マテウス_Mateus　マテウス邸！バロック建築の芸術的な館と美しい庭園

2015/04/29 - 2015/04/29

ポルトガル北部、ヴィラ・レアル県の行政教区の一つであるマテウスを訪れました。ここは、有名なロゼワイン「マテウス・ロゼ」のラベルにもなっているマテウス邸で知られています。
★ポルトのクレリゴス教会の設計者であるイタリアの建築家ニコラウ・ナゾニによる邸宅と、庭園を散策。

エリア ヴィラ・レアル(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

レグアから北へ、スペインまで突き抜ける予定ですが、その途中でマテウスに立ち寄ってみました。

といっても、訪れたのはマテウス邸だけですが。こちらはその入口の門。

ここで入場料を払います。

うっそうとした森を少し歩くと...

「マテウス邸」が姿を現します。

庭園にはかなり樹齢がいってそうな樹。

マテウス邸は、イタリア人建築家ニコラウ・ナゾニによる18世紀の建築とのこと。有名なロゼワイン「マテウス・ロゼ」のラベルにもなっている邸宅です。

ニコラウ・ナゾニは、ポルトのクレリゴス教会の設計者でもあるらしい。この邸宅も、ポルトガルの優れたバロック建築物のひとつなのだとか。

邸内はあまり見ることはできませんでしたが、芸術的な内装や家具、17〜18世紀の絵画や器類、図書室などがあるそうです。

この邸宅の所有者であるマテウス財団は、数々の文化活動のスポンサーとなって色んな催しを企画しているのだとか。

さて、庭園に入ってみましょう。

おお、優雅な雰囲気です。

この邸を建築したのは、この土地の有力者であったモーラォン家の3代目であり、マテウスというのはこの地域の名称です。

手入れに手がかかってそうです。

トンネル。

こちらはヒマラヤスギのトンネル。

このトンネルを外から見るとこんな感じ。（画像右手）

さて、この邸宅がロゼワインの「マテウス・ロゼ」のラベルになっているのは前述の通りですが、モーラォン家がこのワインのスポンサーだったとか、そういうわけでは無かったようです。

このマテウスが属する、ヴィラ・レアルの町のワインセラーで生産されていたことが、このラベルの由来でしょうか？

さて、庭園の人口池に映る逆さマテウス邸をもう一度見て、この地を後にしましょう。

水面の像。

マテウスの後は、ヴィラ・レアルの町を通って北へ。

2日前に訪れたヴィゼウに続いて、ここでも何やらお祭り。

お祭の季節なのでしょうか。道路の統制ご苦労様です。
さて、いよいよこの後は更に北上し、スペインのガリシア地方に入ります。