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2015年6月21日から10日間の日程でドイツ旅行に行ってきました。<br /><br />旅行日程は以下の通り。<br />■ 6月21日 ドイツ入国ハノーファーへ<br />■ 6月22日 ハノーファー観光のあとロストックへ<br />■ 6月23日 バート・ドベラーン、ロストック市内<br />■ 6月24日 シュヴェリーン観光とリューベック<br />■ 6月25日 キール<br />■ 6月26日 リューベック<br />■ 6月27日 ミュンスター、デュルメン<br />■ 6月28日 メンヒェングラートバッハ<br />■ 6月29日 ボーフム、メンヒェングラートバッハ<br />■ 6月30日〜7月1日 帰国<br /><br />このシリーズの第3回はロストックを起点にしてバート・ドベラーンからキュールングスボルンまで走る蒸気機関車(モリー)を訪ねます。ロストックに戻ってからハンザ・ロストックというサッカークラブのスタジアムを見に行きました。<br /><br /><br />

2015年6月 ドイツ旅行 (3) モリー探訪

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2015/06/23 - 2015/06/23

13位(同エリア57件中)

旅行記グループ 2015年6月 ドイツ旅行

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Reis

Reisさん

2015年6月21日から10日間の日程でドイツ旅行に行ってきました。

旅行日程は以下の通り。
■ 6月21日 ドイツ入国ハノーファーへ
■ 6月22日 ハノーファー観光のあとロストックへ
■ 6月23日 バート・ドベラーン、ロストック市内
■ 6月24日 シュヴェリーン観光とリューベック
■ 6月25日 キール
■ 6月26日 リューベック
■ 6月27日 ミュンスター、デュルメン
■ 6月28日 メンヒェングラートバッハ
■ 6月29日 ボーフム、メンヒェングラートバッハ
■ 6月30日〜7月1日 帰国

このシリーズの第3回はロストックを起点にしてバート・ドベラーンからキュールングスボルンまで走る蒸気機関車(モリー)を訪ねます。ロストックに戻ってからハンザ・ロストックというサッカークラブのスタジアムを見に行きました。


旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩

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  • 【2015年6月23日】<br /> 朝、ロストックのホテルを出発、中央駅のカフェで軽く食事をしてヴィスマール行きの列車に乗り込みました。のどかな景色の中を約20分走りバート・ドベラーン(Bad Doberan)に到着します。この駅がこの日の目的、モリーと呼ばれる小さな蒸気機関車の起点となります。<br /> 駅を降りるとホームの反対側がモリーの乗り場になっていてすでに列車が待機しています。ホームにある駅舎で終点のキュールングスボルン・ヴェスト(Kuehlungsborn West)までの往復チケットを購入し列車に乗り込みました。

    【2015年6月23日】
     朝、ロストックのホテルを出発、中央駅のカフェで軽く食事をしてヴィスマール行きの列車に乗り込みました。のどかな景色の中を約20分走りバート・ドベラーン(Bad Doberan)に到着します。この駅がこの日の目的、モリーと呼ばれる小さな蒸気機関車の起点となります。
     駅を降りるとホームの反対側がモリーの乗り場になっていてすでに列車が待機しています。ホームにある駅舎で終点のキュールングスボルン・ヴェスト(Kuehlungsborn West)までの往復チケットを購入し列車に乗り込みました。

  •  客車はとても小さくシートも簡素なものです。列車はバート・ドベラーン駅を出るとすぐにバート・ドベラーンの市街地に入りますが、ここは石畳の通りを路面電車のように走ります。狭い通りなのでカン・カンと鐘を鳴らしながらゆっくりと走ります。<br /> 市街地を抜けると広々とした畑の中をスピードを出して走ります。とはいえスピードは大して出せません。

     客車はとても小さくシートも簡素なものです。列車はバート・ドベラーン駅を出るとすぐにバート・ドベラーンの市街地に入りますが、ここは石畳の通りを路面電車のように走ります。狭い通りなのでカン・カンと鐘を鳴らしながらゆっくりと走ります。
     市街地を抜けると広々とした畑の中をスピードを出して走ります。とはいえスピードは大して出せません。

    蒸気機関車モリー アクティビティ・乗り物体験

  •  途中駅のハイリゲンダム(Heiligendamm)でしばらく停車しバート・ドベラーンへ向かう列車とすれ違います。ホームには親子連れやカメラを持った老人が歩きまわり危険です。実際に一人のお爺さんが列車の接近に気付かずにホームの端を歩いていたようでホームに進入してきた列車はけたたましく警笛を鳴らし急ブレーキで停車していました。<br /><br /> ところで、このハイリゲンダムはドイツのバルト海沿岸における最古の海岸リゾート地とのことですが、2007年にG8サミットが開催されたことでその名を記憶している人も多いのではないかと思います。私もその一人です。<br />

    途中駅のハイリゲンダム(Heiligendamm)でしばらく停車しバート・ドベラーンへ向かう列車とすれ違います。ホームには親子連れやカメラを持った老人が歩きまわり危険です。実際に一人のお爺さんが列車の接近に気付かずにホームの端を歩いていたようでホームに進入してきた列車はけたたましく警笛を鳴らし急ブレーキで停車していました。

     ところで、このハイリゲンダムはドイツのバルト海沿岸における最古の海岸リゾート地とのことですが、2007年にG8サミットが開催されたことでその名を記憶している人も多いのではないかと思います。私もその一人です。

  •  ハイリゲンダムから先は車窓に広々とした畑の中を走ります。とても気持ちの良い景色です。

     ハイリゲンダムから先は車窓に広々とした畑の中を走ります。とても気持ちの良い景色です。

  •  終点のキュールングスボルン・ヴェストに到着しました。ホームにはすでにこの列車の折り返しでバート・ドベラーンへ向かう大勢の客が待っていました。<br /> 列車を降りてホームで見ていると先頭の機関車は切り離され別の線路へ移動して給水を始めました。蒸気機関車は蒸気の音などがあたかも人間の呼吸のように感じることがあって楽しいです。まるで一仕事終えて休んでいるかのようです。<br /><br /> しばらくすると機関車は客車に連結されバート・ドーベランに向けて出発していき、大勢の客でにぎわっていた駅は静かになりました。

     終点のキュールングスボルン・ヴェストに到着しました。ホームにはすでにこの列車の折り返しでバート・ドベラーンへ向かう大勢の客が待っていました。
     列車を降りてホームで見ていると先頭の機関車は切り離され別の線路へ移動して給水を始めました。蒸気機関車は蒸気の音などがあたかも人間の呼吸のように感じることがあって楽しいです。まるで一仕事終えて休んでいるかのようです。

     しばらくすると機関車は客車に連結されバート・ドーベランに向けて出発していき、大勢の客でにぎわっていた駅は静かになりました。

  •  キュールングスボルンもバルト海に面したビーチ・リゾートです。次の列車が来るまで時間があるのでビーチまで行ってみることにしました。ビーチへは駅から閑静な住宅街を通り抜けて徒歩10分程度で行くことができます。<br /> 雨こそ降ってはいませんが天気が悪く灰色の雲に覆われ寒々とした風景が広がっていました。気温も低く6月下旬とは思えません。遠くまで広がる海岸を歩いている人たちはいるものの海水浴などしている人はいませんでした。

     キュールングスボルンもバルト海に面したビーチ・リゾートです。次の列車が来るまで時間があるのでビーチまで行ってみることにしました。ビーチへは駅から閑静な住宅街を通り抜けて徒歩10分程度で行くことができます。
     雨こそ降ってはいませんが天気が悪く灰色の雲に覆われ寒々とした風景が広がっていました。気温も低く6月下旬とは思えません。遠くまで広がる海岸を歩いている人たちはいるものの海水浴などしている人はいませんでした。

  •  しばらく砂浜に打ち寄せる波を眺めて駅に引き返すことにしました。駅に併設されたモリーミュージアムなどを見学して時間を潰しました。

     しばらく砂浜に打ち寄せる波を眺めて駅に引き返すことにしました。駅に併設されたモリーミュージアムなどを見学して時間を潰しました。

  •  バート・ドベラーン行きの列車に乗り込みバート・ドベラーンに戻ります。終点の1つ手前のバート・ドベラーン・ミッテで下車しました。こちらはバート・ドベラーンの中心街に近い駅です。いや、正式には駅というより停留所なのだと思います。プラットホームらしいものはなく普通の歩道に降りる感じです。<br /><br /> このあたりでは線路はかなり狭い通りを走っていますので、列車が通過するときは、歩行者は歩道によけるのです。

     バート・ドベラーン行きの列車に乗り込みバート・ドベラーンに戻ります。終点の1つ手前のバート・ドベラーン・ミッテで下車しました。こちらはバート・ドベラーンの中心街に近い駅です。いや、正式には駅というより停留所なのだと思います。プラットホームらしいものはなく普通の歩道に降りる感じです。

     このあたりでは線路はかなり狭い通りを走っていますので、列車が通過するときは、歩行者は歩道によけるのです。

  •  バート・ドベラーンは小さな街ですが、意外に多くの観光客が歩いていて賑やかです。やはりお目当てはモリーなのでしょうか。<br /> 私はしばらく市街を歩いてからカフェに入ってコーヒーを飲んだり、石畳の通りを走る列車を眺めたりしながらのんびりとした時間を過ごしました。

     バート・ドベラーンは小さな街ですが、意外に多くの観光客が歩いていて賑やかです。やはりお目当てはモリーなのでしょうか。
     私はしばらく市街を歩いてからカフェに入ってコーヒーを飲んだり、石畳の通りを走る列車を眺めたりしながらのんびりとした時間を過ごしました。

  •  モリー鉄道を見学した後、バート・ドベラーンからロストックへ戻ってきました。私はロストック中央駅で降りずにヴァーネミュンデ行のSバーンに乗り換え一駅先のロストック・パークシュトラーセ駅(Rostock Parkstrasse)で下車しました。サッカー好きの私はロストックをホームとするクラブ、FCハンザ・ロストック(FC Hansa Rostock)のホームスタジアム、オストゼーシュタディオン(Ostseestadion)に行ってみたかったのです。<br /> 駅から15分ほど歩きスタジアムへ辿り着きました。内部には入れませんが東側のチケット窓口は石を積み上げた城壁を思わせる重厚な建物になっていてなかなか興味深いものでした。

     モリー鉄道を見学した後、バート・ドベラーンからロストックへ戻ってきました。私はロストック中央駅で降りずにヴァーネミュンデ行のSバーンに乗り換え一駅先のロストック・パークシュトラーセ駅(Rostock Parkstrasse)で下車しました。サッカー好きの私はロストックをホームとするクラブ、FCハンザ・ロストック(FC Hansa Rostock)のホームスタジアム、オストゼーシュタディオン(Ostseestadion)に行ってみたかったのです。
     駅から15分ほど歩きスタジアムへ辿り着きました。内部には入れませんが東側のチケット窓口は石を積み上げた城壁を思わせる重厚な建物になっていてなかなか興味深いものでした。

  •  スタジアムのすぐ近くのグラウンドではFCハンザ・ロストックの選手が練習をしているところでした。FCハンザ・ロストックは現在ドイツ3部リーグに所属するクラブですが、かつてはブンデスリーガ1部にいたこともあるクラブです。この日も熱心に選手の練習を見学している人たちがいました。<br /> ここから先へ延びる道を歩き森の中を抜けるとトラムの線路があります。近くの停留所からトラムに乗り市街の中心へ移動し、そこから徒歩でホテルへ戻りました。

     スタジアムのすぐ近くのグラウンドではFCハンザ・ロストックの選手が練習をしているところでした。FCハンザ・ロストックは現在ドイツ3部リーグに所属するクラブですが、かつてはブンデスリーガ1部にいたこともあるクラブです。この日も熱心に選手の練習を見学している人たちがいました。
     ここから先へ延びる道を歩き森の中を抜けるとトラムの線路があります。近くの停留所からトラムに乗り市街の中心へ移動し、そこから徒歩でホテルへ戻りました。

  •  ホテルでしばらく休んでいるとお腹が空いてきました。近くで食事を済ませようかと思いましたがホテルの近くには食事をするところがなく、歩いているうちに旧市街のクレペリナー通りにやってきてしまいました。<br /> 通りから少し入ったホプフェンマルクトという小さな広場に面したところにホプフェンケラー(Restaurant Hopfenkeller)というレストランがありました。カジュアルな店のようでしたのでここに入ることにしました。

     ホテルでしばらく休んでいるとお腹が空いてきました。近くで食事を済ませようかと思いましたがホテルの近くには食事をするところがなく、歩いているうちに旧市街のクレペリナー通りにやってきてしまいました。
     通りから少し入ったホプフェンマルクトという小さな広場に面したところにホプフェンケラー(Restaurant Hopfenkeller)というレストランがありました。カジュアルな店のようでしたのでここに入ることにしました。

    Restaurant Hopfenkeller 地元の料理

  •  店内はレンガ造りのドーム型の天井が連なる独特の形状。いかにもビアケラーの中にいるような良い雰囲気です。<br /> 少し空腹だったこともあり、私はビール(3.9ユーロ)、ソリャンカ(7.9ユーロ)、フィッシュフィレのソテー(14.9ユーロ)をオーダーしてしまいした。ビールは0.5リットルのピルスで銘柄はヴェルネスグリューナーでした。ヴェルネスグリューンはザクセン州にある町です。<br /> ソリャンカはコクがあってとてもおいしくボリュームもありました。フィッシュフィレのソテーは付け合わせのポテトの量が尋常ではなく半分近く残す羽目に。ウェイターに怪訝そうな顔で「OKか?」と聞かれてしまう始末でした。決してまずかったのではなく量が多すぎたのです。<br />

     店内はレンガ造りのドーム型の天井が連なる独特の形状。いかにもビアケラーの中にいるような良い雰囲気です。
     少し空腹だったこともあり、私はビール(3.9ユーロ)、ソリャンカ(7.9ユーロ)、フィッシュフィレのソテー(14.9ユーロ)をオーダーしてしまいした。ビールは0.5リットルのピルスで銘柄はヴェルネスグリューナーでした。ヴェルネスグリューンはザクセン州にある町です。
     ソリャンカはコクがあってとてもおいしくボリュームもありました。フィッシュフィレのソテーは付け合わせのポテトの量が尋常ではなく半分近く残す羽目に。ウェイターに怪訝そうな顔で「OKか?」と聞かれてしまう始末でした。決してまずかったのではなく量が多すぎたのです。

    Restaurant Hopfenkeller 地元の料理

  •  レストランで満腹になったのでしばらく歩こうと思いマルクト広場にやってきました。遠くにシュタイン門が見えています。<br /> 夕暮れのような空ですが時刻はすでに午後10時を過ぎています。道理で周囲にほとんど人がいないわけです。夏にヨーロッパを旅行するとサマータイムの関係でついつい遅くまで行動してしまいます。<br /> 私はひっそりと静まり返ったロストックの街を足早にホテル目指して歩きました。

     レストランで満腹になったのでしばらく歩こうと思いマルクト広場にやってきました。遠くにシュタイン門が見えています。
     夕暮れのような空ですが時刻はすでに午後10時を過ぎています。道理で周囲にほとんど人がいないわけです。夏にヨーロッパを旅行するとサマータイムの関係でついつい遅くまで行動してしまいます。
     私はひっそりと静まり返ったロストックの街を足早にホテル目指して歩きました。

    シュタイン門 建造物

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2015年6月 ドイツ旅行

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