■ スペインの旅　（５）グラナダ ＜アルハンブラ宮殿と情熱のフラメンコショー＞

2015/10/16 - 2015/10/23

■グラナダに２連泊します。
初日の今日はアルハンブラ宮殿を見学したあとミハスへ行きます。
早朝、アルハンブラ宮殿の入場ゲートは当日券を買い求める観光客で長蛇の列ができていました。
事前予約をしている私たちは列の横を通り過ぎて宮殿の入口へ向かいます。

スペインは歴史の中で800年近くイスラム教徒に支配されている時代があり、コルドバのメスキータに代表されるような華やかで高水準の文化をはぐくみました。
700年代、北アフリカから上陸したイスラム教徒は、数年のうちにスペインのほぼ全土を奪い栄華を極めた。
しかしその後、後継者争いから小国に分裂を繰り返していった。
同時に北方からキリスト教徒が侵攻し町はつぎつぎと征服され、最後にグラナダ王国が残った。
グラナダの小高い丘にあったローマ時代の砦跡がアルハンブラのはじまりです。（アルハンブラはアラビア語で「赤い城塞」を意味する）
栄えていたグラナダ王国は、キリスト教勢力の脅威に加えて内部では王族同士の小競り合いも激しく、このユスフ１世の時代を頂点に、弱体の一途を辿るばかりでした。
そして、王朝の最後の日は1492年1月2日やってきました。
フェルナンド王とイサベル女王、カトリック両王と呼ばれる二人がアルハンブラ宮殿に現れ、グラナダの最後の王ボアブディル王(ムハンマド12世)は、カトリック両王にアルハンブラ宮殿を明渡しグラナダ王国はついに陥落した。

_/_/_/　スペインの旅程　_/_/_/

□　10/16 自宅⇒中部国際空港発（フィンランド航空 AY 080便）⇒ヘルシンキ経由（フィンランド航空 AY 3183便） ⇒マドリード（バラハス国際空港）着⇒マドリード泊
□ 　10/17 　マドリード観光⇒スペイン広場⇒王宮⇒ソフィア王妃芸術センター⇒プラド美術館⇒トレド⇒マドリード泊
□　10/18 　コンスエグラの風車群見学⇒コルドバ観光⇒メスキータ⇒ユダヤ人街⇒花の小径⇒グラナダ泊
■　10/19 　アルハンブラ宮殿⇒ヘネラリーフェ庭園⇒ミハス散策⇒グラナダ泊
□　10/20 　グラナダ空港⇒バルセロナ・エル・プラット空港⇒バルセロナ観光⇒スペイン広場⇒サグラダ・ファミリア⇒カタルーニャ音楽堂⇒バルセロナ泊
□　10/21 　モンセラット⇒バルセロナ市内観光⇒グエル公園⇒バルセロナ泊
□　10/22 　バルセロナ発（フィンランド航空3270便）⇒ヘルシンキ経由（フィンランド航空079便)　
　　　　　　　⇒　機中泊
□　10/23 　⇒中部国際空港着⇒自宅

エリア グラナダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

■ アルハンブラ宮殿

駐車場から少し歩くと大勢の人たち、
メインゲート前には、早朝から当日券で入場を待つ人の列です。

■ アルハンブラ宮殿

私たちは車両の門から入ります。
森の中を５分ほど歩きます、宮殿の入口が見えてきました。

■ アルハンブラ宮殿

車両の門
宮殿入口、シンプルな表札プレート。

■ アルハンブラ宮殿

カルロス五世宮殿

内部にはパティオ（直径42ｍ、二階建ての円形回廊で囲まれたパティオ)がある。

■ アルハンブラ宮殿

メスアールの間
王が政務をおこなった間。壁・柱や天井の幾何学模様が美しい。

■ アルハンブラ宮殿

アラヤネス(天人花)のパティオ。
静かな池の水面に宮殿のシルエットが映える。
旅行雑誌や観光案内でよく出てくる場面。

■ アルハンブラ宮殿

大使の間

諸国から来た使節の謁見など公式行事に使われた。
高い天井、床は一辺11mの正方形の部屋。
王宮最大の広さを誇る。

■ アルハンブラ宮殿

ライオンのパティオ

パティオをアーチで取り囲む124本の回廊柱が美しい。

■ アルハンブラ宮殿

ライオンのパティオ

パティオをアーチで取り囲む124本の回廊柱が美しい。

■ アルハンブラ宮殿

ライオンのパティオ

パティオをアーチで取り囲む124本の回廊柱が美しい。

■ アルハンブラ宮殿

ライオンのパティオ

12頭のライオンが噴水を囲む。ワイオンに見えない、犬みたいだ。

■ アルハンブラ宮殿

アベンセラッヘスの間
天井の幾何学模様が美しく素晴らしい。

■ アルハンブラ宮殿

アベンセラッヘスの間
天井の幾何学模様が美しく素晴らしい。

■ アルハンブラ宮殿

壁一面に施された緻密な模様。

■ アルハンブラ宮殿

窓からアルパイシンの丘を一望。
バルコニーの窓は、その内側にはあたかも絵のようにアルパイシンとサクロモンテの丘の一部が切り取れる。

■ アルハンブラ宮殿

リンダラハのパティオを眺めれる窓。

建設当初はここからアルバイシンの丘やサクロモンテの丘が眺望できたが、その後の増改築で見えなくなってしまった。

■ アルハンブラ宮殿

リンダラハのパティオを眺めれる窓。
窓の上の天井も精緻な模様でびっしり。

■ アルハンブラ宮殿

二姉妹の間

王が愛した2姉妹の居住空間。天井の細工は宮殿随一の精細さを誇る。

■ アルハンブラ宮殿

宮殿の渡り廊下から見たアルバイシンの丘。

■ アルハンブラ宮殿

宮殿の渡り廊下から見たアルバイシンの丘。

■ アルハンブラ宮殿

宮殿の渡り廊下から見たアルバイシンの丘、サクロモンテの丘。

■ アルハンブラ宮殿

宮殿の渡り廊下から見たアルバイシンの丘、サクロモンテの丘。

■ アルハンブラ宮殿

宮殿の渡り廊下から見たアルバイシンの丘、サクロモンテの丘。

■ ヘネラリーフェ庭園

アルハンブラ宮殿からヘネラリーフェを望む

■ アルハンブラ宮殿

宮殿の周りはこのような城壁で囲われている。

■ アルハンブラ宮殿

水道橋

外堀の橋を渡ってヘネラリーフェ庭園へ向かいます。

■ ヘネラリーフェ庭園

■ ヘネラリーフェ庭園

庭園の噴水

■ ヘネラリーフェ庭園

庭園からの眺望

■ グラナダ市街地の夜景

アルバイシンの丘からの眺望

■ グラナダの街

街の中心

■ グラナダの街

フラメンコショーまで時間があるので、グラナダの繁華街で夕食です。
店舗の入口にメニュー写真が出ていたのでスマホで撮影し入店。
ウェイターに画像を見せて注文しました。

■ フラメンコショー　「フラメンコ：2010年ユネスコ無形文化遺産登録」

ツアーのオプションは高額だったので、個人手配しました。

https://youtu.be/W3vkoBDm2lU

１週間前、グラナダの日本語情報センターにインターネットで手配しました。
http://www.jp-spain.com/

ショーの舞台です。早く着きすぎてまだ誰もいません。
100名ほど入場できるのホールです。

■ フラメンコショー

ショーが始まりました。
踊り子は女性が４人男性が１人そしてギターと歌い手が控えます。

床を鳴らす力強いタップ、エネルギッシュな身振り、次々と絶え間なく踊りが続きます。
本場のフラメンコに感動しました。

■ フラメンコショー

最後は、男女ペアの踊りです。
約９０分のショーは感動のうちにあっという間に終了しました。

この旅行記へのコメント （2）

• Daisyさん 2021/08/12 09:04:46

  フラメンコショーって素敵ですね！

  bigwellさん
  
  初めまして。おはようございます！
  先日はマドリードの旅行記をご覧いただきありがとうございました。
  
  私も一旦マドリードを出て3日後に戻った時にフラメンコを観ました。
  私の時は動画を撮っていたらダメと言われてしまったので
  bigwellさんの動画、懐かしく拝見させていただきました。
  間近だと迫力がありますよね♪
  
  グラナダは4年前（今からだと6年前）に
  アルハンブラ宮殿内のホテル『パラドール デ グラナダ』に宿泊しました。
  ヘネラリーフェ庭園やアルバイシンの丘からの眺望、素敵だったのを記憶しております。旅行記は未作成ですが今後作成したいと思っております♪
  
  続きも拝見させていただきたくフォローさせていただきました！
  動画作成も始めました（Daisy's Lionという名前）ので
  YouTubeの方へもいいね！と登録をさせていただきました！
  
  これからもよろしくお願い致します！
  
  Daisy

  bigwellさん からの返信 2021/08/12 10:52:23

  Re: フラメンコショーって素敵ですね！

  Daisyさん
  
  こんにちは、メッセージありがとうございます、こちらこそよろしくお願いします。
  また、フォローしていただきありがとうございます。
  
  本場のフラメンコショーを観賞。
  ギターの調べと手拍子、そして何か悲しげな歌声を背景に力強くタップする踊り子。
  指の先まで全身を使って表現する踊り目の当たりにし、情熱あふれる踊りに感動しました。
  Daisyさんは、グラナダで高級ホテルパラドールに宿泊され、アルハンブラ宮殿の夜景を堪能されるなんて羨ましい限りです。
  
  Daisyさんのプロフィールを拝見し、渡航の多さに驚きました。
  しかも綿密なプランを立てて個人旅行で行かれること。
  更に驚いたのはマラソン参加の数です。
  好きな旅行を楽しむには、まず健康でないといけないということですね。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  Bigwell