ダイヤモンド・プリンセス号に乗って日本周遊とチェジュ島への旅ー最後の終日航海編（８月１１日）

2015/08/03 - 2015/08/12

８月１１日は最後の終日公開日だった。いつものように朝日を拝み、朝食、ラジオ体操、１マイルウオーキングを午前の早い時間帯に済ませて、ラジオ体操。１０時頃には、プリンセス号が主催しているチャリティ・ウオーキングに参加。２千名以上の乗客がいるので、少なくとも百人くらいは趣旨に賛同して参加するのかと思っていたが、２０名程度だった。ちょっと残念。参加者が１７ドルをドネートし、船側が同額をドネートして寄付される。太平洋は相変わらずうねりが高く、上下動を終日感じた。日中は、船尾デッキのプールでのんびり過ごして、下船説明会に出席したり、アフタヌーン・ティーを楽しんだ。オーロラヴィジョンでは「キャプテン・アメリカ」というアメリカ映画のヒーロがたくさん出てくる映画を観たりしていた。船内の土産物店に初めて行ってみた。行ってみると、何点か買いたいものがあったので購入。船でのディナーも最後、食事を楽しみ、デザートを待っていると、突然、ダイニングの灯りが消灯され、軽快な音楽とともに、今日までサービスをしてくれていたバンケット・マネジャーやウエイター、シェフの皆さんがナプキンを片手で回しながらケーキの皿をもう一歩の手に持ってやってきた。「ベイクト・アラスカ」という習わしだということが後でわかった。クルーズの最後のディナーで行われる昔からの伝統的行事だった。ディナーの後は最後のシアターでのエンタテイメントに出かけた。女性４人組音楽ユニットの「エクラ」のコンサートです。エクラの奏でる音楽に酔いしれてフィナーレを迎えると、ププリンセスのエンタメント部門の男女２名の司会者が登場し、プリンセスのエンタメント部門の人たちのみならず、各部門の人たちの入場登壇が行われ、私たち乗客に、別れの挨拶が行われた。予想していなかったのでびっくりした。アトリウムに戻ると、「好評だったので、バルーン・パーティを再度行います。」のアナウンス。軽快な演奏に乗って、色とりどりの風船が天井から落とされ、子供たちの歓声の中実施された。この後部屋に戻り、明日の横浜での下船に備え、スーツケースのパッキング。下着、シャツ、靴下の古いのをゴミ箱に廃棄し余裕のはずがかなりてこずった。おまけに、スーツケースのキーが見つからない。さんざん探し回って、とあるズボンのポケットから見つけ出した時は夜中だった。

表紙の写真は太平洋のうねり、高さ２メートルくらいはあったと思う。

当直オフィサーの航海日誌の抜粋から
終日公開日ー２０１５年８月１１日（火）
朝早く、潮岬を真横に通過後、ダイヤモンド・プリンセス号は進路を北東に定め、一日を通してその進路維持しました。
正午位置：緯度：３３°３６．８′N,経度：１３０°３５．５′E
天候：4/8曇り
風力：南風力４
気温：２９．５℃
気圧：１００６．７ｍｂ

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

うねりの高い太平洋に、いつものように真夏の太陽が水平線から昇ってきました。

やがて海面一面が金色に染まりました。感激の一瞬です。

左舷からは陸地の影が見えます。
潮岬沖でしょうか？

デッキ７の掃除が始まりました。

ラジオ体操で面倒を見ていただいた、添乗員さんのロシア人のアンナさんと体操の後、ツーショット

プリンセス主催のチャリティ・ウオーキングのゴール

うねりは相変わらず高い

そして、いつもの船尾デッキ・プールでの、「のんびり・たいむ」

プール近くのバーで昼間からビール

プールサイドから空を眺めて過ごす。

プールから船中央のオーロラヴィジョンでデッキチェアで半分まどろみながら、「キャプテン・アメリカ」という映画を見る。
相棒は途中でアフタヌーン・ティーへ

最後の夕食
前菜の魚介類の３種盛り合わせ、かんきつ類とアボガド添え

スープ
冷たいカレー風味のカボチャ・クリームスープ

オードリー・ヘップバーンのお気に入りだったという

スパッゲッティ・アル・ポモドーロ

メイン

ニューヨーク・カットの網焼きストリップ・ステーキのグリーン・ペッパー・コーンソース

ベイクト・アラスカの始まりです。

客も船側の人たちも音楽に乗りながら、ナプキンを右手で振り回しています。

そして次々に蝋燭の乗ったケーキが運ばれてきます。

こいつをはこんできたんです。

デザートのベイクト・アラスカというアイスクリーム

シアターでのボーカルグループのエクラの演奏

エクラの皆さんも、クルーズ船での演奏会ははじめてだということで、感動していました。

エクラの演奏会がおわり、エクラのあいさつがあり、ここでプリンセスのエンタテイメント部門の司会の方が登場

部隊の両袖から、今までで船内のいろいろな場所で楽しませてくれたアーティストたちが勢ぞろいし、また会いましょうと客席と一緒になってエールの交歓

シアター後方から、シェフやパティシエやオフィサー、レセプション、部屋係、ドクターなどのエンターテイメント以外の方々の代表が登場し、舞台へ

最後に、エクラがお別れと再会を期して演奏してお開きとなる。

最後のイベント
バルーン・パーティ

天井から風船が一斉に落下され

みんなで音楽の鳴る中、次々と破裂させていきます。

これを途中まで見物して部屋戻り、スーツケースのパッキングを終えたのは深夜を回ってしまった。