2016/08/15 - 2016/09/09
129位(同エリア922件中)
ほいみさん
今日のディナーかな?
トレッキングには、自ら歩いてくれる動物性タンパク質はありがたい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 徒歩
-
バルトロ氷河トレッキングといってもカラコルムは巨大なので、最後の村を出発して氷河の末端まで、数日を要する。
その間はアップダウンこそ少ないが、炎天下のトレッキングとなる。
夜明けは寒いくらいだが、陽が射して来ると、いきなり灼熱地獄だ。実はバルトロトレッキングのキモは、この日中の陽射し対策がなのだ。標高が3000-3500mと高く空気が薄いので紫外線浴び放題!
現役中は夏でも炎天下で一日中働いていた私が、帽子や長袖を着用し、日本では使ったことがない日焼け止めクリームなるものも塗る。
日傘も必需品。
ということで、意外なことに氷河上に出るまでは、写真の様な砂漠地帯を歩くことが多い。灼熱のトレッキングと呼ばれる。 -
トレッキング2日目は、僅か4-5時間の歩き。
景色も大したことないので、もうキャンプ地のスカムツォクに着いてしまった。
今日のディナーはニワトリかな。 -
ほらね!
ここで、今回のメンバーを紹介しておこう。
参加者は7人。
平均年齢65歳!
若き添乗員を入れて、日本人は8人だ。
そのうち4人が大学まで山岳部に籍を置いて、今でも冬山を楽しんでるという山男。更にひとりは一番若くて、山岳部経験はないが、バリバリの山男。
私を含む「その他」3人は、あくまでも「ただの山好き」
旅をしてると、いろんなヤツに出会う。
説明は難しいが、こいつ凄げ〜なぁ・・・って思わせるヤツって、たいてい山男だったりする。なんでも食うし、サンダル履きで20kgのバックパック背負って延々と歩くし、何処でも寝るし、病気しないし、羞恥心ないし! 大体において、腹が出てない!! -
標高3300m、スカムツォクのキャンプ。
で、参加者の半分が山岳部OBの団体旅行?ってどうよ。
私は山男を少し尊敬し羨ましくも思うが、ああいう風にはなりたくない・・・という部分も大きい。
この手のツアーは、開催側が参加者の経験度や体力を事前にチェックするが、あくまでも自己申告なので、歩き始めたら「こいつダメじゃん」ってことはよくある。一人が遅かったり高所の経験が無かったりすると、かなり面倒臭いことになってしまうからだ。
で、今回は、「あれ、ダメなヤツって俺?」 みたいに思ってしまったヤツが、私を含め3人いた・・・と思う。 -
トレッキング3日目は、ここスカムツォクからパイユまでで、今日も4-5時間の行程で楽。
-
ひとりなら、強烈な日差しを少しでも避けるために、暗いうちに出発してしまうのだが、団体行動となると、どうしても日中の行動がメインになってしまう。
歩き始めると、悪魔の太陽が昇って来た。 -
今日は、このインダス川の支流沿いを延々と歩く。
-
左に見える稜線と川が接触している辺りが、今日のキャンプ地のパイユ。
実に退屈な歩き。
赤い服が添乗員。
右が現地ガイドのアミン。
アミンとは5年前にティリチミールを歩いたことがある。
https://youtu.be/3gt11lD86ZQ
岩の上で手を差し伸べているのが、5年前のアミン。
この旅も凄かったなぁ・・・この後ジープも渡って来るんだよ。
添乗員とアミンは
「天気もいいし、メンバーも丈夫そうだし、今回は楽勝かな」
なんて話をしてるのかも?
そうはいかないんだな〜。
特にアミンには強烈な不幸が襲い掛かる。 -
パイユには昼過ぎに着いた。
炎天下には居られないが、日陰は涼しい。
この湿度、どうよ!
ここは水もあるので、さっそく洗濯だ!
2時間で乾いちゃうぞ・・・乾燥機並み? -
6000m位の山がたくさん見えるが、カラコルムでは低すぎて名前も付けて貰えない様だ。
-
夜になっても天気が良かったので、魚眼レンズで星空を撮ってみた・・・あれ雲があるじゃん。肉眼だとよく分からなかった。
ここ「パイユ」はバルトロ氷河トレッキングの要衝で、パイユを出発すると直ぐに氷河上に出てしまい、様相はガラリと変わる。
高所順応のためとか、ポーターを休ませるためとかの理由で、パイユでは通常2泊することになっている。
っで、我々も2泊したのだが、翌日は雨模様で退屈な時間を過ごした。
良い休養になった・・とも言う。 -
トレッキング5日目、日本を出て9日目・・・8月23日。
いよいよ、バルトロ氷河に上がる。
正面に丘状見えるのが、氷河の末端だ。
バルトロ氷河の長さは65km。
今日からは氷河の上を行くトレッキングとなる。 -
右から来てる稜線の下が、昼ご飯予定地のリリゴ。
今日の予定は、リリゴで半分。
長い一日になるはずだ。 -
バルトロ氷河の末端。
ここから川が始まっているのが分かると思う。
写真を拡大して頂くと、オレンジの円の中に先発隊が確認出来ると思う。
氷河が一番薄くなっている末端で、この規模。
バルトロ氷河のデカさが分かって頂けると嬉しい。 -
氷河と言っても、表面は岩石や砂に覆われている。
山頂付近から何万年も掛かって移動して来る間に、カラコルムの山々からの落石が積もった結果なのだが、そのお陰でこんな軽装備で歩ける。 -
ふたつ上の写真の「氷河の末端」の上に出た。
歩いて来た方面を遠望する。
オレンジの円が、パイユだ。 -
氷河は波打ってる?ので、常に小さな上り下りの連続。
しかも石や岩がゴロゴロしていて、非常に歩き難い。 -
荷物を運ぶ馬も大変。
-
馬は速いので、上手く追い越されないとぶつかって危険。
-
先発隊が小さく見える。
-
氷河が土砂に覆われているといっても、数センチ下は数百mの厚さの氷。
-
時々氷が露出していて、ここに乗ると滑って危険。
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氷河の幅は数km、厚さは数百mもあるので、山に見えていても氷の塊だったりする。
-
氷河が押しのけたモレーンの上に、「お食事処リリゴ」が見えた。
先発隊がすでに食事の支度をしているはずだ。
バルトロ氷河には、当然スーパーもコンビニもないし、山小屋も無い。
テントと18日間分の食料は、馬とポーターが運び、料理は専属のコックが作ってくれる。
コックやキッチンポーターは位が高く、実質、彼らが全体を仕切っている様に感じられる時もある。 -
キッチン関係者は、誰よりも早く起きて朝食を作り、直ぐに片付けたら素早く次の場所に移動する。お客様(我々)が疲れて到着する前に食事の準備をしておくのだ。
しかも、到着すると、まずはウエルカムドリンクだ!
ホテルのウエルカムドリンクは遠慮したいが(ビールなら歓迎)、トレッキング中は粉末ジュースでも有り難い。 -
食事は山で食べるには十分に豪華で、時には「なんちゃって和食」も提供される。
午後、次のキャンプ地に着くと、既にテントが張られていて、夕飯まではのんびりと過ごす。
正しく「殿様トレッキング」であって、並みの旅行よりも遥かに贅沢なのだ。 -
そんな致せり尽くせりの旅なのだが、最大の問題は「自分の体だけは自分で運ぶ」ことだ。
というか、このようなホスピタリティが前提となっているので、私でもカラコルムを歩くことが出来る。 -
まだまだバルトロ氷河の入り口。
-
標高は既に4000mに近い。
昼ご飯を食べると、眠くなっちゃうんだよな〜 。 -
午後の歩きはダルい。
でもキャンプに着けば、冷たいウエルカムドリンクを飲んで、テントで横になれる。
池?の向こう岸にキャンプが見えた。
近い様に見えるが、まだ1時間以上は掛かる。
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この旅行記へのコメント (12)
-
- ドロミティさん 2016/10/27 00:04:07
- 初めまして。
- ほいみさん、初めまして。
ご訪問ありがとうございました。
バルトロ氷河 再び1〜3を楽しく拝見させていただきました。
氷河のタイトルに惹かれて読み始めましたが、とても面白くて、いっきに
読みたいところを勿体ないので、今日は3で我慢します。
穴の空いたテントやこの先のトレッキングがとても気になります^^
またお邪魔いたしますので宜しくお願いいたします。ドロミティ
- ほいみさん からの返信 2016/10/27 14:20:11
- RE: 初めまして。
- 初めまして、コメントありがとうございます。
トレッキングが好きで、ヒマラヤやカラコルムの麓をよく歩いてます。
ドロミティさんも、名前からして山が好きなことが分かります。
スイスアルプスやドロミテもいつか歩いてみたいですが、先進国の山歩きは敷居が高いです・・・物価も。
バルトロ氷河 再び1〜3の後も、楽しいトレッキングが続きますが、天気が悪かったので大した写真がないのが残念です。これからもよろしくお願いします。
-
- お気楽母娘二人旅さん 2016/10/04 14:03:09
- こんちはーー!(笑)
- 山男だろ〜が、山好きだろ〜が、そもそも何十日もお風呂ナシの生活をおくれちゃうトコからして尋常じゃナイさぁ〜〜!(笑)
マジで紫外線、強そ〜〜。焦げるっー!
言ってくれれば美白パックあげたのにィ〜〜♪(笑)
- ほいみさん からの返信 2016/10/04 20:20:51
- RE: こんちはーー!(笑)
- ルンバを背負ってるから1ヶ月でも大丈夫!
私はどっちかというと、シティーボーイですよ・・、ジジィ?
沼津・三島市ですけどね。
山男は汗臭いから、嫌いさ。
そうか〜・・紫外線で殺菌してるから、体を洗わなくても大丈夫なんだ。
-
- ミータさん 2016/10/03 18:15:39
- 殿様トレッキング・・・
- 富士山を3,4時間で登れるレベルでも「ただの山好き」ですか・・・。
そういえば、知り合いの70代のお医者さんが
「この夏キリマンジャロに登る」と言っていたけど、
60代から70代の山男の体力にはついていけません。
ここまでは順調ですが、波乱はこれからですね。
- ほいみさん からの返信 2016/10/03 21:47:47
- RE: 殿様トレッキング・・・
- 今回のメンバーの中には、キリマンジャロ経験者が3人もいました。
最高齢者は72歳。
みんな元気ですね。
と思ったと同時に、奇跡的に72歳まで元気でいるとしても、後10年しかないじゃん・・・とちょっとショックでした。この72歳の方、小さくなったなぁ・・とは思ったのですが、帰国したら6?も体重が減っていたそうです。
でも18日間も高所を歩き続けることが出来る60-70歳は、やっぱり日本でも「健康な中高年」なんでしょうね。
-
- くろねこだりゅんさん 2016/10/03 17:47:50
- 4000m…
- 高度が高くなると紫外線も体に毒のランクで降り注ぎますから日焼け止め必須だと思いますが…埃だらけの顔のクレンジングがどうなっているのか女性としては気になります。
景色はさすがに綺麗ですね〜!
赤いジャンパーの方の後ろの景色に思わずウットリ♪
自分では絶対立てない場所なので写真もっとアップして下さい<(_ _)>
- ほいみさん からの返信 2016/10/03 21:41:43
- RE: 4000m…
- それがですね〜・・・今回、実は非常に天気が悪くて、ろくな写真が撮れなかったのですよ。カメラに関しては、過去最高の装備で行ったのに!
紫外線、凄いですよ!
黄色人種は日焼けなんて大丈夫・・と思っている方ですが、カラコルムの太陽光線は、そんな私でも本能的にヤバいと思います。
オヤジの団体ですから、水があるときに、ざっと顔を洗うだけですよ。
顔は見ない(鏡が無い)から分からなかったけど、手の指先がボロボロザクザクになって痛かったです。帰国したらすぐに治りました。
-
- ワミさん 2016/10/03 15:37:23
- ガイドさん覚えてましたか?
- 再び同じガイドさんに出会えるなんて感激ですね〜
ヤギは歩いてくれるけど鶏は飛んでついて来てくれないからポーターさんが背負って運ぶんですね!コックさんやポーターさんはこの道何度も歩いてる立派な山男たちですね!
実を言うと私の連れは学生時代写真部と登山部だったらしいのですが今ではカメラも触らないしすっかり引きこもりインドア派です、60過ぎたら目覚めるのかなぁいつでも保険掛けて送り出してあげるのに!
そうそう、近くで熊目撃されました〜バルトロには危険動物などいないのかなぁ野生動物などみかけましたかぁ?
県内登山は危険で〜す!
- ほいみさん からの返信 2016/10/03 21:26:16
- RE: ガイドさん覚えてましたか?
- パキスタンは観光客が激減状態なので、特に日本人用?のトレッキングガイドは少ないから、いく度に「あ・・!」ってことが多いです。今回もガイドのアミンの写真を捜してたら、今回のコックも写ってました。
パキスタンに屋ネパールに行くときは、日本で使わなくなったモノを持って行って世話になった方に上げてきます。数年前、アミンには使わなくなったコンデジを上げたので、よ〜く覚えていてくれましたよ。
そうそう、ニワトリは面倒くさいので、真っ先に食べてしまいます。
山歩きと写真は相性が良いので、いつか復活するんじゃないでしょうか?
新しい登山靴と防水デジカメをプレゼントして上げて下さい。
バルトロは不毛の土地なんで、鳥さえも少ないです。
普通に山を歩いていて、鹿や熊?に出会う確率は日本が一番!?
-
- gontaraさん 2016/10/03 09:51:33
- 贅沢なことは十分判りますが・・・
- ほいみさんがダメ男?
そりゃ普通の爺さんじゃ参加できないツアーですね。
確かにこれだけのサービスを受けたら、パキスタンでなけりゃ目玉の飛び出るような請求書が届くのでしょうね。
殿様トレッキングってのは判りますが、やっぱり見てるだけにしておきます。
自力で歩くタンパク質は腐らなくっていいってのは同感ですが、苦楽を共にした後に食べるのは・・・・
そう思うのは、現地を知らない人間のセリフでしょうか。
- ほいみさん からの返信 2016/10/03 13:10:47
- RE: 贅沢なことは十分判りますが・・・
若い時から山やってる連中って、鍛え方が違うんですよね。
ゲリしたりゲロしても、直ぐに復活して来るし。
今回は雪に降られたので、けっこう危なっかしいところもあったのですが、皆さん全然大丈夫! 全員が良く食べよく寝てたくさん歩きました。
山羊を連れて行って食べるのは、本当に効率的です。
途中、草や残飯食べて育つ?し。
日本人は、生きたサカナを〆て食べるのは何でもないけど、サカナを連れて歩くわけには行かないしね。
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