2015初秋 スイス4都市周遊の旅 vol.7 ベルン街歩き

2015/09/10 - 2015/09/19

今年の夏休みはどこに行こうかと色々と迷ったが、このところ仕事も含めてアメリカづいていた事もあり、久しぶりにヨーロッパへ訪れる事にした。
ヨーロッパは2011年のイタリア以来だが、街歩きよりも大自然に触れるという事を目的に、大の山好きである奥様が気に入る場所であろうという事も想像出来たので、スイスに決めた。
幸い長い休みが取れたので、偉大なるスイスアルプス探訪を軸に電車移動による4都市を周遊する計画を立てた。

スイス滞在8日目は、ツェルマットから最後の目的地ベルンへ向かう。
グリンデルワルト、ツェルマットと、山岳地帯に長く滞在したこともあり、久しぶりの都会である。
言わずと知れた首都ベルン。
古都として栄えた街で、旧市街は世界遺産に指定されている。
ヨーロッパらしい綺麗な街並みで沢山見どころはあるのだが、大都市過ぎず、1-2日の滞在で十分堪能出来る、ツーリストにとって実にちょうど良い大きさの街である。
スイスの旅を締めくくるのに、非常に居心地の良い滞在が出来た。

□9/10　成田発-（スイスエアライン）-チューリッヒ　電車でルツェルン移動・市内散策　　　（ルツェルン白）
□9/11　ルツェルン散策、グリンデルワルト移動、フィルスト展望台ハイキング　　　　　　　（グリンデルワルト泊）
□9/12　ユングフラウヨッホ、メンリッフェン展望台～クライネシャイデック展望台ハイキング（グリンデルワルト泊）
□9/13　ミューレン散策、ヴェンゲンアルプ～クライネシャイデック展望台ハイキング　　　　（グリンデルワルト泊）
□9/14　ツェルマットへ移動・散策、スネガ展望台　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ツェルマット泊）
□9/15　ゴルナーグラード展望台、ローデンボーデン～リッフェルアルプハイキング　　　　　（ツェルマット泊）
□9/16　ツェルマット散策　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ツェルマット泊）
■9/17　ベルンへ移動・市内散策　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ベルン泊）
■9/18　チュールッヒへ移動、スイスエアライン直行にて
■9/19　成田着

エリア ベルン(スイス)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ツェルマットから先ずは登山鉄道でヴィスプに向かう。（10:37発→11:45着）

谷間の狭いスペースに開かれたいくつかの小さな村を超えていく。

ヴィスプで乗り換え、ベルンに向かう（11:57発→12:54着）

ベルン駅到着後、まずはホテルにチェックイン。
駅目の前のシティアムバーンホフ。
3つ星で豪華さは無いが、立地は抜群。

ホテル シティ アム バンホフ ホテル

あいにくの雨の中、早速市内散策を始める。
先ずはランチ場所を探してベルン中央駅のメインエントランスへ。

ベルン中央駅 駅

非常に綺麗で、レストランやスーパーなどが沢山ある。
人の往来も激しく、当たり前だがこれまで過ごしたアルプスの村々とは全く違う雰囲気。

地下階にはCOOPとMIGROSが並んでいる。
ここでも重宝しました。

地下にあった岩の塊。
昔の城壁の跡か、駅舎の後なのか。。

ランチは駅構内の繁盛していたカフェレストランに決定。
ランチは計り売りをしていて、豊富なメニューから自分でチョイスして重さで料金が決まるシステム。それなりに高かった。

ランチ後市内散策を開始！
空はまだ雨が降ったりやんだりの状態。
駅前の教会。

ベルン市街地にはあちらこちらに噴水が立っており、それぞれ彫刻が施され、味があって面白い。

パイプ吹きの泉 建造物

ジュピタール通りを進むと、まず最初に現れるのが「バグパイプ吹きの噴水」。貧しい音楽家たちを称えたもので、穴の空いた靴を履いた男がバグパイプを演奏している。

パイプ吹きの泉 建造物

ベーレン広場に出る。
沢山の屋台が出ていて楽しい。
奥に連邦議事堂が見える。

ベーレン広場 広場・公園

巨大なチェスで楽しむ人々。

連邦議事堂。
日本の国会議事堂に比べかなり小さい。

連邦議会議事堂 建造物

スイス国立銀行は工事中。

横道からメインストリートであるマルクト通りに入り、牢獄搭の前に「アンナ・ザイラーの噴水」が立つ。全財産を病院に寄付した女性を称えており、「抑制」の寓意がある。

アンナ ザイラーの泉 建造物

アンナ ザイラーの泉 建造物

ベルンの街はアーケードで有名。マルクト通りの両サイドが続いている。
この日の様な雨の中でウインドウショッピングを楽しむのに最適。

地下にもお店が並んでいる。

街のメインストリート・マルクト通りに戻り、時計塔を望む。

「射撃手の噴水」
足元には銃を持った熊。かつてのベルン王国の勢威のの反映を現している。

時計塔。
街の中心にそびえ、象徴的な建物。
1218年から時を刻み続けているという。

時計塔 建造物

時計塔から駅とは反対方向（西）に進む。

「ツェーリンゲンの噴水」
ベルンの創始者ツェーリンゲン家を象徴している。クマの兵士。

「サムソンの噴水」
ライオンの口をこじ開けている大男、戦争で活躍した男たちの力強さの象徴

「自由の女神の噴水」
目隠しをしているのは先入観を持たずに公平な目でものを見よ、と言う意味。

正義の女神の泉 建造物

旧市街の外側には住宅らしき建物が整然と並んでいる。

旧市街の外れにある熊公園を橋の上から望む。
雨のためか外に全然いない…

ニーデック橋 建造物

「旗手の噴水」
旗を持った兵士は市庁舎広場に。

キリスト・カトリック教会。

教会内部。

メインストリートに戻ると。
急激に天気が回復し始めた!(^^)!

青空に映える古都ベルンの街並み。
やはり絵になるな〜。

「子供喰いの噴水」
かつてこの付近にあった危険な井戸に、子供たちが近づかないようにと言う意味。
がっつり子供を口に入れて怖い(*_*)

子供喰いの噴水の先にあるコルンハウス橋。
眺めは最高だが、高所恐怖症の方はそれなりに怖いくらい高い。

橋の麓の小さいな公園にあった銅像。
どなたかは不明。

カジノ。
007がいそう。

カジノの横を通り、大聖堂へ。

1421年に着工し、1893年に完成したという威風堂々たる大聖堂。

入口上のレリーフは、かなり細かい彫刻。

「モーゼの噴水」
「十戒」の銘版を示している。大聖堂前の広場角に立つ。

モーゼ越しの大聖堂。
かっこいいな〜。

大聖堂横の見晴らし台からの眺め。

再びメインストリートに戻る。

アインシュタインハウスが現れた。
ドイツ人である彼だが、チューリヒの大学卒業後にベルンに移り、3年間この家に住んでいたとのこと。
そして相対性理論などを発表したという歴史的な場所。

アインシュタインの家 博物館・美術館・ギャラリー

中には入らなかったが、家の手前にレストランがあった。

アインシュタインの家 博物館・美術館・ギャラリー

細い路地を通ってカジノ方面へ。

カジノ前を通ってキルヒェンフェルト橋に出る。
晴れたお陰でべルナーオーバランドの山々が見える。

1週間前にはもっと近くにいたのだが、ここでまた見えたのがとても嬉しかった\(^o^)／

この橋からの眺めも最高。

橋の中ほどから見る大聖堂。写真の数倍感動的な画でした。

橋の渡った正面にあった博物館。

橋を戻る左手の風景。
高級ホテルと連邦議事堂が見える。

橋の麓の小さな公園にかわいい熊の像。

以上でベルン初日の散歩は終了。

夕食は駅中のレストラン。

前菜の生ハムとモッツアレラチーズ。

トマトのパスタ。

リゾット。

この後同じく駅中のCOOPなどで朝のパンと飲料など購入して、早めに就寝。

翌日朝もばっちり目が覚めたので、最後の散歩に出かける。
街の南側の川沿いを行く事に。

連邦議会議事堂 建造物

格式高き5つ星ホテル、ベルビュー・パラス。

昨日通った一番景色のいい道を行く。

そしてメインストリートを通り、ホテルへと帰って行く。

ベルンの街を出てチューリッヒ空港へと向かう。

空港到着。

チューリッヒ国際空港 (ZRH) 空港

あさっりチェックインして、少しだけ散策する。

綺麗なバーがあったので、最後のビールとソーセージを楽しむ事に。

やっぱりスイスソーセージ最高!(^^)!

いい感じでスイスの旅を締める事が出来た。
初めてのスイス旅行であったが、アクティブで充実したものに出来たと思う。
まだまだ回りたい場所があるので、この地にはいつかまた来てみたい。