仙石東北ライン＋震災不通区間ＢＲＴ【その１】　仙石東北ラインで石巻へ

2015/06/16 - 2015/06/16

この年の５月３０日に開通した仙石東北ラインに乗りに行きました。
あわせて、震災被害から復旧した石巻線と、気仙沼線と大船渡線のＢＲＴに乗り、震災４年後の様子を見てきました。

－－－
まずは、仙台からさっそく仙石東北ラインで石巻に向かいます。
この途中にも、震災の被害をうけ、ルート変更の上復旧となった区間があります。

エリア 石巻(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝イチの東北新幹線に乗り、仙台へ。

仙台駅 (JR) 駅

仙台駅の在来線ホーム。

東仙台寄りの車両基地から、仙石東北ライン専用の車両が入線。

仙石東北ライン開通と同時に導入された、ハイブリッド型ディーゼルカー。
小牛田運輸区の所属。

「ＨＢ」というのはハイブリッドという意味でしょうね。

車内の路線図。

仙台駅を出発。
モーターで始動して、ある程度速度が出てからエンジンがかかる独特の走行音。

仙石線に乗務している宮城野運輸区の乗務員が担当。

岩切駅構内を通過。
朝晩を中心に、仙台駅から塩釜駅までノンストップである。

岩切駅 駅

ということで最初の停車駅の塩釜駅。

塩釜駅 駅

この先は、東北線と仙石線が並行する区間がある。

近寄ったり、離れたり。

そしてまた並行する区間に新設された、両線をつなぐ新路線に分岐するポイントが見えてくる。

これが半月前に開業した仙石東北ライン。

すぐ右側に並行している仙石線の線路。

東北線は交流電化、仙石線は直流電化と方式が異なるため、この路線は非電化。

仙石線に合流する手前で信号待ち。

３分ぐらい信号停車後、仙石線に入っていく。

仙石線は東塩釜駅から石巻駅まで単線である。

JR仙石線 乗り物

最初の駅の高城町駅。
同じく仙石東北ラインの仙台行きとすれ違い。

高城町駅 駅

高城町駅から先、陸前小野駅までは半月前に復旧したばかりの区間。

津波の被害はなかったらしいが、復旧にあわせて右側の堤防と一緒に作り直された陸前大塚駅。

陸前大塚駅 駅

そしてその先が、復旧にあたって内陸に路線を付け替えた区間。

もとあった海沿いの路線跡が分かれていく。

新しくできた路線を進む。

新路線区間にある東名駅。まだ駅の周りにはなにもない。

東名駅 駅

もとの集落から離れた山の中を走る。

その次の野蒜駅。

新しい野蒜駅も周辺には何もなく、乗客の乗り降りもない。

野蒜駅 駅

野蒜駅を出ると、視界が開ける。

元の路線跡と合流し、長い橋を渡る。

そして陸前小野駅へ。
ここまでが半月前の復旧区間である。

陸前小野駅で仙石線の電車とすれ違い。

陸前小野駅 駅

矢本駅。
駅名標にはブルーインパルスの写真。
東松島基地の最寄り駅である。

矢本駅 駅

陸前赤井駅。

陸前赤井駅 駅

仙石東北ラインの列車とすれ違い。

仙石線最後の駅の陸前山下駅。

陸前山下駅 駅

その先で左から石巻線が合流。

石巻駅構内へ。

石巻駅の仙石線ホームは頭端式である。

終点石巻駅に到着。
ここから、これも３ヶ月前に復旧したばかりの女川に向かう。

【その２】につづく

石巻駅 駅