２０１５GW　今年も南ドイツとアルザスとチロル　【５０】ドイツ鉄道ストライキ初日、オーバーアマガウ＜後編＞

2015/05/05 - 2015/05/05

エッタール通りの壁絵の家を楽しんで、オーバーアマガウの町の中心部へ移動してきました。
美しい教会、かわいい家並み、そして周囲にはたくさんの自然。
気持ちのいい町歩きが続きます。

以下が旅程。●印がこの旅行記です。

　４月２５日（土）　福岡〜成田〜フランクフルト〜ヘッペンハイム
　４月２６日（日）　ヘッペンハイム〜マウルブロン〜ヴァインハイム〜ヘッペンハイム
　４月２７日（月）　ヘッペンハイム〜エスリンゲン〜カルフ〜ヘッペンハイム
　４月２８日（火）　ヘッペンハイム〜シュパイアー〜ブライザッハ〜フライブルク
　４月２９日（水）　フライブルク〜ミュールーズ〜コルマール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ブライザッハ〜フライブルク
　４月３０日（木）　フライブルク〜ティティゼー〜ドナウエッシンゲン〜メーアスブルク
　５月　１日（金）　メーアスブルク〜ユーバーリンゲン〜ラドルフツェル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜コンスタンツ〜メーアスブルク
　５月　２日（土）　メーアスブルク〜リンダウ〜インスブルック
　５月　３日（日）　インスブルック
　５月　４日（月）　インスブルック〜ミュンヘン〜フライジング〜ミュンヘン
●５月　５日（火）　ミュンヘン〜エッタール〜オーバーアマガウ〜ミュンヘン
　５月　６日（水）　ミュンヘン〜レーゲンスブルク〜ニュルンベルク
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ニュルンベルク〜ヴュルツブルク
　５月　７日（木）　ヴュルツブルク〜フランクフルト〜イトシュタイン〜マインツ〜フランクフルト
　５月　８日（金）　フランクフルト〜マールブルク〜フランクフルト空港から帰国便
　５月　９日（土）　羽田〜福岡

エリア オーバーアマガウ(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

次はカトリック教会を目指します。

ちょっと道を入ると民家と山々ののどかな風景。

ホテルのビアレストランの素敵な看板。

こちらのオブジェは、ひょっとして水が流れたりするのかしら？

「ホテルマキシミリアン」。
エッタールから移動してきてバスを降りてすぐに見えたホテルです。

あなたがこのホテルの看板ウシさんね。

お向かいあたりには薬局。

ドイツの薬局はどこも歴史がありそうな立派な佇まいです。

教会前にも綺麗な建物。
１Ｆはお土産屋さん。

上階がペンションのようですね。

教会周囲は墓地。

石造りのものが多いですね。

胸像のあるものもあります。
では、中へお邪魔します。

バロック様式の美しい内部。

左右の祭壇も内陣も煌びやかです。

南ドイツには小さな村々にまでこのような美しい立派な教会が多数あります。

内陣の天井画もこの美しさ。

内陣前にこんな大きな天使像。

立派な説教壇。

後陣上の天井画。

パイプオルガン周囲にも多数の壁絵が並びます。

美しい教会でした。
入ったのと反対側のドアから外へ。
こちら側にもたくさんのお墓が。

どこもお花で飾られています。

教会の北側へと進みます。
ここも立派な建物。

素朴な木造りのかわいいカフェがありました。

これまた美しい壁絵。

素敵な出窓のあるこちらもコンディトライでした。

グリーンがあしらわれた宗教画。

イタリアンレストランもあります。

小さな村なのに建物が多いですね。

振り返ると先程の教会の塔。
手前には飲料を運ぶトラックが。カラフルでかわいいですね。

村の中心へ向かって歩きます。

庶民の生活が描かれた壁絵。
右上に１７７５とあります。
そんな時代からの建物でしょうか。

村の中心、ドルフ広場に出たようです。

右手には「ヴィッテルスバッハホテル」。

正面もホテル。「アルテ・ポスト」。

その看板。

食べ物屋さんも増えてきました。
時刻はもう１３：００過ぎ。
そろそろランチをいただきたいですね。

ここもレストランのようです。

ちょっと脇道へ入ると素朴な建物。

ドルフ広場を東側から。
ここをまっすぐに進めば鉄道駅に着きます。

１４：３８発のＲＢに乗る予定なので（これは朝調べた時点では運行のはずでした）
あと１時間と少し。
もう少し散策して駅に近い場所でちょっと何か食べるとしましょう。

これも近くのレストランの看板かな。

ホテル「アルテ・ポスト」の角を北へ入ると、一気に牧歌的な風景に。

山に草原にうず高く積まれた薪。

家畜を飼っているお宅もあったよう。

その先に小さな教会が見えてきました。

エヴァンゲーリッシュ・ルター教会。

小さな素朴な礼拝堂。

内陣には柔らかな陽が差していました。

木造りの天井。
パイプオルガンは立派です。

外へ出ると南側には独特の形の山。

教会の西側にはここ「キリスト受難劇場」。
１０年に一度、村人が総出で「キリスト受難劇」を上演することで
知られています。
次の上演は２０２０年。
この時は「ロミオとジュリエット」がかかっていました。

劇場前の広場を整備中の草刈り機。
すごく性能がよくて、しばし見学。（笑）

きちんとメンテされて、このように美しく整えられているのですね。

そこから南へ歩くとまたホテルなどが見えてきました。

かわいい模様の壁。

木彫り工芸品のお店でした。

更に進むとバーンホフ通りに出ます。
右方面が鉄道駅、左へ行けば先程のドルフ広場へ。
左に見えている建物１階は一年中クリスマスグッズであふれるショップ
「ケーテ・ウォルファルト」。
ドイツ国内に８店舗、ベルギーとフランスに１店舗ずつあります。
店舗のある街で私が行ったことがないのはベルリンだけ。
それだけ観光地に所在しているということですね。

ランチするお店を決められないまま、どうしようととりあえず駅の方へ。

左手を見ると先程の突き出した岩山。

このホテルにもレストランありそうだけど・・・

と思いつつ歩を進めたすぐ右手に、こちらがありました。
雑貨や食料品が置かれ、ショーケースにはお惣菜もあります。

ということで、こちらの外の席でビールとともにいただくことに。
アンティパストにいただいたマリネ３種。
ズッキーニ、マッシュルーム、そしてアーティチョーク。
これらの美味しいこと！！
特にズッキーニは最高でした。

そして続いて出てきたメインがこちら。
お店の中で注文をする時、おかみさんが「トーストのサンドイッチもあるわよ」と
おっしゃったので、簡単なトーストサンドかと思いながら頼んだのですが、
なんのなんの！立派なパニーニではありませんか！

外はカリッと、中のハムやチーズやトマトはジューシーでとっても美味でした。
これを食べるためだけに、またこの村へ来たいと思ったほど。

看板はこちら。
ひょっとするとイタリア系のご夫婦だったのかな？
次回はワインやチーズもいただきたいもの。
ずっと続けていて下さいね！！

大満足して駅へ向かいます。

アマー川を渡ります。

周囲の山々を見上げながらのんびり駅まで。

そして到着。
この駅にはミューラーもあるようです。

駅舎、ではないんでしょうが、駅横のかわいい建物。

ホームへ出たら、あ、いたいた！列車が。

１４：３８発のＲＢでまずはムルナウまで。
そこで乗り換えてミュンヘンまで。
出発まであと１５分ほどあります。

のどかな駅だな〜！なんてのんびりしていたら、近くにいたおば様から
「この列車は動かないよ。あっちのバスに乗らなきゃ。」と爆弾発言が！
慌てて走り出した私。
無事にミュンヘンに戻れたのでしょうか・・・？