2016/09/08 - 2016/09/19
17位(同エリア208件中)
マリアンヌさん
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今年は、当初友達とプロチダ・ポジターノ方面への再訪の予定でしたが、都合でキャンセルに…
それならいつもの村めぐりにしよう!っと予定変更をしました。
9/9サルッツォ泊
9/10モンドヴィ泊
9/11フィナーレリグレ泊
9/12アルベンガ泊
9/13アルマディタッジャ泊
9/14ヴェンティミッリャ泊
9/15アプリカーレ泊
9/16ロクブリュヌ泊
9/17ニース泊
サルッツオ編
http://4travel.jp/travelogue/11171811
モンドヴィ編
http://4travel.jp/travelogue/11172825
フィナーレリグレ編
http://4travel.jp/travelogue/11173424
アルベンガ編
http://4travel.jp/travelogue/11174301
タッジャ編
http://4travel.jp/travelogue/11174877
アプリカーレ編
http://4travel.jp/travelogue/11176352
ロクブリュヌ編
http://4travel.jp/travelogue/11176845
サンポール編
http://4travel.jp/travelogue/11177151
グラース編
http://4travel.jp/travelogue/11177737
*参考図書 吉村和敏著「イタリアの最も美しい村全踏破の旅」
*イタリアの最も美しい村サイト
http://www.borghipiubelliditalia.it/en/
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
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タッジャ発8:31
ヴェンティミッリャ着8:58
まずは、タクシーで宿のある旧市街まで。
Canonichesse Lateranensi修道院(1668)の前で降りて。
この広場の外側はすぐ海。 -
車は入れない坂道を少し降り、小道を曲がる。
電話したので迎えに出てきてくれた。 -
今日の宿、旧市街にある3部屋のB&B La Terrazza di Vico Olivi 。
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4階。ゆったり椅子もあるよ。
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共有スペース。
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窓からは新市街が一望。
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もう1階上にはこんなスペースも。
朝食は屋上で頂いたんだけど雨の時など使うのかな? -
屋上。教会が見える。
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小さな庭。
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結構、多種な植栽が。
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宿チェック終り〜。
出かけよう! -
まずは目の前のサンタマリア・アッスンタ聖堂へ。
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カロリング朝時代の大聖堂の廃墟の上に11~12Cの間に建設された。異教のユーノー(光と結婚の女神:ユピテルの妻でギリシア神話のヘラにあたる)神殿があった場所に建てられたそう。
中世初期、単一の身廊だったが、その後現在の3身廊で再建された。 -
鐘楼は1150年に造られたものを19Cに再建したそう。
ロマネスク、優しい光。 -
中央祭壇のこの模様、照明もあって神秘的。
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クリプトへ。
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天使たち。
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祭壇(8C)
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古い時代の洗礼場(Battistero)4C。見れなかったアルベンガやアクレイアなどと同様。
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美しい渦巻き(8C)
ランゴバルト的? -
馬と野うさぎ(11~12C)
うさちゃんは何処? -
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何の礼拝堂かメモ忘れ・・・
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光に映えるアイアン。好きです。
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献呈された第2礼拝堂?
18C殉教者に捧げ、支援者が作ったようなことが記されてる。 -
美しいロマネスクだった。
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では、日帰り旅行に出発。
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旧市街の一番高いところから駅に向かう。
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どんどん下り
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橋のたもとの広場に出た。旧市街を見上げる。
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橋を渡って再び旧市街を眺める。教会からの道は向かって左端のほうに出る。
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結構、高台になっている。
さて、バス停を探そう。 -
mercato(市場)が開かれてた。
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道を確認しながら駅へ、宿から12分位。
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駅が見えた。場所確認OK。
バス停は一本目の通りにあるはず。(グーグルマップ等で確認) -
そうそうこの店の前のはず。バスを待つ人にも確認。
ヴェンティミッリャ発11:15
カステルヴィットーリオ着12:05
*時刻表
http://www.rivieratrasporti.it/Upload/Orari/2016-2017/2016-2017%20Orario%20Invernale%20Generale.pdf -
初めはドルチェアックアだけ行ってくるつもりだったけど、予定より1本早いバスに乗れたので一番奥の村カステルヴィットーリオまで行くことに急遽変更。
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カステルヴィットーリオ到着。
ちょっと拡大して…
眼下に広がるのはピーニャ。 -
カステルヴィットーリオは、古くは「CastelDho」と呼ばれ1260年ヴェンティミッリャの所有となり、その後ジェノヴァの支配下になったそう。
人口は361人とある。 -
おじいちゃんがお喋りしてた。
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柱頭かなんかの廃材利用の椅子?
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もう少し進むと塔が見えてきた。
でも登れなかった。
サンステファノ教会(16-17C)も入れなかった。 -
イチオシ
石材にあったドアの色。
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入り口の上に家紋のような印。
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お散歩するも村人には会わない。
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トラクターの上でニャンコはお昼寝。
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今度は黒猫ちゃん。
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村の道は狭いし石畳だし、やっぱこの車じゃなきゃね〜
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広場に戻ってきた。
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バスの時間までだいぶあるのでランチにしよう。
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きのこのパスタ。とても美味しかった。
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レストランの飾られていた絵。
カステルヴィットーリオね。 -
バス停で待っていると途中のお店前で挨拶を交わしたおじいさんが、絵葉書と飴をくれた。私がサンダルで歩いてたら「その靴じゃダメだよ。」っておじいさん、なんと裸足だった。ワイルド。
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バスの運転手が「日本人かい?僕は空手が好きなんだ」「そうなの、私はロードレースが好きでTVでジロディイタリアも見るよ」などと話がはずみ、あっという間にピーニャ到着。
ピーニャから見たカステルヴィットーリオ。 -
「ここはテルメだよ(温泉)」と教えてくれた。下の建物。
カステルヴィットーリオ発13:45
ピーニャ着13:55 -
さあ、ピーニャのチェントロへ。
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馬のドアノック。
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昼でも灯りがついてる。
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出会うのは猫ばかり。
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広場があった。
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イチオシ
再びカステルヴィットーリオを見上げる。
美しき村ではないけどいい感じのたたずまい。 -
ちょっと拡大すると、塔が際立つ。
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その先を行くと
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Parrocchiale di S.Michele Arcangelo(大天使聖ミカエル教区教会)
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ニャンコのお出迎え。擦り寄ってきて可愛かった。
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内部は3身廊になって、奥に素晴らしい祭壇画が。
こんな山奥の村にひっそりと… -
大天使ミカエル多翼祭壇画。ジョヴァンニ・カナヴェジオ作 1500.1.4.
中央:聖ミカエルが天秤から魂を盗もうとする悪魔を踏みつけている。
左右には、サンステファノ、サンジョヴァンニバッティスタ、サンピエトロ、サンロレンツォ。
上には、キリストと父と肩に乗る鳩で三位一体を表している。 -
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マリアの像も綺麗だった。
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サンタマリア・マッダレーナとサンタ・マルゲリータ。
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アレッサンドリアの聖カタリナとシエナの聖カタリナ。
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人もいないし、秘密の宝を見たような…
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天井も美しい。
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ほっこりする絵柄。
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隣の教会は入れなかった。
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塔にも登れなかった。
そうこうするうちにバスの時刻。 -
ピーニャ発15:00
ドルチェアックア着15:22
ドルチェアクアという名前の一般的な意味 は”甘い水”だが、この名前は古代ローマにDulcius 氏に属する農場があったことが起源だと言われているそう。後に Dusàigaそして Dulcisacquaとなる。ケルト人の村Dussagaが起源だと言う説もある。後にDulsàgaとなり、Dolceacquaとなったそう。 -
橋の下流側。
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この橋は15世紀旧市街地と新市街地を結ぶために造られた、まるで日本の太鼓橋のような形をしている。この橋を1887年モネが描き、現在はパリのマルモッタン美術館にあるそう。行ったけど絵が思い浮かばない・・・
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ローマ時代の太鼓橋と廃墟化した城が魅力で人気だそう。
ヴェンティミッリャから近いせいもあり、結構観光客が溢れてた。 -
橋は結構、急坂。
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橋の向こう側は、旧市街テッラ地区。
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アンドレア・ドーリアとあり。
ジェノヴァの名家ドーリア家出身の軍人。
ちょっと絵の説明が? -
旧市街へ。
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早速、複雑に重なり合う建物。
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今日はずっと登りです。
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ドーリア城まで行くぞ。
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12Cにヴェンティミッリャ伯が城の最初の部分を建設し、1270年ジェノヴァのドーリア家が城を購入し増築した。ドーリア家はサヴォイア家の保護下に入り、1652年ドルチェアックア侯爵となる。
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ルネサンス期にはとても大きな要塞化した城となり、1744年オーストリア継承戦争では、フランス・スペインの大砲攻撃により一部が破壊された。そして1887年地震によって城は壊れてしまったそう。
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城内へ。
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街を一望、気持ちいい!
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矢を放つ穴。
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さあ戻ろう。
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イチオシ
バットレス(アーチ状の支え)が美しい。
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お二人とちょっとお話。何故か年齢を聞かれ、少し若めに言ったのだけど「嘘だろ、日本人は若く見える」と…実年齢聞いたらもっと驚かれただろうね(笑)
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下に降りて来たら
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広場でスポーツをしてる。何ていう名前?と聞くと「プーニョ」という伝統スポーツとのこと。
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手にグローブ風なものを巻いててテニスのような手打ちのような感じでボールを打つ。ルールはよくわからなかった。
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橋に戻ろう。
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川沿いを少し行くとサンタントニオ・アバテ教会。
さっきのプーニャはこの教会広場でやってたのね。人だかり。 -
中へ入るとおばあちゃまがお祈りしてて
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ワンちゃんもいい子に伏せをしていた。
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橋の近くの小さな教会。
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バスの時間まで少しあるのでバールでひと休み。
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カフェコンパンナ。
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可愛い子供をちょっと盗み撮り。
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ドルチェアックア発18:27
ヴェンティミッリャ着18:48
今晩はテイクアウトでカルツォーネを買って帰った。 -
B&Bに到着。
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夜はまた趣があっていい感じ。
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隣の部屋の方が本を見ていた。
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インテリアが可愛くてつい夜も撮っちゃう。
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でも一人ですわってると手持ち無沙汰なのよね。
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ちょっとだけ周辺をお散歩。
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でも夜の旧市街、少し恐いのでこの辺で。
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バスを乗り継ぎ、なかなか効率的に廻れた一日だった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ももんがあまんさん 2016/10/05 23:48:59
- バスが有ったのですね・・・
- 今晩は、マリアンヌさん。
「カステルヴェットーリオ」まで、バスが有ったのですね、効率よく廻れましたね・・・前の旅行記では、ワタクシの行きそびれた「タッジャ」や「トリオーラ」まで・・・・完璧ですね。
魔女裁判の村「トリオーラ」、魔女で村興しと言うのが・・・なかなか複雑?・・・オランダの同じく魔女裁判の村「アワデワーター」なんかは、「秤」で体重を量って、箒に乗れない体重であることを証明して、多くの人々を助けたとかですけど・・・この村は、どうだったんでしょうねえ・・・
「カステルビットーリオ」の村、なんにも無い村ですけど、見映えだけはホントに、相変わらず、素晴らしいですよね〜
「ピーニャ」に「ドルチェアックア」両方とも、昼でも真っ暗の、洞窟の様な通りがたくさん有りましたよね・・・イタリアは、ワタクシの場合、まだまだ初心者なんですけど・・・結構新鮮でした・・・イタリア経験の深いマリアンヌさんにとっては、どう感じられたでしょうね・・・?
「ヴァンテミーリア」の夜の散歩は、男性でもヤバそうです・・・ハハ・・・さすが「イタリア」。
BY ももんがあまん
- マリアンヌさん からの返信 2016/10/06 01:42:24
- RE: バスが有ったのですね・・・
- ももんがあまんさん、こんばんわ。
ご訪問ありがとうございます。
はじめはドルチェアックアだけ行って来ようと思ってバスに乗って、でも早い時刻発に乗れたのでカステルヴェットーリオまで行けるなと。
たまたま効率よく廻れてラッキーでした。
タッジャも思い付きで立ち寄れて良かったです。旧市街が割と広がっててもう一度行ってもいいかもと思いました。お店は少ないです。
オランダにも同じく魔女裁判の村「アワデワーター」なんていうのがあるのですね。「秤」で体重を量って、箒に乗れない体重であることを証明して、多くの人々を助けたなんて機転がききますね。
トリオーラは、ジェノヴァに痛めつけられたみたいで…
もっと細かい資料もあるようですが、訳しきれなかったです。
カステルビットーリオの遠景、ももんがあまんさんの旅行記で拝見して、せめてアプリカーレからタクシーでピーニャに行って眺めたいなと思ってました。
今回はバスで安上がりできました。
ピーニャ、ドルチェアックア、アプリカーレ、トリオーラなどあのあたりの村の雰囲気は同じです。地質のせいでしょうか?
ブラタモリで広島の宮島一帯が花崗岩でできてると言ってましたが、それと同様、同じ岩石っぽかったです。
イタリア経験20回と浅い私ですが、初めての経験です。
ヴァンテミーリアの夜の散歩は、やっぱヤバそうですよね。それで暗くなって戻るのが嫌だったのでテイクアウトで宿で食べました。散歩といっても宿のまわりを一回りだけでした。
いつかフランスの美しき村もももんがあまんさんのガイドを参考に少し廻りたいです。
マリアンヌ
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