ダイヤモンド・プリンセス号で去年に続いてクルーズ（第4日目ーロシア支配下の北方領土択捉、国後を遠くからにらみ、知床半島シーニック・クルージング編）

2016/07/25 - 2016/08/04

2016年7月28日：前日の夕方4時頃、釧路を出港したダイヤモンドは早朝に択捉島の東側を北に抜け、択捉、国後の沖合を知床半島に向かって航行して、曇天で時折霧に包まれるなか、午後2時過ぎには知床半島の突端の３海里沖で一旦、停止。ゆっくりと突端から2時間ほど航行する予定になっていた。
国際航路船ということで3海里以内には近づけない。天候が曇天もしくは霧雨、時折、濃い霧に包まれるため半島の様子ははっきりとは見えない。というより、ぼんやりとしか見えないのは心残りであった。本来はもう1時間以上、半島の沿岸をクルーズする予定であったが、前日の出港遅れや、だんだん天候も悪化のため船長判断で、サハリンのコルサコフ港への定常速度の航行となった。かすかに、シロイルカの群れのジャンプが観られたのは幸いだった。双眼鏡で目を凝らしても国後の岸辺は朧であった。
早朝の択捉島から知床半島の手前までは、霧も濃く、気温も低く、風も強く、長そでとウィンドブレーカーが必要だった。船内の売店では早速、プリンセス・クルーズのロゴのジャンパーなどが並んでいた。オープンﾝ・シアターでは本年封切りの「ズーラシア」というアニメをポップコーンで楽しんだ。昼食は趣向を変えて、メイン・ダイニングのサンタフェで英国式パブランチ。ギネスでフィッシャンドチップスをいただき、ブレドアンドプディングとコヒー、アイスクリームで締めた。時計の針をこの日は一時間、早める必要があった。明日（7月29日）は、さらに一時間、早める必要があります。

この日の船内新聞の航海日誌の要約には、以下のように記されておりました。
　夜間、ダイヤモンド・プリンセスは引き続き、北東の進路を進みます。（択捉島の東を抜けて、：ここはこちらの追加記載、こう書かないとよくわかりませんので。知床半島経由の時はタイムマネージメント、海の様子などの理由により、国後島の東側あるいは国後島の西側を抜けることもあるようです。）知床半島を目指して、進路を変えて、午後には、知床半島に到着し、シーニック・クルージングを始めます。知床半島は、海氷ができる日田阪急で最南端の場所に位置する等の理由から、2005年にユネスコ世界遺産に登録されました。夕方、ダイヤモンド・プリンセス号は、知床半島からコルサコフに向け北西へ進路を定め航行します。

表紙の写真は、知床半の突端部のモノトーンの風景です。曇天、霧もありよくみえません。
本編の写真は皆、こんな感じの島影、半島などです。あしからず。

エリア ユージノサハリンスク(ロシア)

28日5:30（ロシアのクリール列島時間6:30）深い霧に包まれて船上でさえちょっと離れたところは見えません。

ロシア時間08:22

何やら左舷の向こうに島影がぼんやりと見えます。
時間から考えると、択捉島のようです。

ロシア時間08:39

ちょっと望遠（125mm）して一番高いそうな山を採ってみました。

ロシア時間08:43

左舷11時の方角に別の島影が見えてきました。
国後島ですね。

動画もちょっと
http://youtu.be/kxiutprW8Zo
http://youtu.be/4DJD3trqhFI

http://youtu.be/vMB8IRXKZYg

ロシア時間09:41

広角レンズに換えて、択捉島全体を撮影しようと試みます。13mmです。
雲が島全体にかかってしまっています。

国後島遠望

50mmで採っています。

150mmで国後の東の突端の東の方を

西の方を

広角で撮ってみる

最大の200mmで一番高い山肌を撮影してみました

国後はさらに後ろに細長く続いていました。

国後からだんだん離れていきます。

http://youtu.be/0gdMe8OSnbU

霧が流れるオープンシアタでアニメを見ました。

「ズートピア」というアニメ、ポップコーンを食べながら途中まで見た。
その後は相棒を残して、アート・オークションの様子を見物した。

アート・オークションの様子を見物。

ものすごい早口の英語で、まったく聞き取れない。

でも、要約は韓国人ノスタッフが日本語を補足してくれます。

オークション開始前の会場の雰囲気
http://youtu.be/ensu6RfUtgA
オークション途中の部屋の窓からの海の様子
http://youtu.be/shrq1fK9dvI

最低価格があらかじめあって、だんだん下げて、一番先にコールした人に落札するという方式で行われていた。
外国人がほとんどで、日本人は数人だけ参加していた。スピード・オークションということで、数十点の作品が一時間でさばかれた。といってもすべてが落札というわけではない。１割程度がお買い上げで、まとめ買いでのディスカウント・オークションもあった。

相棒と部屋で落ち合って、一緒に英国スタイルのパブランチをメインダイニング「サボイ」でいただく。

やはり、ここはギネスを飲み物にした。

おなじみのフィッシュアンドチップス

そして、ブレッドアンドバター・プディング

最後にいつものコーヒーとジェラート

ランチを終えて15階デッキに出てみるとはるか向こうに島影らしきものが見えてきた。

知床半島の先端部分ですね。

徐々に近づいてきました。

シーニック・クルーズの開始です。

急に今までの涼しかった空気が一気に暖かくなりました。前線の切れ目を超えたのでしょうか？

ロシア時間15:00頃から微速前進です。

知床半島の突端をみています。

時折、イルカのジャンプが観られました。

http://youtu.be/OgkCsePdnmk

ここらはきっと雨が降っているでしょう。

突端が遠ざかっていきます。

私のレンズで目いっぱいの200?でもこれくらいしか見えません。

3海里（約5.4キロ）はなれていますので・・・

天気が良ければ、もっと翌見えるのでしょうが・・・

でも、乗組員に「前回はまったく見得なかった。」と慰められた・・・

海面すれすれを低く飛翔するカモメ。

このあたりで、視界や天候も悪化してきているので、シーニック・クルーズの終了が船側から通告される。予定より一時間くらい早めに切り上げでした。

それぞれ、思いを残しつつ、知床半島に別れを告げます。

http://youtu.be/dMCcRaCswxU

http://youtu.be/N5BH0iG6vCc

夕食は日本のビールで

前菜：シーフード・マリネ

スープ：ミネストローネ

主菜：エビフライ

ほかにパスタ：ミートボール・スパゲッティも

デザートはアイスクリームとコーヒー

明日は日本時間4時半（ロシア時間6時半）にサハリン上陸のためにプリンセス・シアターに集合しなければばらないのですが、

相棒は部屋に戻ります。
私は、「ダイアン吉日」という芸名の関西落語協会の落語家の落語を聴きに行った。
写真撮影ＮＧということで、写真はありません。
彼女は英国リバプール出身でもう日本に20年以上滞在のブロンド女流落語家であり、バルーン・アーティストでもあります。