2016/02/11 - 2016/02/20
159位(同エリア531件中)
wataさん
東北の雪まつりと温泉を楽しみに、山形→秋田→岩手とまわる10日間のひとり旅に出ました。
八日目は以前から気になっていた鉛温泉へ。非常にお安く泊まった藤三旅館ですが、古くかっこいい外観にきれいに改装されたお部屋、食事も豪華。温泉もすばらしいし、こんな値段でいいのかしらー、と何度も思うコストパフォーマンスのよい宿でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新花巻駅から無料送迎バスで50分ほど、鉛温泉のバス停までくると、やさしそうな紳士が待っていてくださいました。旅館の入口はすぐそこなのですが、坂があり大きなバスは入れないようで、ワゴン車に乗り換えます。
乗り換えたのは4人。うちシニアのご夫婦は、最近できた全室露天風呂つきスイートだという十三月にご宿泊(リッチ!)、残るは一人旅の中年女性、お仲間ですな。
ほほー。これが藤三旅館か。なかなか趣ある建物ではないか。岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館 宿・ホテル
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内部は思っていたより近代的。
ソファーに座っていると、すぐに担当の方がきて部屋に案内してくれました。 -
二階だけどエレベーターで。銀河鉄道の夜が描かれていてかわいい。立派な階段があるので、このときしか使わなかったですけれど。
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使用している部屋にはライトがついている。この日は木曜、満室ではないらしく、一部屋おきで部屋割りしていました。
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あらぁ!想像よりずっときれいなお部屋。畳のかおりも新しく、改装して間もないのかしら。
あ、先にお伝えしておきますね。わたし、税込8,000円のプランで予約しています。しかも、某トラベルサイトで1,000円割引クーポンがでていたので、実際は7,000円。 -
天井も高く、広々しています。
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しかも窓の外はこの眺め。いくら冬の平日とはいえ、いいのかしら。ご飯が定食だったりするプランだったかな?たとえそうでも文句はない、この値段ならば。
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トイレや洗面所は共同だけど、キレイだし、化粧品まで置いてある。
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さぁ、まずは温泉に入りましょー。こちらには源泉の異なるお風呂がたくさんあり、時間で男女入れ替わりもあるので、コンプリートするのは大変そう。
まずは左手、男女別の「桂の湯」へ。 -
やはり化粧水などそろった、きれいな脱衣所。湯治部もあり歴史のある宿だから、もっと渋いところかと思っていたけれど、女性受けしそうな感じ。
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写真は夜、どなたもいらっしゃらなかったときのものなので暗いのですが、ほんのり硫黄の香りもする単純泉。
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川を眺めながら入れる露天もついていて、すべすべのお湯が気持ちいい。
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お風呂あがりは湯治部も覗いてみましょー。建物はつながっていて、どちらに泊まっても温泉は同じく入れるようです。
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対照的に、こちらは激渋であった。夜中はちょっと怖いような感じ。ちなみに売店はこちらにしかありませんでした。
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旅館部のロビーには昔の玩具が置いてある部屋があったので、ダルマ落としなどして遊ぶ。私はコドモの気持ちを忘れない中年なのだ(バカともいう)。
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でも玩具より、たいそう気になる「こけし時代」。まさか月刊誌とかじゃないでしょうね・・・
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さぁて、そろそろ夕食の時間です。食事どころへ。
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まぁ!品数も多くて豪華。7,000円のプランなのに、なにかの間違いではないでしょうか。びっくり。
お鍋のなかは人参と牛蒡のささがきが入った出汁で、チャーミーポークをしゃぶしゃぶ。どの料理もちゃんとおいしい。私はお酒が飲めないので、ご飯も先に出していただきモリモリ食べる。 -
ふー、たくさん食べた。あやしくライトアップされた川を眺めながら、食後ひとやすみ。
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おなかが落ち着いたら、19:30〜21:00に女性専用になる「白猿の湯」へ行かなくちゃ。のぞき禁止!の貼り紙があるぐるりと窓にかこまれた浴室に入ると、
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さらに階段でおりるようになっており、これぞ藤三旅館、のお風呂が。これに入ってみたかった!
透明度が高く見た目ではわからないけど125cmの深さがある湯船は、底からお湯が自墳しています。私は背が高めなので胸元くらいでちょうどいいが、小柄な女性だとアプアプしちゃうくらいの深さ。すべすべのやわらかいお湯、立ってはいると最高に気持ちいい〜。
女性時間は混んでるかと思ったけど、昔から通っているという県内のおばあちゃんと、奇遇にも私と同じく昨日まで乳頭温泉にいたというマダムと、3人だけ。昔、大雨が降ったときお風呂も水で溢れてね、というようなお話をおばあちゃんに聞きながら、ぬるめのお湯にみんなでプカプカ。 -
600年前、白猿が使っているところを発見された温泉ということで、白猿さまが祀られています。こんなすばらしい温泉をありがとう白猿さん!
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寝る前には、時間帯によっては貸切にもできる「銀の湯」へ。ここはお湯が激アツで、あつ湯好きの私もかけ湯しかできなかったー。
このほか、朝に女性専用になる半露天の「白糸の湯」があるのですが、私は朝も白猿の湯&桂の湯にいってしまったので未体験。 -
翌朝、夜のあいだに少し雪がふったのか、窓の外は木々が白くなりキレイ。
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朝風呂を楽しんだあとは朝ごはん。おお!これまた美味しそうな。しつこいようですが7,000円で泊まっているのにいいのでしょうか?コストパフォーマンス良すぎない?
でもメロンなどフルーツまであるのは、私が夕食のときにすっかり忘れてごちそう様したからです。エヘ。 -
ジュウジュウしているのはベーコンエッグ。鮭や納豆など、飯の友がたくさんあって、おかわりをしてモリモリ食べる。旅館の朝ごはんって最高。
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食事をしている間にだいぶ晴れてきた。今日はお天気よいのかしら。
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10時にチェックアウト。あまりに内容がよかったから、なにかの間違いで請求額が違うんじゃないかとすら思いましたけど、そんなこともありませんでした。おそるべしコスパの藤三旅館よ!
路線バスの時間まで小一時間ほどあるので、ロビーで本を読みながら待たせていただきました。
つぎは大沢温泉だー。
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