2013/06/08 - 2013/06/08
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ベームさん
17日目、6/8(土)。
シュトラオビングから最後の宿泊地ミュンヘンに来ました。とにかくようやくミュンヘンにたどり着いたという感じです。ここ4日ほどは好天に恵まれましたがそれまでの日々は雨、曇り、寒さの連続でしたから。
今回はミュンヘンの街めぐりが主ではなくレンバッハ美術館のカンディンスキーを始めとする青騎士派の絵画の鑑賞です。明日はムルナウのミュンター・ハウスに行くので二日掛けて青騎士派の絵画巡りをします。
どの写真も捨てがたく余りにもたくさん載せていますので、どうか適当に飛ばしてください。
私は絵画に関しては全くの門外漢で、特に抽象画はさっぱり解りませんが、この青騎士派の絵画はなんとなく親しめるような気がしました。
青騎士/Der Blaue Reiterとカンディンスキーについて一寸紹介します。いずれも他の文献から齧り取ったものです。
青騎士派:1911年、ワシリー・カンディンスキーとフランツ・マルクが中心となり結成した前衛芸術家のグループ。グループとしての活動期間は1914年の第1次世界大戦によるメンバーの離散で短期間に終わったがその美術界に与えた影響は大きく、20世紀現代芸術の重要な先駆者となった。主要メンバーは他にガブリエレ・ミュンター、アレクセイ・ヤウレンスキー、アウグスト・マッケなど。パウル・クレーもメンバーではなかったがこの派に近かった。
ワシリー・カンディンスキー:ロシア生まれの画家、美術評論家。抽象絵画の先駆者と云われる。1866~1944年。
初め法律を学んでいたが1896年ミュンヘンに来て絵画を学ぶ。
1911年、フランツ・マルクとともに青騎士派を結成。その間ミュンターと恋愛関係になり一緒に絵画を勉強しながら旅行、同棲を繰り返す。
1914年、第1次世界大戦勃発によりロシアに帰国。1916年のストックホルムでのミュンターとの再会が二人の最後となる。
1921年、ロシアのスターリン主義の台頭で再びドイツに向かう。
1933年までバウハウスの教官。ナチの政権下は不遇の晩年。
1944年、パリ近郊で死去。78歳。
写真はカンディンスキー:東洋風。1909年。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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乗換駅プラットリンク駅。
シュトラオビング13:27発のAG、プラットリンク乗換え、ミュンヘン15:35着。 -
今日の宿はインターシティーホテル・ミュンヘンです。
朝食付きで2泊16700円。
インターシティーホテルはどこでもですが市内公共交通機関の利用カードを呉れるので便利です。今回も3日用をもらい利用しました。 -
Uバーン、ケーニヒスプラッツ駅。
明日ムルナウのミュンターハウスに行くのでチェックインしてすぐレンバッハ美術館にカンディンスキーほか青騎士派の絵を見に行きます。 -
ケーニヒスプラッツ駅はケーニヒス広場の博物館、アルテやノイエピナコテーク、レンバッハ美術館の最寄駅なのでホームの装飾も芸術的です。
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レンバッハ美術館/ミュンヘン市立レンバッハギャラリー。
自身画家であり美術品収集家だったレンバッハ侯爵(1836~1904)の邸宅をミュンヘン市が買い取り市立美術館とした。ケーニヒスプラッツ駅を地上に出るとすぐそこです。 -
レンバッハ美術館。
カンディンスキーをはじめとする「青騎士」派の作品を多く収蔵する。その中心は1957年ミュンターが所蔵するカンディンスキーほか200点余りの絵画を美術館に寄贈したもの。 -
レンバッハ美術館。
エントランス。 -
デア・ブラオエ・ライター/青い騎士派の絵画展示室。
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フランツ・マルク:鳥。
以下青騎士派の作品をずらずらと並べました。適当に飛ばしてください。
画題は説明書きを私が訳したもので、間違ってるの或いは一般に流布している名前と違っているのもあるかと思います。 -
フランツ・マルク:青い馬。
マルクは青い色が好きだったようです。 -
マルク:雪の中の鹿。
また動物が好きだったようです。 -
マルク:タイガー。
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マルク:雨の中。
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マルク:猫と裸女。
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アレクセイ・ヤウレンスキー:ダンサー、アレクサンドル・ザハロフの肖像。
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アレクセイ・ヤウリンスキー:ムルナウの風景。
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アウグスト・マッケ:動物園。
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アウグスト・マッケ:青い背景の3人の裸婦。
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アウグスト・マッケ:猫の居る静かな生活。
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マッケ:庭の花。
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マッケ:リンゴのあるポートレイト。
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マッケ:トルコカフェ。
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マッケ:馬の背のインディアン。
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マッケ:帽子店。
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マッケ:プロムナーデ。
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ゲオルク・シュリンプ:外を見る女。
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ゲオルク・シュリンプ:オスカー・マリア・グラーフ。
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フランツ・ラトゥツヴィル:壊れたUボート。
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ポール・クレー:マルクの庭でのフェーン。
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ポール・クレー:岩礁。
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ポール・クレー:大天使。
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カンディンスキー:ムルナウ、グリースブロイの窓からの眺め。
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カンディンスキー
上:習作。ムルナウ、塔のある風景。
下:ムルナウ、虹のある風景。 -
カンディンスキー:聖ゲオルク3世。
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カンディンスキー:さまざまな部分。
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カンディンスキー:黒い四角の中で。
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カンディンスキー:諸聖人の祝日。
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カンディンスキー:即興。
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カンディンスキー:大きな壁掛けの習作。
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カンディンスキー:ツボフスキー広場。
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カンディンスキー:東洋風。
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カンディンスキー:夢幻的な風景。
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カンディンスキー:アフリカ風の即興。
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カンディンスキー:ムルナウ、グリュンガッセ。
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カンディンスキー:モスクワの婦人。
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カンディンスキー:オランダ、ビーチチェアー。
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カンディンスキー:色とりどりの人生。
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ミュンター:マリアンネ・フォン・ヴェレフキンの絵。
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ミュンター:反射。
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ミュンター:ヤウレンスキーとヴェレフキン。
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ミュンター:風景を描いているカンディンスキー。
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ミュンター:机による男、カンディンスキー。
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ミュンター:コッヘルの墓地の十字架。
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ミュンター:傾聴、ヤウレンスキー。
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ミュンター:聖クラウド公園の道。
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ミュンター:ドラゴンとの闘い。
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ミュンター:食卓のカンディンスキーとエルマ・ボッシ。
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ミュンター:部屋にて。
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ハインリヒ・マリア・ダフリンクハウゼン:黒人の少女。
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アルベルト・ブロッホ:室内。
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エルマ・ボッシ:サーカス。
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レオ・プッツ:バヤデール/踊り子。
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フランツ・フォン・ステュック:戦うアマゾン。
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フランツ・フォン・ステュック:サロメ。
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ガブリエル・フォン・マックス:人類学的授業。
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カンディンスキー:ムルナウの鉄道。
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カンディンスキー:コッヘルの墓地。
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カンディンスキー:赤い部分。
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カンディンスキー:構図のスケッチ。
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カンディンスキー:構図のスケッチ。
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カンディンスキー:印象?、コンサート。
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カンディンスキー:印象?、警察官。
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カンディンスキー:即興。
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ヨセフ・カール・シュティーラー:自画像。
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江戸時代の着物もレンバッハのコレクションです。。
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カンディンスキー教室のメンバー。
カンディンスキーが教師をしている美術学校ミュンヘンのファランクスで。ここでカンディンスキーとミュンターの運命の出会いとなった。1902年。
真ん中ミュンター、手前カンディンスキー。 -
青騎士の仲間たち。
左端ガブリエーレ・ミュンター、座っているのがフランツ・マルク。1912年。 -
ケーニヒ広場。プロピレーン門。
堪能して外に出ました。 -
ケーニヒ広場。
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アルテピナコテークの方までぶらぶら歩きました。
明日ムルナウに行く前に寄るつもりです。 -
ピナコテークの前の芝生。
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トラムのピナコテーケン停留所。
トラムでカールス広場に行きSバーンでマリエン広場まで。ホテルでもらったカードを重宝します。 -
夕食は観光客に人気のパウラーナー・イム・タールで。
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パウラーナー・イム・タール。
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ビールは勿論パウラーナー。
ミュンヘンの6大醸造所の一つ。
ちなみにミュンヘンの6大醸造所を調べてみると、
シュパーテン、ハッカー・プショール、ホーフブロイ、パウラーナー、アウグスティーナー、レーヴェンブロイだそうです。 -
シュパーゲル・ミット・カルトッフェルン、ビール、コーヒー。〆て27ユーロは高い。人気にあぐらをかいている感じ。
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食後また少し歩きました。
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旧宮殿。
1253~1474、ミュンヘンにおけるヴィッテルスバッハ家の最初の宮殿。 -
デア・アルテ・ホーフ/旧宮殿。
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マックス・ヨーゼフ広場。
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バイエルン州立歌劇場。
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レジデンツの獅子像。
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オデオン広場の将軍堂。
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将軍堂のティリー将軍像。
30年戦争のカトリック軍の英雄。 -
オデオン広場の賑わい。
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オデオン広場のテアティーナー教会。。
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以下テアティーナー教会です。
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白亜の教会です。
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ドーム。
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Sバーン、カールスプラッツ駅。
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Sバーン。
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カールス広場。
時間は20時、明るいですね。これでホテルに帰りました。
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