2015/04/30 - 2015/04/30
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ハッピーねこさん
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憧れの街に到着しました。
ドナウエッシンゲン。
これまで何度か通過したことはありましたが、
降り立つのは今回が初めて。
太古の昔から大河ドナウの源とされてきた泉のある街。
現在では別の解釈が有力なようですが、ひとつの泉から湧き出した水が
3000km近くもの大河となり黒海へ注ぐ・・・と思う方がロマンチックですよね。
いよいよその泉を訪ねることが叶うわけですが、果たしてそこは・・・。
以下が旅程。●印がこの旅行記です。
4月25日(土) 福岡〜成田〜フランクフルト〜ヘッペンハイム
4月26日(日) ヘッペンハイム〜マウルブロン〜ヴァインハイム〜ヘッペンハイム
4月27日(月) ヘッペンハイム〜エスリンゲン〜カルフ〜ヘッペンハイム
4月28日(火) ヘッペンハイム〜シュパイアー〜ブライザッハ〜フライブルク
4月29日(水) フライブルク〜ミュールーズ〜コルマール
〜ブライザッハ〜フライブルク
●4月30日(木) フライブルク〜ティティゼー〜ドナウエッシンゲン〜メーアスブルク
5月 1日(金) メーアスブルク〜ユーバーリンゲン〜ラドルフツェル
〜コンスタンツ〜メーアスブルク
5月 2日(土) メーアスブルク〜リンダウ〜インスブルック
5月 3日(日) インスブルック
5月 4日(月) インスブルック〜ミュンヘン〜フライジング〜ミュンヘン
5月 5日(火) ミュンヘン〜エッタール〜オーバーアマガウ〜ミュンヘン
5月 6日(水) ミュンヘン〜レーゲンスブルク〜ニュルンベルク
〜ニュルンベルク〜ヴュルツブルク
5月 7日(木) ヴュルツブルク〜フランクフルト〜イトシュタイン〜マインツ〜フランクフルト
5月 8日(金) フランクフルト〜マールブルク〜フランクフルト空港から帰国便
5月 9日(土) 羽田〜福岡
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ティティゼーから移動してきてこの駅に降り立ちました。
時刻は11時過ぎ。 -
荷物をロッカーに入れて早速街歩き開始。
駅を出て右へ歩きます。
いいお天気で幸福な気分です。 -
すぐに左折してジョセフ通りへ。
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美しい街並みです。
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右側の大きな建物、とても好みです。
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特にこの屋根と出窓の感じが。
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かわいい看板も登場。
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橋のたもとに到着したら、右手にこの表示が。
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駅からこの地図の左下の道を歩いてきました。
その突き当たり、川に沿って右に延びる赤い道が「斎藤茂吉の道」。
1924年にドナウエッシンゲンを訪れ、ここでの滞在中の出来事を愛情込めて
随筆にしたためた斎藤茂吉。
これにより日本にドナウエッシンゲンやドナウの泉が知られるところとなり、
出身地山形県上山市からドナウエッシンゲン市に友好都市の申し出が。
随筆もドイツ語に訳されドイツ語で読めるように。
彼の愛した散策路、ブリガッハ川とブレグ川の合流地点までの道を「斎藤茂吉の道」と
名付けた、とのことです。 -
イチオシ
緑いっぱいの気持ちのよい道です。
時間が許せば歩きたかったな。 -
橋の下を流れるのが、ブリガッハ川。
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では、橋を渡ります。
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その正面にある泉とピンク色のこの建物・・・。
あとでゆっくりお邪魔します。 -
振り返るとこのような景色。
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右手を望むとこのような眺め。
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少し高台にある黄色の建物が「ザンクト・ヨハン教会」(市教会)です。
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その右手奥が「フェルステンベルク城」。
そして、高台にあるこの教会から下を望めば・・・ -
えぇっ?
「ドナウの泉」がこんな姿・・・??
修復中でした・・・。
大事なことではありますが、まさかこんな時に当たるなんて・・・。
そもそも、この泉から湧き出た水が先ほどのブリガッハ川に流れ出て、
町外れでブレグ川と出会い、そこから下流がドナウ川となって2850km下流の
黒海に注ぐ・・・。
母が子にドナウの流れて行く方向を指差しているという泉の像とともに紹介されたその話をTBSの「THE 世界遺産」で見て、いつかきっと訪ねてみたい!と
思ってはや数年。やっとここに来ることができたというのに。
甚だ残念でした。
ま、仕方ございませんね。またこの街にいらっしゃいとのお導きでしょう。
この泉がドナウの源流であるという説も、近年の地理学での「最長の支流の源流が
その川の源である」という解釈により、隣町のフルトヴァンゲンの山上にある
ブレグ川の源がそれであるという説に覆されているとのこと。
でも、ひとつの小さな泉から流れ出る水から大河が始まる・・・と考える方が
ロマンティックでいいので私はそう思っておくことにします。 -
がっかり感が抜けませんが、市教会へお邪魔してみましょう。
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白×ゴールド×黒の美しいゴシック様式教会です。
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立派な説教壇。
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美しい中央祭壇。
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側廊の祭壇。
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その反対側の祭壇。
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磔刑像はシンプルがゆえの重厚さがあります。
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後陣を望む。
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美しく可愛らしいベル。
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そしてここで改めて、十二使徒さん方をじっくり拝見してみました。
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まずは、ペテロ。
第一の使徒と言われ、最もキリストと親しく近くにいた人物。
代表的なアトリビュート(西洋美術において伝説上・歴史上の人物または
神話上の神と関連付けられた持ち物)は鍵。この像も持っていますね。
キリストから天国の鍵を授けられたことに由来。
ペテロとは「石」を意味する。
「あなたはペテロ(石)である。そして私はこの岩の上に私の教会を建てよう。
(中略)あなたに天国の鍵を授けよう。」と聖書にあります。 -
ヨハネ。
大ヤコブの弟。第4の福音書の著者。
最初にキリストに従った使徒のひとりでオリーブ山の祈りの際にも同行。
十二使徒の中で最も若いそう。
アトリビュートは杯、書物または巻物、ペンかインク壺をくわる鷲、釜。
この像は杯を持っています。書物や鷲は福音書の著者であることに由来するとか。 -
大ヤコブ。
ガリラヤの漁夫でヨハネの兄。ペテロ、ヨハネと共にキリストに最も近い人物。
ヤコブは使徒の中に2人おり、弟子入りの早かったこのゼベダイの子のヤコブを
大ヤコブと呼ぶそう。
アトリビュートは巡礼杖、帆立貝の貝殻、剣など。 -
小ヤコブ。
上記の大ヤコブに対し、後に弟子入りしたこのアルパヨの子の方を小ヤコブと
呼ぶ。
ペテロによって「主の兄弟」と呼ばれ初代エルサレム司教になった人物。
アトリビュートは、司教杖、司教冠、司教服。 -
アンデレ。
アトリビュートはX字型の十字架。
ペテロの兄弟でガリラヤの漁夫。
各地に伝道旅行をし説教をするかたわらで多くの治療行為を行ったとか。 -
バルトロマイ。別名ナタナエル。
彼のことは聖書ではほとんど語られていないとか。
インド、ペルシャ、ゲルマニアを伝道して歩き、アルメニアで殉教。
アトリビュートは、ナイフや剥がれた皮。
殉教のシーンに由来するとのこと。
このことから次第に解剖学の象徴となり多くの医学院で見られるようになった。 -
マタイ。
当時は罪人と同じ身分にあった徴税人を、ローマ人の手先としてやっていた。
不自由のない生活を送っていたが良心の呵責を感じキリストが現れると喜んで
従った。
福音書著者であるので、アトリビュートは本やペン。 -
シモン。
聖書においては名前のみの登場。
シモンという名は多くいるため、彼は熱心党という名前を頭に付けられる。
アトリビュートは、のこぎりや十字架。 -
タダイ(ユダ)。
裏切り者のユダとは別人。
熱心党のシモンとともにパレスチナに隣接する国々へ福音を伝えた。
ペルシャで殉教。
アトリビュートは槍。 -
ピリポ。
最初にキリストに従った使徒のひとり。
スキタイ地方を旅して福音を説いた。
アトリビュートは十字架。 -
トマス。
非常に疑り深い人物で、その事が「トマスの不信」や「トマスの疑惑」と呼ばれ
しばしば絵画の題材にもなっている。
キリスト復活のことをほかの使徒たちから聞かされても、その場に居合わせ
なかったため信じようとしなかったとか。
そこにキリストが現れ、蘇ったことを示したそう。
アトリビュートは槍や短剣。 -
パウロ。
イエスの死後に信仰の道に入ったためイエスの直弟子ではなく、
十二使徒には数えられないらしいですが、ここに何故像が掲げてあったのか・・・?
裏切り者イスカリオテのユダの代わりでしょうか・・・?
以上、WEBのいろいろなサイトから情報をいただきました。 -
十二使徒をじっくり鑑賞して外へ。
教会の上の道、カール通りを歩きます。
街路樹があり、なかなかきれいな通りです。
左手にインフォメーションが見えます。 -
このあたりの建物も立派で素敵です。
-
振り返ると市教会の塔が。
-
インフォメーションの奥にテラスのような広いスペースがあり、
そこに設置してあったのがこのボード!
そう!これぞまさしくドナウの泉の像です。
そう、これが見たかったの!
こんなところでこんな形で出会うとは・・・。
ちなみにここには無料のお手洗いがありました。
では、後編に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ベームさん 2015/09/14 10:56:04
- 残念でしたね。
- ハッピーねこさん、
ドナウエッシンゲンの写真懐かしく拝見しました。私も2009年だったか訪問していますので。ロッカーに荷物を入れたのも同じです。
斉藤茂吉の道は半分ほど歩きました。「ドナウの泉」が工事中だったのは
不運でしたね。泉のほとりには斉藤茂吉の歌碑が建っていました。
市教会は逆に私の時は工事中で中はがらんどうでした。12使徒の説明とても勉強になります。
この先もハッピーねこさんの訪れた町は私のと重なっているのが沢山あります。楽しみにしています。
ベーム
- ハッピーねこさん からの返信 2015/09/16 23:06:06
- 市教会もですか!
- ベームさま、こんばんは。
メッセージをありがとうございます。返信が遅れ失礼しました。
そうなんです、泉は工事中でそれはもうショックでした・・・。
ドイツに限らずヨーロッパはどんな街もどんな歴史的建造物も再建工事は
免れないものなのでしょうが。
市教会もベームさんのお訪ねになった時はリニューアル中だったのですね。
そういえば確かに内部は古めかしい様子ではありませんでした。
その時に綺麗にされたのですね。
12使徒は、これまできちんと確認することもないまま教会を眺めておりましたので
この度まとめてみました。
ベームさんに「勉強になる」と仰っていただくほど調べきれてはおりませんので
お恥ずかしい限りです。
茂吉の道もお歩きになったのですね。うらやましいです。
やはりゆっくりと時間をとって街歩きすべきですね。
ベームさんのお訪ねになった街はまだまだ私の未知未踏の街ばかりで、
これからもたくさん情報をいただいて勉強させていただきたく思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
ハッピーねこ拝
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