2016/08/06 - 2016/08/17
25位(同エリア393件中)
ぶんさん
2016年の夏季休暇を利用して、ヨーロッパを旅行しました。
この年から8月11日が祝日(山の日)に制定されたことで、職場の夏季休暇期間が従来の年より長めになったので、より遠いアフリカなどの未訪問国へ行く事もできたのですが、ヨーロッパにも未訪問国が結構残っており、その中でも西欧と違って三連休程度の短期では行きにくく、できれば夏場に行きたい東欧方面の国を多めにチョイス。
12日間で訪問国数が9か国と、弾丸旅行と言うには(欧州ですので)中途半端な数ですが、毎日異なる国に滞在するという少し駆け足な旅となりました。
この旅3か国目の訪問国はウクライナ。
ロシア寄りの政権を崩壊させた政変以降、東部での紛争やクリミヤ侵攻やらで、世間ではキナ臭いイメージがついていたようですが、キエフにいる間は治安の悪さなど感じた事はなく、物価も安くて(←政変の影響でしょうか)居心地良かったので、もう1泊したいと思ったぐらいでした。
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スロバキア側での手続きを終え、バスは国境を越えてウクライナ側へ。
この国境でトータル約2時間スタックされました。
コシツェ~ウジュホロド間は2時間ほどで行ける距離なのですが、所要時間を4時間に設定されている理由が分かりました。 -
国境から15分ほどでウジュホロドのバスターミナル到着。
文字がキリルになり、英語がからっきし通じなくなった。
EUから旧ソ連へやってきました。 -
8月9日
ウジュホロドから夜行バスに8時間揺られ、西部の中心都市リビウへ。
ちなみにバス代は130フリブニャ(以下UAH)。だいたい500円強。安い!
観光する間もなく、7時発の飛行機でキエフへ飛ぶため、すぐさま空港へ。 -
離陸後して1時間も経たないうちにキエフ・ボリースピリ空港にアプローチ。
ただ座っているだけのフライトでした。 -
空港からはバスで約1時間かけて鉄道駅へ。
今晩のミンスク行きの夜行列車のチケットを買って、荷物をロッカーに預けて街歩き開始。 -
メトロに乗ってアルセナリア駅へ。
旧共産圏の地下鉄駅ならではの長~いエスカレーター。
一番上まで上って、さらに同じぐらいのがもう一本あるという...。
このあたりの国々で感じるコト、それは「地下鉄に乗るのが億劫になる。」 -
とりあえず向かうのはペチェールスカ大修道院。
ふつうはバスに乗り換えて行くようですが、寄り道しながら歩いて行きます。
オベリスクが気になったので、ドニエプル公園に寄ってみました。 -
第二次大戦を戦った無名戦士の慰霊碑とのことです。
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公園からの眺め。
向こう岸のエリアがなんとなく気になったので、あとで行ってみることにします。 -
適当に歩いていたら着いちゃいました、修道院。
全聖者教会から中に入ります。 -
修道院の敷地のほぼ中央に位置するウスペンスキー大聖堂。
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大聖堂の向かいの大鐘楼に登ってみました。
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階段なのでキツいです^_^;。
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大聖堂を上から見てみました。
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こちらは「祖国の母」像。
大祖国戦争博物館のある所です。 -
教会が街のあちらこちらに。
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場所はうって変わってベラルーシ大使館前。
この日の最重要ミッション、ベラルーシのトランジットビザの取得にやってきました。
前月のブータン旅行との間隔が約3週間。
地方民の私にとって、日本で取得するには少々リスキーな間隔なので、即日ビザが下りるとされているキエフで取得する事にしました。
日本で申請する場合は不要となっている保険の加入が、ここで申請する場合は必要なようで、この門を入って行った奥のアパートの1階にある保険代理店で加入します。保険料は40UAH。
ビザの申請用紙(日本語併記!)も渡されて、ここで記入。書き方も教えてくれます。 -
ビザも無事にゲットできて、大使館の付近をしばし散策。
ヒルトンホテルの北側の辺りになります。 -
ベラルーシほか、ポーランドなど外国公館が多くあるエリアなので、他のエリアとはちょっと異なるハイソな雰囲気がありました。
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ウラジーミル聖堂も近くにあります。
色合いがウクライナ国旗そのもの! -
街じゅう至る所で両替所を見かけました。
次に訪れたベラルーシのミンスクでは、UAHを両替できる所を見つけることが出来なかったので、恐らくベラルーシルーブルを両替出来る所もなかなか見つからない(もしくは全く無い)かと思われます。
ちなみに、ワルシャワ中央駅の両替所でUAHを両替する事が出来ました。
クラクフの旧市街に何軒かあった両替所でも、レートが表示されていたのでたぶん両替できると思います。 -
気になっていた、ドニエプル川の対岸へ行ってみました。
地下鉄1号線で、川に架かる橋を渡って最初の駅ヒドロパルク駅で下車。
パルクというだけあって、駅前は市民憩いの公園。子供用プールもありました。 -
屋台なんかもたくさんあるので、少し腹ごしらえ。
ケバブサンドと、クヴァスにトライしてみました。
クヴァスはライ麦と麦芽を発酵させて作られる微炭酸飲料。
清涼飲料ではあるけれども、アルコール度数が1~2%ほどあるらしい。
パンを飲んでるみたいとか様々な感想を聞きますが、私の感想は子供向けのビールといったところ。
とはいえ、夏になればまた飲みたくなると思います。 -
川岸からペチェールスカ修道院のほうを見てみたいので、遊歩道を歩いて向かいます。
ここヒドロパルクは川の中州にあって、中州全体が公園になっているようです。 -
川岸へ出て対岸を望む。
う~む、もうひとつやなぁ・・・。
決して無駄足だったとは思わんけど。 -
川で泳いでいる人も結構いました。
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よくもまぁ、こんなきったない川で・・・。
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地下鉄で渡った橋を、今度は歩いて渡ります。
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この方角の先にたしか国際空港があったように思います。
大都市の郊外だけあって、大規模な住宅街が広がっています。 -
渡って来た橋の欄干は、国旗のように青と黄に塗られています。
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こちら側の駅はドニプロという駅。
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地下鉄を乗り継いでやって来たものの、着いた途端に何を目当てにここへ来たのかド忘れしてしまったw。
遠くにみえているのはアンドレイ教会。あとで近くまで行ったら工事中でした。
帰国してから調べてみたら、コントラクトヴァ・プローシチャという駅で降りたらしい。 -
ひと駅だけ地下鉄に乗って、山道を歩いて聖ミハイルの黄金ドーム修道院へ。
地下鉄のポシトヴァ・プローシチャ駅前から出ているケーブルカーに乗って行けばすぐらしいのですが、運休中でした。
理由はウクライナ語が理解できれば分かるのでしょうが、分からないので不明です。 -
外壁の青と屋根の金色のコントラストが美しい修道院です。
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聖ミハイル修道院を出て、通りを真っすぐ進んだ先にソフィア大聖堂があります。
開放時間はすでに終了していたので、中には入れませんでした。 -
最後に、数々の政変の舞台になった独立広場に寄って、鉄道駅へ向かいました。
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キエフ駅構内のセルフ式レストランで食事をして、ミンスク行きの列車に乗り込みました。
ウクライナの出国手続きは、キエフ出発前の車内にて簡単に。
そしてベラルーシの入国手続きは国境にて。
真夜中でしたが、係官が車内に乗り込んできて容赦なく叩き起こされます。
こちらの手続きも、私がロシア語ができないとみるや、簡単に済まされました。
そして列車は再び、一路ミンスクへ。
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