2016/08/06 - 2016/08/17
9位(同エリア61件中)
ぶんさん
2016年の夏季休暇を利用して、ヨーロッパを旅行しました。
この年から8月11日が祝日(山の日)に制定されたことで、職場の夏季休暇期間が従来の年より長めになったので、より遠いアフリカなどの未訪問国へ行く事もできたのですが、ヨーロッパにも未訪問国が結構残っており、その中でも西欧と違って三連休程度の短期では行きにくく、できれば夏場に行きたい東欧方面の国を多めにチョイス。
12日間で訪問国数が9か国と、弾丸旅行と言うには(欧州ですので)中途半端な数ですが、毎日異なる国に滞在するという少し駆け足な旅となりました。
二か国めの訪問国はスロバキア。
ここは元々、スピシュ城だけ行ければと思っていたので、ハンガリーよりもさらに短い滞在時間しか確保していませんでしたが、それでもほぼ丸一日はあったはずでした。
しかし数日前、当初利用する予定だったチェコ航空のコシツェ深夜発キエフ行き直行便が、この日は運行日でない事が判明(ず~っと前に決まってたと思いますけど^^;)。
訳あって翌午前中には何としてもキエフに着きたいので、結局滞在時間が5時間半ほどになってしまいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー
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ブダペストからの国際列車は定刻の10時ちょうどにコシツェに到着。
シェンゲン条約加盟国同士なので出入国審査は無し。
当初の予定では、駅の向かいにあるバスターミナルからバスに乗って、のんびりとスピシュ城へ向かう予定でした。
しかし今回はそんな時間はありません。 -
市バスに20分ぐらい揺られてやってきたのは空港。
飛行機に乗ってどこか行くわけではなく、ここでレンタカーを借りるため。
街なかにはレンタカー会社のオフィスがありません。
レンタカー会社のカウンターへ行くとスタッフが不在。
先客の英国人が「不在時の連絡先」に電話して呼び出してくれている模様。
結局、スタッフの到着待ち&先客の手続き待ち&当方の手続き&初めての「左ハンドルMT」に慣れるまでの少しの悪戦苦闘によって、空港を出たのが11時半ごろ。
結構大きなロス。痛い(>_<)。 -
空港を出て1時間ちょっと経った頃、長~いトンネルを抜けた先に、ようやくスピシュ城が見えてきました\(^o^)/。
-
城の入口まで車で直接アクセスするのであれば、トンネルを出て最初のインターチェンジで下りるのが便利なようですが、麓の町スピシュスケー・ポドフラディエへは、もうひとつ先で下りるほうが近いようです。
町側からの眺めのほうが良いので、いったん町へ行ってみます。 -
町側から写真だけ撮ろうと思って行ってみたものの、車を停められそうなスペースを見つけられなかったので、城の入口へ向かいました。
入口へ向かう山道に多くの車が路駐してあったので、入口近くまで行って駐車スペースが見つからないという時間のロスを避けるべく、空いたところに車を停めてそこから城まで5分ほど歩いて行きました。 -
こちらの入口から入場。
入場料は6EUR。 -
売り場でチケットを買って、この坂道を上って城の内部へ。
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この日は平日ですが、多くの車が路駐していただけあって、観光客で結構混んでいました。
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内部は周りやすいようにきれいに整備されています。
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一部ですが、修復されずに廃墟のままになっている箇所もあります。
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たぶん見張り台だと思いますが、こちらの塔に登ってます。
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スピシュスケー・ポドフラディエの街が一望できます。
とてもこじんまりした町ですね。 -
こちらは砲台跡のようです。
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12世紀に建てられ、18世紀後半頃の火災で廃墟になったそうです。
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外観も内部も非常に見ごたえがありました。
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右側に写っている山はタトラ山脈でしょうか。だとすれば、山を越えた先はポーランドのザコパネ。
この後、何か国か周りながらクラクフを目指しますが、ここからはそんなに遠くないようです。 -
城に居られたのは45分ほど。
まだまだ居たいけど、タイムリミットが来てしまったので、再びコイツを走らせてコシツェへ戻ります。
行きの時もそうだったのですが、帰りもまた途中の街プレショフでの道路工事のため上手く最短コースを走ることができず、想定よりも20分ぐらい余計にかかってしまいました。 -
空港で車を返して、バスターミナルへはタクシーで(11EUR)。
なんとか15時30分発のウクライナ・ウジュホロド行きの国際バスに乗れました。
シェンゲン圏外への出国のため、出国スタンプ付き。
聞いた事も無いような訳の分からない地名が書かれてあって何だか嬉しい♪
わざわざこんなルートを通るのは、パスポートにスタンプを残すため。
ターキッシュエア(TK)などでシェンゲン外から直接飛んで来ればスタンプが残るのですが、しかしそのTKが、欧州大陸で唯一就航していない国がここスロバキア(ミニ国家を除く)。
なので、今回を逃すとスタンプを残す機会はなかなか巡って来ないだろうと踏んで、滞在時間がこれだけ短くなっても行く事にしました。
どうにかスピシュ城も行けて、出国スタンプも残ったので、頑張った甲斐がありました(^^)。
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