2014/05/01 - 2014/05/10
55位(同エリア238件中)
zaruさん
2014年5月の連休はドイツ旅行を計画しました。
以前から行きたかったミュンヘン、ライプチィヒ、ドレスデン、ベルリンのコンサートの日程と仕事の予定とをにらめっこし、結局、ライプチィヒ(2泊)、ドレスデン(2泊)、ベルリン(3泊)の予定を立てました。
初日は地元の空港から羽田空港に移動し、ANAのフランクフルト行きの深夜便に乗り、フランクフルト乗り継ぎでライプチィヒ空港に午前中に着きました。シュタインベルガー グランドホテル・ハンデルスホフにチェックインした後、街歩きをし、コンサートの会場の下見をしました。
ヴァインシュトックで遅い昼食後、造形美術館で絵を見て、ライプツッヒ・ゲバントハウス交響楽団のコンサートに行きました。
夕食はZills Tunnelでビールとソーセージを食べました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 株式会社アップルワールド
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19時に地元の空港に到着しました。年末の旅行で大変だった荷物の預け入れは、スムースに済み、ライプチヒまで荷物が届くように手配できました。受け付けで羽田空港の国内線から国際線への連絡バスの乗車券をもらいました。羽田空港でセキュリティーゾーンを出ずに行けるようでした。説明してもらった空港係員の一人は子供の高校の同級生で、仕事をさぼって、長期の海外旅行に出かけるので、少し恥ずかしかったです。空港の保安レーンは1レーンから2レーンになっており、スムースでした。飛行機は空港の広い滑走路を結構時間をかけて移動し、20分後ぐらいに離陸しました。飛行機の座席は直前に変更し、周囲に人がいない席に変更しくつろぎました。以前の最終便はほぼ満席でしたが、時間が遅いせいか空席が目立ちました。羽田空港には、少し遅れて到着しました。歩く歩道が逆方向のため、バス乗り場まで通路を延々と歩かされました。普段はかなり混雑している通路も時間が遅いせいかほとんど人がいませんでした。
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21時30分にやっとバスの待合室に到着しましたが、ほとんど無人でした。21時40分バスに乗り、国際線のターミナルに着きました。
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いったん、保安区域から出て、夕食のレストランを探しましたが、どこも満員でした。ただ一つ空いていたすき焼き屋のたか福に入りました。並特すき焼き膳2268円と小特すき焼き膳1944円を注文しました。食事が運ばれるまで、三井住友銀行に行き1ユーロ145.81円で現金を両替しました。食事の支払は、残った日本円の小銭を全部使い、残りはカードで支払いました。食事は空いている割には美味しかったです。22時50分に出国しました。セキュリティーゾーン内にANAラウンジがあり、休憩できました。通常の飲み物のほかに、うどんやカレーなどの軽食もありました。こちらで食事を済ませても良かったと思いました。出発前に私が妻に風邪を移し妻は最悪の体調でした。
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0時30分から搭乗が始まり、0時55分に出発しました。NH203便です。
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NH203便です。
今年からスパーフライヤーズ会員になったので前日にプレミアムエコノミーにアップグレイドし、2+3+2の中央の並び席を確保できました。安定飛行に移ると飲み物とビニール袋に入った三角サンドイッチが配られ、私はウィスキーを飲みました。映画「小さいおうち」を見ることができました。私は睡眠薬を飲んで寝て、割合ぐっすり寝ることができましたが、妻はずっと咳き込んでいました。妻が目を覚ますと、のど飴が紙コップに入れておいてあったそうです。スチュワーデスさんがずっと咳き込んでいたので置きました。と言ってくれたそうです。
朝、目が覚めた後は映画「ペコロスの母に会いに行く」を見ました。なかなかの感動作でした。朝食は目玉焼きとパンでした。飛行機の中で出た食事は深夜便のため少なかったですが、不味い機内食を出されるよりはかえって良かったと感じました。 -
5時42分フランクフルト空港に着きました。外は真っ暗で外気温9度でした。E48に着き、入国後、GateAへ移動しました。1月のローマ旅行の時に食事をしたコーヒーラウンジがあり懐かしくなり写真を撮りました。
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巨大なボードで出発ゲートを再確認しました。
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ルフトハンザセネターラウンジに入りました。中は広くゆったりしていました。軽食もあり、日本の新聞も置いてありました。立派なコーヒーマシンが置いてあり、カフェマキアートを飲みましたが美味しかったです。野菜スティックがあり、機内食では野菜が少なかったため助かりました。ドイツビールやフランクフルト名物のリンゴ酒もあり、つい味見をしてしまいました。ANAや国内のカード会員のラウンジと比べるとかなり充実しており、無理をして、スパーフライヤーズ会員になって良かったと思いました。
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A52に移動したら、連絡バスを使用する搭乗口でした。目の前で扉が閉まり、バスが出発してしまいました。係員がすぐ次のバスが来るからと慰めてくれましたが、なかなかバスが来なかったので、周りの写真を撮って時間をつぶしました。フランクフルトは曇りでした。
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連絡バスの内部です。とてもきれいで清潔でした。
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9時25分ライプチヒ行きの飛行機(LH0156)に乗りました。曇りのため外の景色はあまりよく見えませんでした。10時20分ごろにライプチヒ空港に到着しました。到着前の風景です。
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フランクフルトから乗ってきたLH0156便です。
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預入荷物を無事ピックアップし、2階のカウンターでドイツ鉄道の切符をカードで買いました。2人で8.4ユーロでした。
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ガラス張りの連絡通路を少し歩き、鉄道駅に着くとバッハ音楽祭の看板がありました。ライプチヒに来た感じがしました。
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エスカレータでプラットホームに降り、刻印をしました。すぐに10時56分発のS5の電車が来ました。電車はきれいでした。
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プラットホームと電車の間にひさしのようなものが出て、隙間がほとんどなく荷物を容易に電車内に移動させることが出来るようになっており、大変助かりました。日本も見習って欲しいと思います。おもてなしを宣伝するより頭を使って旅行者にとって不便なところを改良してほしいと思いました。
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電車の内部もきれいでした。
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プラットホームにも切符の自動販売機がありました。前年の12月にミュンヘンで苦労したものと同じ機械でした。
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11時15分にライプチヒ中央駅の次のマルクト駅に到着しました。前年の12月に完成したばかりの駅でとてもきれいでした。
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エスカレータを上がるとマルクト広場です。
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予約したホテルもすぐ見えました。ちなみに写真の中央の透明なボックスは駅のエレベーターです。その奥に写っているのはホテルです。マルクト駅ができたためホテルは大変便利になったようです。
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シュタインベルガー・グランドホテル・ハンデスホフです。
11時30分にホテルにチェックインしました。時間が早いですが、部屋の中に案内してもらえました。 -
ホテルの内装も五つ星らしく豪華でした。
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バスルームです。
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洗面台です。建物は古いですが、水回りは問題ありませんでした。
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ベッドメーキングの時には翌日の天気予報も置いてありました。
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妻は体調が不良だったので部屋で休み、私だけ散歩に出ました。ホテルを出てすぐ右にカフェ・リケーがありました。東洋風の装飾でした。
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向かいのシュペックスホーフのパサージュです。入口には子供たちを連れてイタリア旅行をした時にベネチアで買った木のおもちゃの店がありました。
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パサージュの中庭は壁画で飾られていました。
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メルケルさんも勤務していたライプチヒ大学の前を通りました。街中にあり、しゃれた校舎でした。大学は街中が良いと思います。
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アウグストゥス広場から大学を見ましたが、緑色の現代建築で奇抜な建物でした。
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ゲバントハウスホールに入り、チケットセンターでメールを見せチケットを交換しました。チケットセンターは広場の反対側にあり少しわかりにくかったです。時間の余裕がある時に交換して良かったです。
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今夜の演奏会のポスターも貼ってありました。
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オペラハウスの前の広場には市場が立っていました。野菜だけでなくパンや肉類もありました。チーズやハムやパンを買って帰りたかったのですが、ホテルで持て余しそうなのでやめました。
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再び中心街に戻りました。
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旧市庁舎の前には不気味な彫刻がありました。趣味が悪いと思いました。
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メドラーパサージュの入口です。
商業の町らしくパサージュや商館があちこちに残っていました。 -
メドラーパサージュに入り歴史があるアウアーバッハス・ケラーの前で写真を撮影しました。
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パサージュを抜けバッハで有名なトーマス教会の前に出ました。この辺りから南側がショッピング街になっているようで現代的なショッピングモールらしき建物もありました。
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メドラーパサージュに戻りました。中ほどにあったところです。
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ホテルに帰り妻と昼食に出かけました。ライプチヒ観光局のホームページに日本語版があり大変参考になりました。13時過ぎにマルクト広場の北にあるホームぺージ推奨のヴァインシュトック(http://www.restaurant-weinstock-leipzig.de/index.php/speisekarte-download)に入りました。白ワイン、赤ワイン、ライプチヒアーレライ、豚のメダリオンを頼みました。スモールポーションを頼むと、75%の値段でした。チップなしで75ユーロでした。
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名物のライプチヒアーレライです。ザリガニの出汁で野菜が煮てあり美味しかったです。
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豚のメダリオンです。この旅行中、豚ははずれがありませんでした。この地域は白ワインがお勧めのようできりっとして美味しかったです。妻は体調が悪く夜のコンサートに備えてまた寝ることになりました。
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私はすることがないので、造形美術館に行くことにしました。ホテルから中央駅の方面に歩きましたが、工事中の建物をたくさん見かけました。東ドイツ時代の建物を建て替えているのではないでしょうか。途中に観光案内所があったので翌日使用するライプチヒカードを購入しました。2人で19.8ユーロでした。
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造形美術館は入場料が5ユーロで、天井の高い建物でした。天井の高さに合わせて、3mはありそうなエレベータが設置されていました。例によって最上階まで上がり1階づつ降りて鑑賞しました。デューラー、クラナーハ、ベックリンの死の島から現代美術のようなものまでありました。クリンガーのベートーヴェンの彫刻も鎮座していました。人は少なくゆっくり鑑賞出来ました。
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造形美術館のパンフレットと入場券です。日本で持っていると何か誤解を受けそうな入場券でした。
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ベックリンの死の島です。高校時代に同名の福永武彦の小説を読んで、一度見てみたかった絵です。内容は忘れましたが、大変難解だった気がします。息子さんの書いたマシアスギリの失脚を読んだときは小説が読みやすくて感動しました。
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古い絵もたくさん並んでいました。
16時から19時はホテルで休憩および入浴をすませました。 -
19時30分にホテルを出発し、ゲバントハウスに向かいました。ホテルから歩いて5〜10分でした。
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このコンサートのチケットは前年の6月8日にインターネット(http://www.gewandhaus.de/startsite/)で予約しました。信じられないことにこの時点でオーケストラより前方の空席は3席しかありませんでした。ヴァイオリニストが美人なので人気があるのでしょうか。Saalempore rechts, Row: 8, Seat: 13(47.50 ユーロ)とRang Mitte, Row: 1, Seat: 8(47.50ユーロ)の席でした。20時から開演です。
曲目は、前半がユリア・フィシャー独奏のシューマンのヴァイオリン協奏曲で後半はブルックナーの交響曲4番でした。エッシェンバッハ指揮ライプツッヒ・ゲバントハウス交響楽団です。コンサートホールはサントリーホールやベルリンのカラヤンサーカスと同じ形式ですが、少し小さく感じました。現代的なホールで音響は悪くはありませんでしたが、特別に良いとまでは言えないと思いました。プログラムは2ユーロでした。
前半のユリア・フィシャーは顔や手足は細いが、体幹ががっしりして見え、前後に分厚い印象を受けました。演奏も男性的でした。前半は中央の席だったのでお辞儀のたびに胸の谷間が見えるような気がしてドキドキしました。 -
後半のブルックナーはオーケストラがうまいので十分楽しめました。今度は家内と席を代わってもらい、右端の席にしました。前半の中央の席よりも残響が良く音響は良かったですが、席が後ろだったので、音量は少し物足りませんでした。22時にコンサートが終了しました。
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ホールの2階から見た夜景です。前の建物はオペラハウスです。
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ホワイエの不思議な絵です。
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コンサートが終わった後、アウアーバッハス・ケラーに行きましたが決められたコース以外の食事は駄目だと言われ、他の観光客と一緒に断念しました。次にドラレヴァッチュ横丁に行き、カフェバウムを訪ねたが閉店していました。このため、斜め向かいにあるZills Tunnel(http://www.zillstunnel.de/home.html)と言うレストランに入りました。内装に黒っぽい木が多く使われており趣のあるレストランでした。皆ビールを飲んでいたのでSchwarze Perle2.6ユーロをそれぞれ頼み、酢づけキャベツとゆでた豚肉Schlachteplatte10.3ユーロを二人でシェア―しました。1人前でも結構な量がありました。給仕の女性も親切そうで嬉しかったです。ビールはなかなか美味でした。
ホテルに帰ってゆっくり寝ました。
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