２０１５GW　今年も南ドイツとアルザスとチロル　【４４】三たびのミュンヘン＜到着日前編＞

2015/05/04 - 2015/05/04

インスブルックから大好きな山越えルートでミュンヘンに到着しました。
途中からお天気も回復しテンションもアップ！
まずは３年ぶりのミュンヘンの中心地を歩きます。

以下が旅程。●印がこの旅行記です。

　４月２５日（土）　福岡〜成田〜フランクフルト〜ヘッペンハイム
　４月２６日（日）　ヘッペンハイム〜マウルブロン〜ヴァインハイム〜ヘッペンハイム
　４月２７日（月）　ヘッペンハイム〜エスリンゲン〜カルフ〜ヘッペンハイム
　４月２８日（火）　ヘッペンハイム〜シュパイアー〜ブライザッハ〜フライブルク
　４月２９日（水）　フライブルク〜ミュールーズ〜コルマール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ブライザッハ〜フライブルク
　４月３０日（木）　フライブルク〜ティティゼー〜ドナウエッシンゲン〜メーアスブルク
　５月　１日（金）　メーアスブルク〜ユーバーリンゲン〜ラドルフツェル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜コンスタンツ〜メーアスブルク
　５月　２日（土）　メーアスブルク〜リンダウ〜インスブルック
　５月　３日（日）　インスブルック
●５月　４日（月）　インスブルック〜ミュンヘン〜フライジング〜ミュンヘン
　５月　５日（火）　ミュンヘン〜エッタール〜オーバーアマガウ〜ミュンヘン
　５月　６日（水）　ミュンヘン〜レーゲンスブルク〜ニュルンベルク
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ニュルンベルク〜ヴュルツブルク
　５月　７日（木）　ヴュルツブルク〜フランクフルト〜イトシュタイン〜マインツ〜フランクフルト
　５月　８日（金）　フランクフルト〜マールブルク〜フランクフルト空港から帰国便
　５月　９日（土）　羽田〜福岡

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

インスブルックからミュンヘンにやってきました。
時刻は１１：３０頃。

まずはホテルへ。駅からすぐのここへ。

荷物を置いてひと休みしてすぐに出かけます。
駅は目の前で何かと便利。

翌日「ニンフェンブルク城」を訪ねる予定でしたのでトラムの乗り場と時刻の確認を。

１７番トラムをチェックします。
（ですが、思いもよらぬ事態となり、結局行けずじまいとなるのです・・・。）

街の中心部へはＳバーンやトラムなど交通手段は多数あるのですが、
久しぶりのこの街、歩いて行くとします。

スーパーＲＥＷＥのかわいいトラック。

トラムの通りを東へ。まずは「カールス門」を目指します。

この立派な建物は何だったのかしら？

その先にも素晴らしく大きな建造物。

振り返ると青いトラムがやって来ていました。

「カールス門」までは１０分もかかりません。

手前右側の建物１階のマクドナルドはシックでいい雰囲気ですよね。

「カールス門」の３人衆にも３年ぶりに再会。

門を入って振り返った図。
実は上の３人衆を撮影していたところ、ひとりのドイツ人男性に話しかけられ
かなり時間を取られてしまいました。
何でも、日本に何度も来たことも、仕事で住んだこともある方らしく、日本語を話し、
私の住む福岡のこともご存じで、ミュンヘンにいつまでいるのか、その後どこへ行くのか、
いろいろと尋ねられ、特に怪しい人ではなかったのでしょうが、このあとの予定も
立てている身としてはちょっと時間が気になり、あまり楽しい会話とはいきませんでした。
今思えば申し訳なくも感じますが。

そして少し先のこちらへ、まずはお邪魔してみることに。

小さなカペレのあるこちらには、以前も入ったことがありました。

ですが、ここには上階にもカペレがあったのです。
階段を上がって行くとミサの最中。
お邪魔してはいけないと思いここで失礼しましたが、あまりの美しさに翌日また訪ねました。
詳しくはまたその時に。

通りへ戻ると旬のシュパーゲルの屋台。

月曜昼間ですが、人通りは多いです。
さすが都会、さすが観光地、ですね。

人気のアウグティナーケラー。

こちらにもシュパーゲル。

「フラウエン教会」の塔が見えてきました。３年前は工事中でしたが、塔の上部は完了したようですね。
そして、気が付けば空は薄曇り。
ミュンヘンへ着く頃はいいお天気だったのに〜！

気を取り直して、次にお邪魔したのはその手前に見えていたこの「ミヒャエル教会」。

バイエルンの王家ヴィッテルスバッハ家の歴代王の遺体が安置されている由緒ある教会。

扉のノブはぴかぴか。数多くの人が訪れているのですね。

中は圧巻の美しさです。

アルプス以北では最大の丸天井をもつそう。
１６世紀創設のルネッサンス様式。

内陣のみならず周辺の祭壇や説教壇など、全てが絢爛豪華な美しさです。
さすが、歴代王が眠る教会です。

正面祭壇の右下に地下へ下りる階段があり、ヴィッテルスバッハ家の墓所を見学できるのですが、
今日は先を急ぐのでまた次の機会に。

ノイハウザー通りを先へ行きます。

左に入る通りに人気カフェ「Ｒｉｓｃｈａｒｔ（リシャルト）」。
こんな場所にもあったんですね。
以前、マリエン広場の店舗に入ったことがあります。

この時期のドイツは気候がまだ不安定で、街を行く人たちの服装も様々。
ジャケット、コート、はたまた半袖の人も。
かーっと晴れると暑いくらいですが、雨や曇りだと寒いことも。
私はこの季節にドイツを訪れることが多いので、ヒートテックやフリースや
薄手のマフラーは欠かしません。

時刻は１２：３０過ぎ。
そろそろお昼も摂りたいところ。

外観の美しい高級百貨店「ＨＩＲＭＥＲ」も工事中ですか。

通りにこのような露店が。

野菜を様々にカットできるカッターのセット。
母の日のプレゼントに買って帰ろうかとも思いましたが、セットされた箱を持ってみると
なかなかに重くて断念。

そしてこちらに到着しました。

マリエン広場。そしてそこのシンボル「新市庁舎」です。
「新」といっても１００年以上経っていますが。
残念ながら１２：００のグロッケンシュピールには間に合いませんでした。

広場はオープンカフェが出て賑わっています。

「新市庁舎」前の噴水。

そして今回はこちらも訪ねる予定。楽しみです。

広場の先に見えるのは「旧市庁舎」。現在はおもちゃ博物館です。

そこを右へ入ってみます。
魅力的なハムやソーセージ屋のお店。

その先に広がるのは「ヴィクトリアーリエンマルクト」。

インビスなどが数多くあり、皆さん店先や広場のテーブルで楽しんでいます。

人気の「シュレンマーマイヤー」。
とても惹かれますがお昼のお店は決めていました。

こちらです。

「ヴァイセス・ブロイハウス」。
以前も入ったことがありました。

まずはもちろんビールを。ミュンヘンですからね、ヴァイスビアです。

そしてブレッツェルのスープをいただきました。
（白ソーセージはやはり午前中で終わっていました。）
このスープ、オニオンスープにカットしたブレッツェルが入っているのですが、
すごく美味でした。
カロリーを考えると怖いですが・・・（笑）。

そして左奥にお座りのおじいさま。
ウェイトレスさんに私にオーダーを取ってあげるように言って下さったり、何かと
ご親切にしていただきました。
ありがとうございました。こういう優しさ、うれしいですよね。

店内は落ち着いた雰囲気。

規模もちょうどよくて、落ち着きます。

ごちそうさまでした。

お店の角を北へ歩きます。

このあたりにも素敵な看板多し、です。

路上ではレダーホーゼンのおじさまが演奏中。

そして右手に見えてくるのがこちら。

「ホーフブロイハウス」です。

ちょっと中を拝見。
過去に二度来ました。
相変わらずたくさんの人で賑わっていますね。
本当に巨大なビアホールです。

入口右手にあるショップもちょっと拝見。

「ホーフブロイハウス」の先を左へ。

この蔦が素晴らしいレストランも強く印象にあります。

本当に素敵。

そしてその先左手に広がるのがこの景色。
「新市庁舎」のちょうど裏手。市庁舎と「フラウエン教会」が見渡せる
いいポジションです。

３年前の２０１２年は工事中でした。

こちらは２０１０年、初めてここを訪れた時の様子。
大きな木がなくなって、２枚前の現在の様子に変貌。
より開放的になった、というところでしょうか。

その先を右折するとここへ出ます。

「レジデンツ」です。
ここも前回は外壁の改修中で、だまし絵の覆いがしてありましたが
工事は終了したようです。

その右手には「バイエルン州立歌劇場」。

このビアホールも気になるところ。

次回は是非入ってみたいもの。

先へ進むと左手に「将軍堂」。

その西側に大好きな「テアティーナー教会」。
あら、こちらもこんなお姿ですか。

「ホーフガルテン」をちょっと覗きます。

そこから眺める「テアティーナー教会」と「将軍堂」。

教会には入れないのかしら・・・と近づいてみると、オープンしていました！

白亜の美しい内部。

入ることができて幸せです。

精巧な彫りが無数にあります。

クーポラの美しさといったら！

柱も彫像も天井付近の彫りも、それはそれは美しいのです。

もちろん内陣も。

中央祭壇奥の柱と絵画と彫刻たち。

こんな彫り、どれだけの時間が費やされたのでしょう。

後ろを望むと漆黒の説教壇。

本当にどこを見ても素晴らしい。

横の祭壇にはたくさんのキャンドルが。
私も灯して、日本にいる家族とこのあとの旅の無事を祈りました。

満足して外へ出ると「将軍堂」の２頭のライオン。

写真が多くなったので続きは後編へ。

この旅行記へのコメント （2）

• コットングラスさん 2016/08/04 22:11:59

  こんにち

  ハッピーねこさん
  
  今年は7月19日に出発し、オーストリアチロルを中心にハイキング旅行をし、7月30日ミュンヘンより帰国しました。
  
  今回のミュンヘンは帰国のための前泊のみでしたが、やはりホテルにチェックインするとどうしても街中へ出かけたくなってしまいます。
  
  ホフブロイハウスやラーツケラーなども、もう何度か行っているのでいまさらと思いながらも今はどうなっているんだろうとついつい足を運んでしまいます。
  バームクーヘンのお店！知りませんでした。また行くことがあれば是非食べてみたいです。
  
  ミュンヘンの街中の写真は殆ど撮って来ませでしたので楽しませていただきました。
  
  コットングラス

  ハッピーねこさん からの返信 2016/08/07 17:05:11

  暑中お見舞い申し上げます。

  コットングラスさん、こんにちは。
  メッセージをありがとうございます。
  
  今年もチロルへお出かけになったのですね！
  私は今年は訪ねることができませんでしたので、うらやましいです。
  ご報告を楽しみにさせていただきます。
  ミュンヘンからご帰国だったのですね。
  やはりあの街は何度でも歩きたくなりますよね。
  私の拙い記で少しでもお楽しみいただけたのであれば幸いです。
  バウムクーヘンのお店クロイツカムは、歴史が感じられなかなかいい雰囲気でした。
  是非次の機会にお訪ね下さい。
  
  酷暑の毎日ですので、くれぐれもご自愛のほど。
  まずは旅のお疲れをお取りになって下さい。
  
  ハッピーねこ