2015/04/26 - 2015/04/27
120位(同エリア1103件中)
RAINDANCEさん
- RAINDANCEさんTOP
- 旅行記550冊
- クチコミ1627件
- Q&A回答8件
- 890,408アクセス
- フォロワー58人
ポルトガル北西部、リスボンに次ぐポルトガル第2の都市であるポルトを訪れました。ローマ帝国時代の港町を起源とし、ポルトガルの国名の由来となっている歴史的な街です。
★数々の聖堂や宮殿を含む世界遺産の旧市街を散策。
★宮殿を改装したポザーダに泊まりサウダージにひたる。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎ポートワイン
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
羽田空港発着は近くてホントに便利。
-
今回も、ANA+ルフトハンザのスターアライアンス連合で。
-
フランクフルト空港経由です。フランクフルトに着いたところで、ターミナル1のレストラン「Hausmann's」にて軽く食事。
-
ドイツ風ないい感じのレストランです。ヴァルシュタイナーのピルスナーを。
-
根菜のサラダに...
-
ブルスト。
-
そしてチキン。いずれも美味しかったです。
この周辺にあるレストランはどこも良い雰囲気です。 -
ルフトハンザ機に乗り継ぎ、ポルト空港へ到着。
-
空港では「ガロ」のお出迎え。北部の町バルセロスから広まった伝説のローストチキンです。
-
ポルトの到着は夜9時過ぎ。空港から歩いて5分ほどのところにある「パークホテル ポルト アエロポルト」へ。(翌朝撮影)
-
フロント。
-
ラウンジ。
-
客室。清潔な部屋と快適なベッド。
-
バスルーム。
-
食堂。
-
朝食のビュッフェ。
-
手ごろな料金で快適な良いホテルでした。さて、翌朝チェックアウト後に再び空港へ。
-
レンタカーを借ります。空港の窓口には誰も居らず、電話がポツンと置いてあります。これで、空港から少し離れた事務所に居る係員を呼びます。
-
こちらのHertz(ハーツ)レンタカー事務所までマイクロバスで送られ、ここで車を引き渡し。
-
今回借りたのはこちら、日産のジュークです。キャシュカイ(エクストレイルと同じ車台の欧州向けSUV)と並んで欧州では人気の車です。
-
さっそく、空港から南西へ10kmほどのポルト市街へ向かいます。
-
ドウロ川に近いエリアにある、エンリケ航海王子公園(Jardim do Infante Dom Henrique)のパーキングへ。
-
公園に建つエンリケ航海王子の像。
-
公園から望むドウロ川。
-
公園の南西に建つ、サン・フランシスコ教会(Igreja de Sa~o Francisco )。
-
13〜16世紀にかけて建てられたゴシック様式の教会で、歴史地区の世界遺産のひとつです。
-
画像はありませんがバロック様式の教会内部と、この地下墓地もみどころです。
-
サン・フランシスコ教会の向かいにある、サン・ニコラウ教会(Igreja Paroquial de Sa~o Nicolau)。妻お気に入りの小さな教会。
-
公園の真横に建つボルサ宮(Palacio da Bolsa)。19世紀に建造されたネオ・クラシック様式の宮殿です。
-
といっても、宮殿というよりポルトの商業組合の公館だったそうです。
-
採光天井を持つ美しい、国民の中庭(Patio das Naco~es)。
-
大理石の階段を上ります。
-
美しく高い天井を持つ回廊。
-
ボルサ宮の観光は、このようにグループ毎のガイドツアーとなります。
-
法廷の間(Sala do Tribunal)。
-
アラブの間(Salao Arabe)。
-
スペイン、アルハンブラ宮殿を模したといわれる部屋です。
-
ボルサ宮から北東へ市街を歩きます。
-
モウジーニョ・ダ・シルヴェイラ通りから見る細い路地、いい雰囲気です。
-
しばらく歩くと、アルメイダ・ガレット広場に辿り着きました。
-
ココにどんと構えるのが、サン・ベント駅。
-
駅舎の内部。
-
四方は美しいアズレージョで飾られています。
-
この駅舎は、1916年にポルトガルの建築家であるマルケス・ダ・シルバによって設計されたとのこと。
-
こちらは駅構内。欧州は日本の様に改札口はありませんので、自由に入れます。
-
駅前で黒ずくめ集団が何かを演奏していました。
-
ご覧のような市内観光向けのオープンバスも走っています。
-
サン・ベント駅から今度は西へ向かいます。リスボンと同様に、レトロな感じの路面電車が雰囲気出してます。
-
途中のリベルダーデ広場( Praca da Riberdade)。中央にはドン・ペドロIV世の像。
-
次なる目的地、クレリゴス教会(Igreja dos Clerigos)に到着。その正面ファザード。
-
裏へ回ると、この教会の見どころであり、かつ市のランドマークでもあるクレリゴスの塔(Torre dos Clerigos)がそびえ立っています。
-
教会の内部。
-
18世紀のバロック様式の教会です。
-
クレリゴスの塔からの眺め。教会の屋根。
-
ドウロ川。
-
20世紀にファシズムに抵抗し10年の亡命を強いられた、ローマカトリック司教のアントニオ・フェレイラ・ゴメスの像...と、クレリゴスの塔。
-
街の散策と塔の昇降で疲れたところで、塔の隣のリスボア広場(Praca de Lisboa)にあるCOSTA COFFEEにて一休み。
-
広くてモダンな店内。
-
私は運転があるのでカフェ。ここは妻にビールを譲って...
-
小腹が空いたのでピザでも。
-
さて、散策再開です。この広場の傍には、イギリスの新聞社に世界一美しい本屋として紹介されたレロ・イ・イルマオン(Lello e Irma~o)があります。残念ながらこの日は閉まっていました。
-
リスボア広場からポルト大学を挟んで北西にすぐのところにカルモ通りと広場があります。
-
そこにはカルモ教会。壁のアズレージョが目を引く18世紀の教会です。
-
あれ?なにやら広場に車が並んでいます。
-
これはルノーの旧車ですね。聞くところによると、ルノーは自動車整備教育の一環で、チームで旧車をメンテしながらヨーロッパをツアーするという話を聞いたことがあります。これはもしかしてそのツアー?
-
ここから今度は、南東方面のポルト大聖堂へ向かいます。
-
途中、良い雰囲気のフローレンス通りを通って...
-
丘の上のポルト大聖堂(Se' do Porto)に到着。
-
ヴィマラ・ペレスの像。9世紀のアストゥリアス王国の貴族で、レコンキスタの際に最初にポルトガルを治めた人物らしい。
-
教会正面の広場。
-
この教会は元は13世紀に完成したポルトで最も古い建物なのだそうです。以降、色々と手は加えられているようですが。
-
内装は17世紀にバロック様式に改装されたらしい。
-
回廊はゴシック様式。
-
そして、もちろんアズレージョ。
-
そろそろ大聖堂を後にします。小さな礼拝堂と...
-
丘からのポルト市街を眺めつつ。
-
次は、ドン・ルイス1世橋でドウロ川を渡って南岸へ。
-
南岸に渡ったら、セラ・ド・ピラール修道院(Mosteiro da Serra do Pilar)へ向かいます。なぜなら...
-
ここからのドン・ルイス1世橋(Ponte de D. Luis)とドウロ川とポルト市街が絶景だからです。
-
ワインをはじめ重要な交易ルートだった川は、今も観光船を含め船が行き交います。
-
19世紀後半に高架橋技師エッフェルの弟子により建設されたこの橋と市街は、ポルトの代表的な風景のひとつですね。
-
ドウロ川はこの先の大西洋へ流れていきます。
-
向こう岸のカイス・ダ・リベイラ、川岸にレストランやカフェが立ち並ぶ賑やかな通りです。
-
さて、夕暮れが近づいてきました。ポルトの街の観光を終え、この日に泊まるホテルへ向かいます。ここがホテルの門です。
-
ホテル、ペスタナ・パラシオ・ド・フレイショ(Palacio do Freixo )。
-
豪華なラウンジ。
ここは、ポザーダと呼ばれるポルトガルのホテルチェーンのひとつです。ポザーダ(Pousada)とは、城や宮殿や修道院や貴族の館などを改修しホテルに転用するポルトガルならではの宿泊施設です。スペインで言うパラドールですね。 -
1942年に国の援助により最初のポザーダがオープンして以来、ポルトガル全土に展開されています。当初は国営でしたが現在はペスタナ・グループが運営するホテルチェーンとなっています。
-
そしてここポルトのポザーダの本館は、クレリゴスの塔を手掛けた建築家であるニコロ・ナソーリによる18世紀のバロック様式の宮殿を改装したものなのだとか。
-
客室となる別館は、隣の旧製粉工場を改装したものだそうです。
-
ドウロ川を望むリバーサイドのホテル。
-
川に突きだしたテラス。
-
プールもあります。
-
客室。
-
洗面所。
-
バスルーム。
-
広くて快適。窓からは...
-
さきほどの庭...
-
旧製粉工場の煙突とフレイショ橋、そしてドウロ川の水面にポルトの青空が映り綺麗です。
-
ディナーの時間がやってきました。今回の旅でのポルトガル初ディナー、楽しみです。
-
元は宮殿だけに、レストランの雰囲気も中々です。
-
パン。
-
オリーブオイルにバター。
-
ワインはもちろん、地元のドウロ産で。
-
私が注文したのは「地のメニュー」。
スターターは、ローストしたトマトにスクランブルエッグ添えと地元のブレッドソーセージ。
メインは...初ディナーの興奮でつい、取り忘れてしまいました。ビーフのステーキで美味しかったですよ。 -
妻は「海のメニュー」。
スターターは、ツナのタルタルとマンゴークリーム、クリスピーパイン添え。 -
メインは、オリーブオイルとローズマリーで煮たタコ料理、マッシュドパープルオニオンとキャベツとチェリートマト添え。
-
デザート。
-
食後酒はもちろん、ポートワイン。
-
ディナーを終え、すっかり暗くなりました。
-
たらふく食べたカロリーは、このフィットネスジムで消費可能です。
-
...で、翌朝。
-
朝食のビュッフェ。
-
温かいオムレツと...
-
パンとハムと野菜。
-
しっかり食べて、今日もしっかり歩きましょう。
-
ポルトは、ローマ帝国時代の港町ポルトゥス・カレが起源で、ここに成立した王国がポルトガル王国となったそうです。ポルトガルの名の由来となった町なのですね。
-
14~15世紀の大航海時代、その船団を産みだしたのがポルトでした。今回の旅はこのポルトから、ポルトガル北部そしてスペインガリシア地方を周る旅です。
次の目的地であるコインブラへ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
春のポルトガル北部・スペイン北西部をレンタカーで巡る旅
-
ポルト_Porto 大航海時代の拠点!サウダージな雰囲気漂う中世の港町
2015/04/26~
ポルト
-
コインブラ_Coimbra ポルトガル王国最初の首都!コインブラ大学は欧州最古の大学の一つ
2015/04/27~
コインブラ
-
コンデイシャ・ア・ノヴァ_Condeixa-a-Nova ポルトガル最大級!コニンブリガのローマ遺跡で知られ...
2015/04/27~
コニンブリガ
-
ヴィゼウ_Viseu 名産のダォンワイン!…は断念も、歴史を持つ風情ある街並み
2015/04/28~
ヴィゼウ
-
ラメゴ_Lamego アルト・ドウロ!歴史ある街並みと世界遺産のワイン生産地域
2015/04/28~
ラメーゴ
-
マテウス_Mateus マテウス邸!バロック建築の芸術的な館と美しい庭園
2015/04/29~
ヴィラ・レアル
-
ピニャオン_Pinhão 絶景の葡萄畑渓谷!古くからワイン産業の要所として栄えた町
2015/04/29~
ポルトと北部地方
-
リベイラ・サクラ_Ribeira Sacra 聖なる流域!絶景の渓谷と中世の修道院を巡る
2015/04/29~
ガリーシア地方
-
ポンテベドラ_Pontevedra 保存状態の良い旧市街!中世に繁栄を極めたガリシア最大の港町
2015/04/30~
ガリーシア地方
-
ヴィーゴ_Vigo ガリシアの海の幸!県都を凌ぐ人口を抱く州の中心都市
2015/05/01~
ビーゴ
-
ギマランイス_Guimarães ポルトガル王国発祥の地!大航海時代の物語はここから始まった
2015/05/01~
ギマランイス
-
ブラガ_Braga 祈りの町!多くの人々が巡礼に訪れるポルトガルの宗教的中心地
2015/05/02~
ブラガ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ポルト(ポルトガル) の人気ホテル
ポルトガルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポルトガル最安
487円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 春のポルトガル北部・スペイン北西部をレンタカーで巡る旅
0
117