チャールズ・ダーウィン研究所を訪問して違う亜種のゾウガメを観察する。

2015/12/22 - 2015/12/28

サンタ・クルス島にはチャールズ・ダーウィン研究所がありゾウガメやイグアナの保護と研究をしています。
国営ではなくNGOのチャールズ・ダーウィン協会の運営。
３日目の今日は午前中にこの研究所の見学、午後からは舎人のイサベラ島に移動する。

エリア ガラパゴス(エクアドル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

ダーウィン研究所の入口の前に小さな港？船溜まり？があり、その桟橋でたむろするMarin Iguana（海イグアナ）
大きいのがオスで小さいのがメス。

泳ぐイグアナ！

今頃は繁殖シーズンなのでこのようにハーレムを作っている。
イグアナもハーレムを作るとは知らなかった。

傍に寄っても逃げない。
道を歩いていると時々イグアナが寝そべっていて、跨いで歩くこともしばしば・・・。

オスは繁殖カラーに変りつつある。
陸イグアナのオスは黄色い色になるが、海イグアナのオスは緑色になる。
少し凶悪顔、さすが恐竜の子孫か？

何処にでもいて泳いでいる。

このオスは未だ若いようだ。

２頭のイグアナが威嚇しあっている。
イグアナは声が出ないので、睨み合って顔を激しく上下に揺すって威嚇する。
アップで見ると中々の決闘だ。

かなり速く泳ぐ。

一休み、一休み。

ダーウィン研究所への道

赤道直下なのでもっと熱帯の植生かと思ったが、ガラパゴス諸島の傍には寒流が流れ込んでいるので意外と亜熱帯、温帯風。

ジェームス・クック大の動物学科に入ったばかりの次女はガイドの人に何かと質問をしている様だ。

専門的な研究は米国のサンフランシスコ大学とパートナーシップを組んで行っているらしい。
DNAの同定などは現在ではかなり自動化されているのだが、どうしているのだろうか？
確かSHIMADZU(島津製作所）にはDNAの自動分析装置があったと思うが・・・。

この組織は世界中からの寄付で運営されています。
一部の建物にソーラーパネルが設置されていて、韓国政府の寄付だと書いてあった。
日本からのODAはどうなっています？空港の風力発電は三菱らしいけど。
実際ガラパゴス諸島あちこちで頻繁に韓国製品（現代、SAMSUNG、LG）を見かけるのは、多分世界中からの観光客が集まるこういう場所での広報効果を狙ったものだと思う。値段も手ごろ（耐久性やその後のメンテナンスとかは別として）だし・・・。さすが技術開発よりも見かけのデザインや広報宣伝に資源投入するお国柄らしいです。

此処ではゾウガメは種類ごとにしっかり分けて飼育されている。

今回裏側にある子亀の飼育センターは工事中で見る事は出来なかったけれども、今日の午後に移動するイサベラ島にも別の飼育センターがあるのでそちらに期待する事にする。

長ーい首！

このゾウガメはサドルバック型の甲羅を持つ。
高い位置にあるサボテンを食べる為に首を長く伸ばす必要からこの形（首の後ろの甲羅が高く盛り上がっている）になったという。

歩く歩く！かなり速い！

Land Iguana（陸イグアナ）のオス。
一部皮膚が脱皮しているので体色がまだら模様になっています。。

前足でサボテンをこねくり回しているが、どう見ても食べるのが下手。

トカゲ

漸くサボテンを咥えたみたいです。

此れはドーム型の甲羅を持つ種類。
低い場所の餌が豊富な場所で発達したタイプです。

この研究所では島ごとのゾウガメの品種とそのDNAを調べて、一部の島で雑種化した亀を此処で保護し純粋な品種の維持と研究を行っている。

20代の頃のダーウィン先生と並んで記念撮影！

この後、午後にイサベラ島にスピードボートで移動するのだが、７０ｋｍ以上の距離を２時間ですっ飛ばすのでお昼御飯は少なめにしておかなくちゃ！

この旅行記へのコメント （1）

• 蔦之丞さん 2016/01/04 07:11:51

  明けましておめでとうございます

  polodaddy様
  
  新春のお慶びを申し上げます！
  
  　　　　本年もよろしくお願いいたします。
  
  　　　　　　　　　　　蔦之丞