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2016年の夏季休暇を利用して、ヨーロッパを旅行しました。<br /><br />この年から8月11日が祝日(山の日)に制定されたことで、職場の夏季休暇期間が従来の年より長めになったので、より遠いアフリカなどの未訪問国へ行く事もできたのですが、ヨーロッパにも未訪問国が結構残っており、その中でも西欧と違って三連休程度の短期では行きにくく、できれば夏場に行きたい東欧方面の国を多めにチョイス。<br /><br />12日間で訪問国数が9か国と、弾丸旅行と言うには(欧州ですので)中途半端な数ですが、毎日異なる国に滞在するという少し駆け足な旅となりました。<br /><br />この旅3か国目の訪問国はウクライナ。<br />ロシア寄りの政権を崩壊させた政変以降、東部での紛争やクリミヤ侵攻やらで、世間ではキナ臭いイメージがついていたようですが、キエフにいる間は治安の悪さなど感じた事はなく、物価も安くて(←政変の影響でしょうか)居心地良かったので、もう1泊したいと思ったぐらいでした。<br />

駆け足ヨーロッパvol.3 ウクライナ編(2016年8月)

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2016/08/06 - 2016/08/17

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ぶん

ぶんさん

2016年の夏季休暇を利用して、ヨーロッパを旅行しました。

この年から8月11日が祝日(山の日)に制定されたことで、職場の夏季休暇期間が従来の年より長めになったので、より遠いアフリカなどの未訪問国へ行く事もできたのですが、ヨーロッパにも未訪問国が結構残っており、その中でも西欧と違って三連休程度の短期では行きにくく、できれば夏場に行きたい東欧方面の国を多めにチョイス。

12日間で訪問国数が9か国と、弾丸旅行と言うには(欧州ですので)中途半端な数ですが、毎日異なる国に滞在するという少し駆け足な旅となりました。

この旅3か国目の訪問国はウクライナ。
ロシア寄りの政権を崩壊させた政変以降、東部での紛争やクリミヤ侵攻やらで、世間ではキナ臭いイメージがついていたようですが、キエフにいる間は治安の悪さなど感じた事はなく、物価も安くて(←政変の影響でしょうか)居心地良かったので、もう1泊したいと思ったぐらいでした。

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  • スロバキア側での手続きを終え、バスは国境を越えてウクライナ側へ。<br />この国境でトータル約2時間スタックされました。<br /><br />コシツェ~ウジュホロド間は2時間ほどで行ける距離なのですが、所要時間を4時間に設定されている理由が分かりました。

    スロバキア側での手続きを終え、バスは国境を越えてウクライナ側へ。
    この国境でトータル約2時間スタックされました。

    コシツェ~ウジュホロド間は2時間ほどで行ける距離なのですが、所要時間を4時間に設定されている理由が分かりました。

  • 国境から15分ほどでウジュホロドのバスターミナル到着。<br /><br />文字がキリルになり、英語がからっきし通じなくなった。<br /><br /><br />EUから旧ソ連へやってきました。

    国境から15分ほどでウジュホロドのバスターミナル到着。

    文字がキリルになり、英語がからっきし通じなくなった。


    EUから旧ソ連へやってきました。

  • 8月9日<br /><br />ウジュホロドから夜行バスに8時間揺られ、西部の中心都市リビウへ。<br />ちなみにバス代は130フリブニャ(以下UAH)。だいたい500円強。安い!<br /><br />観光する間もなく、7時発の飛行機でキエフへ飛ぶため、すぐさま空港へ。<br />

    8月9日

    ウジュホロドから夜行バスに8時間揺られ、西部の中心都市リビウへ。
    ちなみにバス代は130フリブニャ(以下UAH)。だいたい500円強。安い!

    観光する間もなく、7時発の飛行機でキエフへ飛ぶため、すぐさま空港へ。

  • 離陸後して1時間も経たないうちにキエフ・ボリースピリ空港にアプローチ。<br /><br />ただ座っているだけのフライトでした。

    離陸後して1時間も経たないうちにキエフ・ボリースピリ空港にアプローチ。

    ただ座っているだけのフライトでした。

  • 空港からはバスで約1時間かけて鉄道駅へ。<br /><br />今晩のミンスク行きの夜行列車のチケットを買って、荷物をロッカーに預けて街歩き開始。

    空港からはバスで約1時間かけて鉄道駅へ。

    今晩のミンスク行きの夜行列車のチケットを買って、荷物をロッカーに預けて街歩き開始。

  • メトロに乗ってアルセナリア駅へ。<br /><br />旧共産圏の地下鉄駅ならではの長~いエスカレーター。<br />一番上まで上って、さらに同じぐらいのがもう一本あるという...。<br /><br />このあたりの国々で感じるコト、それは「地下鉄に乗るのが億劫になる。」

    メトロに乗ってアルセナリア駅へ。

    旧共産圏の地下鉄駅ならではの長~いエスカレーター。
    一番上まで上って、さらに同じぐらいのがもう一本あるという...。

    このあたりの国々で感じるコト、それは「地下鉄に乗るのが億劫になる。」

  • とりあえず向かうのはペチェールスカ大修道院。<br />ふつうはバスに乗り換えて行くようですが、寄り道しながら歩いて行きます。<br /><br />オベリスクが気になったので、ドニエプル公園に寄ってみました。

    とりあえず向かうのはペチェールスカ大修道院。
    ふつうはバスに乗り換えて行くようですが、寄り道しながら歩いて行きます。

    オベリスクが気になったので、ドニエプル公園に寄ってみました。

  • 第二次大戦を戦った無名戦士の慰霊碑とのことです。

    第二次大戦を戦った無名戦士の慰霊碑とのことです。

  • 公園からの眺め。<br /><br />向こう岸のエリアがなんとなく気になったので、あとで行ってみることにします。

    公園からの眺め。

    向こう岸のエリアがなんとなく気になったので、あとで行ってみることにします。

  • 適当に歩いていたら着いちゃいました、修道院。<br /><br />全聖者教会から中に入ります。

    適当に歩いていたら着いちゃいました、修道院。

    全聖者教会から中に入ります。

  • 修道院の敷地のほぼ中央に位置するウスペンスキー大聖堂。

    修道院の敷地のほぼ中央に位置するウスペンスキー大聖堂。

  • 大聖堂の向かいの大鐘楼に登ってみました。

    大聖堂の向かいの大鐘楼に登ってみました。

  • 階段なのでキツいです^_^;。

    階段なのでキツいです^_^;。

  • 大聖堂を上から見てみました。

    大聖堂を上から見てみました。

  • こちらは「祖国の母」像。<br /><br />大祖国戦争博物館のある所です。

    こちらは「祖国の母」像。

    大祖国戦争博物館のある所です。

  • 教会が街のあちらこちらに。

    教会が街のあちらこちらに。

  • 場所はうって変わってベラルーシ大使館前。<br />この日の最重要ミッション、ベラルーシのトランジットビザの取得にやってきました。<br /><br />前月のブータン旅行との間隔が約3週間。<br />地方民の私にとって、日本で取得するには少々リスキーな間隔なので、即日ビザが下りるとされているキエフで取得する事にしました。<br /><br />日本で申請する場合は不要となっている保険の加入が、ここで申請する場合は必要なようで、この門を入って行った奥のアパートの1階にある保険代理店で加入します。保険料は40UAH。<br />ビザの申請用紙(日本語併記!)も渡されて、ここで記入。書き方も教えてくれます。<br />

    場所はうって変わってベラルーシ大使館前。
    この日の最重要ミッション、ベラルーシのトランジットビザの取得にやってきました。

    前月のブータン旅行との間隔が約3週間。
    地方民の私にとって、日本で取得するには少々リスキーな間隔なので、即日ビザが下りるとされているキエフで取得する事にしました。

    日本で申請する場合は不要となっている保険の加入が、ここで申請する場合は必要なようで、この門を入って行った奥のアパートの1階にある保険代理店で加入します。保険料は40UAH。
    ビザの申請用紙(日本語併記!)も渡されて、ここで記入。書き方も教えてくれます。

  • ビザも無事にゲットできて、大使館の付近をしばし散策。<br /><br />ヒルトンホテルの北側の辺りになります。

    ビザも無事にゲットできて、大使館の付近をしばし散策。

    ヒルトンホテルの北側の辺りになります。

  • ベラルーシほか、ポーランドなど外国公館が多くあるエリアなので、他のエリアとはちょっと異なるハイソな雰囲気がありました。

    ベラルーシほか、ポーランドなど外国公館が多くあるエリアなので、他のエリアとはちょっと異なるハイソな雰囲気がありました。

  • ウラジーミル聖堂も近くにあります。<br /><br />色合いがウクライナ国旗そのもの!

    ウラジーミル聖堂も近くにあります。

    色合いがウクライナ国旗そのもの!

  • 街じゅう至る所で両替所を見かけました。<br /><br />次に訪れたベラルーシのミンスクでは、UAHを両替できる所を見つけることが出来なかったので、恐らくベラルーシルーブルを両替出来る所もなかなか見つからない(もしくは全く無い)かと思われます。<br /><br />ちなみに、ワルシャワ中央駅の両替所でUAHを両替する事が出来ました。<br />クラクフの旧市街に何軒かあった両替所でも、レートが表示されていたのでたぶん両替できると思います。

    街じゅう至る所で両替所を見かけました。

    次に訪れたベラルーシのミンスクでは、UAHを両替できる所を見つけることが出来なかったので、恐らくベラルーシルーブルを両替出来る所もなかなか見つからない(もしくは全く無い)かと思われます。

    ちなみに、ワルシャワ中央駅の両替所でUAHを両替する事が出来ました。
    クラクフの旧市街に何軒かあった両替所でも、レートが表示されていたのでたぶん両替できると思います。

  • 気になっていた、ドニエプル川の対岸へ行ってみました。<br /><br />地下鉄1号線で、川に架かる橋を渡って最初の駅ヒドロパルク駅で下車。<br />パルクというだけあって、駅前は市民憩いの公園。子供用プールもありました。<br />

    気になっていた、ドニエプル川の対岸へ行ってみました。

    地下鉄1号線で、川に架かる橋を渡って最初の駅ヒドロパルク駅で下車。
    パルクというだけあって、駅前は市民憩いの公園。子供用プールもありました。

  • 屋台なんかもたくさんあるので、少し腹ごしらえ。<br />ケバブサンドと、クヴァスにトライしてみました。<br /><br />クヴァスはライ麦と麦芽を発酵させて作られる微炭酸飲料。<br />清涼飲料ではあるけれども、アルコール度数が1~2%ほどあるらしい。<br /><br />パンを飲んでるみたいとか様々な感想を聞きますが、私の感想は子供向けのビールといったところ。<br />とはいえ、夏になればまた飲みたくなると思います。

    屋台なんかもたくさんあるので、少し腹ごしらえ。
    ケバブサンドと、クヴァスにトライしてみました。

    クヴァスはライ麦と麦芽を発酵させて作られる微炭酸飲料。
    清涼飲料ではあるけれども、アルコール度数が1~2%ほどあるらしい。

    パンを飲んでるみたいとか様々な感想を聞きますが、私の感想は子供向けのビールといったところ。
    とはいえ、夏になればまた飲みたくなると思います。

  • 川岸からペチェールスカ修道院のほうを見てみたいので、遊歩道を歩いて向かいます。<br /><br />ここヒドロパルクは川の中州にあって、中州全体が公園になっているようです。

    川岸からペチェールスカ修道院のほうを見てみたいので、遊歩道を歩いて向かいます。

    ここヒドロパルクは川の中州にあって、中州全体が公園になっているようです。

  • 川岸へ出て対岸を望む。<br /><br />う~む、もうひとつやなぁ・・・。<br />決して無駄足だったとは思わんけど。

    川岸へ出て対岸を望む。

    う~む、もうひとつやなぁ・・・。
    決して無駄足だったとは思わんけど。

  • 川で泳いでいる人も結構いました。

    川で泳いでいる人も結構いました。

  • よくもまぁ、こんなきったない川で・・・。

    よくもまぁ、こんなきったない川で・・・。

  • 地下鉄で渡った橋を、今度は歩いて渡ります。

    地下鉄で渡った橋を、今度は歩いて渡ります。

  • この方角の先にたしか国際空港があったように思います。<br /><br />大都市の郊外だけあって、大規模な住宅街が広がっています。

    この方角の先にたしか国際空港があったように思います。

    大都市の郊外だけあって、大規模な住宅街が広がっています。

  • 渡って来た橋の欄干は、国旗のように青と黄に塗られています。

    渡って来た橋の欄干は、国旗のように青と黄に塗られています。

  • こちら側の駅はドニプロという駅。

    こちら側の駅はドニプロという駅。

  • 地下鉄を乗り継いでやって来たものの、着いた途端に何を目当てにここへ来たのかド忘れしてしまったw。<br /><br />遠くにみえているのはアンドレイ教会。あとで近くまで行ったら工事中でした。<br /><br />帰国してから調べてみたら、コントラクトヴァ・プローシチャという駅で降りたらしい。

    地下鉄を乗り継いでやって来たものの、着いた途端に何を目当てにここへ来たのかド忘れしてしまったw。

    遠くにみえているのはアンドレイ教会。あとで近くまで行ったら工事中でした。

    帰国してから調べてみたら、コントラクトヴァ・プローシチャという駅で降りたらしい。

  • ひと駅だけ地下鉄に乗って、山道を歩いて聖ミハイルの黄金ドーム修道院へ。<br /><br />地下鉄のポシトヴァ・プローシチャ駅前から出ているケーブルカーに乗って行けばすぐらしいのですが、運休中でした。<br />理由はウクライナ語が理解できれば分かるのでしょうが、分からないので不明です。

    ひと駅だけ地下鉄に乗って、山道を歩いて聖ミハイルの黄金ドーム修道院へ。

    地下鉄のポシトヴァ・プローシチャ駅前から出ているケーブルカーに乗って行けばすぐらしいのですが、運休中でした。
    理由はウクライナ語が理解できれば分かるのでしょうが、分からないので不明です。

  • 外壁の青と屋根の金色のコントラストが美しい修道院です。

    外壁の青と屋根の金色のコントラストが美しい修道院です。

  • 聖ミハイル修道院を出て、通りを真っすぐ進んだ先にソフィア大聖堂があります。<br /><br />開放時間はすでに終了していたので、中には入れませんでした。

    聖ミハイル修道院を出て、通りを真っすぐ進んだ先にソフィア大聖堂があります。

    開放時間はすでに終了していたので、中には入れませんでした。

  • 最後に、数々の政変の舞台になった独立広場に寄って、鉄道駅へ向かいました。

    最後に、数々の政変の舞台になった独立広場に寄って、鉄道駅へ向かいました。

  • キエフ駅構内のセルフ式レストランで食事をして、ミンスク行きの列車に乗り込みました。<br /><br />ウクライナの出国手続きは、キエフ出発前の車内にて簡単に。<br /><br />そしてベラルーシの入国手続きは国境にて。<br />真夜中でしたが、係官が車内に乗り込んできて容赦なく叩き起こされます。<br />こちらの手続きも、私がロシア語ができないとみるや、簡単に済まされました。<br /><br />そして列車は再び、一路ミンスクへ。<br /><br />

    キエフ駅構内のセルフ式レストランで食事をして、ミンスク行きの列車に乗り込みました。

    ウクライナの出国手続きは、キエフ出発前の車内にて簡単に。

    そしてベラルーシの入国手続きは国境にて。
    真夜中でしたが、係官が車内に乗り込んできて容赦なく叩き起こされます。
    こちらの手続きも、私がロシア語ができないとみるや、簡単に済まされました。

    そして列車は再び、一路ミンスクへ。

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