台北Ｂ級グルメ

2016/04/29 - 2016/05/04

今年のＧＷは、どこに行こうか？　と・・・思案した挙句。

札幌から直行便の出ている台北に決めた。

台北へは、航空会社３社が乗り入れており、毎日平均で５便、飛行時間が４時間前後と国内旅行の感覚で行くことが出来る。

今回は、現地での滞在時間をできるだけ多く確保出来ることを重視し、往路がトランスアジア（エアバスＡ330）で、復路が台北発13：05分のチャイナエアーという変則的な手配となった。

ホテルは、毎回利用している日本人には、欠かすことの出来ないウオッシュレット&バスタヴ完備のサンルート台北だ。

エリア 台北(台湾)

早めに空港に到着し、コンビニでビールとサンドウィッチの朝食

今回、ブッキングしたのは、13:15発のトランスアジア

期間限定で預け荷物は、エコノミーでも30キログラムまで無料でＯＫ（通常は、20キロ）・・・ということで、スーツケースには、大好きな「トカップ」（赤ワイン）６本持参

新千歳空港 空港

出国手続き後、フードコートで早速、ビール

機内では、ビールと赤ワイン

桃園空港第１ターミナルに到着

バス乗り場近くのＡＴＭで台湾元をキャッシング

因みに、ここに設置されているＡＴＭでは、ボクのメインカードであるＡＭＥＸでのキャッシングが不可なので、VISAカードでのキャッシングとなる。

ネットで調べると空港内に設置のＡＴＭでは、ＡＭＥＸカードでのキャッシングは無理みたいだ。

ホテルまでは、國光バス１８４１番で向かう。

回数券を購入すると片道８３元が７５元とディスカウントとなる。

カード払い可（アメックスは、ここでも使えない）

これからお店に持参するワイン１本とワンカップ１瓶を除いたので、テーブルにあるのが明日以降の滞在中に頂くお酒だ。

海外で入手困難な好みのワインは旅に必携品だ。

ホテルサンルート台北 ホテル

ホテル近くの雙城美食街に向かう。

雙城街夜市 散歩・街歩き

八角の香りが、やや気になるものの美味そうな食材の雰囲気が漂うコンパクトな屋台街だ。

「黄記魯肉飯」に突入

鶏肉スゥ飯とつみれ汁が旨かった。

黄記魯肉飯 アジア料理

黄記魯肉飯店の閉店まで居て、続いて屋台に向かった。

雙城街夜市 散歩・街歩き

乾意麺と野菜スープ、猪（ブタ）の生姜焼をチョイス

結局、食べきれずにビールだけ進む。

雙城街夜市 散歩・街歩き

翌朝の朝食は、ホテルの南側、中山北路と林森北路の中間にある「圓山老崔蒸包」に向かった。

７時頃だが、ほぼテーブルが埋まっている。

１０分ほど待って、蒸包と酸辣湯をゲット。
お店の奥の方にある醤油、酢、辣醤、大蒜で好みにタレを混合する。

マイタンは、食べ終わってからだ。

旧正月には、めちゃくちゃ混む行天宮

商売の神様として崇められている關聖帝君が奉られている廟だ。

行天宮 寺院・教会

行天宮の帰りには、屋台で芒果をジュースにしてもらう。

続いて龍山寺に向かった。

台北最古の寺であるが、その歴史は３００年前後といわれている。

相変わらず観光名所的な寺で、日本からの観光客がガイド同伴で来ているケースが散見される。

龍山寺 寺院・教会

龍山寺に来たからには、此処に寄らねば・・・

胡椒餅の名店「福州元祖胡椒餅」

福州元祖胡椒餅 地元の料理

予約をして、焼きあがる頃に取りに行くのだ。

この日は、３０分後に出来上がるとのこと。

福州元祖胡椒餅 地元の料理

胡椒餅の出来上がりを隣の麺線屋で待つことにする。

胡椒餅のお店には、テーブルとイスがないので、このお店で胡椒餅を座って頂くことが出来る。

阿泉麺線 地元の料理

豚の腸が入った麺線とトカップ、そしてアツアツの胡椒餅
旨いマリアージュだ。

胡椒餅は、手に持って食べるには大きいので、お店で椀を貸してもらって箸で食べると良い。


一口咬むと中からアツアツの肉汁が出てくる。

紙おしぼり必携だ。

50嵐でタピオカドリンクを頂く。

50嵐 (長春店) スイーツ

５０嵐で牛乳紅茶のタピオカ入り。
甘さ、冷温、氷の有無など調整してくれる。

１０段階の中間の甘さにしたら、殆ど味がない。

日本人には、一番甘くしてもらうと日本で飲むミルクティに近い感じになると思う。

50嵐 (長春店) スイーツ

雙城美食街の一角にある自助餐式のお店に入った。

客の８割が带走（テイクアウト）だ。

雙城街夜市 散歩・街歩き

好きな惣菜を好きなだけ紙皿に盛って、米飯を付けて１２０元

雙城街夜市 散歩・街歩き

ビールは、当然、コンビニで事前に購入しておく

ワインは、トカップ

雙城街夜市 散歩・街歩き

頂好超市で見つけたフルーツビール

アルコール度数が普通のビールの半分程度でフルーツの味がする。
お酒の飲めない人に向くビールだ。

その後、更に種類があることが分かり別な種類のフルーツビールも試しに購入した。

頂好超市 (東光店) スーパー・コンビニ

翌朝は、徒歩で雙連市場に向かい、その後、地下道で台北駅まで向かう。

雙連朝市では、屋台で売っていた安倍川餅の様なものを頂く。
控えめの甘さで旨い。

雙連朝市 市場

マクドで朝食

台北駅 駅

衛兵の交代式の時間に合わせて中正紀念堂に突入。

終了後、記念撮影。

中正紀念公園 衛兵交代儀式 祭り・イベント

中正紀念堂の帰りにランチは、杭州小籠包で頂く。

杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華

結構混んでいて、番号順の票を渡され、その間コンビニに行ってビールを購入する。

杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華

小籠湯包、鶏の脚、大根餅、焼き餃子をオーダー

鍋貼（焼き餃子）は、やっぱり、止めておけばよかった。
今まで、旨いお店に当たったことがない。

杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華

朝食でハンバーガ３個に薯餅片を頂いたので、食べきれず。

ビールだけが進む。

周りのテーブルには、日本人旅行者が散見される。

杭州小籠湯包 (民生東路店) 地元の料理

晴光市場で、今川焼のようなものを売っているお店を発見

晴光紅豆餅だ。

晴光市場 (晴光徒歩商店街) 市場

小豆とカスタードがあるが、小豆の方は、日本の今川焼そのものだ。

晴光紅豆餅 スイーツ

歩き疲れたので、ホテル近くの雙城市場内にある脚底按摩店に入店

マッサージで歩き疲れた脚を癒す。

雙城街夜市 散歩・街歩き

夕食は、MRT民権西路駅近くの民権自助餐店で頂く

民権自助餐 地元の料理

最初に米飯か麺をチョイスし、お店のおばさんが、惣菜を皿に盛ってくれるスタイルだ。

民権自助餐 地元の料理

惣菜に合わせて、日本酒、ビール、ワインを使い分ける。

民権自助餐 地元の料理

夕食後は、寧夏路夜市に向かう。

食べ物が充実している夜市だ。
トイレは、エリア内にあるスタバやマクドのトイレを使うと便利。

寧夏路夜市 散歩・街歩き

夜食に四神湯
内用（イートイン）で頂く。

遅い時間にもかかわらず行列ができているだけあって、ここの四神湯は、旨い。
お店の人に聞くと早朝まで営業しているとのこと。

阿桐阿寶四神湯 地元の料理

菜単に掲載されている料理の数は少ないが、四神湯で締めることを考えると飲んだ最後のお店にチョイスするといい。

阿桐阿寶四神湯 地元の料理

一気にビールを飲みほし、その後、肉粽を四神湯で頂く。
至福のひと時だ。

阿桐阿寶四神湯 地元の料理

お薦めの四神湯

軟らかい豚の腸とハトムギが入っている。
好喝！といったら、好吃だという。これは、食べ物か？
それとも普通話と台湾で使われている言葉の違いか？

いずれにせよ、お酒を飲んだ後の締めに最適！

阿桐阿寶四神湯 地元の料理

この日、朝食は雙連駅近くの屋台で米粉（30元）と炒飯（30元）を購入し、馬偕紀念病院のベンチで頂いた。

その後、ホテル近くの屋台で見つけた葱油餅（30元）を頂く。

焼き過ぎないふわふわな触感で旨い。

天気がよかったので、総統府に向かった。

予約をしないと中に入れないので、外から眺めただけ。

2006年に訪問した際、総統府の中でガイドをして頂いた元大日本帝国の軍人であった台湾人の方に大東亜戦争における貴重なお話しを聞いたのを思い出す。
欧米各国のアジアにおける無慈悲で不当な植民地化を是正開放すべく当時の大日本帝国が如何にアジアの国々のために尽力したかの貴重なお話しだ。
日本人として、是非、訪問したい場所である。

中華民国総統府 建造物

西門駅からMRTに乗って、國父紀念館に向かった。

この日、30度を超える暑さだったので、ビールの消費量が早い。

衛兵の交代式まで15分ほど外の陽が当たるベンチで、ビールを飲んで居ただけで一気に日焼けしてしまった感がある。

国父紀念館 博物館・美術館・ギャラリー

１０１まで徒歩で向かい、先ずは、５階にある展望台に登るためのチケットブースで事前にチケットを購入する。

食事をする時間を考慮し、３時間後のチケットにしてもらう。

ＪＣＢカードの特典で、通常1,000元が10パーセントオフの900元になる。
普段使うことのないＪＣＢカードを持参してきてよかった。

その間、地下のフードコートで、港式の炒飯と猪肉を頂く。

台北 101 フードコート その他の料理

ビールを飲みながら食事をしていたら、あっという間に２時間以上経過。

台北 101 フードコート その他の料理

デザートには、みつ豆の様なものをチョイスし帯走。


外のベンチで頂く。

Mia C'bon (台北101店) スーパー・コンビニ

１０１の展望台からの眺め。
左手には、建設中のドーム球場が見える。

台北101展望台 建造物

これが、風（台風）対策用のダンパーだ。

法隆寺五重塔の心柱も同じ原理で、建物の揺れを吸収してくれるものだ。

因みに建物の施工は、熊谷組メインのＪＶだが、この振り子は、大成建設の施工である。

台北101展望台 建造物

展望台に向かうエレベーターの中


エレベーターは、東芝エレベータ製

夜は、士林市場を散策

士林観光夜市 市場

相変わらず混んでいる。

士林市場地下美食区 地元の料理

先ずは、美味しそうな炭火焼肉の臭いがしたので、早速購入して食べ歩き。

韮の豚バラ肉巻

チョット韮の量が多いので匂いが気になるが・・・・

士林市場 市場

韮記炭烤肉巻は、こちらのお店

ひと串１２元

士林観光夜市 市場

続いてケバブを頂く。

士林市場 市場

ケバブを売っているお店には、テーブルがないため、通りまで出てベンチでビールと一緒に頂く。

士林市場 市場

スパイスが弱くやや甘いため、中東系の人種が調理するケバブとは、異なる。
興醒めがするほどパンが大きくボリュームがあり過ぎる。

士林市場 市場

士林市場の入り口にある按摩屋

直ぐできるようだったので、脚底按摩をリクエスト

士林駅 駅

昨日の力のある若者がいるお店と比べると、按摩士のあたりが悪かったのか、あまり上手ではなかった。

価格は、標準的な脚湯10分＋按摩30分で400元

雙城美食街に戻って飲み直す。

雙城街夜市 散歩・街歩き

屋台で油飯と四神湯

雙城街夜市 散歩・街歩き

ホテルで〆の一杯

ホテルサンルート台北 ホテル

朝食は、ホテル近くの雙城美食街で焼小籠包

だいぶ前に上海で流行っていた生煎饅頭だ。

肉と菜を２個づつ頂く。
肉より菜包が旨かった。

雙城街夜市 散歩・街歩き

九イ分に向かう前に忠孝復興駅側のＳＯＧＯのフードコートでランチ

先ずは、海南鶏飯とビール

遠東そごう 台北復興館 百貨店・デパート

牡蠣オムレツは、トカップで頂く。

遠東そごう 台北復興館 百貨店・デパート

九イ分に行くには、路線バスが便利だ。

忠孝復興駅近くのバス停から1062の金瓜行き
乗り換えなしで所要時間１時間少々
運賃は、100元

九分 旧市街・古い町並み

九イ分に到着
千と千尋の神隠しを髣髴させる雰囲気だ。

九分 旧市街・古い町並み

イモトアヤコも立ち寄ったという、九イ分猪家

アフロヘアーの派手なおばちゃんが切り盛りするソーセージ屋だ。

九分 旧市街・古い町並み

早速、おばさんが焼いてくれた豚串を２種類と魚丸の串を頂く。

基隆の街の方向が見える。

帰りのバスは、下の乗場からだと満客で乗るのがタイトだ。
既に手前のバス停から大勢の乗客が乗り込んでいるため、バスは停車せずに通過する。

九イ分の入口で降りたところの反対側のバス停から乗車すると良い。

九分 旧市街・古い町並み

台北まで戻り、地下鉄駅近くの水煎包屋で、水煎（焼小籠包）を頂く。

ピントずれ・・・

夜は、過去に何度か訪れたことのある古川へ。

今日も客は、ほとんどいない。

それでもここで、１０年以上お店を続けているのだ。

相変わらずお刺身は、一切れが大きい。

肉じゃがを頼んだのだが、ビーフシチューのような肉じゃがだ。

そういえば、肉じゃがは、そのルーツを欧州のビーフシチューにあると聞いたことがある。

締めはトカップを頂く。

サービスで、フルーツと珈琲を出してくれた。

翌朝の朝食は、MrLinの三明治だ。
元々屋台で始めたサンドウイッチがヒットして、お店を構えたとのこと。

Mr.Lin's 三明治 パン屋

噂通り旨い。

Mr.Lin's 三明治 パン屋

空港でランチ

排骨と魯肉飯に魚丸のスープ

Homee Kitchen (台湾桃園空港店) 地元の料理

そして、〆の台南名物「担仔麺」

Homee Kitchen (台湾桃園空港店) 地元の料理

ビールは、キリン一番搾り
やっぱり日本のビールが旨い。

Homee Kitchen (台湾桃園空港店) 地元の料理

帰りの便は、13：05発札幌行き
チャイナエアーだ。

ビールと赤ワインでビーフをつまみに頂きます。

台北満腹Ｂ級グルメの旅でした。