2016/08/16 - 2016/08/23
432位(同エリア1437件中)
milkさん
5日目はザルツブルク観光。日本を発つ前に「サウンドオブミュージック」を久しぶりに鑑賞し、その余韻を胸に訪れました。
一日中天気も良く、ホーエンザルツブルク城やそこから見る旧市街を始めとしたザルツブルクの眺めはすばらしいものでした。
そして夕方、列車で今日の宿泊先メルクへと移動。ライトアップされたメルク修道院は幻想的でした。
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1日目:成田発の直行便でウィーンへ
2日目:ウィーンからバートイシュル経由でザンクトヴォルフガングへ
3日目:シャーフベルク登山鉄道を楽しんだ後、ハルシュタットへ
4日目:ハルシュタットの塩坑見学をし、バートイシュル経由ザルツブルクへ
5日目:ザルツブルク観光の後、メルクへ
6日目:デュルンシュタインまでドナウ川下り、デュルンシュタイン観光
7日目:メルク修道院を見学後、ウィーン空港へ
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝8時過ぎ、「Hotel Hohenstauffen」をチェックアウト。
また大きな荷物だけ預かってもらいます。
今日は夕方までザルツブルク観光。 -
街を走るトロリーバス。
-
15分くらい歩くと、ミラベル庭園の入口まで来ました。
向こうにはホーエンザルツブルク城も見えます。
朝早めなので、あまり人が入り込まない状態で写真が撮れます。 -
花も木もきれいに手入れされています。
緑のパレットに描かれた絵のような花々。
映画のワンシーンを思い浮かべながら、通過します。 -
ミラベル庭園を出てから右に折れると、ザルツァッハ川が見えてきます。
橋を渡ると、旧市街、そしてホーエンザルツブルク城へ。
橋には、鈴なりの鍵。
2年前ドイツのケルンで初めて見た、恋人たちがつける南京錠。
ヨーロッパでは今や珍しくない風景なのでしょうか。 -
空は真っ青。
オーストリアに来てから一番暑い日になりました。 -
旧市街に入り、お城をめざして進んでいきます。
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お城を入れると、どこでも絵になる景色。
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まずはお城まで登るためにケーブルカー乗り場を探します。
今までの街は小さかったので道も少なく、GoogloMap片手にスイスイと歩いていけたのですが、さすがにザルツブルクは建物も小道も多く、少し迷いながらの発見となりました。
上にケーブルカーの看板があります。 -
ケーブルカーを降り、建物の中に入る前に少し周りを歩いてみました。
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下に目をやると、川をはさんでザルツブルクの街が広がります。
落ち着いた街並みです。 -
左方向に少しずつ向きを変えていくと・・・
この向きでは旧市街と、それに隣接している緑豊かな地域が半々の状態。 -
そして森だらけの地域となり
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さらに左に回り込むと、閑静な住宅街が見えてきます。
奥の方には高い山々の連なりも。
のどかな感じ・・・ -
この後、いよいよ内部に入り、オーディオツアーの開始となります。
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オーディオツアーのスタート地点で、希望する言語のオーディオ機器を借ります。
私たちは日本語の説明を聞きながら廻っていきました。
最初の部屋は、お城が拡張されていく様子が幾つかの模型で紹介されていました。 -
後の方の時代の模型。
上の写真と比べて、すいぶん大きくなっているのがわかります。 -
次に拷問室(拷問道具が置いてある部屋)を見学した後、階段を登っていくと、
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見張り台に出ました。
目の前の建物はお城の一部です。 -
こちらの白い建物もお城の外側部分。
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ケーブルカーを降りてから見た時よりもさらに高い所から見ているので、より広大な景色が見えます。
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ズームアップすると、サウンドオブミュージックでトラップ邸となったレオポルツクロン宮殿とその前の池もはっきり見えました。
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お城の廊下より見る旧市街。
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最後に大きなオルゴールが置いてある小部屋をガラス越しに見学して、オーディオツアーは終了です。
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いったん建物の外に出ました。
さっき登った見張り台が見えます。 -
この後、お城内の別の入口から、城塞博物館に入りました。
これは中世の戦いの様子でしょうか。 -
武器も。
このような展示物の部屋がいくつか続きます。 -
入場券を買うときには、A+B+Cの部分を見学できる「Standard Tour」かA+Bの部分だけの「Basic Tour」かを選択します(もちろん料金は違います。)
私達はよくわからないながらStandard Tourの方のチケットを買いました。
そして次に「Standart Ticket」を持っている人か、ここで追加料金を払った人だけが入れるCゾーンへ入っていきます(オーディオツアーでの見学部分がAゾーン、城塞博物館はBソーン)。
ここでCゾーンのみの追加料金を払う場合は割高になっていました。
まずはマジカルシアター。
ザルツブルクの成り立ちみたいなお話を、映像と舞台の小道具のような装置で繰り広げます。
でもこちらのお話を聞くオーディオ機器には、日本語はありませんでした。 -
話はだいたいしかわかりませんでしたが、この装置に感心していました。
7分くらいだったでしょうか。 -
マジカルシアターの部屋を出た後は、こちらの方に入っていきます。
黄金の間というところで、なんとも豪華な造り。
この部屋では、今でもクラッシックコンサートが行われています。 -
星空のような天井、それを支える太い柱。
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隣の部屋への入口。
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隣の部屋に入りました。
こちらもみごとな装飾で、壁とくっついているベンチのようなものもあります。 -
部屋の角に置かれている陶器製のストーブ。
上が天井近くまであることからもわかるように、とても大きいものです。
こんな立派なストーブは、たぶん今まで見たことがない気がします。 -
さらにその横の部屋に入ります。
この部屋には、扉を開けるとトイレになっている場所までありました。
結果的には時間さえ許せばCゾーンも見学することをオススメします。 -
見学を終えケーブルカーで降りてくると、チケット売り場には長い行列ができていました。
この時12時くらいです。
ゆっくり見たければ早めに行くのがよさそうです。 -
ケーブルカー乗り場のすぐ近くに、こんな蛇口がありました。
飲めるのかなとも思いましたが、試してみる勇気はありませんでした。 -
昼食をとりに、いったん来た道を戻ります。
途中通った大聖堂前は、こちらもコンサート会場のようになっていました。 -
昼食はハルシュタットの教訓で、あまり時間がかからないところにしました。
ゲトライデガッセまで戻り、フィッシュ類のファストフード店「Nordsee」へ。
モーツアルトの生家の隣りにあります。 -
一番人気(のようなことが書かれていた)フライドフィッシュバケット。
確かにおいしかったです。
お客さんはたくさんいましたが、1階席と2階席があり、席を見つけるのはたいへんではありませんでした。
店員さんには「ニーハオ」と言われてしまったけど・・・ -
こちらが隣のモーツアルトの生家。
私たちは入りませんでしたが、目立つ色です。
1階はスーパーが入っているようですが、3階と4階の間に「Mozarts Geburtshaus」と書いてあります。 -
昼食後はまず大聖堂の見学に向かいます。
レジデンツ広場から見た大聖堂。 -
左の方に目をやると、新レジデンツと噴水が見えます。
このレジデンツ広場の噴水も、サウンドオブミュージックに出てきたものです。 -
大聖堂の横で待機している観光馬車。
馬車に乗っている観光客もけっこう見かけました。 -
大聖堂の正面はあまりにも大きすぎて、近くからは撮りきれませんでしたが、3つの入り口があり、それぞれに大聖堂の建立や改修の年号が書かれています。
これは最後の改修が行われた年号1959が書かれている入口。 -
大聖堂の中に入ります。
モーツァルトはここで洗礼を受けたそうです。
こちらは無料で入れますが、入口で寄付金を払うと、簡単な案内が書かれている入場チケットのようなものをくれます。
いろいろな言語が用意されており、私たちは日本語のものをもらいました。 -
みごとな装飾です。
-
上まで見上げたところ。
光がふりそそがれます。 -
大聖堂の先の広場から見るホーエンザルツブルク城。
右の方にはケーブルカーも見えます。
下の方には金色に輝く球体の一部とその上に乗る人形が見えています。
この珠はけっこうな大きさがあり、目立つのですが、なんなのかはわかりませんでした。 -
この後、大聖堂近くのザンクト・ペーター教会を訪れます。
こちらは696年に創設された修道院に付属する教会で、12世紀半ばにゴシック様式で改築されたそうです。 -
やはり内部は美しく装飾されています。
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奥まで行き、上を見上げたところ。
-
この後結婚式が行われるようで、ピアノの練習がされていたり、花の飾り付けがされてたりしました。
入口には参列者らしき人々も。
残念ながら花嫁さんはまだ来ていないようでした。 -
教会の入口から少し横にそれたところ。
岩壁の下の方に、アーチ状のものが並んでいます。
あれが墓地でしょうか?
奥の方には、ホーエンザルツブルク城も見えます。 -
近づいてみると、確かにザンクト・ペーター墓地のようです。
鉄細工の扉の奥、柱と柱の間の小部屋のような場所に、ひとつずつお墓が置かれています。
ここに埋葬されている人は身分の高い人やお金持ちの方々でしょうか。
またここは、サウンド・オブ・ミュージックの後半、スイスへの脱出時の墓地のモデルとなった場所だそうです。 -
墓地の上の方から下を見下ろしたところ。
庭園の中に、通常のスタイルのお墓も並んでいます。 -
墓地のさらに先にカタコンベがあります。
ここは入場料が必要で、大人1人2ユーロ。
せっかくなので入ってみます。 -
それほど大きなものではありませんでした。
初期キリスト教徒の祈祷のため作られたそうです。 -
階段の幅は狭いのですが、訪れている人も少なかったので、すれ違いのために待つようなことはありませんでした。
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カタコンベを出て、庭園にあるお墓の脇を通りながら、教会を後にします。
-
本当はこの後カフェに入ってケーキでも食べたかったのですが、あまり時間がなくなってきたため、残念ながら帰途へ。
ゲトライデガッセを通りながら、様々な鉄細工看板を楽しみます。 -
このお店は「M」が書かれていますが、何のお店かわかりますか?
日本でもおなじみのマクドナルドです。
ファストフード店でもおしゃれな感じ。 -
ゲトライデガッセの先には山、そしてその前にブラジウス教会が見えます。
終点まで歩いても、たいした距離はありません。 -
終点で交差する道は、こんなふうに建物の1階部分を通り抜けていくようになっていました。
-
当初帰りはバスで戻ろうと思っていたのですが、バス停もはっきりわからなかたので、歩いて帰ることにしました。
来たときとは別のルートを、と思い、ザルツァッハ川の左側(旧市街側)を歩いていきます。 -
今日は土曜日だからでしょうか。
川べりにはたくさんのテントが立ち並び、さまざまな物が売られていました。 -
次の橋まで歩き、振り返ったところ。
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朝も立ち寄ったスーパー「BILLA」が入っている建物。
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エレベーターを降りると、スーパーがあります。
またこの建物には、きれいで無料のトイレもあり、利用させてもらいました。 -
ここでも2人表示されている赤信号。
でもよく見るとウィーンとデザインが違います。 -
ホテルで大きな荷物をピックアップし、駅へ向かいました。
16:12発のICに乗ってメルクへ向かいます。 -
チケットはネットで購入したのですが、予約が強く勧められていたので、乗換駅のアムシュテッテンまでは指定席にしました。
私達の席番号は85と86。コンパートメントです。
でもよく見ると、このコンパートメントはザルツブルクまでは予約でいっぱいだったようですが、ザルツブルクからの予約は私達だけでした。 -
コンパートメントはこんな感じで、頭の後ろは上下に動かすことができました。私たちは窓側の席。
後から1人予約なしの乗客が来ましたが、6人がけを3人で余裕を持って座りました。
ただエアコンが効いておらず、暑いなあ、走り出したら涼しくなるのかなあ、と思っていたら、切符の検札に来た車掌さんが言うには「この車両だけエアコンがこわれているので、涼しい方に行きたかったら他の車両へ行ってください。」
えっ〜!?
でも窓際の席があるかはわからないし、広々しているのでこのままここにいることにしました。 -
アムステッテンでREXに乗り換えた後、メルクに18:35到着。
普通の建物のようですが、メルク駅です。 -
駅から伸びる坂道を降りていくと、すぐにメルク修道院が見えてきます。
今見えているのはほんの一部。 -
さらに降りながら、ちょっと脇道にそれると、
見えました。全貌です。 -
この細い道に入っていくと、今日泊まるホテル「Rathauskeller」もあるラートハウスプラッツに出ます。
-
ホテルがある通りのすぐ後ろに修道院があります。
夜8;30を過ぎ、空も群青色になってきました。 -
このへんは道にテーブルが出ているお店が多く、多くの人が外で食事をしています。(ちょっと写真が暗くて申し訳ありませんが)
私達もホテル併設のレストランで外の席を予約しました。
通りでは楽団の演奏もあり、にぎやかで楽しい気分です。
車は通らないし、治安の悪さも感じることなく、リラックスして過ごすことができました。 -
夕食後、近くの川の方まで行ってみると、修道院の側面が見えてきました。
明日は、この川に沿って歩いていけば、船着き場に着くはず。
少しだけ道の確認もしながら、周りを歩いてみました。
夜も10時を過ぎ、空も真っ暗になりました。
ライトアップされた修道院の姿が美しく、夜空に映えます。 -
修道院は小高い所にあり、下は木々で覆われています。
-
メルク到着時に見つけた、全貌が見える場所に。
肉眼ではもうちょっと白っぽさがない状態です。
メルク修道院への訪問はあさってのお楽しみとし、この後ホテルへ戻りました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- sanaboさん 2016/10/29 17:43:28
- はじめまして
- milkさん、はじめまして
5年ほど前にザルツブルクからザルツカンマーグート、
ヴァッハウ渓谷を訪れましたので、懐かしく拝見させていただきました。
ゲトライデガッセのNordseeは、私たちも行きました。
ニーハオは、ちょっと勘弁してほしいですけど・・・
オーストリアは大好きな国ですので、またお伺いさせていただきますね。
これからもよろしくお願いいたします。
sanabo
- milkさん からの返信 2016/10/30 19:36:33
- RE: はじめまして
- sanaboさん こんにちは
旅行記への訪問、コメントありがとうございました。
オーストリアの旅は思っていた以上にすばらしく、私もまた機会を見つけて行きたいと思っています。
sanaboさんののスペインの旅もひとつ読ませてもらいました。
私もスペインはぜひ行きたいと思っている国。でもまだ2〜3都市くらいしかイメージになかったのですが、セゴビアもいいですね!
写真や文章を読ませてもらっていると、早く行きたくなってきました。
また少しずつ読ませてもらおうと思います。
今後もよろしくお願いいたします。
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