2015/08/09 - 2015/08/14
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むかいのトトロさん
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当初、北関東を攻めるつもりで組んでいたツーリング計画だったが、2015年の夏の猛暑のすごさにルートを大幅変更。
平地は走らずにロープウェイで山の上に行って涼む計画に。
どうせなら長野県で乗れるロープウェイをいっきに攻めようじゃないの・・という大胆な計画を実行。
さて、何本制覇出来るやら♪
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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●遅い出発
8時ホテル発。遅い・・
距離走るツーリングでもないしね。
諏訪湖周辺は29℃。日蔭では暑くないが日差しを受けるとやはり暑い。
北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅は標高1771m。
諏訪湖周辺では暑かったが、いつの間にか涼しく、いや走行中は風を受けて寒い位になっていた。
駐車場は無料。ロープウェイ駅舎の横のスペースに停める。
面白いもので、後から来たライダーも同じ様に並べて停めている。別にそこが許された場所じゃないんだけどね・・笑
●イナバの物置
ここのゴンドラは100人乗り。ほとんどイナバ物置状態。(100人乗っても大丈夫!)
北八ヶ岳ロープウェイのHPはこちら
http://www.kitayatu.jp/
こちらもロープウェイ自体の写真は撮り忘れたのでHPから拝借北八ヶ岳ロープウェイ 乗り物
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料金は往復で1900円。
一本待ったが混雑時の連続運転だったので10分程かな。
100人が待っている訳だが、すごい人の数。こんなに乗って大丈夫なのか・・。
平均体重60Kgだとすると6トン+ゴンドラ自体が1トンだと7トン。
自家用車4台〜5台の重さに匹敵する。それをあの細いワイヤーで吊って持ち上げる。すごいね・・。
山頂の気温は14℃と掲示されていたので、こら寒いとメッシュジャケットを着たまま乗った。 -
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●山頂駅付近は?
7分程で標高2237mの山頂駅に到着。
ここでは千畳敷カールの様な絶景は無い。いや・・無いと言っては元も子もない。
景色の性格が違うのだ。おまけに昨日の様に空気が澄んでいなくて遠景は白く霞んでいる。
山頂駅付近は一周30分程度の散策路が整備されている。 -
坪庭と呼ばれる溶岩がゴロゴロしたルートを歩く。
14℃? これが? メッシュジャケットで歩いているとしっかり暑い。
しかしよく考えると山頂はもっと上の方で、ここは山頂駅周辺。
私の早とちりであった。北横岳の坪庭 自然・景勝地
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ここの景色の特徴として「縞枯現象(しまがれげんしょう)」が確認出来る。
山の樹木が縞状に枯れる現象で科学的にはっきりした事は分からないらしい。
しかし、正直ここは回っててあんまり楽しいものでもない。
高山植物もそんなに多くないし、溶岩の景色はどこを切り取っても同じに見えるし。
唯一心地よい鳥の歌声に耳を傾けながらそんな印象を持った。 -
さっと回って下りのロープウェイに乗車。
山麓駅には大勢の人が待っていた。 -
売店でこけもも大福を発見。
甘味断ちはしているものの、疲労感を覚える時はいいだろう・・と勝手な解釈で購入。う〜ん・・ 期待通りの味で発見は無かったぞ。
●しっかりせいよ若者!
お茶を飲みながらこけもも大福を食べていると、隣のテーブルの20代後半の男性と母親らしき人の会話が聞こえて来た。
若者:どこ行っても同じ様な山登りはもう嫌だ。
母:なんでもかんでもそうやって「すぐ嫌、すぐ嫌」。そんな事でこれからどうするの。嫌なら嫌でいいけど、ちょっとは頑張って何かやりきってみなさい。
若者:・・・・
(実は私は若者から3m程離れて、若者の視線の先に座っている。母親の言葉を聞きながら声を出さずに「そうだそうだ、もっと言うたれ!こんな甘ちゃんにはガツンと言わないと分からんのよ」と言っていたのは見えていたのか見えていなかったのか・・。若者は母親に何も言い返せずにいた)
母親が「そうなの? 可愛そうなぼくちゃん・・」とか言ってたら親子揃ってアホとしか言いようがないが母親だけでもまともで良かった。
へ? よその家庭の事をとやかく言うべきじゃない? ごもっとも・・すみません。 -
●車山は三回目
北八ヶ岳ロープウェイをあとにヴィーナスラインを快走する。
ほどなく車山に到着。
本来なら車山山頂からは結構な景色が堪能出来る。しかし今日は視界が悪く景色は楽しめそうにない。一瞬、止めとこうかなと思ったが一気乗りと言っているし、やはり乗る事にする。往復で1600円。
車山高原の公式HPはこちら http://kurumayama.sakura.ne.jp/summer/
下のリフトはこんな感じ車山展望リフト 乗り物
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発車してすぐに写真を撮っている兄ちゃんが右側に。
この兄ちゃんの声が強烈だったので笑いを抑えられなかった。
兄ちゃんなのに2オクターブ位、声が高いのだ。
多分交代制でいつも座っている訳ではないだろうが、行く機会があれば見逃さずにして欲しい。 -
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●さて、山頂の景色は?
う〜ん・・山頂の景色はやはり・・ダメ
それでも多くの人で賑わっていた。
中には「すごい!絶景やん!」と言っている人もいる。
本当の景色を知らないから出る言葉だろう。
でも、人生も同じかもね。
自分が経験した以上の事は想像がむずかしい。
経験の範囲で満足するか、それとも「こんなもんじゃないはず」と奮起するか。
考え方一つで人生の味わいも変わって来るもんだ。 -
と、偉そうにオッサンはそんな事を考えながらそそくさと下りる。
参考に、晴れた時の車山山頂からの景色を公式HPから拝借。真ん中ちょっと左に雲がかかっているのが富士山だ。前に来た時はここまでではないが近い景色を堪能出来た。その前は霧の中で何も見えず泣きながら下りた・・。 -
上のリフトは下りが地味に怖い。でもそれが楽しい。
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●意外に美味しかったお昼ご飯
麓の駅の横っちょのレストランでお昼にする。
こういった所で食べる食事に過度の期待は禁物である。
と言いながら1520円のシチュー定食を注文・・
意外にも結構美味しかった。笑 -
●ひたすら走る
お腹も満たされ、ヴィーナスラインをひたすら北上する。
車山から霧ヶ峰までが私の中ではヴィーナスラインのもっとも景色のいい所だと思う。
極端な事を言えば、ここだけ走っておけばいいとも思う。
ここから北はともかくターンの連続で景色もたいした事がないし、正直楽しくない。
美ヶ原に行ってしまえば景色は楽しめるが、そこまでは苦行に近い。
今回は美ヶ原に北からアプローチする美ヶ原高原道路が目的である。
途中で白樺林に一瞬癒されながらクネクネを爆走する。美ヶ原自然保護センター 美術館・博物館
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今回のルート
地図の下が霧ヶ峰方面だ。左が松本ね。
最後の赤の点線は駐車場から王ケ頭(おうがとう)までの徒歩の登山ルートになる。
登り25分、下り15分の道のり。
王ケ頭ホテルに宿泊の客はバスの送迎があるらしい。 -
王ケ頭 自然・景勝地
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王ケ頭ホテルでソフトクリームを買って外で食す。
●チャリンコ兄ちゃんと会話
見ると自転車を横に停めて同じ様にソフトクリームを食べる兄ちゃんがいた。(40歳位か・・上の写真の左端に写ってますな。後で気付いた)
「自転車ですか?すごいですね」
「ええ」
最初は警戒されたのか受け答えが硬かったが、そのうちに打ち解け1時間弱も話した。
最近の自転車事情。
家族、特に小学生の娘さんの話。
私と同じ様な業界で仕事されているので業界の話 などなど・・
とても楽しい1時間であった。
同じルートで松本に抜けるとおっしゃっていたので、追い付いたら後ろからケリ入れるので注意して下って下さいと忠告。「そんなあ」と笑いながら先に出発された。
駐車場まで徒歩で下りてから追いかける事になるので、後で旅人算で考えたら追い付く筈がないのにね・・。笑 -
美ヶ原高原道路の途中で。王ケ頭がはるか向こうに写っている。
●ゲゲ 突っ込んでるやん!
と、ここでは能天気に写真を撮っているが、実はここから1Km程戻った場所で白樺林にコンパクトカーが突っ込んでいた。路肩から3m位林に飛び込んで高低差1m位下向いて白樺にぶつかって止まっている。
家族が全員下りて父親だろうか携帯で電話をしていた。怪我は無さそうだ。
「こんな所で・・」 アクサダイレクトの宣伝ではないが、なんであんな所で?
景色をよそ見していたのかしら・・
してあげられる事は無さそうなので素通りしたが・・
うねうねを下ってホテル到着。
今日は諏訪湖からヴィーナスラインを経て美ヶ原高原道路から松本に下ったが、冗談抜きで1000回位ターンをした。そのうちの100位がヘアピンターンだ。(数字は個人の感想です。全く無責任な数字です・・すみません)
クネクネを楽しいと思うか? 実は私はあまり好きじゃないのでヴィーナスラインの評価は高くない。たまに景色がいい所があるので救われるが・・ -
●お宿
今宵は松本市内の丸の内ホテル。なかなかええ感じのホテルである。
ホテルの一階の一部が駐車場になっているが、スタッフが玄関先で待ち構えていて案内してくれた。
四輪を停めるスペースにコーンが立てられて「**様(私の名前)」と書いてある。
楽天で予約を入れたのだが「大型バイクでお邪魔します」とコメントしておいたので確保してくれていたのだ。四輪は一晩1000円の駐車場料金を取られるが同じスペースを確保しながら500円であった。これも良心的♪松本丸の内ホテル 宿・ホテル
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夕暮れまで時間があったので散策。歩いて3分程の松本城に向かう。
あいにく天守閣は時間外で閉まっていたが、涼しくなり始めた風を感じながら古の時代に思いを馳せてみた。
ベンチに腰掛けて城を見ていると、市民に混じって観光客が行き交う。
ここでは中国人よりも白人を多くみかけた。国宝松本城 名所・史跡
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夕食は城の横にある「そば庄」 入っていった時は客が全くいなくて照明も冷房も落とされ、大丈夫か?と思ったが入って行ったらつけてくれた。当たり前・・
応対してくれたオッチャンの愛想はいいとは言えなかったが、蕎麦は期待していなかったがちゃんとした蕎麦だった。そば庄 松本城店 グルメ・レストラン
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●萬年屋さん
途中で味噌屋さんの萬年屋さんに寄ってみる。
味噌や醤油関係の商品が多い。
カレー醤油、トマトドレッシング、りんご丸ごとゼリー、え!ごま 等を自宅に送る。
(後日談:どの商品も美味しい 特にカレー醤油はリピートしたいぞ。)
グーグルストリートで見てみたら、隣の建物がすごかったのね・・笑
萬年屋さんは左のこぎれいなお店。右のお城じゃない。
本日の走行距離 250Kmくらい? (すみません距離はあんまり気にしないので)
お天気星取り表 2勝0敗
ロープウェイ一気乗り 3本制覇
続きはこちらへ http://4travel.jp/travelogue/11074713
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