2016/05/08 - 2016/05/14
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ゆらのとさん
5月8日から1週間、急ぎ早に北海道・青森の桜旅をしてきた。 出発は北海道新幹線でなくて「日本海フェリー」だった。午前10時半に新潟港を出航したは翌朝早朝(4時半)に小樽港に着いた。
船から見る夕日も素晴らしかったけれど、甲板から見る日本海の荒波が、「わが人生の思い出」をヒタヒタと打ち寄せて(思い出させて)くれた。
船旅はいい。まるで江戸時代の粋人のような意心地にしてくれたのである。
タクシーでJRの小樽駅に行き、コインロッカーに荷物を預けてから夜明けの街を歩くのは清清しい。公園は小高い丘陵だった。
北海道の桜の開花は例年より8日早いとニュースで報道していたがそれはソメイヨシノのことだ。公園のあちこちに桜が咲いていた。満開を過ぎた桜もあったが散り際の桜もいい。
私は桜種よりも桜の花を観て、その美しさと優しさに感動して、心が休まれば満足なのである。
インターネットの「全国花見ガイド」によれば、「小樽公園にはエゾヤマザクラやソメイヨシノなど900本がある、」と載っていたが、純白の桜も見事だった。(ご老人に名前を訊いた分からなかった) 「糸括り」という珍しい桜のあるという情報を得ていたが、どれだか分からなかった。
6時過ぎると頂上にある広場に老男女が集まって、楽しい朝の会話で賑わっていたが6時半になると一斉にラジオ体操が始まった。
この頂上に昇るだけでも15分はかかる。歩いて、体操して、おしゃべりできる小樽市民は幸せだと思った。頂上から見える小樽港や市街地も素晴らしかった。向かい見える天狗山も朝日に輝いていた。
7時近くなると小樽公園は静まり返った、私は公園のベンチで、船内のお土産売り場で買った鰊の蒲焼と妻が握った梅干のオニギリを鞄から取り出して桜を観ながらパクついた。近くで買った自動販売機のお茶も美味しかった。 決して豪華な朝食でないが至極、幸せな朝食だった。
朝食後、市内をぶらつき、9時半のJRの快速で次なる目的地の札幌へ向かった.。もう一つの小樽の桜の名所手宮公園の桜は、時間がなくて行けなかった。長生きして、又、船で訪ねるぞ。
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