初パリ2016 オバさん右往左往冒険3日目

2016/03/04 - 2016/03/11

パリ３日目

みぞれ雪の降るなか徒歩で、オランジュリー美術館を訪問。
今日からミュージアムパス利用。
マドレーヌ寺院を見学
星付きレストランで一人ランチ
オペラ座近辺を散策しました

９：００　　オランジュリー美術館　
　　　　　　コンコルド広場からマドレーヌ寺院へ
１２：００　バスでホテルへ戻る
１２：３０　レストラン　KEI　一人ランチ
１５：００　ホテルへ戻り休憩
１６：００　パッセージヴィヴィアンヌ
　　　　　　ギャラリーラファイエット６階と屋上
　　　　　　オペラ通りでお土産探し

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

オランジュリー美術館を訪れました。
今日からミュージアムパス6日間を使用します。

8:30 ホテルから出発です。
外は雨混じりの雪、絶頂寒いです。
ルーブルからチュイルリー公園を通って行きます。

途中、鴨が泳ぐ池がありました。
きみたちは寒くないのかい？
ワタシは寒いよ。
風が強く吹き、折りたたみの傘がおちょこになりました。
公園内は誰も歩いていません。

チュイルリー公園を独り占め。
これは、これですごいことかも。

オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

オランジュリーは「オレンジの温室」の意味だそうです。
以前ここに温室があったそう。
ゴージャスな外観に反して、内部は縦長の長方形、内装はシンプル。。

入り口でセキュリティーチェックを受けた後に、受付で5ユーロでオーディオガイドを借りました。
単語と身振り手振りでのりきるオバちゃんです。

オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

上の階から鑑賞します。
モネの八つの睡蓮の絵は二つの部屋に分けて展示されています。
横長で巨大な睡蓮の絵画は、弓なり湾曲した白い壁にそって掛かっています。
まるでピクチャーウインドウ。
夢の中の幻のように広がる池を窓の外に見ているようです。
雨のため自然光は豊富ではなかったものの、柔らかく温かい光が降り注ぐ部屋。
部屋の中央のベンチに座り、トリップしたように呆然と眺めてしまいました。

静か空間だった分、大きな声で話す日本語ガイドが入って来た時はがっくりしました。この空間だけは私語厳禁にして欲しいなぁ。
現実世界に一気に戻されたので、下の階へ移動です。

オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

下の階は、ルノワール 、 セザンヌ、ピカソ、マティス、ルソー、マリ?・ローランサン、モディリアーニ、ユトリロなどなど。印象派名作の他に19?20世紀の名作も展示されています。
これらのコレクションは、画商ポール・ギヨームと妻と妻の二度目の夫のジャン・ヴァルテールが収集したものだそうで、館内に置かれた彼らが住んでいた館のミニチュアハウスには、この絵画たちが部屋に飾られたいた様子が小さく展示されています。
人口密度の低い館内では、静かにゆっくりと鑑賞できました。

ミュージアムショップでお土産探し。睡蓮グッズが豊富です。
午後にランチの予約がしてあるので併設のカフェに寄りませんでした。カフェでリラックスしている老夫婦を横目にオランジュリーとさよならです。

オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

10時過ぎにオランジュリー美術館を出ると、寒いものの雨は小ぶりになっていました。傘はささずに、ダウンコートのフードをかぶり歩き出しました。
地図を広げてなくともまよいません。巨大な観覧車が回っているコンコルド広場は目の前です。
観覧車からの眺望はきっと素晴らしいはずと考えましたが、チケットの購入方法が全くわからず、残念ながら諦めました。

コンコルド広場の大観覧車 祭り・イベント

マリーアントワネットがギロチンで処刑された場所もここにあります。
広場中央のオベリスクを写真に撮りました。対になるもう一つのオベリスクはエジプトのルクソール神殿にあり。異国の地で綺麗に化粧されたこのオベリスクを眺めた後は足早にマドレーヌ寺院方向へ移動です。

コンコルド広場 広場・公園

マドレーヌ寺院へやってきました。
昼食の予約時間を気にしつつ見学です。ここからバスでホテルへ戻るつもり。
外観はパルテノン神殿、中はカソリック教会。

マドレーヌ寺院 寺院・教会

祭壇のピエタにパリに来れたことを感謝し、十字をきり祈りました。
教会内を一周して帰ります。
マドレーヌ寺院の裏へ移動して、24番バスでロイヤルヌフへ。
ルーブルの広場を抜けてホテルへ戻ります。

ホテルで着替えて、レストランへ歩いて行きます。。
レストランの場所は、ホテル横のパレ・ロワイヤルから歩いて５分。
パレロワイヤルの庭園を通り抜けていくのが最短コースです。

朝には雪が降っていたのに、昼には晴天です。
パレロワイヤルの広場でちょっとまったりしました。
庭園には薄紫色の木蓮が咲いています。
日差しに春を感じます。

庭園を取り囲む回廊には、リッチな雰囲気の小さい店舗がびっしりと並んでいます。

パレ ロワイヤル庭園 自然･景勝地

Restaurant KEI

コック エロン通り沿いにある、日本人シェフの一つ星レストランです。
せっかくのフランス旅行です。オバちゃん一人旅とはいえ、評判の良いレストランでフレンチをいただきたかったのです。ランチなら一人でも許されるだろうと勝手に解釈して伺いました。
予約はJCBで。

白を基調としたシックな店内、シャンデリアがゴージャスです。
中央テーブルの上にはドドーンと熟成肉が。
美味しそうです。

席はもちろんあっと言う間に満席です。さすがっ。
日本人は私以外で３人さん１組だけでした。
1人ランチは他に男性が１人。
スタッフの半分が日本人？
独りランチの私でしたが、スタッフの皆さんの細やかな心使いのおかげで
穏やかに楽しくいただくことが出来ました。

ランチ9品コースをいただきました。
プレステージコース 155ユーロ

アミューズとシャンパンでくちをシャッキリ目覚めさせます。
前菜はキャビア。美味しくないわけがない。
泡泡のお花畑サラダ 見た目麗しい雲の上の花畑、食べる時に下に隠れているソースをぐちゃぐちゃに混ぜてから食べます。
信楽焼の小鍋にイベリコ豚とニョッキ
3種のソースで皮ごと香ばしくソテーのスズキと、スモークされたミニうなぎ
手長海老とフランス産しいたけ
90日熟成肉のステーキ
ヤギのフレッシュチーズ
凍ったゆずのスムージー
カカオチョコと二つのデザート
お料理の数々の写真は、このページの最後にアップしておきます。

二杯二種類のシャンパンと、二杯二種類の白ワイン。
飲みものは、料理に合わせてソムリエの方が相談にのってくれます。
どのお皿も美味しく、美しく、素晴らしいものでした。
でも九皿は私に多すぎたようです。
お腹いっぱいで最後のカフェを飲むことは無理でした。
カフェはパスしてお支払いです。
絶品のお料理の数々で大満足。サービスにも大満足。
チップは20ユーロ。
お約束のJCBカードでの支払いです。

帰り際、シェフとスタッフのお見送りがありました。
また来ます！とご挨拶して去りました
今回のこのコース、この価格は、1人で来たからのものです。
次回は違うコースを食べてみたい、誰かと一緒に。

パレロワイヤルを通り抜け、ホテルへ戻ります。
着替えて、ゆっくりしていたら午後4時になりました。

ホテル近くのパッセージ ヴィヴィアンヌへ。
建物を堪能しました。
狙っていたお店がなぜかなくて、残念。
出口からリシュリュー通りへ。

オペラ方面へ歩き、混雑しているギャラリーラファイエットを訪れます。
入り口付近で不審者に大声で「じゃぽね、まだーん！」と声をかけられました。
人ごみの中、追いかけてくるフランス人のおっさん。
捕まる前にエスカレーターへダッシュ。
なんだったのでしょう、あの人？ちょっと怖かったです。

想像はしていましたが、外から中からどこもかしこも混んでいます。
混んでいるのは苦手。
はやくお土産を探して買って帰ろう。

エスカレーターで6階のお土産売り場へあがります。
お土産を物色するものの、これだ！といった品が見つからない。
メイド イン ◯◯、とか書いてあると凹む。

もうやめだ、やめだ！と
6階のフードコートを横目で見ながら、階段で屋上へ登ります。

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

ギャラリーラファイエットの屋上です。
お天気も良くて、寒いながらも風が気持ちいい。
オペラ座の屋根が見えます。

いいね?！

が、高所恐怖症なので早々に下へ降りました。

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

エスカレーターを下りながら、ステンドグラスを眺めます。
綺麗ですね。

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

ホテルへ向かってオペラ通りを歩いていきます。
ミッションはお土産を買うこと。

La Cure Gourmandeのクッキー屋さん
メルヘンな雰囲気とカルディで見たことのないパッケージ、南仏生まれの老舗スイーツメーカーです。クッキーやキャラメルやキャンディー、ヌガーが並び、店員さんがお試しで何か一つ試食させてくれます。お店は売る気満々、こっちは買う気満々。
お店のキャラクターのみつあみのの女の子の絵の缶入りキャンディや、古き良き時代のフランスが描かれた缶に好みのクッキーを選んで詰め合せを作りました。イースターが近いからか、卵型のチョコも。さらに自宅用にはお値打ちに好みのクッキーを袋詰めしてキロ買いすることもできます。

昨日も訪れた雑貨屋さん、Brentano's
37 Avenue de l'Op?・ra, 75002 Paris, フランス
切り絵でパリ名物を表現したカードや、エッフェル塔のイラストノート、可愛い付箋やカードなど、お土産によさそうな品がてんこ盛り。可愛いし、かさばらないし、軽いし、助かります。
不足分を買いました。

モノプリでは、レジに長蛇の列が。
並ぶ元気がなくて店外へ出ました。
ギブアップ。
土曜日だから混んでいるのでしょう。

エリックカイザーもいつもより混んでました。

おなか一杯フレンチの昼食をとったので、お腹がすきません。
日本から持参したレトルト卵粥をレンジで温めて食べました。
お風呂に入り、ゆっくりと湯船につかります。
部屋にいる間は日本語だの英語だのフランス語だの考えなくてよいし、スリのことも気にせずリラックスできます。
これで睡眠さえしっかりとれれば文句なしですが、ベットに入っても睡魔は訪れない。睡眠導入剤を飲み、２時間ほど爆睡しました。
でも、その後は１時間ごとに目が覚めます。
いったいいつになったら安眠できるのかなぁ。初の時差ボケに悩まされました。

３：３０に起床です。
フランスが3時半なら、日本は昼の11時半。
日本の家族にLine電話しました。
時差ボケのせいか、ホームシックです。

さぁ、私の新しい一日はマルシェツアーで始まります。

ラ クレ ルーブル パリ バイ ザ クレスト コレクション ホテル

KEIでの食事をご覧ください。

アントレ
スプーンの上の赤いもの、強くシソの味がしました。
凍ったシソのキューブです。
食事の最初に胃を起こすような酸味。

草の上のものはサーモン。
手前の皿には、イワシのピュレ入りのシューと
もう一つは忘れました。

軽めのシャンパンとともにいただきます。

信楽焼の小鍋にイベリコ豚とニョッキ

小なべの蓋を取ると、こんな感じ。
信楽焼きは外国人に受けがよさそう。

ジャガイモのニョッキと豚とモッツレアチーズの調和。

お久しぶりです、キャビアさん。
柑橘系のソースをそえて。
異国の地で再会できるとは嬉しい。
下にはジャガイモだっったような？
もちろんシャンパンに合います。
孤独のグルメなので会話がないです。その分、ゆっくり味わいながらいただきます。

泡の雲上のお花畑サラダ
見た目からして麗しい。でも食べる時には下に隠れているソースをぐちゃぐちゃに混ぜてから食べます。

色々な野菜、人参、水菜など。一部辛い葉も入ってました。
下のソースは、トマト味とマヨ風味とほうれん草のソース。

今度は重めのシャンパンをいただきます。

すずきのソテー　三種のソース　スモークされたミニうなぎ

魚の皮、うろこごとパリパリに焼かれた、香ばしいすすぎです。
うろこごと食べるのは初めて。
外はカリカリ、中はしっとり。
赤ワインのソース　赤ワインのジュレ　にんにくの葉のピュレ
三種のソースを楽しみながら淡白な魚を味わいます。
　
スモークされたうなぎが一切れ。
非常に風味豊かで、お皿の上の味のアクセントになってます。

リースリングの白ワインをいただきます。
柑橘系の香りです。

手長海老のスモーク　緑玉ねぎソース
シイタケのソテー添え

藁でスモークされた、香しく、柔らかく、フレッシュな海老。
しいたけと一緒に食べるとさらに美味。

ブルゴーニュワインをいただきます。
りんごや洋ナシの香りがするワインです。

ミントとレモンの一口シャーベットで口の中をリセットします。

９０日の熟成肉のソテー。
揚げた白牛蒡と。
人参のソースと粒マスタードでいただきます。


噛みごたえのあるどっしりとしたフランスの牛肉。
美味しかった。
初めての熟成肉、最高の形で食べれて本望です。

やぎのフレッシュチーズ

やぎのチーズは正直言うと苦手です。
臭みを感じるので国内ではほぼ食べません。

このやぎのチーズは別物でした。
コクがあるけど、臭みは全くなし。
チーズの中に何かのジュレ、混ぜて食べました。

ゆずのスムージー
ゆずはフランス産です。
凍ったオレンジやその他柑橘系の果物が乗っています。
周囲の透明なサランラップ？状のものは飴細工。
薄く引き伸ばされたほんのりした飴の甘さと、ゆずの酸味が混ざり合う。

カカオチョコと二つのデザート

チョコレートのムースですが、カカオの濃度が高く
男前なデザートです。