいすみません。
でもあまいみかんさんに読んでいただけて
拍手までしていただきありがたいです。
頑張って作った甲斐がありました(^v^)
リンリンベルベル
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