ヴィゼウ_Viseu　名産のダォンワイン！…は断念も、歴史を持つ風情ある街並み

2015/04/28 - 2015/04/28

ポルトガル中北部、ヴィゼウ県の県都であるヴィゼウを訪れました。古代ローマ時代には既に存在したこの古都は、ダオンという有名なワイン産地の中心にある町で、主要道路が交差する交通の要所でもあります。
★町の真ん中の丘の上に建つ大聖堂までちょっと散策

エリア ヴィゼウ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

コニンブリガ遺跡から北東へ向かいます。

途中、パーキングエリアにて休憩。

パーキングエリアのＢＡＲで売っていたバゲット。いい感じで味付けしたチキンが挟んであり、これが結構美味でした。

レンタカーにiPhoneナビを装備して目的地へ向かいます。

その目的地とは、ポルトガル中北部の町であるヴィゼウ。

その後に向かうラメゴへの途上にある町だったので、少し寄ってみることにしました。

町のパーキングに車を駐めて、大聖堂へ向かいます。

カテドラル広場にやってきました。

こちらは「ミゼリコルディア教会（Igreja da Misericordia ）」、18世紀の教会とのこと。

そしてこちらが「ヴィゼウ大聖堂（Se' de Viseu）」。

13～14世紀のロマネスク様式で、正面は17世紀に再建されたそうです。

大聖堂の内部。

パイプオルガン。

身廊。

主礼拝堂。

天井のリブ状アーチが美しいです。

回廊は16世紀のルネサンス様式とのこと。

例によってアズレージョが見事です。
この町は、「ヴィゼウ派」を開いた15世紀のポルトガル人画家ヴァスコ・フェルナンデス（グラン・ヴァスコ）でも知られているらしい。

教会から出たら、なにやら空から爆音が...

複葉機が曲芸飛行を行ってました。

おーーアクロバチック！

この日は町が祭りの雰囲気でした。何かの祭に当たったようです。これもその一環ですね。

カテドラル広場の傍にこんなものが。これは何？

あ、出てきました。路面電車の様です。

いや、「フニクラール」と呼ばれるケーブルカーですね。ヴィゼウ台地の中心の高台にある大聖堂へは、急坂を登るこのケーブルカーがそのアクセスを助けてくれる訳ですね。

これがヴィゼウの風物詩。

何の祭かは判りませんが、明らかに非日常的な姿で町を行き交う人々。

いつもなら、散策の後に名産のダォンのワインでも…となるところですが、今回はちょっと立ち寄りの旅であり、次を急ぐために断念。

この町は緑豊かで活気があり、生活の質ランキングでポルトガルのトップになったこともあるそうです。
道路を統制する警官に合図され、ヴィゼウの町を後にします。