２０１５GW　今年も南ドイツとアルザスとチロル　【２５】ユーバーリンゲン

2015/05/01 - 2015/05/01

メーアスブルク最初の夜が明けました。
が、あいにくの雨・・・。
でも、ゆっくり朝食を楽しんで、予定どおり出かけます。
バスに乗ってボーデン湖沿いを北西へ。


以下が旅程。●印がこの旅行記です。

　４月２５日（土）　福岡〜成田〜フランクフルト〜ヘッペンハイム
　４月２６日（日）　ヘッペンハイム〜マウルブロン〜ヴァインハイム〜ヘッペンハイム
　４月２７日（月）　ヘッペンハイム〜エスリンゲン〜カルフ〜ヘッペンハイム
　４月２８日（火）　ヘッペンハイム〜シュパイアー〜ブライザッハ〜フライブルク
　４月２９日（水）　フライブルク〜ミュールーズ〜コルマール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ブライザッハ〜フライブルク
　４月３０日（木）　フライブルク〜ティティゼー〜ドナウエッシンゲン〜メーアスブルク
●５月　１日（金）　メーアスブルク〜ユーバーリンゲン〜ラドルフツェル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜コンスタンツ〜メーアスブルク
　５月　２日（土）　メーアスブルク〜リンダウ〜インスブルック
　５月　３日（日）　インスブルック
　５月　４日（月）　インスブルック〜ミュンヘン〜フライジング〜ミュンヘン
　５月　５日（火）　ミュンヘン〜エッタール〜オーバーアマガウ〜ミュンヘン
　５月　６日（水）　ミュンヘン〜レーゲンスブルク〜ニュルンベルク
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ニュルンベルク〜ヴュルツブルク
　５月　７日（木）　ヴュルツブルク〜フランクフルト〜イトシュタイン〜マインツ〜フランクフルト
　５月　８日（金）　フランクフルト〜マールブルク〜フランクフルト空港から帰国便
　５月　９日（土）　羽田〜福岡

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

５月１日（金）、目覚めたら外は雨でした。
天気予報どおり・・・。

旅行中の雨降りはいやだけど、こうやって屋根や木々の緑がきれいになるのは
いいですね。ほっとします。

この日の予定をいろいろ考えながらまずは朝食へ。

このホテルの朝食ビュッフェは充実しています。
ゆっくりいろいろいただきました。

朝食後、ホテルの外へ。
小雨程度ですが、降ってますね〜。

チェックアウトしてトランクをあずけてバス停へ。
ここメーアスブルクにはもう一泊するのですが、この日は５月１日の金曜日。
そう、メーデーの金曜日でこの週末はドイツは３連休だったのです。
それでこの日の部屋の空きがなく、連泊かなわず・・・。
ホテルのＨＰでぎりぎりまでチェックしながら粘ったのですが。
下の町にあるガストホフが取れていたのでこの日はそちらへ。
ま、いろんなホテルに泊まるのも一興ですかね。

このバス停からはコンスタンツ行きのカーフェリーの発着所が見えます。
この航路、一度乗ってみようと思いながら今回も利用の機会なしでした。

バスがやって来ました。
９：０７発の７３９５番でユーバーリンゲンまで行きます。

料金は３．４５ユーロ也。

いくつかの小さな町を通りながらバスは進みます。

かわいい町、閑静な住宅地、となかなか車窓は楽しいのですが、
なんせ雨粒が・・・。

ぶどう畑もこのとおり。

昨年訪ねて、ミサ中でゆっくり拝見できなかったので今回リベンジを決めていた
このビルナウ巡礼教会も、なんだか雨で気分が萎えてしまい、車中からその姿を
眺めたのみ。。。

きっとまた来ますからー！！

ビルナウから先へ行くのは今回が初めてでした。

あ〜、しかしこの雨だれ・・・。

ユーバーリンゲンのバスバーンホフへ着いた時もこのとおりの雨。
ＤＢでラドルフツェルへ移動するまでの少しの時間、この街をぶらっと歩けたら
と思っていたのですが、ＤＢ駅と街の中心地の位置関係を知らないまま来てしまい・・・

とりあえずバスに乗り続けていたら街の中心らしき場所を過ぎ、
乗客はみんな降りて、なんとバスは「回送」になってしまいました。
おそるおそるドライバーさんに声をかけると、「ＤＢ駅はもう６つも前に
通り過ぎたよ！」と冗談（たぶん。この街に入ってそれほどの数の停留所は
なかったはず。＾＾）を言いながら、「ま、このまま乗ってなさい。」という感じ。

数分後「ここだよ！」と言われた場所は先ほど通過したバスバーンホフ。
「ＤＢに乗りたいんです。」と言うと、「すぐそこ！」と指さされ、
その方向に行くと・・・

眼下に線路がありました。

バスとＤＢのバーンホフはすぐお隣同士でした。

バスもたくさん停まっていました。

いや〜、ドライバーさんありがとうございました。
ラドルフツェルへの電車時刻を確認し、チケットを購入。
３０分ほど時間があったので、ちょっとだけ街歩きをしてみます。

駅は高台にあり（線路は低い場所ですが）、街の中心はちょっと低い位置。
周囲を眺めながら坂を下りて行きます。

ここも城壁に囲まれた街のようです。趣がありますね。

階段があったので下りてみます。
線路と同じ位の高さかしら？

緑いっぱいの気持ちのいい舗道。
とても高低差のある街のようです。

少し先で階段を上がって、来た道を振り返るとこのような眺め。

あれが「ニコラス大聖堂」かしら？

行ってみたいけど、道路をぐるっと回る必要がありそうで、時間的に厳しそう・・・。

先へ進むとバスからも見えたこの塔。
きっと街の入口ですね。

味わいのある建物が並んでいて・・・

ゆっくり歩くと楽しそうな街。
もっと時間を取って来るべきでした。是非、再チャレンジを。

この塔からほど近いこちらの教会は見る時間がありそう。
「フランチスカーナ教会」。お邪魔します。

白が基調の美しいバロック様式の教会でした。
１４世紀の創設のようです。

側廊部分。

中央祭壇。

その上部の天井も見事。

中央祭壇も金や大理石の美しいものでした。

向かって左手には聖母像。
この時期、教会で紫陽花をよく見かけます。

後部にはパイプオルガン。

聖母像と反対側にはキリスト。
こちらの紫陽花はピンクです。

豪奢な説教壇。

どこをとっても綺麗な教会でした。
南ドイツ、特にこのボーデン湖沿いには美しい教会が多いと何かで読みましたが
そのとおりですね。
わずかな時間でここまで来てよかった。

さて、では早足で駅へ戻ります。
木組みの家並みもありました。

大好きな藤も咲いていた。
絶対に再訪してゆっくり歩きたいと思います。
できれば晴天の日に。

先ほどの道を引き返して・・・

駅へ戻りました。
あそこにも何やら古そうな石の塔が見えます。
よく調べてまた参りますね。

チケットは購入済みなのでそのままホームへ下ります。

１０：１２発のＤＢでラドルフツェルまで行きます。