２０１５GW　今年も南ドイツとアルザスとチロル　【４５】三たびのミュンヘン＜到着日後編＞

2015/05/04 - 2015/05/04

ミュンヘン街歩きの続きです。
この街には美しい教会が、それも中心部に数多くあります。
時間の許す限りそれらを訪ね、そして以前から気になっていたあのお店でティータイム。
ミュンヘンは見所がたくさんで、やはり長期滞在せねばならないと改めて思った次第です。

以下が旅程。●印がこの旅行記です。

　４月２５日（土）　福岡〜成田〜フランクフルト〜ヘッペンハイム
　４月２６日（日）　ヘッペンハイム〜マウルブロン〜ヴァインハイム〜ヘッペンハイム
　４月２７日（月）　ヘッペンハイム〜エスリンゲン〜カルフ〜ヘッペンハイム
　４月２８日（火）　ヘッペンハイム〜シュパイアー〜ブライザッハ〜フライブルク
　４月２９日（水）　フライブルク〜ミュールーズ〜コルマール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ブライザッハ〜フライブルク
　４月３０日（木）　フライブルク〜ティティゼー〜ドナウエッシンゲン〜メーアスブルク
　５月　１日（金）　メーアスブルク〜ユーバーリンゲン〜ラドルフツェル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜コンスタンツ〜メーアスブルク
　５月　２日（土）　メーアスブルク〜リンダウ〜インスブルック
　５月　３日（日）　インスブルック
●５月　４日（月）　インスブルック〜ミュンヘン〜フライジング〜ミュンヘン
　５月　５日（火）　ミュンヘン〜エッタール〜オーバーアマガウ〜ミュンヘン
　５月　６日（水）　ミュンヘン〜レーゲンスブルク〜ニュルンベルク
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ニュルンベルク〜ヴュルツブルク
　５月　７日（木）　ヴュルツブルク〜フランクフルト〜イトシュタイン〜マインツ〜フランクフルト
　５月　８日（金）　フランクフルト〜マールブルク〜フランクフルト空港から帰国便
　５月　９日（土）　羽田〜福岡

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「テアティーナー教会」を出て南へ歩きます。

シュパイアーでランチをとったカフェ「ａｒａｎ」がここにもありました。

しばらく歩くと「新市庁舎」が見えてきます。

その左手は大きな広場。先程反対側から眺めた場所です。
市民の憩いの場ですね。

その先にはこちら。

地下だけかと思ったら中庭のスペースもあるのですね。

「マリエン広場」へ出ました。
中央にそびえる「ペーター教会」へお邪魔することにします。
あの塔に登れば広場も「新市庁舎」のグロッケンシュピールも
見下ろすことができます。
２０１０年に初めてこの街に来た時に２９４段の階段をがんばって上りました。
今日は時間がなく断念です。

「ペーター教会」内部です。
ミュンヘンで最も古い教区教会。１３世紀の創設だそうです。

美しい天井画。

身廊両側に居並ぶ金の彫像や説教壇が重厚さを出しています。

中央祭壇もこの荘厳さ。

振り返るとまばゆい天井とパイプオルガン。

側廊の白い柱や壁がダークな絵画を引き立てます。

南側の天窓から柔らかい光が。

後陣の磔刑像。

キャンドルのオレンジの灯り越しに見る身廊と内陣。
美しいです。

優しいお顔の聖母像を眺めておいとまを。

外壁には数々の古い碑。

内部では感じない古えの雰囲気があります。

東へ歩くと右手はヴィクトリアーリエンマルクト、左手にはこちら「精霊教会」。

教会の壁にマルクトのバナーが。

ではお邪魔します。
こちらも白が基調の美しい教会です。

天井近くには鳥の形のモビールが無数に。

数多くのまっすぐな柱が印象的です。

側廊の祭壇。

中央祭壇。

柱上部のピンクの彫りが上品な美しさですね。

外へ出て「マリエン広場」を見ると「新市庁舎」と「聖母教会」のねぎ坊主の２本の塔が。

その「聖母教会」の北側あたりにあるこちらでひと休み。
老舗コンディトライ「Ｋｒｅｕｚｋａｍｍ（クロイツカム）」です。

ここの名物はなんといってもバウムクーヘン！
ミュンヘン土産の代表格ですよね。

バウムクーヘンのほかにもいろいろなお菓子がありますが、
やはりここへ来たからには・・・。

明るくて気持ちのいい空間です。
メニューには恐らく創業者からの歴代のオーナー方と思われるお写真が。

ひとりでもゆっくりできる雰囲気。

奥に細長いお店ですが、奥はゆったりです。

そして注文の品が運ばれてきました。
こちらがクロイツカムのバウムクーヘンです。
日本では切り株を縦にカットすることが多いですが、本場ドイツでは
横にそぐように切るのですね。
この方が美味しいんだと、何かのテレビでドイツのバウムクーヘンマイスターの方が
おっしゃっていました。

アイスティとともに。
日本のものよりちょっとシナモンなどのスパイスが効いていました。
美味でした。

１８２５年にドレスデンで創業したものの、第二次大戦で店舗が破壊され
その後ドイツ国内を転々として１９５０年にここミュンヘンで営業を開始したそう。
現在はドレスデンにも店舗が復活しているそうです。
歴史あるコンディトライで寛ぎのひと時が過ごせ、満足。

ティータイムを堪能したらもうタイムアップ！
教会巡りは５ケ所に留まりました。
次の街へ行くべくミュンヘン中央駅へ移動です。
「クロイツカム」の前の通りを西へ。
ここは初めて通ります。
かわいい壁絵の渡り廊下のアーチを越えると・・・

こんな緑地帯が。

その先を左へ曲がるとこんな立派な建物。
警察署でした。

そしてノイハウザー通りへ出て早足で駅まで急ぎました。