2016/04/25 - 2016/04/25
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ハッピーねこさん
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購入してもう6~7年経つでしょうか。
私の愛読書「ドイツ&オーストリア 鉄道の旅」。(ダイヤモンド社)
ドイツ・オーストリア国内の景勝ルート、そしてそれぞれの国からの
国際列車の旅が描かれ、日々眺めてはひとつずつでもそこを訪ねてみたいと
夢見ていました。
南ドイツやオーストリアはこれまでの旅でずい分実現してきましたが、
当初からとても心惹かれながらなかなか訪ねる機会がなかったのが
「モリー鉄道」。バート・ドーベランからキュールングスボルン・ヴェストまでの
15kmを結ぶSL列車です。
路面電車のように街の中を走る、内部は木造りのノスタルジックなSL。
やっとそれに乗車できる時がやってきました!
以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記です。)
4月23日(土) 福岡~関空(こちらで大波乱)~香港
~深夜便でフランクフルトへ
4月24日(日) 早朝フランクフルト着~フルダ~リューベック
☆4月25日(月) リューベック~ヴィスマール~バート・ドーベラン
~リューベック
4月26日(火) リューベック~シュヴェリーン~リューネブルク
~ハンブルク
4月27日(水) ハンブルク~ブレーメン~ハンブルク
4月28日(木) 終日ハンブルク
4月29日(金) ハンブルク~ツェレ~ハノーファー~ゴスラー
4月30日(土) ゴスラー~クヴェトリンブルク~ヴェルニゲローデ
~ゴスラー
5月 1日(日) ゴスラー~ヒルデスハイム~ゴスラー
5月 2日(月) ゴスラー~ライプツィヒ~エアフルト
5月 3日(火) エアフルト~アイゼナハ~エアフルト
5月 4日(水) エアフルト~フランクフルト~ベンスハイム
~ゲルンハウゼン~フランクフルト
5月 5日(木) フランクフルト~バッハラッハ~ボッパルト
~フランクフルト
5月 6日(金) フランクフルト~バート・ホンブルク
~フランクフルト空港から帰国
5月 7日(土) 羽田~福岡
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヴィスマールを11:42発のRBでバート・ドーベランへ向かいます。
-
乗車時間は47分。
ちょうどお昼の時間なので車内でランチです。
朝、リューベックで買ったパン(右下のかぼちゃの種のパンと
袋の中にはチョコクロワッサン)と、先ほどヴィスマールのシーフード
レストランでテイクアウトしたサーモンサンド。
どれも美味しかったですが、サーモンサンドは分厚い立派な、そして超美味な
スモークサーモンが大量に挟んであり、最高でした!
あのレストランでランチが摂れたらもっとよかったけど、これでも十分満足。 -
途中駅には北ドイツらしいレンガの建物。
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景色はここものどか〜!
なんだかあやしい雲行き・・・。 -
めずらしく道路が並走しており、トラックが走っていました。
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この時期特有の菜の花畑は南ドイツと同じですね。
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あっという間にバート・ドーベランに到着。
-
イチオシ
ホームを出ると、すぐ向かい側(外側)がSLモリーのホーム。
ちょうど列車が入ってきました! -
ものすごい黒煙を上げています。
こんな光景を見るのは何十年ぶりかしら? -
逸る気持ちを抑えて、まずはチケットを購入せねば。
ホームの目の前がチケットオフィスでした。 -
目印はこの看板。
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12:29にヴィスマールから到着して、12:36発のこの列車に
乗り込みました。
あの本で見た通りの車内に、今私がいるなんて!
心躍ります。 -
イチオシ
木の板に書かれた数字もノスタルジック!
列車の番号でしょうが、あの本に載っている写真と同じ番号!
(というのは帰国してから気が付いたことですが。)
外の黒い車体を眺めているファミリーの姿が素敵です。 -
イチオシ
天井はこのようなアーチ型の木造り。
-
終点までの往復となると2時間ほどかかるため、途中のハイリゲンダムまでの
往復にしました。
料金は9.5ユーロ也。 -
駅を出るとすぐに街の中心部へ。
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商店街のような通りを走ります。
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こんなカフェのすぐ前をすいすいと。
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右に左に、うろうろしながら外を眺めます。
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街を抜けたらこんな平原。
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外に出てみると、風の強いこと!
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でも気持ちがいい!
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列車の揺れと強風と戦いながらの撮影。
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あやしい雲行きもまたよし、です。
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たくさんの煙を上げて列車は停車。
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あっという間にハイリゲンダムに到着です。
バート・ドーベランから20分ほどでした。 -
列車はすぐに発車して行きます。
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かわいい車体のマーク。
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ハイリゲンダムの駅のすぐ脇にはこんな遊歩道。
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森の中に見えますが、ここはバルト海沿岸のドイツ最古のビーチリゾート。
2007年には第33回サミットが開催されています。 -
駅には小さなカフェも。
でも、そんなにのんびりしてはいられないのです。
降りて5分ほどでバート・ドーベランへの帰りの列車がやってくるのです。 -
ほら、もうやってきた!
これを逃すと1時間後ですから、あっという間のハイリゲンダム滞在でしたが
しょうがありません。 -
帰りもまたこの車内にうきうきしながら。
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林の中を走る赤い車体は外から眺めても素敵でしょうね。
-
1886年開業ですから、もう100年以上も運行しているこのモリー鉄道。
旧東ドイツであったことが幸いし、東西統合までは自動車の普及も遅く
住民の足として活躍したものの、統一後の急激なモータリゼーションの影響で
赤字に転落。DBは廃止を決定したが地元住民の強い要望により、地元資本の
モリー鉄道有限会社として再スタートし今に至るとか。
経営は大変なようですが、今後も存続してほしいものです。 -
菜の花畑を右手に見ながら・・・
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帰りはバート・ドーベラン駅までは行かず、途中駅で下車してみました。
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列車はすぐに発車して行きました。
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行きに見ていたのですが、ゲーテ通りなんていう名前の通りがあって・・・
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なかなか綺麗な街並みでしたので。
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ちょっと散策してみようかと。
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遠くには教会も見えます。
この街のDom(大聖堂)のようです。 -
教会好きとしては訪ねてみたいところでしたが、思ったより遠くて断念。
根性なしの私です。 -
列車の進んだ方へ歩いて街の中心へ。
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石畳の上をモリーの軌道がくっきりと。
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テラス席のある綺麗なカフェもあったりして。
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Stadtmitte。ここが街の中心ですね。
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カフェのかわいい看板。
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ここがモリーの乗り場。
チケットはこの雑貨屋さんのようなお店で買えるようです。 -
通りの向こうにはシュパーゲルスタンドが!
閉まっていて残念。 -
そろそろ列車が来る時間かな?
モリーを待つ人が増えてきました。 -
向こうの通りには立派なこの建物。
何だったんだろう? -
イチオシ
近くを散策するとこんなかわいい路地が。
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奥へ入ってみると素敵なカフェがありました。
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通りへ戻ると列車がやって来ました!
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待っていたお客さんたちが乗車します。
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行ってらっしゃ〜い!
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見送ってすぐにこちらへ。
実はこの時とても冷え込んでいて、一刻も早く温かい室内に入りたかったのです。 -
ピアノの生演奏もある居心地のいい店内。
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大きなカップでカフェラテをいただきました。
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ほっとひと心地ついて、そろそろ駅へ戻ります。
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モリーの線路沿いに歩けばバート・ドーベラン駅へ着くはず。
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道脇には自然がいっぱいです。
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5分ほどで駅が見えてきました。
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リューベックへの帰りの時刻など調べていたら、モリーが到着しました。
時刻からして、私が乗った列車がキュールングスボルン・ヴェストまで行って
戻ってきたようです。
お帰りなさい。お疲れさま。
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この旅行記へのコメント (2)
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- frau.himmelさん 2016/07/01 11:05:15
- モリー号、乗られたのですね。
- ハッピーねこさん、おはようございます(微妙・・)
モリー号にお乗りになったのですね。
以前から温めていらっしゃったモリー号乗車、よかったですね。
数年前乗った時のことを思い出し、懐かしく拝見しました。
といっても、大失敗をやらかしてしまって。
私もバート・ドーベランからハイリゲンシュタットまでのつもりだったのに、間違って終点まで行ってしまいました。
車掌さんが間違いと認めてくれたので、追加料金なしですみましたが、結局、始発から終点まで往復してしまい、その後のスケジュールが大きく狂ってしまいました。
でも、のんびりとレトロなSLで走る列車の旅は時間には代えられません。
ハッピーねこさんはちゃんとバートドーベランの町も散策していらっしゃる、余裕ですね。
himmel
- ハッピーねこさん からの返信 2016/07/06 23:41:13
- そうです!念願のモリー号に!
- himmelさん、メッセージをありがとうございました。
そうなんです!念願のモリー号に会いに行くことができました。
あの外見、そしてレトロな内装。異空間を束の間楽しみました。
himmelさんのご乗車記、もちろん拝見しておりましたよ!
そうでしたねー、確か女性の車掌さんでしたよね。^^
私はハイリゲンダム往復に留まりましたので、時間が許せば終点までのんびり乗ってみたかったですが、
ご予定外の往復となると、確かにあとにはかなりの影響がありそうですねー。
・・・でもやっぱりうらやましいです!
またゆっくり訪ねられればと思います。
ハッピーねこ
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