ガラパゴスのサンタ・クルス島、到着初日からゾウガメ観察です。<br />ガラパゴス諸島の観光では大きく分けて船上滞在による「クルーズ」と陸上ホテル滞在と船での移動を組み合わせた「アイランド・ホッピング」が有りますが、今回我々は後者を選択しました。最近欧州からの客が良く利用する方法の様です。<br />日本からのツアーで多い前者ではイザベラ島内陸部の火山トレッキングが出来ないという事だったのと、運悪く苦手或いは迷惑で非常識な乗船者と一緒になった場合にも逃げ場がないと云う事態を避けたかったからです。（此れまでの経験から確率ゼロでは無い）<br />天気は多少グズつき気味でしたが明るいガイドのオジサンに救われました。<br />

ガラパゴス初日からゾウガメ！サンタ・クルス島のHigh Landではゾウガメ(シーザー）が自由に闊歩する。

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2015/12/22 - 2015/12/28

61位(同エリア257件中)

polodaddyさん

ガラパゴスのサンタ・クルス島、到着初日からゾウガメ観察です。
ガラパゴス諸島の観光では大きく分けて船上滞在による「クルーズ」と陸上ホテル滞在と船での移動を組み合わせた「アイランド・ホッピング」が有りますが、今回我々は後者を選択しました。最近欧州からの客が良く利用する方法の様です。
日本からのツアーで多い前者ではイザベラ島内陸部の火山トレッキングが出来ないという事だったのと、運悪く苦手或いは迷惑で非常識な乗船者と一緒になった場合にも逃げ場がないと云う事態を避けたかったからです。（此れまでの経験から確率ゼロでは無い）
天気は多少グズつき気味でしたが明るいガイドのオジサンに救われました。

エリア

ガラパゴス(エクアドル)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 3.0

グルメ: 3.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 船タクシー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

サンタ・クルス島到着日の午後はHigh Landでのゾウガメ探索です。
High Landと云っても大した標高ではありませんが、大海の孤島に近いこの島々ではチョット高い山が有ると雲が発生して気候が変わります。
普通の何気ない場所に、我々人間にはお構いなく自由に暮らしているゾウガメの実態が良く判りました。
道路にゾウガメに注意せよとの標識も。
写真にはありませんが、こういうローカル道路だけでなく幹線道路のすぐ脇でもウロツイテいる野良？ゾウガメをいっぱい見ました（笑）
このランチョ（牧場）だった処にゾウガメが生息しているので、現在では牧場はやめてゾウガメの見学が専門になっているみたいです。
これはガイドさんによれば通称「シーザー」と呼ばれているらしい個体。
随分大きく年齢は推定で150歳程。
ガラパゴス国立公園内では原則相手から２ｍ以上離れて観察するように云われていますので距離を保ちます。触ろうとすれば簡単に触れる相手ですが、駄目なものはダメです。私達は中国人ではありません！
この面構え！
150歳からみれば、「また若造がウロウロ来やがった、静かにしてろよ！」
という感じでしょうか。
イチオシ

ガラパゴス・ゾウガメには生息する島や生態によって現在11種類の亜種が残っていると云われていましたが、近年最後のピンタ島の亜種だった「ロンサム・ジョージ」が亡くなって10種になりました。
こちらは近くで徘徊していた通称「アントニオ」らしき個体。
こっちもかなり大きい！
眠っていた様ですが、我々に気付いて首を擡げました。
この観察センターは成体のゾウガメが好んで自由に生息する場所を囲ってあるだけで、その外の一帯でもうろつく「野良？」ゾウガメが何頭も見られます。
近くに溶岩チューブが上下2層に重なってその後間の隔壁が崩落した溶岩トンネルがあったので、内部に入ってみました。ガラパゴス諸島は火山島だと思い知らされます。
かつては上下二階構造だったものが崩落したとの事。
この中を溶けた溶岩が流れていたとは！
溶岩洞窟の出口です。
ゾウガメの甲羅を被って見せる次女
ガイドや回りの人は「ニンジャ！」と叫んでいましたが、タートルニンジャは日本は関係なく、単に米国産の駄作アニメでした（笑）
ガラパゴスフィンチの一種がカフェで休憩している処にやって来ました。
ゾウガメは車でプエルト・アヨラに戻ろうと出発しようとした処でも遠くに見かけました。
空港と街を結ぶ幹線道路沿いの畑の中でも時々見かけました。
当地の人は庭先にゾウガメが出没しても気にしないらしいですが、1959年以前は食料として食べられていたそうです。
プエルト・マヨラの街中の魚市場（と云っても小さな屋外店舗）では魚を捌く直ぐ脇で、廃棄される内臓などを手軽に得る為にアシカが寝そべって待っていました。
沢山のペリカンも魚を狙って此処にいつもうろついています。
直ぐ脇で売っているイセエビ！立派です。
一応これでも「メイン・ストリート」
この島の人口は約2万人程。
現在では島外からの移住は禁じられていますが、ガラパゴスは本土よりも給与、収入が高いので不法滞在も常時4千人程居ると云っていました。
でもガラパゴスの物価は本土よりも異常に高いので、余り意味ないかも。
未だに日本へ出稼ぎに来る情弱外国人同様に、「こんな筈では無かった！」と思っているでしょう。
本土から1000ｋｍの距離、一部の地元産食品を除く多くを輸入に頼らねばならない事等から、当地ではビール1本、サラダ1皿から色々と制限があって、食事でも我儘は出来ない感じです。
ホテルの食事もスープとデザートこそ付いていますが1プレートに少しのサラダと魚又はチキン料理、バターライスと云うのが一般的なようです。基本毎日の食事は質素でした。聞いた話では一番の高級ホテルでも本土の普通ホテル並みらしいです。
図々しいペリカン達。
魚屋のオバサンは真後ろでアシカが物欲しそうにしていても無視！
時々おばさんのお尻を突っついてオネダリする様ですが、振り払われておしまいです（笑）人類と野生動物の共生というよりはギャグです。