ダイヤモンド・プリンセス号に乗って日本周遊とチェジュ島への旅ーチェジュ島編（８月８日）

2015/08/03 - 2015/08/12

前日は終日航海であったが、今日は午後２時過ぎにはチュジュ島に上陸し、半日観光に参加することになった。だいぶ緯度、経度も下がってきたので、日の出と日の入りも遅くなってきた。チュエジュ島では「日出峯」という火山が海に突き出た名勝の景色を楽しみ、大きな土産物店で買い物そして焼肉店で夕食をして船に戻ってきました。日韓関係が政治的に難しい昨今なので少し心配したが、ノー・プロブレムだった。チュジュ島の「奈美悦子」と自称する現地ガイド嬢も熱心に説明してくれました。彼女のお話の中で、「朝鮮動乱の時代、チュジュ島は北朝鮮と密通していると疑いを受け、本土からの軍隊により、推定３万人の成人男子が殺害された不幸な歴史がある。そのため、今に至っても男子と女子の人口バランスがわるく、お婿さん不足である。動乱後の一時は、一夫多妻も許されていた。そんなこともあって、韓国では、ここの女性が一番働くというのが定評です。」という現代史を知って、「ああ、そんなことがあったのだ。戦争はいつも庶民を苦しめる。」のだと改めておもった。
船に戻ると、出航時間と同時刻に旅行会社主催の「船上盆踊り大会」が始まり、練習してきた５種類の民謡の生演奏、生唄に乗って、多くの乗客が浴衣やジンベイなどで踊り楽しんだ。会場には子供たちに人気の露店（綿あめ、ようよう、焼きそばなど）も設営されていた。

表紙はチェジュ島の一番人気の「城山日出峯」と大きな自然石のエンブレムの前でポーズする中国の観光客カップル。

当直オフィサーの航海日誌の抜粋
済州島ー２０１５年８月８日（土）
朝、ダイヤモンド・プリンセスは対馬海峡（朝鮮海峡）の西水道を通過致しました。済州島へ接近後、島の北沿岸沿って航行いたしました。水先案内人が乗船後、防波堤を通過して停泊地へ向かい、午後１時５５′に安全に停泊いたしました。
天候：3/8曇り
風力：東風力３
気温：２７．０℃
気圧：１０１４．５ｍｂ
午後８時３分、係船索を取り外しました。その後、来た航路を辿り防波堤を過ぎて港を後にしました。水先案内人が下船してから、ダイヤモンド・プリンセスは東へ進路を定めました。その後夜に、本船は次の寄港地、鹿児島に向けて南西へ進路を変更いたしました。

to be continued

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

８月８日の日本海ど真ん中の朝日

何度みても、飽きることがありません。

デッキ７のプロムナードが陽を受けて、金色に光っています。

左舷後方には、海に金色の路

うす雲に隠れた朝日、雲を黄金色に染めています。

南の空はもう、うす雲の上に蒼天が広がっています。

恒例、朝のラヒオ体操にはぬいぐるみも出動。

旅行会社のユルキャラ。

会社の旅行ブランド名にかけて、虎豚（トラビックス）というn名前でした。

韓国が近い海域にさしかかってきたようです。

貨物船が結構、近くを通っていきます。

朝ごはんを戴きます。

アトリウムでは、シェフ２名による、野菜、果物を使った飾り物の作成のデモンストレーションが行われました。

見事に、次々と、作っていきます。

後刻、別の場所で作品が飾られていましたので、パチリ

お昼までは、こんな感じで、のんびりします。、

お昼ご飯のあとは、シアターで「太鼓笑人」のショーを楽しみます。

彼らには、盆踊りの練習でもお世話していただきました。

接岸ももうすぐです。

歓迎の演奏

午後２時半過ぎに下船、上陸。

お尻から巨体を撮ってみました。ユニオン・ジャックがひるがえっております。あの旗の直ぐ近くが私のお気に入りのプールです。

今日も、行ってきました。

この後、オオガタバスに乗り換え、観光場所へ向かいます。乗車して数分すると、突然の雷雨。

港町を抜け、海岸沿いに小一時間。「城山日出峯」に到着。猛烈に強烈な太陽にさらされる。
「城山日出峯」の全体像をばず

まず、一番左奥の海辺のところにやってきて、「韓国本土がみえないかなあ？」とはるかに彼方を眺めるも、やっぱり見えませんよね。

この右方向が本土の方角なのですが・・・

日出峯の向かって左端の海に落ち込む断崖

ここから下へ降りると、海からの景観のための小船の発着所が見えます。、

左の向こうには、大きなアンテナ群が見えます。

多分、軍用の施設かも知れない。

土産物館。

何も購入せず。アイスのみ購入

かなり由緒のありそうなお寺があった。

この階段を昇っていきます。

右奥が本堂、正面が鐘衝き堂

これは、墓石なのかも？
亀の台座に石柱を載せ、頭部分は竜のようなものが・・・

馬が放し飼いされていた。観光用なのだろう。特に土着の固有種にも見えなかった。

手前の花がきれいだった。

帰途に立ち寄った土産物店の入口の製造たち

韓国のりを大量に買い込む人が何人もいた。
わたしは野球帽を一つ、相棒は記念の磁石おさえのみ。

土産店の前庭

日本庭園に似ている。

この後、あまりうまくもない焼肉店で夕食。

そして夕焼けの港へと戻ってきました。

チェジュ空港を飛び立った航空機が小さく見えます。

ちょっとズーム

出港です。

出港とほぼ同時に、船上盆踊り大会が始まりました。

動画もどうぞ

https://youtu.be/VjI4xwMwLHU

相棒も浴衣で、小生は数十年前に新婚旅行のハワイで購入し、その時以来の黄色いアロハ。何とか体重増にも関わらず着ることができた。

アラスカの旅で担当添乗員だったＮ嬢と

防波堤の中をそろそろと船は抜けていきます。

６０年代ミュージックの演奏を寝る前に

明日の朝には鹿児島だ

この旅行記へのコメント （1）

• ウェンディさん 2015/10/01 20:37:25

  草原の馬

  tadasahiさん　こんばんは。
  
  クルーズ旅行記を拝見しています。
  
  旅行記で紹介されていた済州島の草原で見つけた馬ですが、多分、チェジュ固有種のチョランマルではないでしょうか。
  小さめのお馬さんではなかったですか？
  
  チョランマルは小型の馬ですが、強靭な体をもつ丈夫な馬で、古来から背の低いアジア人には好まれる馬です。
  現在は、世界的には体の大きいサラブレッドの方が好まれるため、個体数が減少している馬チョランマル。結構、珍しい馬なんですよ〜。
  
  チョランマルと同じ種の野生馬はモンゴルにも生息していて(どちらの馬が本当の祖かは忘れてしまいましたが…)、モンゴルでは遊牧民族が今でも生活の足として利用しています。
  私もモンゴルで乗りましたが、気性もおとなしく、乗りやすい馬でした。
  
  優雅な船旅の旅行記、続きを楽しみにしています。
  
  ウェンディ