駆け足ヨーロッパvol.1　日本出発～ハンガリー編（２０１６年８月）

2016/08/06 - 2016/08/17

２０１６年の夏季休暇を利用して、ヨーロッパを旅行しました。

この年から８月１１日が祝日（山の日）に制定されたことで、職場の夏季休暇期間が従来の年より長めになったので、より遠いアフリカなどの未訪問国へ行く事もできたのですが、ヨーロッパにも未訪問国が結構残っており、その中でも西欧と違って三連休程度の短期では行きにくく、できれば夏場に行きたい東欧方面の国を多めにチョイス。

１２日間で訪問国数が９か国と、弾丸旅行と言うには(欧州ですので）中途半端な数ですが、毎日異なる国に滞在するという少し駆け足な旅となりました。

最初の訪問国はハンガリー。
滞在時間が短いからといって忙しく動き回るような事はせず、基本的にのんびりマイペースを貫くタチなので、内容はうす～いです。加えて今回は前フリも長いです。

少しばかりご辛抱ください（笑）。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ

８/６（土）
今回の旅の出発空港は成田。
青春１８きっぷの時期なので、丸一日かけて、のんびりと東海道を走破して向かいます。

浜松方面への電車が、最短でも約２０分後だったので、ここ豊橋で昼食とします。
名物のカレーうどんをいただきました。

島田駅でこういう物を買ってトライしてみました。

味は、ほんのり苦みのあるペプシといった感じです。
お茶の苦みと言われれば確かにその通りなんですが

って、この旅行記、ブダペストの旅行記なんですがね(^_^;)。

熱海からは奮発してグリーン車で。

同一ホーム上で東海道線⇔横須賀線の乗り換えが出来るという利便性が台無しになるのを承知で戸塚で下車。

夕食は、画像左下の超有名ラーメン店にて。
十数年前、当時は藤沢にあった本店に行って以来になります。
当時とは味は変わっていました。（お店的には「進化」かな？）
「復刻塩らぁ麺」なるものがあったので、そちらが藤沢時代の味だったのかもしれません。

ラーメン店と線路をはさんで反対側、東口にある「矢部の湯」という銭湯でひとっ風呂。

食事とお風呂とあわせて１時間程度の滞在となりました。

成田到着は２０時４０分。

ここからようやく本題に入ります（笑）。

出国便はＴＫ５３便。イスタンブールで乗り継いでブダペストまで。
昨年末ヘルシンキ発の復路利用となります。
出発国と帰着国の異なるチケットですが、単純にヘルシンキに戻るよりも安いぐらい。

元々は、ブダペストなど欧州帰着にせず、ＧＷにニアメorワガドゥグ（さて何処でしょう？）あたり帰着を目論んでいました。それでも１１万円程度とかなり安かったので。

しかし、現地からの帰国手段を探っている間に、カタール航空の関空便運休のニュースが舞い込んできたため、腹いせに（羽田と成田との間で中途半端な事をやっているアオリを受けての関空撤退だと思っていたので）スタアラの上級ステータス取得を目指す事になり、渡航先をなるべくマイル単価の安い所を選択するように方針を改めました。

８/７（日）
イスタンブールへはほぼ定刻で到着。
乗り継ぎ時間は、一便遅らせたので約８時間。

当然、街に出るつもりでしたが、残高が１６リラぐらい残っているイスタンブールカードを持ってくるのを忘れたため、空港で待機する事にしました。

日曜日の朝なんかにテロなど起きないと思っているので、安心して街歩きができるチャンスだったのですが、最初のイスタンブールカード購入時に、間違って５０リラ（デポジット込）チャージしてしまったものを、１６リラまでどうにか残高を減らしたというのに、また購入するのが何だかアホらしくて。。。

TK1033便。
ブダペストまでの所要時間は２時間弱と短め。だからなのか機内食はコールドミール。

隣に座っていた中学生ぐらいのイスラエル人は、ちゃんとコシェルミール。

ブダペストの入管は、B777-300でやってきたエミレーツの到着と重なったため、抜け出すまで１時間近く要してしまった。

たとえシェンゲン条約加盟国であっても、最低１回はパスポートに履歴が残るようにしたいと思っているので、これでハンガリーのスタンプコンプリート。
ただ、ヨルダンのスタンプがまともに上から押されてしまって、かなり残念。

空港で、ブダペスト市内交通２４時間乗り放題チケットを購入して、市バス＃２００Ｅで終点のメトロＭ３のKobanya-Kispestまで乗車。
通常はそこでメトロに乗り換えとなるのですが、この日はメンテナンスによる部分運休のため、代行バスに乗り換え。

おそらく通常より多く時間を費やして、今晩の宿の最寄駅Ｍ３Arany Janos utcaへ。

今晩の宿はBroadway Hostelのドミ。

1部屋4bedで1泊1700円とちょっとお高め。
オープンしてさほど年数の経っていない、新しいめのホステルでした。

翌日は早朝出発なので、観光できるのはこの日だけ。

宿で一息つきたかったのですが、のんびりし過ぎてしまいそうなので、荷物を置いて早々に外出。

観光の前に、翌朝の列車のチケットを購入しに東駅（Keleti）へ。

お腹が空いたので、構内のお店でケバブサンドを１コ買ったのですが、これだけで結構お腹いっぱいになってしまいました。
これぐらいの物なら、普段なら３個ぐらいいけそうなのですが・・・

東駅からメトロＭ２と＃１６のバスで王宮の丘へ。

三位一体広場でバスを降りました。

マーチャーシュ教会と三位一体の像。

マーチャーシュ教会を広場の裏から。

オスマン朝による占領下ではモスクに改装されていたとか。

ハンガリー王国の初代国王、聖イシュトヴァーンの騎馬像。

マーチャーシュ教会の裏にある、漁夫の砦から見た国会議事堂。

非常に眺めの良い場所なので、多くの観光客で賑わっていました。

少し南へ歩いて、王宮の前までやってきました。

現在のハンガリーは共和制なので、「王宮だった建物」ということになります。
博物館や国立図書館として、現在は使用されているようです。

王宮の前から見たくさり橋。

ドナウ河の対岸（ペスト）には聖イシュトヴァーン大聖堂がそびえています。

丘を下って、くさり橋を歩いて渡ってみます。

橋を守るライオン像にごあいさつ。

ペスト側へ渡りきる直前で、王宮の方へ振り返って１枚。

ペスト側の、くさり橋～エルジェーベド橋間は、主に観光船の発着場になっていて、ここから多くの船がドナウクルーズへと出航して行きます。

しかーし、金欠なワタクシは、公共交通である水上バスで貧乏クルーズ（笑）。

２４時間チケットでも乗れるのですが、どうやら乗れるのは平日のみらしい。残念・・・

だいぶ日が暮れてきました。

結局ドナウ沿いのエリアだけの観光になってしまいますが、夜の風景も観たいので、このまま夜景観賞します。

そろそろライトアップが始まりそう。

あともうちょっと。

ようやく始まりました。

マルギット橋のマルギット島入口のあたりで眺めていたのですが、マルギット島のほうから多くの人がぞろぞろと現れて、トラムへ乗り込んで行きました。

トラムは積み残しが出るぐらいの混雑ぶり。
せっかくの乗り放題チケットなので、少しの距離でも歩かずに楽に移動したかったのですが、なかなか乗れそうにないので、別の路線の停留所まで歩きました。

そしてまた、くさり橋へ戻って来ました。

ライトアップされた夜の王宮や

くさり橋も間近で見てみたかったので

結局同じところばかりウロウロして、内容のうっす～い街歩きになってしまいました。

最後に国会議事堂。

トラムで前を何度か通過しましたが、少し離れた所から見る方が良さげかと思い、議事堂前の停留所では下車せず素通りしました。

８/８（月）
６時３０分発の列車でスロバキアへ向かうため、５時半頃に宿をチェックアウト。

ごみ収集車など日中は見られない、街のまた別の風景。

旧共産圏らしいだだっ広い道路に、この時間は車はまだわずか。

ラッシュアワーにはまだ早いようです。

駅ナカのベーカリーで菓子パンを買って、左奥のホームに停車中のコシツェ行きの列車へ。

今回せっかくやって来て、大した食事もせず、ごく狭い範囲しか観光できていませんが、ウィーンから十分日帰りで行けたりするので、ほかのエリアの観光などは、また次の機会にとっておきましょう。