2014/05/01 - 2014/05/10
66位(同エリア238件中)
zaruさん
5月3日(土)
ライプチヒ2日目です。
この日はライプチヒ観光局のホームページに載っていた
ライプチヒ音楽軌道http://www.leipzig.travel/jp/____1373.htmlを
歩くことにしました。
途中、カフェ・コルゾーで休憩し、
昼食はバイエリッシャ・バーンホーフでゴーゼビールを楽しみ、
15時からは聖トーマス教会でバッハのモテットを鑑賞。
19時からオペラハウスでトスカを鑑賞しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
7時に起床、7時40分から朝食にしました。
朝食は充実しており、種類が多く楽しめました。
9時にホテルを出発。
マルクト広場から観光を始めました。 -
ライプチヒ観光局のホームページは日本語表記があり大変充実しています。ライプチヒ音楽軌道という、音楽史跡巡りの推奨ルートがあります。徒歩で1周5.3?です。ホテルの近くのマルクト広場から始めたので、最初は13番の旧市庁舎です。1355年から1905年まで市庁舎として使用された建物です。内部は市の歴史博物館になっており、バッハの有名な肖像画があったらしいのですが、まだ、朝早く開館していませんでした。後で入ろうと思っていましたが、残念ながらそのままになってしまいました。
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昨日昼食を食べたヴァインシュトックです。ライプチヒ観光局のホームページのお勧めレストランです。
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ライプチヒ音楽軌道には、路上に、このような印があります。ボストンのフリーダムトレイルを思い出しました。
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旧市庁舎裏にあった、ゲーテ像です。その後ろは旧交易会館です。ゲーテ像はウィーンで見たものよりかなり若いころの像でした。
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バールフース小路の近くには回転寿司の店らしいものがありました。
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14番のライプチヒ造形美術館は昨日行ったのでパスしました。15番のカフェ・バウムです。1720年開店で、シューマンの指定席も残っているそうです。開店は11時からで、まだ閉まっていました。中に入ってみたかったです。
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ショパンやモーツァルトの奥さんも宿泊した16番のホテルザクセ跡です。隣は日本料理店でした。ホテルの正面だけ復元されていたそうですが、隣の日本料理店を写真に撮ってしまいました。
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昨日、演奏会後にビールを飲んだGills Tunnelです。
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バッハが音楽監督をしていた17番のトーマス教会です。1496年に造られたルター派の教会です。
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教会の外壁はこのような彫像で飾られていました。
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教会の中にあったバッハのお墓です。以前のお墓は第二次世界大戦の空爆で破壊されたため、1949年にここに移されたそうです。教会の入口がわからず、周囲をほぼ1周しました。
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トーマス教会の内部とパイプオルガンです。パイプオルガンはバッハの時代のものではなく1889年に設置されたものだそうです。
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教会の横にあったバッハ像です。教会の前にはカフェ・カンドラーもありましたが、まだ朝食を食べたばかりだったので、パスしました。カフェのショーウインドゥにはバッハ・ターラーというお菓子が積まれていました。
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ここで音楽軌道から離れて新市庁舎に向かいました。新市庁舎は、高い塔もあり圧迫感を感じる建物でした。13世紀のお城の塔だったそうです。
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新市庁舎の南の旧城壁の環状道路にあった街路樹の花です。
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環状道路の向こうに見えるのは旧ドイツ帝国最高裁判所です。巨大な建物で威圧感がありました。
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旧ドイツ帝国最高裁判所の近くにアンペルマンの信号機がありました。信号待ちの女の子がかわいかったので後ろから写真を撮りました。
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旧ドイツ帝国最高裁判所です。現在はドイツ連邦行政裁判所となっているそうです。
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アンペルマンの説明が張られていたので、写真に撮りました。ドイツ語の説明は不要なのではないでしょうか。
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アンペルマンの女の子の信号機です。
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カフェコルソーに行こうとしましたが、少し道に迷いました。トラムとビルですが、いかにも、東ドイツを連想させる色だったので写真に撮りました。(私の勝手な思い込みですが)
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親切なおじいさんがいて、目指すカフェ・コルゾーを教えてくれました。しかし右を差してレヒト(recht)と言うのをleftと思い混乱しました。あの店は美味しいよと言ってくれていたようでした。創業100年で手作りの伝統を守っている店だそうです。お店の中は割合狭く、あまり愛想のないおばさんが一人で店番をしていました。コーヒーを2つ、家内はメレンゲ、私は木イチゴケーキを頼みましだ。コーヒーもケーキも大変美味しかったので、クグロフケーキとライプツィガー・レーアフェ(雲雀の巣)を買って帰りました。全部で12ユーロと安かったです。
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私の注文した木苺のケーキです。トイレを借りましたが、大変丁寧に掃除をされていました。
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家内の注文したメレンゲです。美味しかったそうです。
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美味しくて感動した妻は、店員のおばさんにお願いして、店内の写真を撮らせてもらいました。
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この手のケーキも美味しそうでした。
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これは買って帰りました。
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環状道路沿いのロスプラッツにあった扇形の建物です。立派なので撮りました。
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ここで、また音楽軌道に戻り、2番のメンデルスゾーン旧宅を訪ねました。面倒くさくなったので音楽軌道の途中は省略しました。
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庭にメンデルスゾーン本人が見たら嘆くと思われる、鳥を連想させる銅像が飾ってありました。家内と、こんな銅像を死んだ後に建てられたら化けて出るよねと話しました。
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3番グリーグ記念室。ペール・ギュント第1組曲を作曲した場所で、音楽出版社ペータースの本部だそうです。
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この辺りはこのような立派な建物が多かったです。高級住宅街だったのでしょうか。
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5番のグラッシィ楽器博物館は中に入り見学しました。
ライプチヒカード使用で5ユーロでした。 -
珍妙な楽器が飾ってありました。
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これはピアノでしょうか?
楽器博物館の裏は墓地で寒々しい雰囲気でした。 -
7番のシューマンハウス。シューマン夫婦の新婚時代の家だそうです。
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外壁の彫刻も凝っています。
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8番の印刷地区。古い建物は爆撃で失われたそうです。
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9番のワーグナーの胸像の案内板です。
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胸像は、オペラハウスの北側の公園の植え込みの陰にひっそりと立っていました。初めて知ったのですが、ワーグナーはライプチヒ生まれだそうです。
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ライプチヒ大学とシティビルです。この日は良い天気でした。
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10番のライプチヒ歌劇場です。昨日は前庭が市場になっており、雑然とした雰囲気でしたが、今日は正装した人を多く見かけました。夜に上演される、トスカの垂れ幕がかかっていました。
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12番のニコライ教会です。ルター派のライプチヒ中央教会になるそうです。バッハのヨハネ受難曲はこちらで初演されたそうです。
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ニコライ教会の内部は草色で装飾され開放感がありました。大きなパイプオルガンがあり、オルガンコンサートもあるようでしたが、日程が合わず聞けませんでした。気持ちが明るくなる空間でした。
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シュペックスホーフの中にもカフェ・カンドラーがありバッハ・ターラーが飾ってありました。少量買って味見をすれば良かったと、後で後悔しました。
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シュペックスホーフのパサージュ内部です。
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木のおもちゃの店です。昔、ベネツィアの系列の店で子供と一緒にピノキオの時計を買いました。甥の娘達に、横に砂時計の着いた歯ブラシ立てをお土産に買いました。
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ピノキオの中に顔を入れて写真が撮れるようになっていました。
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宿泊したホテルの向かいにあったカフェ・リケーです。東洋趣味のアールヌヴォー建築で、着物姿の女性が外壁に描かれていました。12時にホテルに帰り、すこし休憩しました。
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13時にホテルを出て、マルクト駅から地下鉄で2駅先のバイエリッシャ・バーンホーフまで行きました。市内交通はライプチヒカードで無料です。地下鉄の駅構内です。
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地上に出たところです。ここは、歴史的駅舎を改造しビアホールにしてあります。地上に出ると工事中で、工事現場を迂回して、ビアホールに入りました。
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名物のゴーゼビール。1杯2.3ユーロ。
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パン(0.9ユーロ)
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白アスパラガスとサーモン(15.5ユーロ)
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ハムソーセージの盛り合わせ(7.9ユーロ)
サーモンが少し臭かったですが、他は美味しかったです。
チップ込みで32ユーロでした。 -
ゴーゼビールはライプチヒ特産の上面発酵のビールです。
フルーティで美味しかったです。
ビールを作るポッドが並んでいました。 -
ビアホールを出て、帰りはトラムに乗ることにしました。かなり、待っても、なかなかトラムが来ないので歩いて帰ることにしましたが、一停留所を歩いたところで疲れてやめました。9番のトラムに乗り、トーマス教会(http://www.thomaskirche.org/r-calendar-of-events.html)の停留所で降りました。トラムは広島の路面電車に比べると結構スピードが出るので曲がるときは怖かったです。
15時からのカンタータを聞く予定でしたが教会に着いたのは14時40分になってしまいました。2ユーロのプログラム代を払い、教会に入りましたが、すでに満員に近かったです。仕方がないので、端のほうの天井のかかっている席に座りました。 -
マックス・レーガーのオルガン曲で始まり、お説教や賛美歌の合唱の後でバッハのカンタータ第104番「イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ」が演奏されました。少年合唱はウィーン少年合唱団よりも相当上手でした。管弦楽も小編成ですが、ライプチヒゲバントハウス管弦楽団のボランティアの演奏のようで聴きごたえがありました。しかしながら、オルガンは席が悪いせいかも知れませんが、こもったような変な音でした。
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聴衆は満員でした。お説教は少し、締まらない印象を受けました。信者でないので好き放題言えますが、カソリックの礼拝のほうがかっこが良いです。
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メンデルスゾーンのステンドグラスです。
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正面のステンドグラスです。
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ホテルに帰り、休憩と入浴を済ませました。ゲバントハウスのオルガンコンサートのチケットも予約してありましたが、17時からだったのでやめました。18時30分にホテルを出発しました。
オペラのチケットはインターネット(http://oper-leipzig.de/)で予約しました。ホームページが重く、古いコンピューターでは途中で止まるので大変困りました。前年の8月10日に売り出してすぐに購入しましたが、こちらはオーケストラと違いガラガラでした。Parkett Rechts Rheine5 Playz12,13、前から5列目でほぼ中央の座席を確保しました。
ライプチヒカードの割引があり52ユーロでした。カードで支払うとメールの添付ファイルが送られてきて、これをプリントアウトして持って行けば良かったです。 -
オペラのお客さんです。さすがにおしゃれをしている人が多かったです。
歌劇場は新しい建物で、昔からのオペラハウスではなく、ミュージカルの劇場のような作りでした。しかし、あまり大きくないため、音響も良く、座席も適度にせりあがっていて観劇しやすかったです。 -
オペラはプッチーニ作曲のトスカでした。指揮Anthony Bramall、トスカAnnalisa Raspagliosi、カバラドッシGaston Rivero、スカルピアTuomas Purisoと全く知らない人ばかりでした。オーケストラはゲバントハウスのトップ奏者が来ているわけではないでしょうが、オペラハウスのオーケストラとしては大変うまかったです。合唱も人数が多く迫力がありました。少年合唱も大変うまかったです。歌手は一流の歌手ではないようでしたが、演技力があり、演出も凝っていて楽しめました。1幕の終わりのテ・デウムでは僧侶と少年たちが塔のようなものに吊り下げられる演出で大変見ごたえがありました。
終幕の最後にトスカが身を投げる場面では、本当に高いところから転落して、思わず声をあげそうになりました。(実は途中で人形とすり替わっていたらしい。)カーテンコールで幕が上がるとトスカがそのままステージに倒れており、カバラドッシ役の人がゆすって介抱して初めて立ちあがり、観客が安堵した声を出していました。値段は安いが見ごたえのあるオペラでした。ウィーン国立歌劇場で同じオペラを鑑賞しましたが、すべて上回っていました。パンフレットが3ユーロで、白ワインが3.5ユーロでした。白ワインはドライで大変美味しかったです。21時30分終了。
写真はカーテンコールの時に撮ったものです。 -
オペラハウスの最前列から後方を取ったものです。ご覧のようにあまり大きくありません。
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オペラハウスのホワイエです。共産主義時代の建物のようで質素です。
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帰りは月が出ていました。治安は問題ないようです。帰りにカフェリケーに寄って帰ろうと思いましたがもう閉店していました。全体に夜の閉店は早い街のようです。このため買ってあったケーキをホテルの部屋で食べて寝ました。
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