2016/06/29 - 2016/06/29
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kojikojiさん
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14年前のベトナム縦断旅行ではサイゴンの「コンチネンタルホテル」、ニャチャンのバオダイ帝の別荘である「バオダイ・ヴィラホテル」、フエの「サイゴン・モリーン」とフランス植民地を感じさせるホテルに宿泊しました。そしてホイアンではこの「ヴィンフン1」に泊りました。雑誌の写真でその姿を見て絶対に泊まりたいと思いました。4日ほど滞在しましたが、ホテルのフロントのスタッフといろいろ話をした記憶がありました。そんな思い出があったので今回のホイアン滞在の3日をこのホテルにして、後半をアナンタラに予約しました。事前にメールを送って206号室も指定しておきました。ヴィンフン2からシクロで荷物を運んでもらって、チェックインの時に「14年振りに来て懐かしいよ。」と言うとフロントの男性は「私は1998年からここで働いているからその時いましたよ。」と言うではありませんか。当時フロントにはティン君と言うダナンの近くから通っている25歳の男の子と、近くに下宿している女の子の2人しかいませんでした。そう話していた男性はその時のティン君でした。もちろん14年間に何千人のお客と接しているので、私の事を覚えてはいませんが、当時のカウンターの位置やバーコーナー、朝食レストランの事や制服の事などを話すと懐かしがってくれました。こちらも話すうちにどんどん記憶が蘇えってきます。それだけで懐かしくホイアンに帰ってきたという気分になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 船 レンタカー 自転車 タクシー ヒッチハイク 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フエから送ってくれたフィイ君とお別れです。彼は我々が見えなくなるまで手を振ってくれました。荷物は自転車のサイドカーに乗せてもらいました。そう言えば14年前はニャチャンからシン・カフェの夜行バスで街外れに着いて、迎えに来てもらったのだけど、何に乗って来たのか記憶があやふやです。弟とバスで隣の席だった欧米人のおっさんと3人だったのだけど…。タクシーでは無い向い合せに座る何か???
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ヴィンフン2からヘリテージまで15分くらい歩きました。チェックインで出た冷たいおしぼりが気持ち良いです。パスポートを出してチェックインしているとフロントカウンターの位置が変わっているのに気が付きました。
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フロントの男性に「14年振りに来たのだけど、カウンターの位置変わったよね。」というと「私は1998年からここで働いているからその時いましたよ。」と言います。その当時フロントで働いていたのはダナン近くの家からバイクで通っていたティン君という25歳の男の子しかいませんでした。
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何とその本人でした。現在は茶色い制服を着ていましたが、「当時は白いシャツで黒いズボンだったよね。」というと「そうそう。カウンターはこっちで、向こうにはバーカウンターがあって。」と話が盛り上がって行きます。
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「一緒に働いていた女の子はホイアンの西50キロくらいのところに自宅があって、通えないので近所に下宿していて、我々が泊まった翌月に結婚するって言ってたよ。制服は白いアオザイで。」なんて記憶が蘇えってきます。
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その当時このホテルのスイートは1泊43ドルでした。そのホテルのスタッフの女の子が下宿していた家賃が40ドルと言っていました。我々が3泊する代金は彼女の3か月分以上の金額だったと知って、驚くと同時に胸につかえるものがありました。自分たちも決して裕福でも無く贅沢している訳でも無いけれど、彼らは1か月にいくらもらっているのだろう…。日本とベトナムの経済の差を実感したことでした。
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今回泊まった表通り側のスイートの室内はかなりリノベートされていました。特にバスルームの変わり方は驚きました。ここがきれいになっていなかったら今回予約しなかったかもしれません。
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とはいえ面積が広くなるわけではなく、いろいろ使いづらさは感じました。特に木のバスタブは深すぎて跨ぐのが大変です。
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ベットももっと趣があった記憶があります。天蓋付きのベットとシングルベットがあって、お金を多く出していた私が天蓋付きで弟がシングルベットでした。
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古い電話は実際に使えます。マッサージの人がなかなか来ないので部屋で待っているときにちゃんとかかってきました。ちなみにダラットの赤ワインは自由に飲んでいいものです。後日移動先のアナンタラでいただきました。
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このホテルは部屋は6つしかありません。前家(まえいえ)にはデラックススイートの2部屋だけです。部屋の間には長い廊下があります。この廊下が好きなのはなぜだろうと考えていましたが、母の実家の京との二条陣屋の仏間の前の廊下の暗さに似ていると気が付きました。
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この部分は何も変わっていませんでした。ホイアンの町の変わり様はすごいものがありました。お店などは根こそぎ変わった印象を受けます。そんな中で変わらないものがあるのはうれしいことでした。
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このテラスも懐かしい雰囲気です。
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当時はタバコを吸っていたので、ここでボーっとしていたことを思い出しました。イスとテーブルは新しくなっていました。
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それともう1つ。表に出る手前の扉の高さが引くので注意が書かれています。分かっていても14年前の今回も何度も頭をぶつけました。その度に昔のことを思い出しました。この痛い思い出はこのホテルと大山崎にある妙喜庵の待庵の2か所に共通します。武田さんのおばさんに「注意してくださいね。」と言われながら数回ぶつけた国宝のお茶室です。
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ホイアン伝統家屋に見られる中庭です。採光と風通しのため、そして天を祀るためです。壁には祭壇のような設えがあり、福の文字が見えます。現在はマッサージのスペースになっています。宿泊者は20分の無料フットマッサージが受けられます。
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奥家(おくいえ)には1階と2階に各2部屋の客室があります。ちなみに2階は土足禁止になっています。
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裸足で磨きこまれた板張りの床を歩くのは気持ち良いです。そしてかなり床が軋みます。この音も昔のままです。
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206号室の窓からは近隣の甍の波が見えます。この瓦は陰陽瓦といい、ホイアンを流れるトゥボン川の土を使って、近郊の村で焼かれているものです。曲面の瓦の表裏を合わせて葺くのでその名前がついています。廊下を挟んだ208号室(マイケル・ケインルーム)には窓が無かったので、眺めはこちらの方が良いです。
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夕方になり陽が落ちるとこのホテルはより魅力を高めます。
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この時間をここで過ごすだけのために泊まっているようなものです。
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前の建物は昔はよく分からない油絵を売っている店でしたが変わったものです。
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驚いたのは夕方からの人出です。昔は逆に夕方からは人が減って風情があったのですが。
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14年前も来るのが5年遅いと思いましたが、合わせて20年来るのが遅かったと思います。このホテルが出来たのは1994年で当時は12部屋あったそうです。2007年に大規模な改修をしたとホテルのHPに書かれてありました。
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2007年にこの位置に階段が変えられています。以前はカウンターの横にありました。
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入った左側の壁にカウンターがありました。
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昔の写真を見るとシャンデリアが吊られていました。
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このホテルは夜10時になると扉を閉めてしまいます。夜番の若いスタッフはここに寝泊まりしていました。ティン君に聞くと今でも同じだそうです。
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ここは記念写真の良いポイントになっています。でも表と中では違う時間が流れているのを感じます。これは泊まってみないと絶対に分かりません。それだけでも泊まる価値はあります。
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旧市街の中央なので食事に出掛けるのも楽ちんです。
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ヴィン・フンを漢字で表わすと永興になります。ホイアンは會安です。何となくそう読める気がしますよね。
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現在の写真です。
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14年前にはこんな絵葉書がもらえました。シャンデリアとカウンターが左側の壁にあることと会談が見えます。
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14年前に撮った写真です。左のカウンターに若い頃のティン君ともう1人の女性スタッフの姿が見えます。当時はフィルムカメラで1カ月の旅行に対し、フィルム30本、1日に1本36枚しか撮れなかったので限られた写真しか残っていません。
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早朝5時過ぎのホイアン旧市街です。
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2階の表に出る扉は施錠されているのを自分で開けました。表に出るには寝ている夜番のスタッフを起こすことになるのを知っているので下には降りません。
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しばらく昔のことを思い出していました。
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夜はこの扉が閉まっているので暑さが籠もっています。
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この先数キロに海があります。今日も暑くなりそうです。
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窓から入る朝日で部屋の中の雰囲気も変わります。
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薄いガラス1枚なので廊下を歩く人の足音や気配は伝わってきます。
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ダナンのフェバチョコレート。持ってきた段ボールに詰め直しました。日本人には知られた店ですが、べトナムの人も韓国から来た若い女性たちも知りませんでした。
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そろそろ朝ご飯の時間です。
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昔はホテルを出た日本橋のたもと、屋根付きの駐車場にテーブルを置いただけのような店で朝ご飯を食べました。現在は「ヴィンフンレストラン」になっていました。今は1階の朝食会場が設えられます。
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ベトナムコーヒーの上手な淹れ方を教わります。
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朝7時に帰る前の夜勤明けのティン君と記念写真を撮りました。帰る前に着替えた姿は昔と同じ白いシャツに黒ズボンです。「昔はこれが制服だったよね。昔もちょび髭を生やしてたし、もっと痩せてたよね。僕も太ったけど。」といろいろ記憶が蘇ってきます。「帰ったら写真送ってね。今度は忘れないから。」
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6部屋で最大12人のお客なので料理の量は限られています。
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まだコーヒーを飲むには時間がかかりそうです。
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他のお客さんはまだいません。ホテルとホイアン旧市街の雰囲気を独り占めですね。
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旅行前にユニクロで買ったリバティとのコラボシャツは調子よかったです。
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古いホテルなので快適ではないところもあるけれど妻にも満足いただけたようです。
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今朝の麺はホイアン名物のカオラウでした。朝一番の出来立て麺ですから美味しくない訳がありません。
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パッションフルーツ漬けの2週間でした。もう見ただけで甘いか酸っぱいか分かります。しかしコーヒー時間かかります。
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町中の観光途中に何度ホテルに戻ったことか。3回は戻ってシャワーを浴びました。その度に着替えをして。洗濯物が増えます。
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ホテルの宿泊特典はいろいろありますが、このフットマッサージ20分も良いです。
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特典はそれ以外に系列ホテルの「ヴィンフン・リバーサイド」でホイアン名物料理を川沿いのきれいな庭で食べられたり、ラタン造りが出来たり、サンセットクルーズ1時間が無料で参加できます。夕方6時からヴィンフンヘリテージのスタッフと一緒に地元ご飯を食べるなんてプログラムもあります。全部参加したら宿泊代っていくらという気持ちになります。
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マッサージの時間は自由に決めて予約できますが、多少の時間のズレはご愛敬です。
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町中を歩いて疲れた足を休めるにはいいのですが、20分はちょっと短いですでも無料ですから仕方ありませんね。
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このホテルが営業を始めた1994年当時、こんなところでホテルを開いてもお客が来ないだろうと言われたそうです。この家も200万円くらいで買えたそうです。家の値段は10年で10倍になり、2002年当時にヴィンフン1とヴィンフン2の2軒のホテルがありました。それが現在では5件まで拡大しています。
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旧市街を歩き疲れてもすぐ戻れるロケーションは最大の魅力です。ただ鍵を抜くとエアコンも冷蔵庫も電源が落ちてしまうのは何とかしてほしいです。カードタイプのカギではないので差しっぱなしにも出来ません。
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また夜がやってきました。
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ランタンに火が灯ると静かだった街並みに活気が出てきます。そんな時間をずっと眺めていると「千と千尋の神隠し」のオープニングの街並みを思い出します。台湾の九分より現在のホイアンの方が雰囲気は合っていると思います。
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我々の泊まった206号室の前は208号室で扉の上にはマイケル・ケインの文字があります。2002年に封切りの「愛の落日」という映画の撮影でマイケル・ケインがこの部屋に滞在したとのことです。2002年の6月に泊まった時はこの部屋でしたが、そんなプレートは無かったような気がします。2002年封切りですから自分たちが泊まる前に滞在していたのですね。その当時は「青いパパイヤの香り」や「スリーシーズン(季節の中で)」なんて映画を観てベトナムを旅している人が多かったです。
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グレアム・グリーン原作の政治サスペンス「おとなしいアメリカ人」を映画化したもので、1952年のフランス占領下のサイゴンでロンドン・タイムスの特派員ファウラー(マイケル・ケイン)は、イギリスに妻子を残したまま、美しいベトナム女性フォングを愛人として囲い、ジャーナリストとは名ばかりの優雅な暮らしを楽しんでいます。そこへ若いアメリカ人の男性が現れ次第に三角関係に…。
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そんなストーリーを思い出しながら暮れ行くホイアンのマジック・アワーを楽しみます。
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ほんの数メートル高い所にいるだけで景色も違って見えます。でも2泊で充分でした。1泊では無く3泊でもなく2泊です。ホテルの特典はどれも素晴らしく、満喫するには2泊が必要です。ただこの後の「アナンタラ・リゾート」のリバーサイド・スイートの4日間は天国のようでした。
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さぁ晩御飯に出掛けましょう。あら、ポシェットが変わっています。昼間買ったキプリングですね。昨年アントワープでは高くて買ってあげられなかったけど、ベトナムで買ってあげられました。これで満足です。
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門が閉まる前に帰ってこれました。午後10時前になると前の通りの人もずいぶん減ります。
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出発の朝です。
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この日はシン・ツーリストのチャム・アイランドツアーに参加します。バスもタクシーも迎えに来れないのでシン・ツーリストまで出向かなければなりません。翌日からのツアーはアナンタラまで迎えが来ましたが。その点だけがウィークポイントですね。ホイアンのホテルは使い分けが必要です。
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最後の眺めを楽しみます。
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今朝も一番に朝食をいただきます。
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グッドモーニング・ベトナム!そのままです。昔は多かった刺繍のTシャツも最近は減った気がします。そして値段も高くなりました。
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ベトナムのまったりした時間の象徴です。
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毎朝ありがとうございます。祠にも明かりが灯り線香が焚かれます。
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今日はフォーでした。ベトナムのホテルはどこも日替わりで麺が楽しめるので最高です。
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今回の旅で妻が欲しがったもの。下に水を入れるタンクがありファンの前から霧を噴射する扇風機です。あまりに欲しがるので写真を撮りましたが、日本に帰ってエアコンの効いた我が家の戻ってからは何も言わなくなりました。
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また十数年したら訪れてみたい時間の停まったホテルです。建物もスタッフも思い出も。
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