2016/07/04 - 2016/07/04
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kojikojiさん
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ホイアンでの最後のエクスカーションだったミーソン遺跡のツアーも市場近くのレストランで軽い食事をして終わってしまいました。ホテルに戻ることも考えましたが、買い物をほとんどしていなかったので旧市街をぶらつきました。妻の買い物に付き合った後は「ヴィンフン・ヘリテージ」の前の本屋で映画のポスターを購入しました。表にあった小津安二郎の「晩春」を見たらスイッチが入ってしまい、張芸謀(チャン・イーモウ)の「大紅灯篭高高掛」で止まらなくなります。いっぱい買いたかったのですが、表にあったものと中の物と値段が違ったので大分諦めました。一通り街中を歩いてからホテルに戻り、シャワーを浴びてプールでひと泳ぎしてお昼寝タイムです。最後の夜は「シナモン・クルーズ」というディナークルーズを予約してあったのと、昨夜オーダーしたランタンを受け取りに行く時間い合わせて出かけました。まずは市場でフルーツを買います。事前にいろいろな人から相場の値段を聞いていたので金額交渉は比較的楽でした。もちろん地元の人の金額には及びませんでしたが。ランタン屋さんに行って出来上がりを確認して、残金を払って船着き場に向かいます。2週間前家を出て、ここまでは何事も無く旅してきたのですが…。自分で作った予定表にはクルーズの時間を19:00と書いておいて、現地に着いてからメールを確認したら「17時出航なので16:45に来てください。」の文字!時間間違えていました。大失敗です。以前、香港で1晩クルーズの予約を画面操作ミスで1か月間違えて2重に費用を払う羽目になって以来注意していたのですが…。今回4月に予定を立てて5月に中国旅行を挟んだために、混乱していたのは事実なのですが…。
結構ショックでしたが、残り少ない旅行の時間をネガティブに使っては勿体無いので、ホテルに戻ってアイリッシュパブでF1観戦しながらフィッシュ&チップスをいただきました。そして最終日、ホテルでタクシーを呼んでもらいダナン空港まで移動します。フエからフィイ君の運転でやって来たのは遠い昔のように思えます。五行山やダナンのビーチにドラゴン・ブリッジ…。空港には予定通りの時間について、タクシー代は450,000VNDでした。景気よく500,000VNDでお釣りはいいよって言ったら大喜びで見送ってくれました。チェックインしてしまうと後はお買い物するだけです。ホイアンの町で何気なく買ったキプリングのポシェットがありましたが、空港ではいろいろな種類のものが大量に売っています。アントワープの本店で高くて買えなかった思いが爆発して大量に買い物してしまいました。これはお土産にした人は喜んでくれました。空港の免税店の店員さんに何でキプリングが売っているのか尋ねましたが誰も分かりませんでした。ダナンから成田へのフライトは早かったです。お昼ご飯を食べているうちに台湾上空を通過して、生まれて初めて鹿児島の桜島を見て感激しました。これでしばらくベトナムに行くことは無いかもしれないけれど、心に残る旅になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 船 レンタカー 自転車 タクシー ヒッチハイク 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ミーソンからボートで戻った後はツアーに付いている昼食をいただいて解散になりました。少し買い物をしてからホテルへ戻ることにしましたが、昼下がりのホイアンの旧市街はこんな感じのゴーストタウンのようです。
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この骨董店のご主人に14年前に出会ったおじいさんの写真を託しました。亡くなっていたのは残念でしたが、ご家族に写真を届けることが出来て良かったです。この店のご主人の写真をとも思いましたが、またホイアンに来なければならなくなります。
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しかし観光客少ないです。
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日陰を歩く妻と地元の人が数人歩いている程度です。
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路地はひっそりと静まり返っています。
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レ・ロイ通りの角は昔ランタン屋さんだったと思いますが、チェーンのカフェになっていました。コンクリート製の道路標識だけがそのままです。
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ホテルに戻って戦利品を確認します。キムボン村で買った大きなボウルセットは120,000VNDと格安でした。
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これはキムボン村製ではないかとも思いましたが、フエのノン・ラー村でもらった練香をたく香炉が欲しかったので購入しました。素材も彫刻も良いので200,000VND
でしたが、同じものが台湾で10倍くらいの値段で売っていました。 -
それぞれ別の店で買ったので金額にばらつきがありますがこちらは160,000VND。ホテルの備品と同じものなので妻は大満足です。
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「ヴィンフン・ヘリテージ」の前の店で買ったポスターです。
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LATE SPRINGは「晩春」小津安二郎監督の作品です。小津さんの映画は大好きな上に、大叔父が美術監修をしていたのでより思い入れがあります。大叔父が造った映画と同じデザインの陶器が家にたくさんあります。
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これは「風の谷のナウシカ」に出てくるトルメキアの王女クシャナのポスターです。ミュシャの描いたサラ・ベルナール風のデザインが気に入りました。40,000VND。
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RAISE THE RED LANTERNは「大紅灯篭高高掛」これはマニアックな映画です。張芸謀(チャン・イーモウ)監督の映画ですが、日本ではDVDの販売はされていません。狂気に落ちてゆく鞏俐(コン・リー)が美しいです。1991年の映画ですが、日本ではあまり知られていない名作です。こちらも40,000VND。店頭に並んでいたのは40,000VND(200円)でしたが、店内の物は100,000VND(500円)という値段に躊躇して買うのを止めてしまいましたが、買っておけば良かったと後悔しています。
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プールで午睡を取って元気になったところでまた出掛けます。まずはホイアン市場の果物屋さんです。マンゴの相場は20,000VNDから30,000VND/キロです。
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どうしても地元の値段にはなりません。おばちゃん手ごわいです。
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ランブータンは実の詰まったものを選ばないと美味しくありません。30,000VND/キロでした。
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この時期はライチが美味しい季節です。これも30,000VND/キロ。
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マンゴスチンはちょっと高いです。初めて食べたのはカンボジアのシェムリアップのホテルでした。ホテルの補修に来ていた大工さんからのもらい物でした。60,000VND/キロ。
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マンゴの相場は20,000?30,000VND/キロです。4個で1.5キロを35,000VNDで手を打ちます
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800円の買い物をするのに大汗かきました。
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今回この市場には良く来ました。そうそう、揚げ春巻きの網目状の皮も10枚入りを2個で10,000VNDで購入しました。帰国後にすぐ使いましたが、ちょっと乾燥していたので、乾物は露店ではない所で買った方が良さそうです。
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続いて前日の夜にオーダーしたランタンを受け取りに行きます。大が250,000VND、小が150,000VNDでした。
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5個で850,000VNDを800,000VNDで手を打ちました。細かく注文したので少しは割高かもしれません。家に帰って出窓に飾ったら綺麗です。シンプルに白いものにして良かったです。同じ白でも生地に種類があります。14年前にサンダル5ドル、シルクのシャツ5ドルで散々オーダーしたけど今回はこれだけでした。妻は大満足です。
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どこの店先でもお供えをしているので、ランタン屋のお姉さんに聞いてみると「今晩はフルムーンのお祭りよ。」と教えてくれました。
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小さくパッキングしてもらいます。
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こんな風に店先に供えると、お客さんが店に入るスペースがありません。
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まさに「誰(た)そ彼(かれ)」たそがれ時です。
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ここで「シナモン・クルーズ」の大型ボートを発見しました。
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この時は後であの船に乗るんだと思っていました。
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夕暮れ時のレストランはいい雰囲気です。フエの郊外のシン村で買った版画が額装されていました。
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「自分で作ったスケジュール表」には19:00出航なので15分前に船着き場集合と書かれてあります。
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予約したのが4月上旬だったので、メールでやり取りした物を出力して持ってきたので見返してみました。するとそこには16:45に船着き場、17:00出航と自分で書いてありました。2時間時間を間違えていました。先ほど見たボートには自分たちが乗っていなければならなかったのです。
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暑い中で細かいお金を交渉していながら、ディナークルーズ代金50ドルがトゥボン川を流れて行ってしまいました。
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失敗したとネガティブに考えていても仕方ないのでポジティブに気持ちを切り替えます。
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すぐに晩御飯をどうしようかと考え、ホテルのレストランでBBQナイトだったことを思い出して戻ることにします。
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月に2回のフルムーンのお祭りには紙銭とか冥銭(めいせん)と呼ばれるお金を祖霊信仰の一種で祖霊への供物として軒先で焚くそうです。お盆の送り火を思い出します。京都の祖母宅に遊びに行って、送り火の後に東京へ戻ったことがあったのを思い出しました。同じような夕暮れ時に白内障の祖母は表の門の前で見えるはずもない私をずっと見送っていました。「おばあちゃんもういいよ。」とつぶやきながら涙が止まりませんでした。
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夕暮れ時はいろいろな事を思い出します。ホイアンの夕暮れはとても綺麗でした。
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結果ホテルに戻ってBBQも考えたのですが、暑いし煙いのでもう一軒の「アイリッシュパブ」に入って大型モニターでF1のオーストリア・グランプリを見ていました。フジテレビもBSでも放映していないので日本でF1見られませんから。昔はモンツアまで観に行ったりするほど好きだったのですが、すっかり興味が無くなりました。
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そして最後の夜も終わってしまいます。
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最終日は帰るだけです。毎日実家へ書いていた絵葉書もこれが最後です。アオババを着た3人のおばさんたち。妻はすっかりノン・ラーが似合う女になりました。
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ホテルのスタッフともお別れです。みなさん親切でした。最後に「トリップアドバイザーよろしくね。」だって。タクシーを呼んでもらってダナン空港を目指します。
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こら!反対車線で追い抜くな!
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大理石像は売れたら売れたで大変そうです。
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1週間前に見学した五行山を通過します。
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フエからホイアンまで案内しながら送ってくれたフィイ君は元気にどこかを走っているのでしょうか。
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ダナンに入るとファンシーパンホテルが見えました。ファンシーパンは北ベトナムのサパから見えるベトナム最高峰の山の名前です。チラッと目をやってビックリしました。このエアコンの室外機の設置の仕方はアートだと思いました。壊れたらどうやって取り替えるのか方法が分かりません。窓からは無理だろうし屋上から吊り下がるのか…。日本に帰ってゼネコンの設備の人に見せたら大受けでした。
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この海岸で写真を撮ってくれたフィイ君ももういません。今回の旅行はいつもの旅にも増して現地の人と交流が深かったと思います。もう皆さん良い思い出のひとつです。
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ダナン空港から北へ飛び立った飛行機雲が見えます。あと2時間したら同じコースをなぞるのでしょうか。
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海岸線の道から左に曲がるとドラゴン・ブリッジが見えてきました。
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やっぱりでっかいですね。
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迫力あります。やっぱりタクシーは前の席に限ります。念願の顔の写真も撮れました。
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尻尾も撮っておきましょう。
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もう女の人かどうかも曖昧なファッションです。
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バイク2人乗りで後ろで弁当を食べるベトナムの人が好きです。
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ホイアンから45分で空港に到着しました。450,000VNDちょっとだったので運転手さんに500,000VNDでお釣り良いよと言ったら、凄い喜ばれて見えなくなるまで手を振ってくれました。まずはチェックインします。座席は左側の窓側でお願いします。
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身軽になって買い物をしようにもあまりお店はありません。キプリングのバックを数点買いましたが、中の免税店でも同じ値段でした。商品の種類は免税店の方が多いです。
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ここでキプリングのバックをたくさん買いました。アントワープでは高くて買えませんでしたから。お土産にしたらみんなに喜ばれました。
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さあ楽しかった2週間のフエとホイアンの灼熱の旅行も終わりです。
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ダナン空港は拡張工事中でした。
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離陸すると左手にミグが見えます。ベトナムのミグを見るのはこれが2回目です。以前ハノイの空港へ着陸する横をスクランブルをかけて飛んでいく姿はカッコ良かったです。でもなんでこの水色なのだろうか…。
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あぁやっぱり先ほど見た飛行機雲と同じコースでした。
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左手にフエから越えてきた海雲峠(ハイバンパス)が望めます。一度目は南から北へ、そして今回は見たから南へ、次はどっちでしょう。
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美しい海岸線もあっという間に離れて海と雲だけの景色になります。まさしくハイバンです。
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帰路の便ではちゃんとビールとワイン以外の飲み物もありました。
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大抵2種類を頼むのですが、この日は2人ともチキン照り焼きを譲りません。
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ビールとカンパリオレンジをいただきました。ビールは冷えていないので氷を貰いベトナム風に飲みます。
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可もなく不可もないランチでした。
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特に特徴はありませんが美味しかったです。
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台湾を過ぎてしばらくすると初めての景色が見えてきました。
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日本地図で見覚えのある鹿児島の桜島でした。初めて見ました。噴煙が見えなくて残念なのが本心ですが、住んでいる方にとっては厄介な火山灰だと思います。
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定刻に成田空港に着いて早い夏休みは終わりです。帰ったらすぐに遅い夏休みの計画を立てないとなりません。
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夕刻の成田空港では不思議な虹が出ていました。
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夜の虹は生まれて初めてです。調べてみるとナイトレインボーというそうです。今年は峨眉山山頂の日暈(ひがさ)といい不思議なものを見る年のようです。吉兆であることを願いつつ旅は終わります。
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