2015/06/25 - 2015/06/25
12位(同エリア38件中)
Reisさん
2015年6月21日から10日間の日程でドイツ旅行に行ってきました。
旅行日程は以下の通り。
■ 6月21日 ドイツ入国ハノーファーへ
■ 6月22日 ハノーファー観光のあとロストックへ
■ 6月23日 バート・ドベラン、ロストック市内
■ 6月24日 シュヴェリーン観光とリューベック
■ 6月25日 キール
■ 6月26日 リューベック
■ 6月27日 ミュンスター、デュルメン
■ 6月28日 メンヒェングラートバッハ
■ 6月29日 ボーフム、メンヒェングラートバッハ
■ 6月30日〜7月1日 帰国
シリーズ第5回はキール。滞在していたリューベックのホテルを起点にして列車でキールへ移動。さらに船に乗り換えて郊外のラブーを訪問。有名なUボートを見学しました。その後はキールに戻り市街を散策。ちょうどKieker Woche(キール週間)という世界的にも有名な国際セーリングイベントが開催中で盛り上がっていました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
【2015年6月25日】
宿泊しているホテル・シュタット・リューベックで朝食を取ります。パン、ハム、チーズと卵などのシンプルなものですがどれも美味しくて満足です。Hotel Stadt Lubeck ホテル
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今日はドイツ北部の都市キールへ足を延ばします。リューベクからキールまでは列車でRE(Regional Express)という日本で例えるなら快速列車のような列車が1時間に1本運行されていて所要時間は約1時間10分です。
この日は先生に引率された小学生の集団と乗り合わせてとても賑やかでした。途中の駅で彼らが列車を降りたらたちまち車内は静かになりました。リューベック中央駅 駅
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終点のキール中央駅へ到着しました。明るく気持ちの良い駅構内です。
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キールはシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の州都です。キールの街も訪ねたいのですが、後回しにしてまずはキールからは船を利用し19キロ北にあるラブー(Laboe)へ向かいます。駅のすぐ近くの桟橋で往復チケットを購入して船の到着を待ちます。対岸には歩行者専用の橋が架かっていますが、この橋は可動橋で船が通過するときには中央部分が開くようになっています。その間はもちろん通行できず歩行者は船の通過を待つことになります。橋が元通りに閉じた後は大勢の人たちが一斉に橋を渡り始めるのです。
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ラブーへ向かう船が到着しました。すでに出発時刻を10分すぎています。キールはバルト海から入り組んだキール峡湾と呼ばれる入り江の一番奥に位置しています。船はこの入り江をバルト海へ向けて進んでいきます。ラブーへの所要時間は1時間10分。船は1時間から1時間半おきに運航されています。
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船内の様子。甲板にもベンチがありますが、ほぼ満席の状態で出発です。結局予定時刻より30分遅れで出発です。
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船は約10分ごとに桟橋に停まりながら進んでいきます。最初に停まったSeegartenという桟橋はキールの旧市街に近いので多くの人が乗ってきましたが、それ以外で乗り降りする人はあまりいません。
ちょうどKieker Woche(キール週間)という世界最大のセーリングイベントが開催されていてキール峡湾には大小様々な帆船が停泊していました。曇っていて少し肌寒さを感じる天候でしたが、甲板に出て行き交う船や周囲の景色を眺めていると退屈はしません。 -
ラブーに到着しました。なんとなくのんびりとした空気が感じられます。下船した大勢のツーリストは、ほとんどみな同じ方向へ向かって歩いていきます。
ところで私はこの町の名をラブーと書いていますが、日本語だとラーボエとも表記されるようです。ただし、私が話をした人はラブー(ラボーにも聞こえる)と発音をしていました。 -
私も大勢の人たちと一緒にラブーの港から海岸に沿って歩いていきます。海岸には数字が書かれたビーチチェアがたくさん並んでいて独特の景観を作っていますが、使っている人はいないようでした。そういう気持ちにならない天気です。
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海岸に沿ってずっと歩いていくと砂浜に潜水艦が姿を現します。これはU-995(VIIC/41型)です。料金を払えば内部を見学できます。狭いところは嫌いなのですがせっかくの機会ですので中を見学することに決めました。
<U-995について>
1942年11月に起工、翌年7月に進水、9月に就役。
1945年5月8日にノルウェーのトロンハイムで被弾。
英軍に降伏後、1948年10月にノルウェーの船主に引き渡される。
1952年12月にノルウェーの潜水艦「カウラ」(Kaura)となる。
1965年にノルウェー海軍から退役。
その後、西ドイツへ売却され1971年10月にラーボエ海軍記念館へ。 -
内部は当然ながら狭い空間に計器や配管が複雑に入り組み、これをどのように見たり操作したりすればよいのだろうと考えてしまいます。
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内部は狭いので見学には時間はかかりません。外に出て改めて全体を眺めるとさすがに大きいですが、正面から見ると思った以上に幅が狭く薄っぺらい感じがしました。
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Uボートの見学を終えて再びラブーの港へ戻ってきました。キールへ戻る船が到着するまで時間があるのでラブーの街中を少し見学することにします。町というより村といった方が適切なのどかなところで、観光客もあまり歩いていません。散策中に馬とすれ違いました。
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ラブーではこの写真のように伝統的な茅葺屋根の住居が点在しています。これらを眺めながら静かな通りを散策するのも悪くはありません。
港に戻り近くにあった"Angela's Fischstuuv"という店で魚のフライをパンで挟んだものを食べているとキールから船が到着しました。 -
キール駅まで行かずに一つ手前のSeegartenで降りました。ここからは旧市街が近いのです。目の前には船舶博物館がありますが今回は素通りして、まず旧市街の中心、アルターマルクトという広場を目指します。
船舶博物館 (キール) 博物館・美術館・ギャラリー
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アルターマルクトにやってきました。聖ニコライ教会(St. Nikolai Kirche)に面した大して広くはない敷地にはステージが設置され飲食店の屋台が出ていて、大勢の人が集まりとても賑やかでした。
アルター マルクト (キール) 広場・公園
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アルターマルクトを通り過ぎて少し進むと湖に出ます。周囲は緑が多く景色を眺めているだけで心が安らぐ感じがしてきます。遠くに見えるのは聖ニコラウス教会(Kath. Pfarramt St. Nikolaus)です。
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ホルシュタイン・シュタディオンは、現在ドイツ3部リーグのホルシュタイン・キール(正式名:Kieler Sportvereinigung Holstein von 1900 e.V.)のホームスタジアムです。この日はチームの練習もなくスタジアム前はひっそりとしていました。
本来であれば試合の日に来たいのですが、そんなスタジアムか知ることができただけで満足です。しばらく周囲を見学して再び市街地へ歩いて帰ります。なお、旧市街からは徒歩で片道40分以上かかりました。 -
再び旧市街へ戻ってきました。キール城の裏手にある公園の敷地にもJunge Buehne というステージが設けられていてアマチュアらしきバンドがロックの演奏をしていました。しばらく演奏を楽しんだ後、アルターマルクトへ移動します。
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旧市街の中心、アルターマルクトに戻ってきました。さすがに歩き疲れたのでこのあたりで休憩をすることにします。広場に面してキーラー・ブロイエライ(Kieler Brauerei)というビール醸造所があり屋外でもビールを販売していました。飲まないわけにはいきません。
実においしいビールでした。昼から飲むビールは最高です。いや、実際は時刻はすでに午後7時なのですが、まだ明るく3時か4時ごろと錯覚してしまいます。アルター マルクト (キール) 広場・公園
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そういえば、近くにブラートヴルストの屋台もありました。ジョッキを持ったまま移動してブラートヴルストも購入しました。これは本当にビールにあいます。
ところでこの写真に写っている人たちは皆後ろを向いていますが、これは後ろにステージがあるからです。ここでもバンドの演奏が行われていてとても賑やかです。アルター マルクト (キール) 広場・公園
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ビールとブラートヴルストで腹を満たした私はアルターマルクトを離れ、市庁舎に行ってみることにしました。市庁舎前の広場にはメインステージが組まれていて大勢の人が集まっていました。ちょうどステージが始まる直前でしたのでここで見ていくことにします。
この日のメインは、このHayseed Dixieというバンド。このバンドはロックの名曲(例えば、AC/DCやクイーンの曲など)をブルーグラス風にアレンジして演奏したりしているバンドのようですが、なかなかの盛り上がりを見せていました。 -
まだ空は明るいですが夜も更けてきました。このままキールで野外ステージを楽しみたいところですが、リューベックへ向かう列車がなくなってしまいます。駅へ向かい列車に乗る前に少しだけ桟橋へ行ってみました。ちょうど橋があがり船が通過したばかり、橋が動くところを観察できました。
さすがに疲労が蓄積しています。リューベックへ向かう列車の中では居眠りをしてしまいました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- とんちゃん健康一番さん 2017/03/28 13:36:35
- お邪魔しますぅ☆
- お邪魔します。
キールの旅行記を拝見させて頂いております。
5月にキールへ行く予定を立てており、
reisさんがアップされていらっしゃる、
キーラー・ブロイエライ(Kieler Brauerei)に目が釘付けですぅ☆
ここに行く事が出来れば良いなぁ(*^_^*)なんて思っています。
また、お邪魔させて頂きます♪
- Reisさん からの返信 2017/04/16 15:50:22
- RE: お邪魔しますぅ☆
- > お邪魔します。
> キールの旅行記を拝見させて頂いております。
> 5月にキールへ行く予定を立てており、
> reisさんがアップされていらっしゃる、
> キーラー・ブロイエライ(Kieler Brauerei)に目が釘付けですぅ☆
> ここに行く事が出来れば良いなぁ(*^_^*)なんて思っています。
>
> また、お邪魔させて頂きます♪
とんちゃん健康一番さん
コメントありがとうございます。しばらく旅行記にアクセスしておらず
返信が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。
キールに行かれるとのことですが、とてもうらやましいです。
私が訪問した時は、キールでは大きなイベントが開催されていて賑やかでしたが
それでも市街地を離れると北ドイツ特有ののんびりした空気に居心地の良さを感じて
ぜひいつか再訪したいと思っています。
Kieler Brauereiは旧市街の中心にあるので観光で行かれるのであれば、
立ち寄る機会はあるのではないでしょうか。季節もよいので楽しめそうですね。
私はしばらく行けそうにないですが、とんちゃん健康一番さんの旅行記を
楽しみにしたいと思います。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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